初めまして!

私は「農家レストランいぶき」と「いぶき農園」を運営する里 崇(さと たかし)と申します。農業にたずさわり、大自然の力で自分の生活が成り立っている中感じるのは、「このままではいけない」と思わずにはいられないほど地球環境が悪化していることです。

同じように感じている方はたくさんいると思うのですが、「では何をすればいい??」という質問に満足いく答えをくれるものはありませんでした。

農家レストランの運営をしながら「これなら出来るかもしれない‼」とたどりついたのが『プロジェクト環』(たまき)です‼

『プロジェクト環』ではどの家庭でもでる「生ごみ」に焦点を当てて、誰にでも【楽しく】できる、地球環境に良いことを事業にすることを目指しています。


ちょっと・・・生ごみが地球環境に与える影響について聞いてください!

生ごみは捨てられ焼却所で焼却されますが、焼却するためにたくさんのエネルギーが必要で、その分CO2(二酸化炭素)を排出することになることはご存じだと思います。

さらに生ごみはその80%程が水分なので燃えにくく、焼却するためにたくさんのCO2を排出しなければなりません。

家庭、食堂や加工品工場などから、毎日大量の野菜の皮、野菜の固い部分、食べ残しなど大量の生ごみが焼却されています。

過去最大の台風の発生など自然災害の増加、北極や南極の氷の量が減少し人が住む島が沈んでいる原因は、人間が便利に生活することを求めてやみくもにCO2(二酸化炭素)を排出し続け、地球が温暖化現象にみまわれているからだと、科学者達は声を上げています。

その声を聞き、世界の国々は対策を進めようとしますが、その対策は遅れに遅れ、未だにCO2の排出量は吸収量を上回っており、地球温暖化に全く歯止めがかかっていません。

このままでは私達の子ども、そしてその子ども達にそのツケをを払わせることになってしまいます。

今よりも自然災害に怯えなければならない世界を次の世代に譲るのでしょうか。

なにか私達に出来ることはないのでしょうか??


プロジェクト環(たまき)とは?!

一言で言えば『コンポスター環』を使って生ごみを「捨てずに土に還す」ことでCO2排出量を削減し、さらにその「土で植物を育てる」ことでCO2吸収量を増やして地球環境の改善に寄与しながら、家庭菜園も楽しもう‼というプロジェクトです‼


家庭用コンポスター環(たまき)とは?!

『コンポスター』とはコンポストを作る装置のことでコンポストは日本語で堆肥(たいひ)です。

『堆肥』とは土を植物が育ちやすい環境にするための資材で、植物の成長を助けてくれます。

この堆肥を家庭から出る「生ごみで作る」のが『コンポスター環』です‼

そして出来上がった栄養たっぷりの堆肥で植物を育てられます。


 堆肥(たいひ)はなぜ必要か??

植物の根の横に食べ物を置いても根は栄養を吸収できません。

土の中にいる微生物が食べ物を分解して初めて根は栄養を吸収することができます。

人間の体で言えば胃などが行う食べ物の消化が、植物でいう堆肥作りともいえます。

人間は体内で食べ物を消化分解し吸収しますが、植物は自分では食べ物を分解できないので、土の中にいる微生物が分解した食べ物の栄養を根で吸収します。

自然の植物は微生物無しには生きていけないんですね。

家庭用の生ごみを微生物の力を借りて土に還すことで栄養たっぷりの堆肥を作り出し、この堆肥で野菜やお花を育てることができる。

結果としてそれぞれの家庭で植物が育ち、土に還り、そしてまた生まれ育つという自然の循環ができあがる。

そして、それが上記の生ごみ問題のように地球環境にも良いことになるのです。


 『環』にできること

環(たまき)の1番の利点は生ごみを捨てる量を減らせることです。

生ごみを土に還すことで焼却に必要なエネルギーを減らしCO2排出量を減らすことができます。

出来上がった堆肥で植物を育てればCO2の吸収量を増やす効果もあります。

これは地球温暖化や異常気象による大型台風の発生を抑える効果が期待できます。

生ごみを土に入れると数日後には消えてしまい、土に還っているのを見ると楽しくなり、さらにその土で家庭菜園も楽しめるという良い事尽くしの循環が始まります‼

1人ではその効果は小さくても、環(たまき)があればお庭のない家庭でもコンポスト作りができますのでたくさんの人がプロジェクト環に参加しやすく、メンバーが増えれば増えるほど積み重ねが大きくなって地球環境に大きな良い効果を与えることが期待できます!


