みなさんは本物のパンを食べたことはありますか?
パンは発酵食品だということをご存じですか?
私には守りたいものがあります。是非応援よろしくお願いします!
はじめまして。
摩尼山金剛座寺の住職をしています 染川智勇(そめかわちゆう)と申します。
今回のチャレンジは、46年かけてパンに合うものに育ててきた「楽健寺パン天然酵母」を使用し、
隅々まで発酵させた本物のパンを作る「楽健寺パン工房」の看板を譲り受けることを決めた私が、
考案者の山内住職監修の名の下で「住職が作る楽健寺パン」を承継するためのクラウドファンディングです。
最後までお読みいただけたら有難いです。
楽健寺パンとは、山内住職が研究に研究を重ね育てた発酵力の強い天然酵母により、
隅々までじっくり時間をかけて発酵させて作るパンです。
この方法だと小麦粉に生じるグルテンがすべて分解され、残りません。
それにより、小麦粉アレルギーで市販のパンは食べられない方でも、
「楽健寺パンならアレルギーがでずに食べられた」というお声をいただくこともあります。
※すべての方にアレルギーがでないわけではありません。
従来の天然酵母の小麦で作るサワード種と違い、
山内住職が、 小麦、玄米、長芋、リンゴ、ニンジン、三温糖で育てあげた楽健寺パン酵母は、
他の天然酵母よりも高い膨らみ方と共に、サワード種にはない芳醇な香り・味が特徴です。
現在のケミカルイーストは、50分程で二次発酵を終えますが、
パン種は一晩かけて醗酵させ、捏ねたパン生地(ドウ) は醗酵室で一次醗酵が2時間10分、
整形してから2時間10分醗酵してから窯に入れて焼き上げます。
天然酵母パンはモチモチした食感が特徴です。
焼きあがったあとにも酵母のフルーティーな香りが残り、とても贅沢なパンに感じられると思います。
週に1回しかお店が開かず、住職夫妻で作る量は限られていたため、いつも売り切れ。
幻のパンとも呼ばれ、テレビや雑誌にも多数取り上げられました。
また、漫画「クッキングパパ」(コミック31巻302号) にも掲載されたことのある
大変有名になった、皆さんに愛されていたパンです。
しかしながら、奥様の体調不良とご自身のご高齢を理由に46年続いた『楽健寺パン工房』が
2020年11月30日をもって、惜しまれつつ閉店しました。
山内住職は85歳という年齢まで、毎週朝3時から休みなく13時間かけて作業しておられ、
その健康の秘訣は、この「楽健寺パン」にあるとご自身が証明されています。
この「楽健寺パン天然酵母」もパン工房が完成しましたら購入いただけますので、ご自身でおつくりになられることも可能です。
その際は、上記の山内住職の著書に作り方が詳しく書かれていますので、ご参考になさってください。
お寺の宿坊で食事をお出しする際に、特色の1つとして健康によいパンを朝食にお出ししたいと思い、
3年前から楽健寺のご住職の山内宥厳さんより天然酵母パンを教わっていました。
上記のように山内住職のご引退に伴い、たくさんの生徒さんの中でも、
住職の身であるのが、私だけというご縁もあって、
「機材一式をお譲りしますので、お寺でパンを焼きませんか。」というお話をいただきました。
46年間共に使ってきたミキサーとパン釜、手作りのホイロは、
山内住職にとって思い入れのある道具です。
それを廃棄するのはしのびない。
このミキサー、パン釜でのパン作りを教えるので、できれば使って頂きたいとのことでした。
お話をいただいた当初は、「私にできるのだろうか」と大変に迷い即答はできなかったのですが、
体が動くうちは山内住職直々にご指導いただけるというご配慮を受け、
ありがたくお譲りいただくと腹をくくることができました。
しかしながら、お寺にもコロナウィルスの影響は例外なく訪れていまして、
パン工房を設立する資金的な余裕がありません。
このような大切な機材とノウハウを惜しみなく譲っていただくからには、
しっかりと自分の足で運営していかなければならないと思い、
それまでの足掛かりとして皆様からのご支援をいただくとともに、
これまでご存じなかった方にも是非「住職が作る楽健寺パン」を知っていただく機会になればと思い、
クラウドファンディングに挑戦させていただきました。
私はお店の閉店日にもパン作りの勉強に参加しておりましたが、
小さなお子さんをもつママさん達が多数訪れていまして、
「アレルギーがある我が子が、このパンだけは食べることができた」 などと
ご住職に何度も何度も感謝の言葉を伝えられていました。
そんな姿を見せていただき、私がしっかりとお役目を果たしていきたいと
気が引き締まりました。
このプロジェクトをきっかけに、パン工房を完成させ、
少しでも長くたくさんの方に「楽健寺パン」を食べていただけるように、
その土台を築いていきたいと思います。
「山内住職監修」で作らせて頂きますので、パン工房が完成しましたら、
約半年ぶりにご住職のパンを皆様にお届けすることができます!
