はじめまして!

ご覧いただき誠にありがとうございます。

私は、あしなが学生募金事務局 関東エリア長野ブロックの 小林 勇介(こばやし ゆうすけ)と申します。

エンジニアを目指すために、工学部でモータの実験や太陽電池の発電特性といった電気電子工学を専攻しています。好きなことは部屋の掃除をすることと献血に行くことです。

このページでは、ボランティアであしなが学生募金事務局の活動に参加している私が見た、局員たちの姿をお伝えします。下の方まで読んでいただけると嬉しいです。

            

あしなが学生募金事務局では、毎年春と秋に全国で街頭募金を行い、毎年約2億5000万円ものご寄付をいただきます。いただいたご寄付はあしなが育英会に寄付され、病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどにより親が働けない家庭の子どもたちを支援するための奨学金として日本とアフリカで1 : 1で使われています。


図1 JR松本駅での街頭募金

ところが新型コロナウイルスの影響で、これまで50年間続いてきた街頭募金が今年度は春・秋ともに中止となってしまいました。

これにより遺児たちの奨学金を賄うことが難しくなり、彼らの夢を支えることが困難になっています。

さらに、奨学生の親御さんからは「失業して再就職の目途も立たない」「子どものアルバイトが減り、家計が苦しい」といった切迫したお悩みがあふれています。

そこでこのクラウドファンディングを通して奨学金の原資を集め、助け合いの輪をさらに広げていきたいと考えています。


今の私があるのは、多くの方々のおかげです。バイト先で、お世話になった幼稚園の先生に偶然お会いした時、自分の顔と名前を覚えていてくださったこと。いつも「元気か?」と声をかけてくれる友人がいることなどを思い出すと、私は幸せだと実感します。

国内で発生した災害で現場に駆けつけるスーパーボランティアをはじめ、学生や社会人など多くのボランティアの姿が印象に残りました。私はこれまでに多くの方々の恩恵を受けてきましたが、今度は誰かの力になり、恩送りをしたいと思いました。


大学3年の冬、偶然通りかかった学内の掲示板であしなが学生募金事務局の局員募集のポスターが目に入りました。そこで、局員の話を聞いたり想像することで少しでも力になれるかもしれないと思い、局員になります。

ここでは親を亡くしたり、親に障がいがあって収入が少ない家庭で育った学生が多くいることが分かりました。

図 2 あしなが学生募全国会議(2019年3月)

活動をさらに広めて現状を知ってもらいたい、あしながさんに感謝の気持ちを伝えたいという想いで活動している、800人余りの津々浦々の局員の姿があります。

私が、右も左も分からずにいると「困っていることはない?」と声をかけてくれました。当たり前のことかもしれませんが、人の苦労を理解しようと寄り添ってくれる優しさが身に染みました。


目的意識をもって学業に励み、成績優秀者として頑張っている局員がいます。

奨学金に加えてバイトをして自身の学費を払っている局員が多くいます。

夢を見つけ、それに向かって挑戦している局員がいます。

遺児の現状を伝えるために、行動し続けている局員がいます。

あしながさんに感謝の気持ちを伝える方法を考え、実行しようとする局員たちがいます。


彼らはまるで、かわいそうでも特別な存在でもありません。目標に向かって励み、互いに助け合う姿に私自身も刺激を受けています。

はじめは、心のどこかでかわいそうという気持ちがありました。

しかし活動に参加していくうちに、彼らには誰もが幸せに暮らせる社会を築き上げていく可能性があると感じ、私も彼らと共に精進していきたいという気持ちに変わりました。

遺児たちが経験してきた苦労や我慢に共感することは難しく、想像するしかありません。しかし、それを乗り越えようとする彼らを尊敬し、同じ平面にいる仲間として応援したいと考えています。


図3 局員会議の様子

自助ではどうにもならない現状があります。
公助も十分に行き届いている状態ではありません。
今こそ共助が必要であり、皆様の力を必要としています。


図4 遺児家庭の収入

昔からお金がなければ進学しないで働けばいいという考えがありますが、それでは貧困の連鎖が続いてしまいます。

学ぶ意欲のある方が、経済的な事情で進学できずに可能性を捨ててしまうことはあってはなりません。
誰もが自分の進路を自由に決めることができる社会にしていく必要があります。

遺児の大学進学率33.7%を、一般家庭の子どもと同じ49.7%に引き上げることを目指します。
(あしなが育英会のホームページより 詳しくはこちら


友人が急に真剣な様子になって言った言葉をご紹介します。


「自分には夢がある。それは技術者になって多くの人に喜んでもらえるようなものづくりをすること。そのために大学で知識を身につけて成長する必要がある。」

夢があるから頑張れる夢があるから人生が楽しくなるのだと思う。」


夢が見つからない人がいると思います。
でも進学して視野を広げることで自分の夢が見つかるかもしれません(私もその一人です)。

進学しなくても叶えられる夢はあるかもしれません。
でも進学して学ぶことで、できることがもっと広がるかもしれません。


誰にでも夢を持ち、幸せになる権利があると思います。
夢を持つことで人を幸せにすることができると思います。


ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。

今の私にはクラウドファンディングを通してご寄付を集めることしかできませんが、一人でも多くの遺児の助けになればと考えています。私一人の力はとても限られたものですが、そこに多くの方が集まればより大きな力となります。

誰もが夢を叶えられるよう、皆様と一緒に助け合いの輪を広げていきたいと思います。


あなたの優しさで遺児学生の夢と未来を応援しませんか


「応援しているからね」「頑張れよ」


これまでに頂いたあしながさんの想いを、私たちは忘れることができません。


図5 あしながさんの想いがつまった募金箱


~ さいごに 〜

他の局員のページもぜひご覧ください!

そこには皆様の心に響くものがあると思います。私もそこで多くのこと考えさせられます。


本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます。

※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります。

<All-in方式で実施します>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


本プロジェクトでいただきましたご支援は、病気や災害・自死で親を亡くしたり親に障がいがある家庭の学生たちの奨学金として、全額を一般財団法人あしなが育英会に寄付し、大切に使用させていただきます。

ご支援者情報を一般財団法人あしなが育英会に提供のうえ、あしなが育英会より「年間活動報告書」と「寄付金受領証明書」を発送いたします。

※GoodMorningからの支援金の入金が2021年2月頃となりますため、リターンの発送は2022年2~3月頃となります。

①2020年中にご支援いただいた方で2020年1~12月分の活動報告書の受け取りをご希望される方、または②本プロジェクトへの寄付金の「領収書」を2021年3月以降早期に受け取りたい方がいらっしゃいましたら、備考欄にその旨をご記入ください。

※本クラウドファンディングへのご支援は税制上の優遇措置の対象とはなりません。あらかじめご注意ください。 


50年の歴史を持つ、遺児支援のための募金活動に取り組む学生団体です。毎年春と秋の4日間、全国約200か所で実施している街頭募金は、毎回のべ1万人のボランティアスタッフが参加する国内最大規模の募金活動で、年間約2億5千万円のご寄付が寄せられます。いただいた募金はすべて一般財団法人あしなが育英会へ寄付し、あしなが育英会の奨学金事業(国内奨学生事業・アフリカ遺児支援事業)のために使われています。 



◆あしなが学生募金公式サイトよりご寄付いただいた方には、あしなが学生募金事務局より領収証とお礼状をお送りいたします。


ウェブサイトはこちら ↓


病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働けない家庭の子どもたちを支えている非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。半世紀におよぶあしなが運動によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。

ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga.org/

キャンペーン特設サイトはこちら:https://camp-fire.jp/goodmorning/channels/ashinaga


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