はじめに

こんにちは。広島県廿日市市立廿日市小学校PTA会長の中島賢一朗です。
廿日市小学校は母校です。
2020年は新型コロナウイルスの影響でいろいろ大変でした。学校、地域のイベントの多くが縮小、中止となり、児童の成長機会が減ってしまいました。
でも、「読書」は別です。いくらでも成長機会を生み出せます。コロナの影響もゼロです。
物語の主人公と自分を重ね合わせ、楽しいこと、悲しいこと、その気になれば何だって追体験できる。それが「読書」です。
廿日市小学校は令和2年度文部科学大臣表彰の全国有数の読書活動推進校です。児童の年間図書室貸し出し冊数は48,686冊 (2019年)にもなります。
しかし、長い間、年間図書費が全国平均の半分程度(今でも)だったことで、蔵書の新陳代謝が不十分で、ピカピカの新刊、話題の本、ずしりと重い高価な図鑑などは希少です。
本年度はPTA、地元経済界からたくさんの寄付・寄贈をうけましたが、児童の旺盛な読書欲を満たすまでには至っていません。
十分な図書購入費確保のためには行政に働きかけるべきですが、時間がかかりすぎます。
児童の成長は待ってはくれない。
だったら、自分たちでいま、すぐ、できることをやるしかない。
学校図書費をPTAで集めてみよう。
クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げた理由です。


廿日市小学校図書室はこんなところです

蔵書数15,780冊(蔵書数目標達成のため廃棄したくてもできない書籍が5,000~6,000冊あるのでどうにかしたい!)


児童の年間貸し出し冊数平均67冊 (100冊超えの本柱児童はゴロゴロいます)


人気本の取り合いは日常茶飯事(イメージ)


先日入荷したばかりの新刊は空っぽ



廿日市小学校図書費(2019年度)の現状


年間図書費は全国平均の半分くらいです

学校図書館2019年12月号データ参照




児童一人あたりに換算すると全国平均の4分の1くらい

学校図書館2019年12月号データ参照




図書費不足のため何をしてきたか

慢性的な学校図書費不足を少しでも解消するため、私たちPTAは2020年7月、すぐに実行可能な2プランを立て、動き出しました。
1)PTA予算からまとまった金額の寄付実施(金額は結構もめました)
2)地域で活動する団体に寄付・寄贈お願い運動(プレゼンたくさんしました)

その結果・・・
●廿日市小学校PTAとして20万円の寄付を実現(2020年度)
●廿日市ロータリークラブより10万円分の図書寄贈(2020年度)
●宮島口ライオンズクラブより図書カード寄付(2万5千円分)(2020年度)

当初は1年くらいかけてこつこつ寄付を集めるつもりでしたが、驚くことに3ヶ月で目標を達成できました。これにより、"ある程度の寄付実績ができればチャレンジすべきかな” と考えていた「クラウドファンディング」プロジェクトを前倒しで立ち上げることができました。地域のサポーターのおかげです。本当にありがたいです。

※写真は2020年11月30日に行った「図書寄贈式」の様子。
左:廿日市ロータリークラブ松本会長 右:廿日市小学校北川校長


このプロジェクトで実現したいこと

集まった支援金は全額、PTAにて書籍購入し、廿日市小学校へ寄贈いたします。
たくさんの本が蔵書に加わることで図書室の抱える問題がいくつも解決できます。
たとえば、

●廃棄すべき蔵書を心置きなく整理でき、図書室がすっきり。空いたスペースの有効活用。
●人気本を複数準備することで児童同士の本の取り合い、いざこざを抑制。
●低、中学年(1~4年生)に比べて、貸し出し冊数に低下傾向の見られる高学年(5、6年生)向け蔵書を拡充し、読書習慣の停滞を防止。

中でも、廃棄本の整理は今後の廿日市小学校図書運営にとってはとても重要です。

現状
文部科学省の定める「学校図書館図書標準(※1)」をクリアするために本を廃棄できない。

蔵書目標数は一応クリアしているので蔵書不足問題は起きていないことに

市の予算にも限りがあり、図書費は現状維持が精一杯


児童の読書ニーズに応えられない

この負の連鎖を断ち切る方法はとてもシンプルで、十分な図書を用意し、積み重なった数十年分の廃棄本を整理するだけです。5年、10年先の廿日市小学校児童のためにもこんな負の遺産は残したくない。読む価値のある本で図書室をいっぱいにしたい。

(※1) 学校図書館図書標準とは
公立義務教育諸学校の学校図書館に整備すべき蔵書の標準数 (学校の規模によって異なる)。
廿日市小学校(21学級)の標準蔵書数10,960冊に対し、蔵書数は15,780冊なので目標は一応クリア。
しかし、この数字には経過年数、利用頻度による傷みが激しい書籍、刊行後数十年が経つ旧版の事典、被伝者について評価が著しく変化した伝記本など、利用価値の失われた廃棄すべき書籍5,000~6,000冊 がたっぷりと含まれています。

っk廃棄本だけで埋まる書庫


資金の使いみちについて

資金は全額、書籍購入費に使わせていただきます。購入する書籍は、児童、保護者、教職員から幅広く希望アンケートをとり、バランスよく選書いたします。


寄贈書籍購入場所について

店名:紀伊國屋書店ゆめタウン廿日市店
住所:広島県廿日市市下平良2-2-1 ゆめタウン廿日市3F
Tel :0829-70-4966
担当:森田(店長)


