<目標達成御礼>

開始から約1週間で目標達成することができました!本当にありがとうございます。こんなにも多くのご支援をいただけたのは、この活動自体に対するご支援・強い応援をいただけた結果だと感じています。


プロジェクトメンバー一同、本当に感謝しております。暖かいコメントやメールなどもいただいており、感激しております。

※テレビ朝日系列 ABEMA NEWS様にてプロジェクトを取り上げていただきました!


<ネクストゴール 300万円!300%!>

これまで(9/17現在)ご支援いただいた約135万円は、リターン品の製作費用(初期費用含)、クリエイティブ作成費用、BOOSTERへの手数料などに大事に使わせていただきます。

そして、未来への投資を更に実行するため、少し大きい目標かもしれませんが、ネクストゴールへチャレンジをしたいと考えました。

麦わらストローをより世の中に普及させるため

「ストローの半自動カット機」の開発に取り組みます!

ストロー製造は現状すべて手作業ですが、その「カット」工程に多くの時間が費やされています。
麦わらはまとめて切ることが難しく、さらに人の指の関節に当たる「節」の位置が1本ずつ異なるため、カット機の導入が困難でした。

今回、ふぞろいのストロープロジェクト参画企業である、
浜野製作所様(墨田区)の協力で「半自動ストローカット機」の開発にチャレンジしています。
同社は、ものづくりの相談から設計・試作・量産まで手掛ける、総合的な技術を持つ、正に下町ロケットのような東京墨田区の技術屋集団です。

現在、手作業の麦わらストローづくりで使われている道具は「はさみ」。

麦わらは柔らさがありつつ、繊維もしっかりしているため、つぶさずに断面をキレイにカットする事は、人の手を使っても難しい作業。ふぞろいのストロープロジェクトの会長である大麦倶楽部の重久さん夫妻も長年カット機の開発に取り組んでいましたが上手くいっていませんでした。

今回の機械化にあたっても、
① 麦わらをつぶさない程度の力加減で
② 繊維をキレイに断ち切る力を加えなければいけない
こうした点が開発のハードルです。
設計者がカットの方法を検討

カットの機構を検討するための初期実験。麦わらのカットはむずかしい

こうした実験を踏まえて試作機の機構を選定し、麦わらの裁断に最適な値を導き出していきました。

実験を繰り返して、キレイに裁断できる値を導き出していきます

適切な力加減でなければ、潰れてしまう
こうして検証とテストを繰り返し、1本ずつ麦わらをキレイにカットすることができる、第一号試作機ができました。 まずは小さな一歩ですが、試作機の綺麗な切断工程には手ごたえを感じています。 

農家さんのテーブルの上に置けるサイズで製作

この第一号試作機をバージョンアップした第二次試作品(バージョン2)では、農家の方がより便利に使えるように、次の機能を盛り込みたいと考えています。

① 【時間短縮】麦わらをまとめて投入・カットできる
② 【多種対応】1台の機械で様々な長さのストローをつくることができる
③ 【デザイン】外部接続している緊急停止スイッチを、内蔵して一体化してスマートに

現在、徐々に改良が進んでいる状況です。

ただ、いくらイイモノだ!と思ってもどんどん現場で使ってみないと、
その実用性や改良点はわかりません。こちらのカット機を生産地に試験導入するための費用は1台あたり約50万円。こちらをネクストゴールにてご支援いただきたいと考えております。

制作過程なども随時お知らせしていこうと思います。
本プロジェクトの社会実装へ向けたご支援を、どうぞ宜しくお願いいたします。


<クリスマスにオススメ!のリターン追加について>

プロジェクトメンバーの人気ヒンメリアーティスト「塚田真由」さんが手がける
おうちでできる『ヒンメリ製作キット』をリターンに追加しました。

ヒンメリとは、乾燥した麦わらを糸でつないで作る北欧の国・フィンランド伝統の
飾りで別名「光のモビール」と呼ばれています。太陽と恵みのシンボルである麦わらを使ってつくる幸運のモビールは、寒冷な土地フィンランドでの豊作を祈願するためのものでした。
現在はクリスマスの装飾やインテリア雑貨としても親しまれています。

↓下記3つのヒンメリがお家で制作できるキットをご用意しております!


