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【NEXT GOAL60万円に挑戦します(2021.03.11追記)】


 ご支援、ご協力頂きました皆様のおかげさまで開始11日目にして、目標の30万円を達成することができました。本当に有り難う御座います。

 ここからはネクストゴールとして60万円を目指します!最初の30万円では、①瓶を購入し、ピクルスを製造、②賞味期限等の検査を専門機関に依頼、③味付けの調整をフードディレクターの方に依頼、主にこの3点に使用させて頂きます。ネクストゴールとして追加で挑戦させて頂く30万円では、ECサイトの制作などに当てさせて頂きます。

 引き続き、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い致します。


〜〜以下、本文〜〜




 大分の規格外野菜で作るOITA PICKLES林 勇士と申します。1990年生まれの大分県中津市出身で、2013年に大分大学を卒業後に関西、関東、東南アジア、ヨーロッパを経て、2019年10月に中津市にUターン移住しました。

 現在は、本来捨てられるはずだったモノから、より付加価値の高い商品を開発し、販売する「アップサイクル」を中心に、福祉や農業など様々なSDGs関連のソーシャルビジネスを行っています。

 Uターン移住をきっかけに、大分県の農作物の美味しさを改めて実感し、僕の得意分野であるアップサイクルのアイディアを活かし、大分の規格外野菜の付加価値のさらなる向上、さらにはその先にある食品ロスの削減を目指し、OITA PICKLESのプロジェクトを立ち上げました。


▼アップサイクルで叶えたい夢

 僕がアップサイクル事業で起業する前は、大学卒業後に新卒で入社した産業廃棄物処理(リサイクル)の会社で3年半勤務しました。そこで初めて「ゴミ問題の解決」を仕事にしました。

 3年半勤務する中で、すでに取り組んでいる人が多い「リサイクル」とは違う切り口で、さらに身近に「ゴミ問題」の解決に取り組むことができる人数を増やしたいと思い、ファッションや食に関連しやすいアップサイクルに取り組むことに興味を持ちました。

 

 こう決心した3年前はまだ日本にアップサイクルの事例が少なかったため、海外の先進的な事例を学ぶために1年間の海外調査に出発しました。東南アジアで2ヶ月、ヨーロッパで10ヶ月の調査を行い、15以上のブランド代表の方々にインタビューを実施しました。

 


 この海外調査の中で訪れた東南アジアのミャンマーという国は貧しく、街中にはゴミがたくさん落ちていました。しかし、空き缶やペットボトルなど資源として販売できるモノは、貧困層の方々が拾い集め、お金に変えているため、街に空き缶やペットボトルのゴミは一つも落ちていませんでした

 ここで僕は思いました。空き缶やペットボトル以外のゴミも、資源として買い取る仕組みができれば誰かが拾ってくれて、街中からゴミはなくなることも不可能ではないと感じました。

 そこで日本でも、現在のリサイクル技術では資源化できていなくて、捨てられているゴミも、アップサイクルで商品化することができれば、この地球上からゴミという概念はゼロになる。これこそ僕が生涯をかけて達成したい夢だと決心しました。


▼アップサイクルを活用した日本での取り組み

 ただし僕一人でゴミ問題の解決に取り組んでも、アップサイクルできるゴミの量は限られていますし、ゴミが発生する量が減らない限りは、ゴミ問題の解決は到底叶いません。

 そこで、少しでも多くのゴミ問題を解決に導くために、日本の様々な地域のゴミ問題の解決を、その地域の方々と一緒に取り組んで行きたいと思います。

 そのために、まずは僕自身が大分県内で事例を作る必要があり、その第一歩となるのが今回のクラウドファンディングなのです。


▼規格外野菜でピクルスを作り始めたきっかけ

 数あるアップサイクルの中で、なぜ僕が規格外野菜をアップサイクルしたピクルスを始めたかというと、祖父の影響が大きくあります

 それまで僕はアップサイクルといえばカバンなどのファッション関連のイメージが強かったのですが、祖父がらっきょ漬けや高菜漬けの製造・販売をしているのを見て、食べ物のアップサイクル」に挑戦したいと思いました。