 『環』の使い方

『コンポスター環』は『環の土』と『環の箱』から成り、これさえあれば誰でもコンポスト作りを開始できます。
『環の箱』に『環の土』を入れて、そこに毎日もしくは数日おきに生ごみを投入しながら、その度かき混ぜます。
2か月間生ごみを投入し続け、微生物に生ごみを分解してもらい、その後1カ月投入をやめれば完成です。
出来上がった栄養たっぷりの『環の堆肥』でお好きなお花や野菜、果物を育てていただけます。
生ごみを分解してくれているのを見ると『環の土』の中にいる微生物が可愛くなりますよ(^^)

下の動画はオリジナルデザイン製作前のコンポスター使い方の動画です



 FACEBOOKグループ 環(たまき)とは

『コンポスター環』もしくは『環の土』を購入してくれた方達で情報交換、イベント参加をするグループです。

環に入れていい生ごみのことや、コンポスターの状態、野菜の育て方などをみんなで助言、助け合いながら成功を目指すコミュニティです。

環のコミュニティでは『環の堆肥』で育てた植物を展示、販売するイベントを開催します。

美味しい野菜や綺麗なお花を育てることができたらイベント会場や農家レストランいぶきで展示、販売することができます。

環境に良いことと分かっていながらも1人では途中で止めてしまうかもしれないコンポスト作りをみんなで行うことで楽しく継続できるようにすることも目的としています。


『コンポスター環』を完成させたい‼

家庭で生ごみを「土に還す」のに重要なのは「臭いがない」ことです。
ベランダやキッチンに置いてもほとんど臭いを感じないようにする必要があります。
そこで大事なのが、「臭いが出にくい微生物」により生ごみを分解してもらうことです。

「農家レストランいぶき」のメンバーがレストラン営業後に毎日実験を繰り返した結果、生ごみをしっかり「土に還し」ながら「臭いも抑える」ことができる「土の配合」とそれに適した「箱」にたどり着くことができました。

この実験の結果を具体的な形にするために、
オリジナルデザイン『環の箱』(たまきのはこ)を完成させて生産する。
オリジナル配合の『環の土』(たまきのつち)の生産。
そして『コンポスター環』の宣伝販売のために500,000万円の支援をお願いいたします。

All-in方式でクラウドファンディングさせていただいておりますので、いただいた支援から原価(クラウドファンディングの手数料、野菜代やブルーベリーの木代等の実費)を引いた分はすべて『環』の生産と『環』を広める活動に使わせていただきます。

プロジェクト環の考えに賛同してくださる方達と一緒に【楽しく】生ごみから堆肥を作り、そしてその堆肥で植物を育てたいです‼

下の動画はオリジナルデザイン製作前のコンポスター実施中の動画です。




実施スケジュール

2021年5月上旬『コンポスター環』完成
2021年5月中旬『コンポスター環』販売開始
2021年5月中旬『コンポスター環』リターン発送開始


リターン

完成した『コンポスター環』を送ります‼

希望者はフェイスブックグループ『環』にも参加いただき、一緒に生ごみコンポスト作りを楽しみましょう(^^♪

他にも農家レストランで収穫体験できるリターンなどを用意させていただきました!


最後に

生ごみは地球にとって大切な資源です。
焼却してCO2を発生させている現状を少しでも早く変えなければなりません。

地球に良いことはそれを「続けられる」仕組みが大事だと思います。
続けられることとは「楽しめること」ではないでしょうか。

生ごみを微生物の力を借りて土に還す楽しみ、出来上がった堆肥で植物を育てる楽しみ、育った野菜や果物を食べる楽しみ、そしてまた生ごみを土に還す。
自然の循環があなたのお家の中に生まれる楽しみ。
地球のために日々行動している楽しみ。

『環』(たまき)には地球環境を大きく改善する力を1人1人の人間から引き出す「きっかけ」になれると信じています。

みなさんのご支援よろしくお願いします。


「農家レストランいぶき」とは

関東で初めて国家戦略特区の承認を得て農地に建設されたレストランです。
地元の新鮮食材と自家製の発酵調味料を掛け合わせた美味しくて健康的な料理を提供しています。

そして農業体験に力を入れていて、「スーパーに野菜を買いに行くように畑に行く」行きつけの畑、「週末の遊び場は農園」エンタメ農業としての新しい場所を提供する「いぶき農園」を運営し、「都市農業のニューノーマル」を作ろうと活動し、2020年は1000人近くの方が「いぶき農園」に収穫体験に訪れている。

そして現在掲げている挑戦が「日本人全員が農業にたずさわる日を目指して」。
楽しくて、学べて、健康になれる農業を日本人全員が少しずつでもたずさわることができる未来を実現しようとしている時に巡り合ったのが「生ごみコンポスト」。
その地球環境のために出来ることと、農業を広めることが重なり、新たな「都市農業のニューノーマル」としてお庭のない各家庭でも農業ができる『環』(たまき)の新事業立ち上げを決める。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください