《ネクストゴール目指します!》

みなさま、たくさんのご支援ありがとうございます!本日、目標の金額に達しました!温かいメッセージ、コメントともに、たくさんのご支援を頂き、感謝しかありません。

実は始める前は(プロジェクト達成は難しいのではないか…)と思ったりもしたのですが杞憂でした。達成まであっという間でした。本当にみなさまのおかげです。

少しホッとしていますが、次の課題の足がかりにすべくネクストゴールに挑戦しようと思います!

《ネクストゴール+100万に挑戦》

本文にもありましたように、一つの課題として利用料のことが挙げられます。

島の所得水準や福祉に係る社会保障費が全国でも高いことを考えると、ただでさえ課題となっているところが更にハードルが上がる…ここは立ち上げ前に何度も考えました。何か補助するものはないか?工夫出来ること、取り入れられる仕組みはないか?

これからいくつかの働きかけをしていく予定ではありますが、はっきり言って時間がかかりますし、そもそも実を結ぶかどうかも分かりません(実を結ぶようにがんばりますが!)

ネクストゴールでは、それまでに少しでも利用の負担を減らせるように、また子どもの活動費として活用を考えています。

具体的には減免や送迎、食事(調理実習)に係る費用。子どもの活動費として体験活動などに係る費用などです。すべて子どもたちに還元させて頂きます。

すでにご支援下さいました皆さまにも重ねて拡散、シェアなどご協力頂けますと幸いです!!

引き続きの応援、よろしくお願い致します!


《はじめに》

ご覧いただきありがとうございます。奄美でH25年から親の会「一歩の会」の運営をしています林 花穂(はやし かすい)と言います。

このたび、「世界自然遺産への登録」や「生物多様性」で注目されている自然豊かなこの奄美大島に「本格的にフリースクールを作りたい、子ども達がどんな時でも笑顔で居られる場所を増やしたい」という思いで、メンバーと共に団体立ち上げとクラウドファンディングに挑戦します。 

人生で思い悩んでしまった時、どうしても動けない時、大人にはいろんな選択肢があります。しかし子どもはどうでしょうか・・・何らかの事情で学校に行けなくなってしまった時、行けない自分はダメだと思い込む子ども。辛くてもどのような状況であっても行かなくてはいけないと心身を削ってしまう子ども。

子どもには学校に行くか行かないかの二択しかない・・・それは本当でしょうか?本当のところ学び方や生き方はたくさんあると思いませんか?

不登校になってしまった時、どうしても学校に行けない時の選択肢やサポートを増やさないといけません。

*不登校についての分科会にて2021.2


《プロジェクト発案のきっかけ》

私がこのように活動するようになったきっかけは、やはり我が家の不登校経験からです。我が子が不登校になった頃のことを今思い返してみても、その頃の私達はとても混乱の時期を過ごしていたと思います。

不登校になってしまった子どもを、大人は躍起になって元通りにしようとあれこれ働きかけます。子どもの今を見ず、大人の不安から叱ったりなだめたり、説教したりしますが大抵うまくいきません。私もずいぶんとそうした対応をしてしまい子どもを傷つけてしまいました。

経験のある方は分かってくれるかと思いますが、子どもが不登校になってしまったとき子どもはもちろん、親もとてもつらい状況になります。様々なことがプレッシャーとなってのしかかってきます。助けてほしいという声を飲み込んで頑張っている保護者さんは今もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時、SSW(スクールソーシャルワーカー)として出会った先生が親の会という自助グループを立ち上げてくれました。親の会の名称は「一歩の会」といい、不登校や学校へ行くのがつらいお子さんをお持ちの保護者の方たちを繋ぎ、互いに支えあう会になります。

またその時に「お子さんをありのまま受け入れるのが難しいなら、たくさん勉強してみませんか?自分の枠を広げることが大切ですよ」とかけられた言葉で価値観を変えることが出来ました。

親の会でメンバーの様々な体験や気持ち、失敗した話、頑張った話の中からたくさんの気づきを得ることができ、子ども達も段々と元気になってきました。そうして少し肩の荷が下り始めたころ・・・

ふと、奄美以外の他の地域ではそうした子ども達はどのように育っているのだろう?どのように元気になっていってるのだろう?という疑問を持ちました。毎月続けていく親の会で、あの頃の我が家のように苦しいご家庭と出会ったり話を聞いたりするからです。

疑問を持った私は、数年前に東京まで出かけていきました。ちょうど「学校外で育った子ども達」(多様な学び実践研究フォーラム)というシンポジウムがあったのです。

※イメージ画像です


そこでサドベリー教育、シュタイナー教育、フリースクール、ホームスクーリングなどなどオルタナティブ(それ以外)な教育方法、施設があるということを知りました。そしてシンポジウムで話をしている子達をみて、はっきり言って衝撃を受けました。どの子も堂々と自分が育ったスクールや環境のことを肯定的に、時には客観的に語っています。

かたや学校に行けないことで悩み苦しんでる子ども達(家庭)もいる…何故こうも違うのか…。その時一緒にシンポジウムを聞いていた我が子の「私もこんな育ち方(学び方)がしたかった」と言うつぶやきが今でも忘れられません


《不登校の現状》

2019年度の文科省の調査によると、何らかの理由で学校へ行けない児童生徒の数が16万人を超えました。2020年11月に出た調査では18万人、コロナの影響などもあり次年度以降には20万人を超えるかもしれないと言われています。私達が親の会を開催していた2015年頃は12万ほどでしたが、数年であっという間に増えてしまいました。

子どもの数は減っているのに不登校は増えている。しかも全国的にです。様々な理由や状況で「学校に行けなくなる」ということはもはや他人事ではない社会課題となっています。もちろん私達の住むこの奄美群島も同じ悩みを抱えています。 

平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について
https://www.mext.go.jp/content/1410392.pdf


奄美での不登校の数は令和元年度(1月時点)小学生5名、中学生15名と発表されていましたが、実態は行政から発表されている数では十分に現わされていないと感じています。葛藤をしながら通っている子どもは30日以上の長期欠席には計上されません。けれども、それは30日以上の長期欠席ではないというだけで、その子の苦しさや気持ちから目を背けていることになってはいないでしょうか。

無理矢理通わせていた頃の我が子を思い出しても、後悔ばかりが心に浮かびます。けれども、そうでもしないと行き場がない、この子はどうなってしまうのかという不安やジレンマもまたあるのです。

「不登校を考える全国ネットワーク」こちらからDL出来ます。
https://futoko-net.org/info/2021/04/03/974/


《このプロジェクトで実現したいこと》

2017年、教育機会確保法という法律が制定され、不登校の子ども達の支援内容が「学校復帰」から「社会的自立へ向けて」に変わってきています。様々な選択肢や受け皿、サポートを得て自立を目指すことが重要とされています。しかしまだ認知や支援が十分に拡がっておらず葛藤を抱えながら登校し続けるか、どうしても行けない多くの児童生徒は家庭で過ごさざるを得ないのが現状です。

親子ともに不登校を受け入れられるようになるまでのしんどさや「友達と遊びたい」「何かにチャレンジしたい」「できるのなら勉強はやりたい」という子どもの気持ち、「子どもを置いて仕事に行く辛さ」「どこでもいいから笑顔で通える場所を」という親の気持ちを考えると、奄美にもフリースクールのような居場所や様々なサポート・連携が欲しいと思うようになりました。

親の会でも「私達はこうして話が出来てずいぶんと元気になれたから、子ども達にも同じような場所があるといいよね」と話題になります。


*親の会でのワークショップ。みんなでワイワイお話しながら


なので私達の目標はまず「安心して元気になれる」居場所(フリースクール)を立ち上げることになります。自分には何が出来て、何が出来ないのか。じっくりと考える時間を見守ってあげられる場所を作ります。

教育機会確保法も制定され、全国でも様々な活動がされているのに、奄美の不登校の苦しさが変わらないのはリソースが足りないから。今までに参加してきたフォーラムや講演会などで気づかされました。

子ども達の気持ちを伝えたり、元気になってく姿が見えないのに何も変わるはずがありません。とにかくこの活動で考えるきっかけ、何かを伝え、変えるきっかけになればという思いもあります。

もし奄美にフリースクールが出来たなら・・・と想像してみると私はワクワクしてきます。何故なら今までお話を聞いてきたどのフリースクール、オルタナティブスクールも子どもの気持ちを大切に、大人も子どもも楽しそうに活動しているからです。きっと奄美でも奄美らしい素敵なフリースクール活動が出来るのではないだろうか、と思います。

*大きなガジュマルの上にツリーハウスを作ってみたい!


《フリースクールってどんなところ?》

ところで、フリースクールってどんな場所でしょう???

日本にも各地にありますが、多くは不登校だったり学校に行くのがつらい時に利用されている日中の居場所です。海外ではたくさんある学びの場の一つとして様々なスクールがあるようです。

私が実際に見学に伺ったフリースクールで目にした子ども達は「子ども中心の活動」を通して元気に、時には穏やかに過ごしていました。いろんな学年の子がそれぞれ好きなように自由に過ごしていたのが印象的です。一人で過ごしていたり、みんなで活動していたり、やっていることも本当に様々です。

他にもフォーラムや講演会等でたくさんのスクールのお話をお聞きしましたが、私が一番興味深いと感じたのは子どものやりたい気持ちを尊重し子ども達が話し合うミーティングという活動です。多数決ではなく納得解にたどり着くまで話し合う(何日もかかる時もある)こととか、ルールを自分たちで決め、守れなかった時も自分達で解決する。子ども達がスタッフの採用や運営にも関わるというスクールもありました。

これを初めて聞いた頃に「・・・本当に出来るんですか?」とたずねてしまい、そのスタッフさんに戸惑った顔をされたこともありました。今ではその面白さや良さがよく分かります。


また大人は教え指導するのではなくサポート役といった運営の仕方にもとても興味を惹かれました。子どもを中心した活動を守るために研鑚し合うスタッフさん達を見て、そこにもまた子ども達が元気になっていくヒントがあると感じたのです。

自身の経験から不登校の対応で重要なことの中に「休むこと(自分と向き合う時間を持つ)」「選択出来ること(自己決定)」があると感じています。しかしこれらは子ども自身が安心だと感じられる場所でないと発揮することは難しいです。

「学校復帰」の眼差しが残る場、大人が主導してしまう場ではどうしても子どもに忖度させてしまうことが多いのではないでしょうか・・・

そうしたなかで、子どもの気もちが守られる手段の一つに「フリースクール」があるのではないかと考えます。そうした環境下で子どもたちが笑って過ごしている地域もあるのです。奄美の子ども達にも同じように笑顔で居られる場所が必要です。


《課題と感じているところ》

しかし、必要と感じられているにもかかわらず、公立学校と比べてフリースクールのような民間施設は全く数が足りていませんし、現状こうした居場所そのものを維持するための補助金や助成金などもあまりありません。そこを利用する利用料や送迎、そうしたものは各ご家庭が負担するしかないのです。

(学校では生徒一人につき約7万/月ほどが税金により支えられています。けれども何らかの理由で通えなくなってしまっても子ども・家庭へ戻ることはありません。義務教育は本来なら無償ということを考えると負担の大きさは不登校ご家庭の大きな悩みの一つです)

また様々な事情からフリースクールにすら通えない(家から出られない)ということもあります。本来なら何の不安もなく学びを受けられるはずの子ども達。安心して利用してもらえるような工夫と取組み、支援が必要となってきます。


《資金の使い道》

実際にフリースクールの立ち上げ準備に入っていますが、数年間空き家になっていた古い家を使うため環境整備が必要です。不要な家財を片付けていく中で一部、修繕が必要な所も出てきました。また子ども達が日々活動で使うであろう様々な教材や道具など譲っていただいたものもありますが、正直足りないものが多いです。

郊外の活動では安心安全のための装備や道具。学習を進めたい子の教材やICTに関する環境整備。PCを使いタイピングやレポート作成の力を身に付けていくこともとても重要な学びです。

他にも絵が好きな子のための道具や音楽に関するもの、本や漫画を楽しむための文庫の整備等々・・・。子どもが学ぶために、元気になって行くために欠かせないものというのは何と多いのでしょうか!これらを自費・運営費で補いながら何とか活動していこうとしている状況です。


本当のところ、十分に準備出来てからとも思ったのですが、子どもの事情は待ったなしです。しかもコロナのこともあり、切実に必要となってからでは遅いかもしれません。何故なら場が出来上がるのに2年はかかるというフリースクール代表のお話を聞いたからです。今作っても2年は試行錯誤するかもしれないのです。子どもが安心して居られる場にするには一刻も早くという思いです。

<必要なもの・足りないもの>
家電(調理実習用)/暖房器具(古く広いため冬の設備が不足気味)/Wifi環境やPC、タブレット(学習用、オンラインでの繋がり)教材、資材等/プレオープン時の人件費、また利用料のサポートとして/納屋の修繕/廊下や窓の補修、庭の整備

★設備費等:約40万円 
★家屋の修繕:約10万
★利用料、人件費のサポート:約30万
★リターン準備:約10万円
★手数料:約10万円(9%+税)

*納屋の屋根が壊れてます・・・修繕してここでは工具を使った技術の時間を持ちたいです。let's DIY!