 祖父がやっている漬物をそのままするよりは、そこに僕のアップサイクルや海外での経験を活かし、ピクルスのプロジェクトを立ち上げることにしました




 「OITA PICKLES」大分県産のこだわり野菜のみを使ったピクルスです。

 ベースとなるピクルス液は「和風」と「洋風」の2種類あります。

 和風ピクルスは、大分県産の干し椎茸から取った出汁とカボスを加えることで、大分ならではの旨味を表現しています。

 洋風ピクルスは、ハーブとスパイスで風味付けしており、ピクルス好きな方々に喜んで頂ける味付けになっています。

 カラフルに可愛く仕上げたOITA PICKLESは、コロナ渦で増えたご家族とのおうち時間や大切な方とのおうちデートを色鮮やかに彩ります。原料には大分県産の健康にも環境にも考慮したこだわり野菜を使い、ピクルスの製造過程でも添加物を一切使用していないため、安心してお召し上がり頂けます。

 さらに、ピクルス作りに使う大分県産野菜は、形や大きさが不揃いで敬遠されがちな規格外野菜とも呼ばれる野菜を積極的に使っています。

このようなOITA PICKLESのこだわりポイントを一つずつ詳しくご説明させて頂きます。



 OITA PICKLESの製造において、一番必要なのは大分県内で作られた「安全・安心」な野菜です。自然栽培をはじめとした「健康」と「環境」に考慮し、徹底的にこだわって作られた野菜のみを使用しています。

 生産者の方を直接訪問し、その想いを受け継ぎ、ピクルスとしてみなさまの食卓へとお届けします。



 いくら健康や環境に考慮した農法で栽培された野菜を使っても、添加物が多いと商品として誰にでも安心して食べて頂けるとは言い難いです。

 OITA PICKLESでは製造過程で添加物を一切使用していません。

 その上、砂糖はきび砂糖を使い、塩は大分県産のこだわり塩を使っているので、健康的な食事を実践している方々にも安心してお召し上がり頂けます。



 農業技術が発展した現代では、基本的にいつでもどこでも通年で食べたい野菜が食べられますが、本来は旬な時期に食べる野菜が最も美味しいはずです。

 しかし、日々忙しく働いていたら、いつ、どの野菜が旬かなんて考えずに食べたいものを食べていませんか?

 OITA PICKLESでは、季節ごとに旬な野菜を新鮮なまま瓶詰めすることで、その時期にしか味わえない野菜を知り、体験して頂くことができます。



 OITA PICKLESでは、形や大きさが不揃いで規格外とも言われる野菜を積極的に使用しています。

 規格外野菜を使ったピクルスを通じて、「まだ食べられるのに捨てられるのはもったいない!」「食品ロス削減に向けて、自分でもできることから始めてみよう!」と行動に移して頂くきっかけになれると信じています。



 規格外野菜を使い、食品ロス削減のメッセージを発信する商品を販売していても、その商品自体の賞味期限が切れ、廃棄されてしまうのであれば、食品ロスを増やすことに繋がってしまいます


 

そこでOITA PICKLESでは、店頭で販売している商品の賞味期限が近づいたら、事前に回収し、賞味期限が切れる前にお弁当屋さんや飲食店に広報の一環としてご提供する仕組みを作ります。

 すでにご協力頂けるパートナーの方々は集まってきており、実現可能なシステムを作り上げるため試行錯誤して参ります。


 この食品ロスの現状を知り、僕にも何か出来る事はないか?僕一人が日々取り組むだけでなく、少しでも多くの方々にこの問題に取り組んでもらえる方法はなんだろう?と改善策を考える一方で、いつでもお弁当が買えることは便利で、すごく助かると僕も思います。


 いつでも食べ物が買える便利な世の中廃棄される食品の問題の葛藤を抱える僕たちにできることは、一人一人が少しずつ行動を変えることしかないと思います。


 多くの方々に食品ロスの現状を伝え、誰にでもできる食品ロス削減への取り組みの第一歩として、ピクルスのプロジェクトを立ち上げることにしました。

 規格外野菜を活用する方法はいくつもありますが、まず最初にピクルスから取り組む理由は2つあります。



 ただし、そんな想いを前面に伝えても、商品を手にして頂ける方は限られます。

 そこで、OITA PICKLESは美味しく、おしゃれに、そして原材料にとことんこだわりました。

 

 そのため、お子様、妊婦さん、ヴィーガンの方々を含めどなたでも安心してお召し上がり頂けます。



 色々なこだわりをご説明させて頂きましたが、最終的には美味しくないと商品は売れません。もちろんOITA PICKLESはその味も美味しく仕上がっています


 最終的な味の調整はフードディレクターで塩ソムリエでもある木村真琴様に監修して頂きました!

