前回設定したネクストゴール500万円も、開催期間を半分以上残した17日間で達成しました。クラウドファンディングを通じて様々な出会いがありました。佐渡島のホップ畑を本格的に進めたいというお話を頂いたり、t0ki breweryのクラフトビールを取り扱いたいというお話を頂いたり、様々なメディアに取材して頂いたりしました。これも全てご支援頂いた方々のおかげです。心から感謝しております。

8/1 (3日目): FIRST GOAL 300万円 達成
8/16 (17日目): NEXT GOAL 500万円 達成
現在: LAST GOAL 700万円 挑戦中

今回を最終ゴールとして、LAST GOAL 700万円に挑戦しています。予想以上に引き合いが多いため、もう少し設備投資に力を入れ、追加で集まった資金はカンニングマシン (ビールをアルミ缶に詰める機械) の増強とホップ畑の拡張に使います。

佐渡島ホップ畑のイメージ

アフターコロナを見据えて、皆様が心からお酒を楽しめる場所を準備していきます。ご自宅で佐渡島を存分に楽しめるリターンもありますので、ご支援頂けると幸いです。


皆様はじめまして、株式会社ビアパイントの藤原敬弘と申します。

株式会社ビアパイントは新潟県にある離島・佐渡島に本社を置き、クラフトビール文化の輸入を行っています。これまでは佐渡島で当たり前にクラフトビールが飲めるよう活動を行なってきましたが、とうとう本格的に佐渡島発のブルワリー(独立系のマイクロブルワリー)の設立に向けて動き出すことにしました。

今回の目標はシンプルで、「佐渡島にクラフトビールの醸造所を造り、島内外に美味しいビールを提供し続けること」です。ビールを造ること自体は簡単ですが、美味しいビールを造り続けることは非常に難しいことです。そのチャレンジを応援してくれる、一緒にビールを醸してくれる、そして何より楽しんでくれる仲間を募集しています!私たちが名付けたブルワリー名は「t0ki brewery(トキブルワリー)」です。皆様が想像する朱鷺(特別天然記念物)の他に、時間の意味を込めた名前です。こうしてインターネットで何処でも誰とでも出会える時代だからこそ、佐渡島に来た時間や仲間と過ごす時間を大切にして欲しい。そこに自分たちの醸したビールがあれば嬉しい。そんな想いから、この名前をつけました。

佐渡島には現在、ブルワリーがありません。美味しいクラフトビールが手軽に飲める場所もない状態です。仮にクラフトビアバーをやろうと思うと、クラフトビールを定期的に仕入れる必要がありますが、クラフトビール自体が要冷蔵なため、高い送料 (佐渡島だと15L生樽の往復で2,500円程度、その費用をクラフトビールの提供価格に載せる必要がある) がかかります。

「HOSTEL Perch」というサウナ付きゲストハウスでは生のクラフトビールを提供しています。このクラフトビール、実は自分自身で佐渡汽船を使って手荷物として運んでいます。知り合いのブルワリーに自ら行って樽を購入、車とフェリーを使って、重たいビール樽を佐渡島に運び込んでいます(笑)
※諸々の規制の関係から、完全無償でやらせてもらっています。

20kg近くある樽を毎月4~5本、佐渡汽船で運ぶ

佐渡島の人にも、より多くの品質の高いクラフトビールを、安定的に飲んでもらいたい。ならば、自分でブルワリーを創って、クラフトビールを提供しよう!と思い立ちました。

佐渡島に通っているうちに、色々な縁があって佐渡島が好きになったという側面もあります。島内の人々には美味しいクラフトビールをたくさん飲んでもらい、島外の人にはクラフトビールを通じて佐渡島の魅力に気づいてもらう。ブルワリーを通じて、そんな活動ができれば嬉しいです!

