▼はじめにご挨拶

このプロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。はじめまして、宮崎県新富町で居酒屋を営んでいる「やきとり大将」の女将、吉田文恵です。

突然ですがみなさん、この鶏を知っていますか↓

宮崎県を代表とするブランド鶏「みやざき地頭鶏(じとっこ)」です。

昭和18年に国の天然記念物に指定された見た目もきれいな鶏で、飼育していた農家の人達が、大変美味しいこの鶏を当時の地頭職に献上したことからこの名前がついたと言われています。

「みやざき地頭鶏」の特徴は、コシがあるのに柔らかい、ジューシーな肉質と噛めば噛むほどに湧き出る深い味わいにあります。

もちろん、焼き鳥をメインで提供している当店(やきとり大将)でも、みやざき地頭鶏の炭火焼きは人気商品のひとつです。

私達はこれまで様々な鶏の原材料を生かしつつ、お客様が食べやすい適度なサイズ、調理する鶏の種類によっての火を通し加減、それに合う調味料など、さまざまな工夫をしながら28年間日々鶏の調理を研究してきました。

 

その集大成のひとつとして私たちが作り出した「もち米鶏しゅうまい」を沢山の人達に知ってもらいたいと思いこのプロジェクトを立ち上げました。

どうぞ、よろしくお願い致します!

 

 

▼もち米鶏しゅうまい「鶏鳴」が生まれるまで

あらためまして。やきとり大将の女将であり、今回のプロジェクトリーダーの吉田です。少しだけ私の昔話にお付き合いください。

・調理経験が無い私にとって、飲食店は大変な日々の連続でした。

1986年に主人が22歳で起業したお店です。1992年に宮崎県新富町・るぴーモール虹ヶ丘商店街に「やきとり大将」を移転オープンして25年、今でこそ連日多くのお客様にご来店いただきお店は繁盛させていただいていますが、一般的に飲食店は開業して1年持てば良い方と言われる混沌とした時代、「やきとり大将」の女将としての道のりも想像を絶するような日々の連続でした。

私は20歳で結婚して、21歳と23歳で子供を出産、3歳年上の主人は、結婚前からお店をしていた職人気質の調理人でしたが私はまったく調理経験が無い状態でしたが、結婚してすぐやきとり屋の20歳女将として働き始めました。

県の高度化資金借り入れが数千万、それに自己資金、他の借り入れでかなりの額の投資などをして始めた飲食営業なので、余計に人を雇う余裕もありませんでした。また、お店の担保が家だったので、お店がダメになると住む家もなくなるという緊迫した日々の中で営業を続けました。

 

さらに私は子育て真っ最中でしたので、夜中までお店で働いて早朝に起きて子供を保育所にやったりと時間にも心にも余裕のなく、あまりにも毎日お店の厨房に立ち過ぎて、自分の子供との時間が欲しくてどれだけ泣いたかわからない時期を長く過ごしました。そんな無謀な商売をする若い私達に、金融機関にでさえすぐに潰れると言われたこともあります。

ただ、救いはありました。

それは、いつもお店がお客様であふれていた事です。

今ももちろんですが、私にとってお店にご来店していただけるお客様の存在はとても貴重で有難いものでした。

・もっとお客様に喜んでもらえるように「食」の勉強をしました。

それからさらに、お客様にもっと良いものを提供して喜んでもらいたい、お店をもっと繁栄させたいという思いから、お店の外の世界にふれて勉強しなければだめだと痛感し、私自身、仕事の合間に調理師や野菜ソムリエ、アスリートフードマイスターなどの資格を取ったり、食に関する勉強はできるだけ積極的に取り組むようになりました。

子供達も大きくなって家を出て、お店の経営もなんとなくうまく行き始めるようになり、ようやく自分の時間が持てるようになったのがお店が開店してから20年経った頃です。その頃から、お店の外や色々な声をかけてもらうようにもなりました。

・商工会女性部活動で人や新しい技術との出会い

商工会女性部活動では色んな人との繋がりや、これまで経験したことも無い体験などをさせてもらうことが出来ました。業種は違いますが、お商売をしている近所の奥様との活動は、どんな啓発本よりも為になると思ったくらい意欲的な活動をされていて勉強になりました。

また、そこで学んだ「塩麹作り」「みそ作り」をきっかけに発酵食品に興味を持つ体験も出来き、これが後に完成するもち米鶏しゅうまいに生かされました。商工会女性部活動では華やかな反面、自分のスキルを磨く必要がある事をいつも再確認させられるよい場所でした。

 