 今まで試食して頂いた方々からはこのようなご感想も頂いています。

 

 ここからはOITA PICKLESをきっかけとして、解決したい日本の「食品ロス」や「規格外野菜」の現状についてお話しさせて頂きます。

▼ 日本の食品ロスの現状


 平成29年度の農林水産省及び環境省の調査によると、まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」は643万トン、日本国民一人当たりに換算するとお茶碗約1杯分(約139g)の食品が毎日捨てられています


 また、同年に消費者庁が徳島県で行った「まだ食べられるのに捨てた理由」調査の57%が「食べ残した」、23%が「傷んでいた」という理由でした。いずれの理由も、食品を無駄にしない努力をもう少しできていたら捨てずに済んだかもしれません。 

 食品ロス削減に向けて、この現状を知り、自分ごととして行動できる方々を一人でも多く増やすこともOITA PICKLESの使命だと思っています。


▼食品ロスが私たちに与える4つの悪影響

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 食品ロスは解決すべき課題だと認識している方の中にも、食品ロスが増えることで私たちの生活にどんな悪影響があるのか想像できていない方も多いかもしれません。

 地球規模で考えると大きな4つの悪影響があると考えられています。

【悪影響①:食糧不足】
世界の人口は急速に増え続けており、食糧が必要な方々へ十分に行き渡っていないのが現状です。限りある食糧をいかに無駄なく、全ての人々に行き渡らせるかを考えなければ、将来的に食糧不足は深刻化する恐れがあります。

【悪影響②:環境負荷】
日本では食品廃棄物を焼却処分しますが、世界の多くでは埋め立て処分を行っています。いずれの処分方法でも二酸化炭素やメタンガスが発生し、食品ロスの増加が気候変動を助長し、大雨などの災害で私たちの生活にも大きな影響を与えます。

【悪影響③:倫理的問題】
世界には絶対的貧困(1日1.90$=約200円)で暮らしている人が7億人以上います。日本での食品ロス643万トンで、これは国連WFPが2017年に支援した食料の総量380万トンの約1.7倍に当たります。

食品ロスを減らし、輸入する食品の量を減らすのも、食糧を輸入に頼る日本の義務とも言えます。

【悪影響④:経済的損失】
食品を私たちが手に取るまでに生産や流通の過程で多くのエネルギーや人手がかかっており、食品が廃棄されることでその全てが無駄になっています。

さらに、小売店も商品を一部廃棄する想定で仕入れ、値付けをしているため、食品ロスが減り、売れ残りが減る文化を築き上げることができれば、最終的に私たちが購入する際の食品の価格も安くなるかもしれません。


▼規格外野菜を活用が農家支援に繋がる!!

 平成29年度の農林水産省の調査によると、野菜(41品目)の収穫量は約1,334万トンに対して、出荷量は約1,141万トンでした。

 つまり収穫量の約15%もの農作物が各生産者の方々が自家消費したり、規格外として廃棄されている可能性が高いと考えられます。


 農家の平均年収は約450万円と言われており、規格外などが理由で販売できていない約15%を販売することができた場合、平均年収から計算すると67.5万円もの売上向上に繋がるかもしれません。

 農家さんの売上が向上すると、社会に雇用が増えたり、より美味しい野菜が流通したり、私たちの生活にも良い影響が増えると思われます。


▼資金の使い道


・ピクルス製造費 :約20万円
・レシピ開発   :約5万円
・食品検査費用  :約2万円
・クラウドファンディング手数料:約3万円

・ECサイト制作費:約20万円
・広報費     :約5万円(チラシ作成、イベント開催等)
・備品購入費   :約5万円(商品撮影用カメラ等)

▶︎▶︎合計:約60万円

このうち販売開始に必要不可欠な「30万円」を今回のクラウドファンディングでご支援を募らせて頂きます。30万円を達成できた先には「60万円」をネクストゴールとして再設定させて頂きたいと思います。

<ALL-in方式で実施します。>
本プロジェクトはALL-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合でも、
計画を実施し、リターンをお届けします。