いただいた資金は、「住職が作る楽健寺パン」の承継に必要なものに大切に使わせていただきます。
まずは機材をいれるための工房づくり、
そしてパン工房を維持させるためのお寺運営の資金に充てさせていただきます。
工房をDIYできる権利
お寺商品券
工房の壁にお名前を掲載
箱に企業名をお入れするスポンサー
お寺の仏教漫画図書館体験会参加権
特別御朱印仏画
などたくさんのリターンをご用意しています。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
クラウドファンディング期間中も建設費用が入る度に、
ハンドメイドで工房建設を進めております。
終了後の3月中にはパン工房完成予定です。
その後試運転を経て皆様に「住職が作る楽健寺パン」をお届けしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
私は、この「住職が作る楽健寺パン」を通して、皆さんに健康でいてもらいたいと思っています。
腸内フローラ(お花畑)といわれる腸内バランスが
健康には欠かせないことが知られて久しいですが、
そのためには発酵食品が欠かせないということがわかってきました。
大量に作るために、ケミカルイーストとイーストフードと呼ばれる添加物で短時間発酵させたパンは、体に悪いのではないかと疑われています。
「楽健寺パン」は時間をかけて発酵させた完全発酵食品ですので、
安心して食べられる、市販のパンとはは全く違う食べ物です。
このとても貴重な「住職が作る楽健寺パン」を存続させるために、
私が山内住職から安心して任せられる日を1日も早く迎えられるように、
是非みなさんのお力をお貸しください!!
そして、工房が完成しましたら、是非一度「住職が作る楽健寺パン」を召し上がってみてください!!
合掌
最新の活動報告
もっと見る3月25日 玉砂利を一部敷いてみました。
2022/03/27 08:32★金剛座寺花まつり4/10★彡〜伊勢楽健寺パン工房オープン前の整備中です〜 玉砂利購入費用を捻出して、とりあえずパン工房前に玉砂利をダンプ3回6t購入してみました。敷けたのは20畳ぐらい。後10杯は必要。花まつりまでに間に合うか。購入費用を頑張らなければ!合掌 もっと見る
3月24日 パン工房のある金剛座寺境内地
2022/03/27 08:23★伊勢楽健寺パン工房オープン前整備中です★彡 パン工房がある金剛座寺の境内地図をラフりました。今度4月10日にお釈迦様の誕生日である花まつりイベントをするために、パン工房では楽健寺パンのおふるまいをする予定です。合掌 もっと見る
3月23日 消火器を買いました
2022/03/27 08:00★伊勢楽健寺パン工房オープン前整備中★彡消防署の指示通りの消火器を買いました。消火器には家庭用と事業用とある事がわかりました。設置場所はまた消防署にお伺いする予定です。合掌 もっと見る
※伊勢楽健寺パンのお詫びとお願い 日々、有難うございます。 ご連絡、ご報告が滞り、申し訳ございません。 パン師山内住職にお勧められて、大好きなパン作りとコロナ過の中、パン商品としてのチャレンジをし始めた伊勢楽健寺パン作りですが、昨年やっと5月にパン工房ができてから、今月までほぼ毎週1回から3回、試作をしてきました。しかし、どうしてもパンの発酵が安定せずに、失敗の繰り返しで、とても自信を持ってお届けできるパンの商品化ができず、今に至ってしまいました。 遅れれば遅れるほど、どうしてもパン商品化成功をしてからご報告をと思っているうちに、年を越してしまい、ご連絡が遅れてしまいました。私の不徳の致すところです。誠に申し訳ございません。 昨年秋に再び現地でご指導を頂く予定だった、パン師の山内住職も昨年突然お亡くなりになられ、直接のご指導が頂けなくなりました。 山内住職の遺志を継ごうとパン作りに努力してきましたが、お寺からの収入もコロナ禍での収入減で、パン作りに費用が回せなくなってしまい、パン製造費も昨年末からたびたび底をついてしまい、パン作りにも支障をきたすようになりました。今月、発酵のプロの方にアドバイスを頂いて、少し発酵が落ち着いてきたものの、大量のパン作りには商品発送の費用等が工面できず、また電気・ガス代・小麦代が高騰してしまい、山内住職の時と同じ、大量生産による販売でないと黒字化が見込めません。クラウドファンディング等のご支援を頂いてから1年も過ぎてしまったこともあり、不本意ながら一度仕切らせて頂くことに決めました。 皆様にはご返金の対応をさせて頂きたく、ご報告をさせてもらう次第です。長い間も、がんばってとご声援も頂いていたのですが、期待に応えられず、誠に申し訳ございません。 伊勢楽健寺パン作りは、4月から、まずは少量でのパン作りに変更させてもらい、この一年内で技術を磨いて徐々に大量のパン作りに向かわせて頂く計画です。 ただし、ご支援頂いた資金はすべて使ってしまったためすぐに返済する資金がありません。4月から働いて返済資金を作るまで最高7月末までのご猶予を頂きたく、お願いする次第です。 4月から働いて収入を得て返金の対応をさせてもらうと共に、4月からはパン作り費用を工面次第、少量でのパン製造販売で、パン作りの技術をあげて、パン販売の収入をあげていきたいと考えています。 それにあわせてお詫びとして、パン作り量にあわせて、毎回2斤程の楽健寺パンを皆様に順次お送りさせて頂こうと思っています。そこで一度食して頂いて、美味しければ購入して頂ければと存じます。また、そのままパン作り成功をお待ち頂ける返済猶予のご支援を頂けたら、一年以内の期間を成功目標にして、パン作り商品化の成功次第、お送りさせて頂く予定です。 これから、お彼岸終わり次第、一人一人にご連絡をさせて頂き、お詫びのご連絡をさせて頂きます。本当に申し訳ございませんでした。合掌
このサイトの投稿の方法をすぐに学んで、この2,3日中に、一年間の経過を書き写してご報告をさせてもらいます。合掌
今のところ保健所の承認は3月中を目指しておりますが、保健所の承認が下り次第、まずはクラウドファンディングで応援して頂いた皆様から、パンセットの発送をさせて頂きます。しばらくはほぼ毎日パン焼きをする予定です。その時には事前にご連絡をさせてもらい、パン発送の日程をお伺いする予定です。 一年ここでは連絡もせずに待たせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。よろしくお願いします。