リターンについて

今回のプロジェクトご支援に対するリターンは悩むことなく即決でした。小学校PTAという組織上、何か価値のあるもの・サービスをリターンとして提供することはむずかしく、それ以外の方法で感謝の気持ちを示す方法は1つしか思い浮かばなかったからです。

”購入する書籍に支援者様の名前を刻む”

1筆1筆に感謝の気持ちを込め、記名作業をさせていただきます。

●書籍記名リターンの詳細について
購入する書籍の見返し(本の裏表紙の裏側)にお名前を入れます。
購入後10年以上は児童たちに読まれ続けるに違いない書籍の裏に支援者様のお名前を入れます。ご支援額1000円につき1冊、名を刻ませていただきます。
1万円で10冊、10万円で100冊ですね。
記名作業はPTA有志で行いますが、児童にも手伝ってもらう可能性があるので「備考欄」には「お名前+(ふりがな)」を記入していただけると助かります。本名NGの場合は「匿名希望」もしくは「ニックネーム」をご記入ください。
※書籍の金額によっては1冊に複数名の記名となりますこと、予めご了承ください。

記名イメージ


リターン実施のスケジュール

●支援受付開始日:2021年1月8日(金)

●支援受付締切日:2021年3月21日(日)

●リターン実施
 書籍購入後、順次支援者さまのお名前を入れていきます。※2020年6月頃完了予定です



応援メッセージ

今回のプロジェクトにあたり、日頃から小学校のサポートに尽力頂いています地域の方々から応援メッセージを頂戴しております。
子どもたちがすくすくと素直に育つのも地域の協力があってこそです。
この場をお借りして御礼申し上げます。


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廿日市小で当プロジェクトに至った慢性的な図書不足に加え、コロナ禍において学習機会減少が現実になっていることを思うと、児童に大きなハンデを背負わせることになりかねず決してあってはならないことです。
学校では独自の工夫、地域学校協働本部(廿笑応援団 ※2)の活躍で教育成果を挙げられていますが、図書の改革はコロナ禍環境においても成果を出せる、更に有効な手段と考えられます。
児童の成長に「待った」は許せません。市予算建てが困難な中、出来るだけ早く解決するためにも当プロジェクトに賛同します。将来を担う子ども達のために!
廿日市まちづくり協議会
会長 田丸克己

(※2)廿笑応援団・・・廿日市小学校を様々な面でサポートする地域の心強い応援チーム

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地域の皆様にも大変お世話になっています。先日、図書寄贈の取材で廿日市小学校図書室に伺いました。明るい図書室、読みたい本を探すのが楽しくなるようなポップや本の配置など、図書室に居たい、本をもっと読みたくなるような様々な工夫が凝らしてありました。図書室の外には、「読書の木」という、年間55冊以上読んだ生徒がりんごのカードに名前を書いて貼っていく読書意欲を掻き立てさせるコーナーも。北川校長先生は次は100冊!と更に目標を立てていらっしゃいました。子どもたちにもっと本を読ませたいという先生のご努力と読みたいと思う子どもたちの想いが、実際に子どもたちの読書量の増加につながっていると思いました。
このプロジェクトが今まで本を読んでいる子どもたちは更に、そして今まであまり本を読んでいなかった子どもたちが、ちょっと読んでみようかなと思ってもらうきっかけになると思います。私たちの一押し、想いがこのプロジェクトの成功の鍵を握っていると思います。子どもたちにとってかけがえのない、充実した、貴重な、そして将来につながる6年間を送ってもらうためにも、1円でも一人でも多くの方がご賛同頂けたら幸いです。
FMはつかいち76.1MHz 
局長 倉本良一


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みなさん、こんにちは。
なかなか本を読む機会がないのですが、最近は家にいる時間が増えて読み始めました(笑)。何から読めばいいのかな?なんて考えても仕方ないので、子どもと一緒に読める本にしました。
普段、一緒に過ごす時間が少ないですが、本を読むことで、楽しい時間を過ごすことができています。皆さんも、子どもと素敵な時間が過ごせるように、またたくさんの本と子ども達の笑顔が増えると嬉しいです。
みんなの笑顔のために。さぁ、はじめましょう!
廿日市小学校PTA
前会長 野津貴志

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最後に

子供の本離れ。耳にするたびに、本当かな?と思っていました。町の本屋さんは少なくなってしまったけど、休日の図書館、大型書店では親子連れが多いし、欲しい本はamazonですぐ購入できるくらい本に出会う機会はあふれているからです。
小学校の図書室も私が子供のころ(1980年後半~90年初頭) に比べて明るく、キレイになって、内容も充実しているし、実際、文科省の資料によると、ここ30年で小学生の読書量は倍近くになっています。
小学生はものすごく読んでいるんです。間違いなく日本において最も読書量の多い世代です。
だけど、親に本を買ってもらうとなると色々と大変で(セレクトに口出ししてくるかも、お小遣いに影響するかも、買って読まなかったら怒られるかも)、お金を気にすることなく、興味のある本を自分基準で探せるのは学校の図書室がいちばん良い!と小3の息子が言っていました。
コロナのおかげで児童に対する教育投資スピードは増しています。
廿日市小学校においてももうすぐ児童一人にPC一台が支給されます。
やればできるんだから図書費ももっと増やそうよ、という声を届けるためにもこのプロジェクトは成功させたいです。
皆さま、廿日市小学校図書室の未来に熱いご支援のほどよろしくお願いいたします。

▼募集方式について
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


▼プロジェクト運営事務局メンバー
廿日市小学校PTA(保護者&教職員共同プロジェクト)
※PTAの構成(保護者566世帯、教職員36名)

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