私たちは、東京農業大学 国際食料情報学部の大学3年生です。

今回、コロナ渦において、大学での学びが深まり、日本の農業に問題意識を持つ女子学生が「消費が低迷する “日本茶” の現状を変えたい!」という思いから、本プロジェクトを立ち上げました。

祖父母が札幌で50年お茶屋を経営していて日本茶へ強い思いのある細谷と、AG/SUM2019(主催:日経新聞、後援:農水省)のSDGsアイデアソンの本選にも出場し、日本の農業に強い危機感を持つ前山と佐藤が挑みます!

今回ご支援いただいた資金は商品の配送代金に加えて、日本茶のおいしさを広めていくための準備資金に充てさせていただきます。ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。また、最後まで読んでいただけると幸いです。


◆◆◆ プロジェクト発起の理由 ◆◆◆

このプロジェクトを立ち上げたきっかけは、「おいしいお茶を飲める機会が減ったな」と感じたことです。また、東京農業大学で学ぶ中で、会議やお弁当の付け合わせの際にはペットボトルのお茶が多く、本来の急須で淹れるスタイルを見かけなくなったためです。そして、日本の茶文化が衰退していると強く感じるようになりました。

東京農業大学の入江准教授に相談

外食では、ジュースやコーヒーなどの飲料にはお金を払います。しかし、お茶は無料なのが当たり前で、飲食店側もお金が取れないためにこだわりのお茶を準備できず、高級なお茶が無くなりつつあるのではないかと思いました。私たちは、「美味しい日本茶においても、お金を払って飲む環境づくりができないのか」と考えるようになりました。

当時の店舗(札幌・細谷園製茶)

また、メンバーの細谷は、祖父が製茶園を営んでいた記憶から、お茶が衰退することに対して、それを解決したいという人一倍に強い思いがありました。そして、今回、このプロジェクトを立ち上げました。


◆◆◆ 製茶業界の現状 ◆◆◆

皆さんは、最近いつ、美味しい日本茶を飲みましたか??

多くの方は、思い出せないぐらい昔ではないでしょうか。
その理由の一つとしては、コーヒーや炭酸飲料など多くの飲料が海外から日本に入ってきたためです。

今、日本茶が飲まれる機会が減ったことで、日本の製茶業界では多くの問題が起こっています。

■ 最も高級な一番茶の価格が過去最高額の半値以下に。
■ 栽培面積が年々減少傾向。
■ 生産農家の減収。
■ 生産農家の離農。
■ 茶園の老朽化。

製茶産業は、大規模な機械を導入できず、また、その働き手の高齢化により、生産量減少に歯止めがかかりませんでした。


◆◆◆ 日本茶を身近にしたい◆◆◆

今回のプロジェクトの目標は、「日本茶の美味しさを伝えると共に、美味しい日本茶を知って頂くことです!」。そして衰退しつつある日本を代表する食産業の1つである日本茶を守りたいです。

急須が緑茶文化の衰退とともに家庭から姿を消しつつあります。そこで急須が家になくても、おいしさを楽しめるようにteabag式の商品も開発しました。急須を使わずに済むことで手間を削減することもできるため、日本茶がより身近な存在になることを目標としています。


◆◆◆ リターン紹介◆◆◆ 

今回のリターン品は、メンバーの細谷の祖父母が札幌で提供していた、こだわりの製法のものです。焙煎で仕上げる方法は、今ではかなり珍しいものとなっています。また、職人の持つ高い技術により生み出されているため、後世に受け継いでいかなければならないと考えています。

左:火扇、右:和火(Teabag式)

和火【WAKA】:“火”の香りと日本茶のおいしさが食事を引き立てる、和やかな味わいです。2021年一番茶。

火扇【KAOU】:“火”を扇ぐごとく立ち上がる茶葉の香り。製茶場の冷蔵庫で半年程度寝かせた“蔵出し”商品です。冷蔵庫で寝かせることで、まろやかな味わいになっております。2020年一番茶。


今回、Teabag式と急須式の二種類を準備しております。用途に合わせて、お選びください!

