はじめに・ご挨拶
初めまして。当プロジェクトを拝見して頂き有難うございます。
今、世界で大きく取り上げられているSDGs、農家さんが一年間丹精込めて作った青果物。年間約200万tもの果物が市場に流れないまま廃棄されている現実は御存知でしょうか。我々は今の一次産業界にある課題、問題を農家さんと共に、一緒になって解決できるよう取り組みを行っております。
長野県須坂市の株式会社キープ代表黒岩と、株式会社RiiTa代表の小澤です。
当プロジェクトは共同プロジェクトとして今回進めさせて頂いております。
キープは長野県須坂市にある農産卸売と農業を行っている法人です。
葡萄、桃、りんご等の果物を主に生産させて頂き、須坂の地で20年近く農業に携わらせて頂いております。
須坂市は、長野県長野市の真横に位置する市でございます。
須坂市は長野県内の中でも、低標高地帯となっており冷涼ではありますが夏は昼夜の気温差があり、果実の糖度があがりやすい環境です。
さらに、須坂市は日本有数の少雨地域にもなっており、日照量が多く、病害も比較的少なく味が凝縮された果実の育成に最適された地域としても有名です。
今回、リターン品としてお送りさせて頂きますのはその須坂市で収穫された
シャインマスカット…長野県の収穫量が全国一位を誇るブランド葡萄です。市場に出回る物はやはり高価で中々手に取って頂く機会が少ないと思います。キープではシャインマスカットの生産にも力を入れておりますので、是非ご賞味ください。
ワッサー…信州生まれの聞き馴染みのあまりない果物と存じます、桃+ネクタリンの自然交配して出来、桃の甘みとネクタリンの酸味を併せ持ち、果肉は黄色く硬めでサクサクした歯応えが新食感で長野県では非常にポピュラーな果物です。
りんご…全国収穫量2位の「さんふじ」が一番メジャー商品となります。上記で述べさせて頂いた通り、須坂市でできる、「さんふじ」は普段食べ慣れているりんごと是非食べ比べて頂くと、味の違いがお判り頂けると思っております。
今回共同代表のRiiTaでは、元々長野県内で飲食店を営んでおりましたが、このコロナ禍により長野県内のお店は全て閉店を余儀なくされました。
今回コロナ禍の中で黒岩さんとのご縁があり、そこから様々な都道府県の生産者様と出会いました。その中で感じた「食の価値」「SDGs(フードロス、食材廃棄問題)」をもっと日本中、そして世界中に発信しなければと感じ、このプロジェクトを行うことに決めました。
実際にただ食べるだけで終わりではなく、「一次産業を衰退させない」ように全ての人が一緒になり、「食品のフードロス0」を目標とする、私達の取組に一緒になって貰うことができればと考えております。
このプロジェクトで実現したいこと
〇生産者様へのご支援。食の価値をお届け
〇一次産業への参入
〇フードロス削減
こちら3点が主なプロジェクトの取り組みです。
・生産者様へのご支援。食の価値をお届け
生産者様の高齢化が進み、後継ぎ問題や生産量の減少。生産量減少による収入の減少が今一番の課題です。
→私たちがすぐできることは、実際に現場でどのような事が行われているかを、「知る」「見る」「考える」この機会を作ることです。
美味しい成果物がどのように成長し、どのような想いで作られているかを感じることが生産者様、食の本質を理解し様々なご支援に繋がると思っております。
・一次産業への参入
→自分(会社や個人)で自分の木を持つという事を考えた事はございますか。
果物が実際に店頭に並ぶまで、一年が必要とされます。
実際に自分が脱サラし、農業を営んでいる方もいらっしゃいますが、全員がそのような事はできません。
しかし、RiiTaでも農家様から自社の木を買い付けさせて頂いており、その木を農家様に委託しいつも通り生育を行って頂いております。
実際に自分が農家にならずとも、様々な方法で一次産業へ参入する方法があります。
今までの価値観をこのプロジェクトで一掃し、自分の木を持ち違った視点から農業を楽しんでみてはいかがでしょうか。
・フードロス0
→SDGsが昨今取り上げられるようになり、農業ももちろんのことフードロスは食に関わる物の一番取り組まなくてはいけない課題です。
作物の年間廃棄量は200万tともいわれます。
それはなぜかと言うと、「規格外のものは店頭に並ばない」が一番の理由です。
味は同じなのに見た目が少し悪いだけで廃棄される。その事に違和感があります。
RiiTaでは通常では廃棄するものも買い付けさせて頂き、加工等行い商品として製作、販売させて頂いております。
※傷や汚れがあるだけで、廃棄されるりんご
※昨年の収穫前の木になるりんご
そのように普段の視点を変えて一見無駄な物を無駄にしない。