通信販売などでも非常に人気で、すぐに売り切れてしまうセットです。
作り方は、説明書の他に動画でも配信します。
お家時間を楽しむ一品、ぜひ手に取ってみてください。


<ビール好きにオススメ!のリターン追加について>

もっとビールの本数が欲しい!の声にお応えして、ビール8本入りのリターンを追加しました。
ふたこビール醸造所の醸造家「メイカンバー クリス」さんも各地から受け取った原料でのレシピづくりをスタートしています!冬にぴったりの、麦の味わいがしっかり楽しめる味わいを目指すとのことです。




『ふぞろいのストロープロジェクト』をご覧いただきありがとうございます。

 本プロジェクトは、日本各地の生産者、福祉作業所、企業・個人、学校、自治体や研究機関などが、地域や産業の垣根を超えたパートナーシップで進めているソーシャルプロジェクトです。

  『目指せ1,000万本!』日本中へ新たな価値をお届けすることを目標としています!

(一社)広域連携事業推進機構参画者マップ※ふぞろいのストロープロジェクトは、(一社)広域連携事業推進機構が運営しています。詳細は本ページ下部の運営者情報をご覧ください。


 まずは私たちのプロジェクトストーリーを、動画でぜひご覧ください。※音が出ます。

 

 約120年前の日本で、麦わらを原料としたストローが存在していたことをご存知でしょうか?発祥は岡山県と言われています。英語で「straw」とは「麦わら」を意味します。つまり、ストローとは麦わらなのです!夏になると冷たい麦茶を飲んだり、シャボン玉遊びをする子供達の遊び道具でもありました。


~「地球は泣いている」- 人間社会の発展は地球環境の後退であるということ ~

 時は流れ、日本の高度経済成長期に、安価で大量生産できるプラスチック製が主流となります。昔は当たり前に使用されていたストロー(麦わら)はいつしか絶滅危惧種に。しかし2021年現在、世界の国々は持続可能な開発目標であるSDGsを掲げ、脱炭素社会を目指すようになりました。なぜでしょうか?わたしたち人類の大量生産大量消費時代の経済発展の裏側で、地球の環境汚染は確実に進んでいたからです。  

海洋汚染問題 〈主な問題〉
① 人間が無責任に投棄するゴミは最終的に海に行き着き、海洋汚染問題は深刻化しています
② 海洋生物の住処が汚染され、海洋生物の生態が危機にさらされています
③ 自然の恵みをいただく人間は、最終的に自らが食する資源環境を汚染していることになります
④ 炭素社会のダメージにより地球全体の温度上昇が進み、異常気象や四季の営みが乱れ、結果的に人間が生きにくい自然環境になってきています

 今こそ環境にやさしい昔のストローが現代に必要であり、例え1本のストローからでもより良い世界に変えていこう、こういう想いと共に「ふぞろいのストロープロジェクト」は始まりました!


これから本当に必要なものは、
「地球が与えてくれた自然資源をそのまま活かす工夫と努力」

ふぞろいのストローのライフサイクル

✔ 植物性(麦わら)のストローのため、地球環境を汚染することがありません。

✔ 現在、麦の実を生産者は収穫し、麦わらは田んぼや畑の栄養として土に戻しています。その土に還していた麦わらをアップサイクルした100%自然由来のストローです。

✔ 生産は手作りで人が行っているため、CO2排出がない環境にやさしい生産体制です。

✔ 生産地の農家さんと福祉作業所が連携し「農福連携」という手法で、収穫からストローの生産までを協力して進め、障害者の自立支援も共に目指しています。

✔ パッケージには環境を配慮したリサイクル100%の古紙を使用。

✔ 資源循環モデルを実現するため、使用済のストローを回収し、土に還す啓蒙活動も進めていきます。


~「誰一人取り残さない社会」を目指して ~

 自然由来のふぞろいのストローは、麦の品種・作り方・生産地も異なり、色も大きさも長さも多様性に富んでいます。一本として同じストローは存在しません。環境に配慮した物作りはもちろん、農福連携を行うことで、障害者が自信や生きがいを持って社会課題解決に参画していく機会も生み出せました。農福連携に取り組む意義は、障害者の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけではなく、高齢化や担い手不足という課題を持つ農業分野においても、新たな働き手の確保につながる可能性があります。

ふぞろいのストロープロジェクトがもたらすSDGs貢献


ふぞろいのストローの洗浄→乾燥→箱詰めまでの工程管理

 ふぞろいのストローの品質管理基準は厳しく、各工程において徹底した品質チェックが行われます。また、各生産地のストローは、一般社団法人食品分析センターに依頼し分析試験を受けます。下記分析項目の最低基準値をパスしたストローのみを製品として出荷しています。

<分析項目>
・溶出試験(ヒ素、重金属、フェノール類)
・残留農薬
・小麦由来タンパク質
・一般細菌数

成績書一例 


 人にも環境にも社会にもやさしいからこそ、現代で輝く価値がある「ふぞろいのストロー」を一緒に広めていただけませんか?環境汚染問題対策や地域活性化、持続可能な「誰一人取り残さない社会」へ向けて、支援者皆様とのパートナーシップで実現していきたいと思います!