*みんなで調理実習!わいわいとした時間には楽しいアイデアも浮かびます


立ち上げ後は「フリースクールMINE(マイン)」という団体名で活動していきます。NPO法人の設立申請も認証され残りの手続きに入り、具体的な内容も少しずつ詰めていっている最中です。

日中のフリースクール活動は初めての試みなので、運営する側も利用する側にも、小さく無理のない日数から始めていきます。スタッフには当事者経験のある大人や運営立ち上げに関わるメンバーに入ってもらい、アットホームな雰囲気で活動していこうと考えています。

自然豊かな古見方地区の一軒家で活動します。下見に来たメンバーのお子さんからは「おじいちゃん、おばあちゃんちに来たみたいでホッとする」という感想ももらいました。夏までには環境を整えてプレオープンを行う予定です。その間に見学日や相談会なども設けますのでぜひ足をお運び下さい。具体的な活動内容や活動場所についてはHPを作成していますので、そちらをご覧下さい。

「フリースクールMINE」https://amami.ippo.jimdofree.com/


《実施スケジュール》

 6月~    NPO法人設立の手続き「特定非営利活動法人フリースクールMINE(マイン)」
6月~7月 クラウドファンディングへ挑戦!
8月    プレオープン開設
9月~   正式に開設、活動開始

8年中旬~  リターン発送

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


《リターンについて》

*大島紬を織るのに使う糸を泥と樹木液で染めていました。最近はこのように身近なグッズを染めて日常的に伝統を感じられるようになっています。


《最後に~成功後の未来》

私がフリースクールや多様な学びに出会ってから4年の間に、たくさんの興味深い取組みや考え方、楽しそうな子ども達の様子、実際にフリースクールで活動している人たちの話を夢中で聞いてきました。

そしていつか奄美でもこのような活動が出来たら・・と思い描くようになり、今回やっとメンバーと共に奄美で念願のフリースクール活動に取り組めることになりました。

子ども達は私たちの未来であり希望です。学校へ元気に行けてる子はもちろん、学校へ行きづらい子も隔てなく、私達の希望です。どの子もいずれ同じ社会の一員となります。

「今」を尊重され「今」を大切に生きた子どもはしぜんと社会参加を始めると私達は信じています。そのためには「自分は大切にされている」そうしたメッセージ、働きかけを私達大人が届けないといけないのではないでしょうか。

生物多様性の島といわれる奄美だからこそ、子ども達の多様な生き方・学びも支えてあげたい。このプロジェクトに目を通してくださった皆さんの理解と応援を心からお願いしたいです!どうぞお力添えよろしくお願いします。


「あまみのこどもたちを光に」


《応援メッセージ》

届き次第、順次ご披露致します。


《団体/自己紹介・活動実績など》

・H23年、保護者とSSWの5名で集まり親の会「一歩の会」が立ち上がる。
・H25年に任意団体として発足。毎月定例会を開催。
・令和元年奄美市きょらの郷づくり事業にて不登校に関する講演会を開催。奥地圭子氏の講話に120名余りが参加する。
・令和3年親の会メンバーをベースにフリースクールを立ち上げる団体「フリースクールMINE(マイン)」を設立。NPO法人申請中。

*令和元年奄美市きょらの郷づくり事業「不登校 大人はどう関わればいいの?」奥地圭子氏の講演会
群島内外より120名余りの参加者が学んだ一日。

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    夏真っ盛りの日々が続いております。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。厳しい暑さや思ってもみない天候不良などで大変な日もありますが、オリンピックで気分を盛り上げつつお過ごしなのではないでしょうか。(滅多にスポーツ観戦しない我が家もさすがに気にしております)さて、いよいよ8月に入ります。事前に少し...

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    <御礼申し上げます>7月23日深夜。オリンピック開会式を見終わると同時に、当プロジェクトも目標額を大幅に越え無事に終わることが出来ました!謹んでご報告させていただきます。皆様のご支援とご協力により成功いたしましたこと、心より御礼申し上げます。「奄美の豊かな自然の中で不登校の子達を支えたい!フリ...

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