▼実施スケジュール

・3月1日〜28日の期間でクラウドファンディングを実施。
・3月下旬〜4月上旬から順次リターン発送予定。
・4月下旬〜5月上旬からECサイト開設、及び一般販売開始予定。


▼リターン

・お礼メール:500円
・和風ピクルス1瓶:3,000円
・洋風ピクルス1瓶:3,000円
・和&洋ピクルス5瓶セット:10,000円
・代表の林勇士とのお話会チケット:10,000円
・ピクルス作りワークショップ企画チケット:30,000円

▼OITA PICKLESのその後の計画

 僕が一番したいことはアップサイクルをはじめとしたソーシャルビジネスです。すでに福祉や農業にも携わっているように、環境問題やゴミ問題だけでなく、社会問題と言われる分野の問題解決をボランティアではなく、ビジネスで進めたいと考えています。

 僕は趣味で、中津干潟のゴミ拾い活動を仲間たちとしています。僕たちは楽しくてやっているのでボランティアでも続きますが、僕たちが止めたら後に続いてくれる人が現れるかはわかりません。しかし、これがビジネスなら話は別です。お金が生まれるなら誰かがやってくれるかもしれません

 この考えから、ビジネスで社会問題の改善、解決に取り組みたいと考えています。


わくわくMAP


 OITA PICKLESプロジェクトでは、ピクルスだけでなく規格外野菜を使った漬物やキムチ、ドレッシングにも挑戦します!さらに野菜だけでなく、収穫前に落ちるなどして商品価値がなくなった果物を使って、ジャムやコンポート、かき氷や酎ハイのシロップの開発も進めていきます!。

 さらに、「1年以内に食品工場」を「2年以内にピクルスショップ兼カフェ&バー」をオープンさせるのが目標です!

 「場所ができれば雇用が生み出せる。雇用が生み出せたら、お金が生まれる。お金があれば解決できる問題は多くある。」と僕は信じています。

 わくわくを詰め込んだOITA PICKLESの未来計画を実現させるためにも、まずは今回のクラウドファンディングでのご支援をよろしくお願いします。


▼応援メッセージ

 今回のピクルスのプロジェクトを始めるにあたり、事業化へのアドバイスや試食にご協力頂くなど、本当に多くの方々にご協力して頂きました。この場を借りてお礼を言わせて頂きます。ありがとうございます

 その中でこちらでは、株式会社ASOの宮井様とExist Japan株式会社の今長様に応援メッセージを頂きましたのでご紹介させて頂きます。


 僕がアップサイクルの海外調査から帰国し、大分で事業を本格的に立ち上げた際に、最初に助けて頂いたのが宮井さんでした。事業化に向けたアドバイスを頂いたり、多くのご縁を繋いで頂いたりと、多くの場面で助けて頂きました。本当にありがとうございました。

 宮井さんに大変お世話になった分、社会課題をビジネスで解決することで、大分や日本、そして世界中の方々の助けになれるような存在になるように頑張ります!


 今回のクラウドファンディングをやろうと思い立った当初、僕は準備期間を数週間ですぐ始めるつもりでした。そこで今長さんにアドバイスを頂き、しっかりと計画を立てて、進めることができました。本当にありがとうござました。

 今長さんが僕にして下さったように、今回のピクルスの事業を成功させ、今後大分でソーシャルビジネスを頑張りたいという方々の助けになれるように頑張ります!

▼最後にお伝えしたいこと


 本プロジェクトを最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。

 規格外野菜や食品ロスの問題は大分県だけの問題ではありません。アップサイクルのアイディアで規格外野菜の価値を上げ、商品化することができれば、アップサイクル先進都市として大分県が注目され、全国で困っている方々の道しるべになります。

 ここまで本当に多くの方々に支えて頂き、このクラウドファンディングを開始することができました。しかし、多くの方々に支えて頂いたからこそ、これで目標を達成できなかったら申し訳ないと不安な気持ちが拭きれないのが正直なところなのですが、目標達成に向けて最後まで全力で頑張ります

最後にぜひご支援のほど、どうぞ宜しくお願い致します。


※ピクルス製造に関する取得済み許可
・発行元:大分県北部保健所
・営業の種類:つけもの製造業
・営業施設番号:6220090059

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