 「ふぞろいのストロー」の他にも「麦」にちなんだ地球にやさしいリターン品をご用意させていただきました!各生産地から提供いただいた麦をミックスして醸造した、ここでしか手に入らないクラフトビール「ふぞろいのビール」や、麦由来原料で創った「森のタンブラーMUGI 」、そしてSDGs教育にも活用可能な「ふぞろいのストローのコンセプトブック」など今回のプロジェクト限定のものばかりです。
 
 そして、「女子美術大学」とのコラボで実現した、Booster特別デザイン「muule」の限定セットもお勧めのリターンとなっています。

ふぞろいのストロー応援セット(左)/女子美術大学スペシャルコラボデザイン「muule」セット(右)

 ふぞろいのストロープロジェクトは、生物の多様性と自然の力を活かして、それを使う人間社会にポジティブインパクトを与え、サステナブルな社会形成へ向けて進んでいきます。皆様の応援、どうぞ宜しくお願いいたします!


(プロジェクト全般について)
Q1. 海外発送は対応していますか?
→ 申し訳ございませんが、対応しておりません。

(ふぞろいのストローについて)
Q2. ふぞろいのストローの原料は?
→ 麦わら(麦の茎の部分)です。品種は大麦(二条・六条)やライ麦になります。

Q3. ストローの使用上の注意は?
→ 天然の素材のため、強く押しつぶすと割れてしまうので、嚙んだりせずに使用してください。

Q4. 黒っぽい色のストローは汚れですか?
→ 麦わらも日焼けすると黒っぽくなるため、自然の色合いです。また、衛生面の品質基準もクリアしていますので問題はありません。安心してお使いください。

(ふぞろいのタンブラーについて)

Q5. タンブラーの原料は?
→ 麦芽55%、ポリプロピレン45%です。焙煎工程で出る粉末をアップサイクルしています。

Q6. タンブラーの使用上の注意は?
→ 火の近くに置かないでください。液体を入れたまま長時間放置すると麦芽由来の色素が色移りすることがありますが、安全上問題はありません。

Q7. 食器洗浄機は使えますか?
→ お使いいただけます。


■ 特定商取引法に関する記載(ビール以外)
 販売事業者名:一般社団法人広域連携事業推進機構
 事業者の住所:東京都中央区銀座1丁目22番11号
 代表理事 重久 弘美
 URL:https://fuzoroi.rpa.or.jp/
 MAIL:contact@rpa.or.jp
 送料:送料込み
 その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄
 (https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

■ 特定商取引法に関する記載(ビール)
 販売事業者名:株式会社ふたこ麦麦公社
 事業者の住所:東京都世田谷区玉川3丁目13番7号 柳小路 南角2階
 代表 市原 尚子
 URL:https://futakobeer.com/
 TEL:03-6411-7125
 送料:送料込み
 その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄
 (https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

■ふぞろいのストロープロジェクト運営事業者
名称:一般社団法人広域連携事業推進機構/(英名) Regional Partnership Agency
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目22番11号
代表理事:重久 弘美
事務局担当:染谷 真央
URL:https://fuzoroi.rpa.or.jp/
MAIL:contact@rpa.or.jp

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/02/17 23:19

    〜初春のご報告〜まだまだ寒い日々が続き、暖かい春が待ち遠しく感じますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 この度、ふぞろいのストロープロジェクトは、長野県が主催する『信州SDGsアワード2021(団体の部)』を受賞しましたので、以下にご報告申し上げます。信州SDGsアワードとは長野県が、企業や...

  • 2021/11/26 12:35

    来年の収穫のための麦蒔きが完了し、早くも新芽たちがスクスクと育っております!写真は佐賀県伊万里市の麦畑です。これから一冬越えて、寒さを成長の糧にして麦たちが力強く育ってくれることを祈るばかりです。年明けには麦踏みイベントも各地で開催する計画を立てております。ふぞろいのストローサポーターズの皆様...

  • 2021/11/09 23:48

    ふぞろいのストローを創っていただいている各産地の麦をミックスした,日本初のクラフトビール「ふぞろいのビール」が完成間近です!東京都世田谷区のふたこビールさんとの共創プロジェクトでもある「ふぞろいのビール」の醸造が大詰めです!今日は、途中経過のテイスティングチェックでした。完成までもう暫く熟成期...

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