代表者プロフィール
藤原 敬弘 (ふじわら たかひろ)
1986年生。北海道出身。国立苫小牧工業高等専門学校卒業。日立製作所を経て、2011年11月フラー株式会社を共同創業、 取締役CTO(最高技術責任者 Chief Technology Officer)に就任。2020年11月に株式会社ビアパイントを創業、代表取締役に就任。2020年12月に千葉県柏の葉 BEER BRAIN BREWERYで醸造研修。その後、佐渡島にクラフトビール文化を輸入すべく、月100L近くのクラフトビールを島外から運び続ける。現在はオーナー兼ヘッドブルワーとしてt0ki brewery (トキブルワリー)を設立。

残念なことに、自分自身はブルワーでもビール業界の人間ではありません。なんなら、飲食の経験もなく、コンピュータ一筋で生きてきた人間(ITエンジニア)です。

仕事でサンフランシスコやポートランド、ロンドンに長期滞在する機会があり、そこでたくさんのビールに出会いました。USやUKではバーでビールの種類を選べるのが当たり前で、空港にも棚いっぱいのクラフトビールが売られていました。日本に帰った後、そんな世界が恋しくなり、いつしかクラフトビールを造りたくなっていました。

この世界を、日本でも当たり前にしたい

USやUKでは自家醸造が当たり前で、たくさんの情報がオンラインで公開されています。醸造レシピを共有する、日本のクックパッドのようなサービスもたくさん存在します。こういった情報をたくさん吸収し、海外の品質に負けないクラフトビールを、佐渡島から造っていきます。

いずれ、クラフトビール業界を盛り上げるソフトウェアやサービスも創っていきたいと考えています。

トキブルワリーのコンセプトは時間(トキ)です。時間を大切にするブルワリーでありたいと考えています。仲間と過ごす時間や、美味しいクラフトビールに出会った瞬間、佐渡島に訪れた大切な一日。そういった時間に寄り添うクラフトビールを醸していきます。
今回のリターンもこのコンセプトに沿うものを用意しました。一つは限定会員、もう一つは樽オーナーです。

限定会員はトキブルワリーが造るビールを”必ず”飲めるサービスです。トキブルワリーは定番を造らず、常に異なるレシピで醸造を行います。移り変わる様々なクラフトビールを楽しめるのが限定会員の特徴です。

樽オーナーはクラフトビールを熟成する樽の”所有権”を持てるサービスです。樽に仕込んだクラフトビールは全てオーナーの持ち物です。どのタイミングで飲むか、どんなクラフトビールを仕込むかは全てオーナーに委ねられます。そのタイミングでしか味わえない、自分自身のためのクラフトビールを楽しめるのが、樽オーナーの特徴です。

この2つのサービスはリターンに含まれています。ユニークなサービスと共に、トキブルワリーとあなたの時間を過ごしてもらえれば幸いです。

自分の熟成樽を、いつでも眺められるタップルーム

オーナーの名前入りの樽のイメージ

佐渡島の西海岸と東海岸をイメージしたラベル初めに醸造するビールは、佐渡島の西海岸「佐和田」と佐渡島の東海岸「両津」を意識したIPAです。

West Coast IPA
佐渡産の小麦を入れることで白く濁った、飲みやすいIPA。フルーティな香りが特徴。佐渡の西海岸「佐和田」の桟橋で海を眺めながら飲みたい一杯。

East Coast IPA
バニラビーンズとラクトースを入れることで、甘い香りのするスイーツのようなIPA。佐渡島の東海岸「両津」から、金北山を眺めて飲みたい一杯。

これらのビールに加え、先ほど紹介した樽オーナーと限定会員の権利をリターンとしてお返しします。

クラウドファンディングで集めたお金は、主にカンニングマシン(ビールを缶に詰める機械)とイベントの開催に使わせてもらう予定です。佐渡島の観光は、新型コロナウイルスの影響で多大な被害を受けました。佐渡観光交流機構のデータによると、令和2年度の観光客は24万人と、通年の半分以下に減ってしまっています。今回のお金を使い、佐渡島の仲間を集め、佐渡島の観光を盛り上げるためのイベントを開催する予定です。
※イベントにおいては、内閣官房等が定める新型コロナウィルスへの感染防止ガイドライン沿い、十分に対策を行なった上での開催を予定しています。

サウナ、日本酒、ワイン、チョコレート、パン、牡蠣など、佐渡島で新しいことを初めた仲間たちを呼び集め、佐渡島を最高に楽しめるイベントにする予定です。
金北山を眺めながら、またみんなで盛り上がりたい

今後のスケジュール
2021年8月 タップルームプレオープン&タンク搬入
2021年9月 酒造免許取得&醸造開始
2021年10月 カンニングマシン発注
2021年12月 カンニングマシン搬入
2022年2月 リターンの発送
2022年3月 限定会員の開始
2022年6月 樽オーナー向けの樽詰め開始