ただそれだけの心掛けで全ての人、物が豊かになると思います。
プロジェクトを立ち上げた背景
RiiTaでは上述したようにコロナ禍でのご縁があり、農家様と交流を重ねる度に一つの事に辿り着きました。
「日本に生まれ育ったのに、何でこんなに素晴らしい事を今まで知らなかったのだろう」
言葉では、
農家の人が困っている。高齢化が深刻だ。国内生産量が年々下がっている等々
普段から目に耳にしていたはずなのに、本質を理解できていなかった事に気付きました。
農家様にコロナの影響で自身が大変な時に支えて頂いた恩返しをしたい。
農業、一次産業のために何かできることは無いかと考えました。
私たちができることは、「知らない人に知ってもらう」これが一番の恩返しだという事を結論付けました。
私たちがそうだったように、「知らない」からこそ協力の仕方が分からない。なんとなく蚊帳の外の人だから。という感じで今まで過ごして来た人達へ少しでも「知ってもらう」取り組みを本気でやり遂げようと思っております。
。
これまでの活動
クラウドファンディングは初めて利用させて頂きます。
キープでは、果物の生育販売、加工品の販売等を行っております。
このコロナ禍で海外からの農業実習生の受け入れが困難になり
RiiTaと共にアルバイト先の休業等により働き口の無くなった主に学生さん達を大々的に募り、
延べ100名以上を須坂市の各農家様達と一緒に農作業を行いました。
2021年も、少しでも若い方達に経験をして一次産業に触れて貰い、知らないを知るという形に持っていければと思い、この取り組みを今後も続けていこうと思っております。
更に、須坂市だけではなく、南信、山形、沖縄等今後も全国各地の農家様の元へ直接伺い、厳選の食品加工品を探し皆様へ本物をお届けを致します。
リターン品に関しては、RiiTaが現在お取引のある生産者様とのこらぼ商品など、色々な地域より「本物」をお届けさせて頂きます。
資金の使い道・実施スケジュール
皆様からご支援頂いた資金は、関わる全ての人々が豊かになるように、
一次産業への全面的バックアップ(商品購入、委託販売による新たなマーケットの拡大、販促手伝い、農業へ深部に入る為木の所有権及び購入、加工販売等)
長野県のみではなくお取引の有る無いに関わらず、
全都道府県の生産者様、加工業者様から今後も品物を買い取り、まだ手に取ったことの無い「本物」を世界や日本中の皆様にお届けできるように、有難く使わせて頂きます。
最後に
最後になりましたが、
同じ日本なのにこんなに知らない事だらけだった事を、知れた事に感謝です。
今自分には何ができるかを考えた先に辿り着いた物が、このクラウドファンディングでした。
このコロナ禍、全ての人々が苦しんでいる中でも自分にできること、これからの未来に何か少しでも残せる事があるのなら全力でやっていきたい。
苦しい時に手を差し伸べてくれた農家様と一緒になり、最終的には皆様がその商品を手に取り喜んでいただけるように
無駄のない世界になっていくように私達自身、皆様と手を取り合っていければ幸いです。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る100%を支援者様へ
2021/07/31 12:00農家様が心を込めて作った100%ジュース・ジュースに使用している果物は一つ一つ無添加・無香料で全工程手作りされています!・どのジュースも素材そのままのお味をご堪能頂けますこちらのジュースはクラウドファンディングのリターンで購入することが出来ます!・農家様の想いが詰まったジュースを是非皆様へ もっと見る
無くすもの
2021/07/30 12:00私たちの活動を3つに分けて紹介します!今回は3つ目、【200万tの果物を救う】規格外として市場に出ることなく廃棄される果物は、年間200万t!!私たちはフードロス0を目指すため、その果物を使い、ジュースを作っています。毎年莫大な量の果物が捨てられている現実、それを救うことができるという私たちの活動をみなさんに知っていただけたら嬉しいです! もっと見る
小さな
2021/07/29 12:00小さなりんごに、色がつき、大きくなって、皆さまの元に届きます。しかし、全てのりんごが届くわけではありません。味はとっても美味しくても、少しでも傷がついてしまったりすると廃棄になってしまうのです。美味しいりんごをもっと皆さまに食べていただくために、私たちは美味しいりんごを使ったジュースを販売しております! もっと見る
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