・お客様の大切な人を想う声から生まれた新商品への挑戦

そんなある日、常連のお客様からご相談がありました。

今度、祖父のお祝いがあるのでその時に宮崎の名物である「みやざき地頭鶏」を食べさせてあげたい。出来れば祖父でも食べられるような方法で調理して出して欲しい」と。もちろんその相談に私は二つ返事でお答えしました。

ちょうどそのころ私も地元の食材を使っての新商品を作りたいと思っていた時だったので、すぐに試行錯誤が始まりました。

宮崎の地頭鶏は冒頭でも述べたように、「コシがあるのに柔らかい、ジューシーな肉質と噛めば噛むほどに湧き出る深い味わい」にあります。そのまま調理してお出しするだけでも良かったのかもですが、それまでには無い食感を味わってもらおうと、地頭鶏をもっと柔らかく食べやすい「蒸し」て提供する方法を考えました。それが「もち米鶏しゅうまいプロジェクト」のはじまりです。

 

・2人との出会いが「もち米鶏しゅうまい」をより良質なものにしてくれました。

宮崎県は天日干し大根の生産量日本一

そんな中、高鍋信用金庫さんからセミナー受講のお誘いがありました。そこで、この「もち米鶏しゅうまい」をより良い品質にするお二人の方と出会えました。

お1人は、同じ新富町のキムラ漬物宮崎工業株式会社の木村社長です。

木村社長の発酵に対する情熱は半端ない覚悟がありました。改めてものつくりにかける想いをうかがった時に、

『日本の伝統であるぬか漬を守り継いでいくのが自分の使命』

と話された時は、かなり驚嘆しました。そして本物はこうなんだと思いました。

もち米鶏しゅうまいに足りないプラスワンのアクセントが必要だったので、専門のアドバイスなどをいただきながら「もち米鶏しゅうまい」に、キムラ漬け物さんの発酵された健康的な沢庵を取りいれました。すると相性抜群!カリッこりっとした新しい食感を生み出すことに成功しました。さらに味、食感が引き締まり、理想のもち米鶏しゅうまいになってきました。後で考えるとこの組み合わせは本当に私も想像を超える最高のコラボでした。

 

もう一人は、みやざき地頭鶏の飼育をされている白砂ヶ尾(しらすがお)地鶏牧場の野田社長です。

ある日、突然、今から行きますと押しかけ田野町にあるみやざき地頭鶏の牧場をぐるっと案内してもらいました。

地頭鶏が育つ環境として想像以上のとてもいい場所で、土地柄も水も素晴らしい環境の地頭鶏牧場でした!

何よりも印象的だったのが地頭鶏が逃げない事
逃げるか逃げないかは不思議な表現ではありませんが、通常知らない人が近寄ると逃げるほどにおびえ、必要以上にストレスがたまります。また、鶏たちは逃げて一カ所に固まると、鶏同士で圧迫死したりすることもあるそうです。

その日は、鶏が驚かないように大きな声で話したり音を立てないように気を使っていたのですが、普通に話して、見て回って、おまけに鶏を追う名犬ワンちゃん(仮名)もついて来るという温和な雰囲気の牧場で、とてもストレスの無い状態で地頭鶏が育っていることが分かりました。

素晴らしい職人さんです!ほんとに感銘を受けました!

後日、野田さんから届いた地頭鶏で味、食感共に納得!すぐに私のもち米鶏しゅうまいのメインの地頭鶏に使わせてもらうように契約させていただきました。

 

さらに、九州産の厳選された十穀米との出会い

 

地頭鶏に合うお米にもこだわり、九州産の厳選された十穀米を使うことにしました。小さな一粒に大きな栄養のある雑穀ですが、それをもち米に入れる事で十穀米の旨みも加わります。

さらに蒸しあげるときに肉の旨みを吸ってくれて逃がさないという特性もあります。九州産の厳選された十穀米を使用することで、もち米の鶏しゅうまいの旨みのベースアップになりました。 

そうしたいくつもの人や食とのご縁があって、ついに満足のいく地元の地頭鶏を使った蒸し料理「もち米鶏しゅうまい」が完成しました!