樽の購入状況やカンニングマシンの搬入状況によって、リターン発送と樽詰めの時期がズレる可能性があります。予め、ご了承ください。

フラー株式会社
代表取締役会長 渋谷修太

「佐渡島でクラフトビールを創りたい」という話を初めて聞いた時、「確かに、なんで今までなかったんだ!」と思ったのを鮮明に覚えています。佐渡は、僕の実家がある故郷。本当に美しくて魅力的な島なんです。佐渡の綺麗な海で泳ぎ、BBQをしながらクラフトビールを飲んで、サウナを満喫する。そんな僕の夢を叶えてくれるのが、t0ki breweryです。



天領盃酒造株式会社
代表取締役 加登仙一
昨年の夏、初めて会った日に「クラフトビールを造りたい」と深夜まで語り合いました。 そして、天領盃の敷地でやりましょう!と。 その日から、藤原さんのクラフトビール造りの武者修行や、免許取得への動きは、並大抵の覚悟でできるものではないと感じました。 飽くなき探究心、スピード感と熱量に溢れた行動力を擁する藤原さんが率いるt0ki breweryは、佐渡を象徴する朱鷺のように大きく羽ばたいてくれると確信しています。 皆様も応援よろしくお願い致します!


BEER BRAIN BREWERY
ヘッドブルワー 北原洋生
佐渡にクラフトビールを!昨今のクラフトビールブームは、主にアメリカ西海岸から始まり多様性を得て、遂には佐渡へ。佐渡の歴史や文化そして豊かな自然が、その場でしか造れない個性となりカルチャーとなり、人と人をつなぎ、地域を結び、やがて佐渡から世界へ…そんな魅力溢れるビールを造るt0ki Breweryを応援していきます。



新潟長谷川屋
4代目 長谷川陽路
全国各地での醸造所が立ち、その多様なスタイルにより幅広い世代に人気の火が付いているクラフトビール市場。 新潟でも佐渡ヶ島でビールがつくられる事を知り、ワクワクしています。 佐渡独自の地域に根差したビール造りを期待すると共に、感性豊かな表現でクラフトビールファンの心を鷲掴みにして欲しいです。



離島びーる倶楽部
しま彦
佐渡島のクラフトビールをずっと待ってました!離島ビールファンとしてt0ki breweryの門出を心よりお祝い申し上げます!「島のビールで乾杯できる」というのは、島を訪れる人にとっても住む人にとっても特別な意味を持つことだと思います。佐渡島の顔となり、誇りとなるクラフトビールを作ってください!楽しみにしています!必ず飲みに行きますね!

世界に通用するクラフトビールを、佐渡島で造ります。佐渡島で世界品質のクラフトビールを醸しながら、佐渡島という魅力的な離島、そして新潟を盛り上げるのに一役買えれば最高です。絶対に美味しいビールを造りますので、ご支援よろしくお願いします!



本プロジェクトは株式会社ファニーボーン BEER BRAIN BREWERY様との共同起案により、酒類のリターン製造・販売を行います。

酒類製造許可 (酒類等製造免許の新規取得者名等一覧)
千葉県柏税務署
令和2年3月25日
株式会社ファニーボーン BEER BRAIN BREWERY

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/11/08 10:19

    みなさん、お久しぶりです。t0ki breweryの広報を担当しているゆいです!4月に自家醸造ビールを解禁してから早半年。本日は11月までのトピックスと、今後のイベントについてお伝えします。詳細は公式サイトのニュースにて掲載しております。▼公式サイトでニュースをチェックhttps://t0ki...

  • 2022/04/24 09:00

    みなさん、こんにちは。この度はリターンの発送が遅れてしまい、大変申し訳ございません。コロナウイルスの影響とはいえ、楽しみにしている皆様にはご迷惑をおかけしております。本醸造を開始し、ビールを缶詰めする準備も整って参りました。また、クラフトビールにつきましても、皆様にお出しできる品質になってきた...

  • 2022/04/06 19:00

    みなさん、こんにちは。少しご報告が遅くなりましたが、本日は本醸造ビールのレシピと現在の進捗をご報告します。▼現在醸造中の本醸造ビールのレシピモルト:Maris Otter / Crystal Mapleホップ:Cascade / Mosaicアルコール度数:7.0%スタイル:IPA苦味を強く、...

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