もちろん一番食べてもらいたいのは、この新商品作りのきっかけを作ってくださったご相談のお客様。

さっそくお客様の叔父さまのお祝いの席でこの「もち米鶏しゅうまい」を出させていただくと、お客様は「食べやすくて美味しい!」と大変喜んでもらいました。

感無量でした。28年間の集大成ともいえる今回の「もち米鶏しゅうまい」は、私にとってかけがえのないひとつの地域ブランドとして立ち上がりました。

この商品を通じて色んな運が開いてきました。本当に多くの本物の人や食と出会えて来ました。

なのでこの「もち米鶏しゅうまい」の名前を、開運という意味のある「鶏鳴keimei」と名ずけさせていただきました。

 

 

みやざきの宝 発掘!創造!プロジェクトにてグランプリ

もち米鶏しゅうまい「鶏鳴」を完成させるにあたり、コラボレーションさせてもらった木村さん、野田さんの職人魂にふれて、お二人の商品が使いたくて本気で商品開発に挑めました。そのお二人と「みやざきの宝発見!コラボグランプリ」に出場させていただき、そして見事にコラボグランプリを受賞しました。

さらに、

にっぽんの宝物JAPANで調理部門グランプリ受賞

今年の5月、福岡で開催された「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2017」にも出場させてもらい、調理部門でグランプリを獲らせていただきました。

宮崎の地元産を使った「もち米鶏しゅうまい鶏鳴」がグランプリ受賞でき私自身とても嬉しかったです。また、生産者やセミナーの先生などのバックアップ、本当に沢山の方達のアドバイスや応援が心強かった大会でした。

10月は、いよいよ世界へ! シンガポール大会に出場予定です。

 

最後に、

お客様から生産者、販売店や指導してくださった先生方、多くの方の応援などで完成した、私のこれまでの集大成であるもち米鶏しゅうまい「鶏鳴」。ようやく皆様にお披露目する準備が整いました。

もっと多くの人へ届けたいという思いで今回のこのプロジェクトを立ち上げました。どうぞみなさんの心にこの思いが届きましたなら、ご協力いただければ嬉しいと思っています。

そして、いつの日かみやざきの特産品と言われるように、やきとり屋女将の品質プライドと共にもち米鶏しゅうまい「鶏鳴」を育てていきたいと思っています。

 

 

 ▼資金の使い道

設備投資、運営投資、販売ページの作成

 

▼リターンについて

3,000円のリターン

・お礼のメッセージ
・やきとり大将女将の万能たれ秘伝レシピ(PDF)

 

・お届け予定:2017年11月

 

 

5,000円のリターン

・お礼のメッセージ
・やきとり大将女将の万能たれ秘伝レシピ
・鶏鳴箱入り(3個入り)×1セット(冷凍)

 

パトロン様の自宅まで冷凍にて発送いたします。おいしい食べ方レシピ付き。

・お届け予定:2017年12月

 

13,000円のリターン

・お礼のメッセージ
・やきとり大将女将の万能たれ秘伝レシピ
・鶏鳴箱入り(3個入り)×3セット(冷凍)

 

パトロン様の自宅まで冷凍にて発送(3セット)
おいしい食べ方レシピ付き。

・お届け予定:2017年12月

 

30,000円のリターン

・お礼のメッセージ
・やきとり大将女将の万能たれ秘伝レシピ
・重箱セット8個入り(地頭鶏炭火焼入り)×3セット(冷凍)

 

パトロン様の自宅まで冷凍にて発送(3セット)
もしくは、お歳暮用としてご指定の場所(3か所)に発送いたします。
おいしい食べ方レシピ付き。

・お届け予定:2017年12月

 

50,000円のリターン

・お礼のメッセージ
・やきとり大将女将の万能たれ秘伝レシピ
・重箱セット8個入り(地頭鶏炭火焼入り)×5セット(冷凍)

 

パトロン様の自宅まで冷凍にて発送(5セット)
もしくは、お歳暮用としてご指定の場所(5か所)に発送いたします。
おいしい食べ方レシピ付き。

・お届け予定:2017年12月

 

 

100,000円のリターン

・お礼のメッセージ
・やきとり大将女将の万能たれ秘伝レシピ
・重箱セット8個入り(地頭鶏炭火焼入り)×10セット(冷凍)

 

パトロン様の自宅まで冷凍にて発送(10セット)
もしくは、お歳暮用としてご指定の場所(10か所)に発送いたします。
おいしい食べ方レシピ付き。

・お届け予定:2017年12月

 

200,000円のリターン

・お礼のメッセージ
・やきとり大将女将の万能たれ秘伝レシピ
・重箱セット8個入り(地頭鶏炭火焼入り)×20セット(冷凍)
・自宅で温め 竹風盛り器1組 ヒートパック5個

 

パトロン様の自宅まで冷凍にて発送(20セット)

もしくは、お歳暮用としてご指定の場所(20か所)に発送いたします。
おいしい食べ方レシピ付き。

・お届け予定:2017年12月

 

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