■ Teabag式
和火【WAKA】内容量:一袋 3g×10コ入り
火扇【KAOU】内容量:一袋 3g×15コ入り

■ 急須式
和火【WAKA】内容量:一袋 50g
火扇【KAOU】内容量:一袋 30g

*当商品は細谷園が厳選した静岡一番茶のみを使用し、細谷園のこだわり製法 “焙煎” を施した特蒸し茶です。Teabagの素材には環境に配慮して、完全性分解性の素材、ソイロンを使用しております。


◆◆◆ おすすめの飲み方 ◆◆◆ 


◆◆◆ プロジェクト期間 ◆◆◆ 

2021年6月中旬:クラウドファンディング検討開始
2021年7月上旬:農大OBの玄成秀さんに相談
2021年8月中旬:プロジェクトメンバーを結成
2021年9月1日: 企画・広告施策を検討
2021年10月20日~11月20日:クラウドファンディング期間
2021年11月下旬:発送準備開始(順次発送開始)


◆◆◆ メンバー紹介 ◆◆◆ 

左から、前山、細谷、佐藤
(東京農業大学 国際食料情報学部 国際農業開発学科 3年)

■ 細谷日佳理
祖父の他界に伴い閉店した、祖父母が50年札幌で経営していた「お茶の細谷園」を復活させるべく2020年に活動を開始しました。現在は和菓子屋さんや八百屋さんなど、おいしさに共感してくださったお店との取引を開始しているほか、自身のECサイトでも販売をしております。より多くの人に日本茶の、細谷園のおいしさを知っていただくためにプロジェクトを立ち上げました。応援よろしくお願いいたします。

■ 前山未羽
私は農業に興味があり、大学のサークルで3年間、農業を熱心に勉強してきました。そこで学んだことは、"農家のこだわり"でした。作物に対して真正面から向き合う、そんな姿勢に感動しました。そんな時に、このお茶のプロジェクトに出会いました。お茶の需要が減ればお茶農家は減り、また日本の文化としての"茶"は衰退してしまいます。ペットボトルのお茶をよく買うという人も、緑茶は最近飲んでいないなという人も、是非、こだわりの焙煎緑茶を味わって頂ければ幸いです。

佐藤瑞保
私は農家の祖父母の手伝いを幼い頃からしており農業が身近な存在で、大学で農業を勉強し一層自分には何が出来るのかを考えるようになりました。コロナ禍で活動が制限される中、学生の間になにか新しい事を始めたいと思い、このプロジェクトに参加しました。私達の取り組みが日本の農家さんを少しでも支援する事ができたら幸いです。応援のほどよろしくお願い致します。


◆◆◆ 応援コメント◆◆◆

東京農業大学 客員教授
農林水産省前事務次官
末松広行先生

おいしいお茶って身体だけでなく心も温まりますよね。若い人たちだからこそわかるお茶のおいしさを追及してもらいたいです。農大で思うのは、若い人々が日本の農産物がおいしいこと、健康にいいことに気づいていることです。そしてその良さを広めようと動き出していることをみなさんとともに応援したいです。



東京農業大学 客員研究員
㈱Agnavi 創業者兼CEO
玄 成秀

東京農大の在学生が、日本の農業に問題意識を持っており、その解決の大きな一歩を踏み出そうとしております。コロナ禍において何かと不自由な中での挑戦。そんな、学生たちに皆様のご協力をお願いします!

 東京農業大学 国際食料情報学部
国際農業開発学科 准教授
入江満美先生

東京農大の学生の想いのこもったお茶を淹れて、おうち時間を楽しみませんか?外でのびのびできるようになったら、このお茶をマイボトルに入れて出かけたいですね。皆様の応援とお力をよろしくお願いいたします。


◆◆◆ 最後に ◆◆◆

最後までお読みいただきありがとうございます!“細谷園”こだわり製法、一番茶を焙煎したことで香る、茶の豊かな香りを楽しんでいただければ嬉しいです。ステイホームを彩る存在の一つに、そして日本茶の存在を身近に感じていただけるよう頑張ります。応援よろしくお願いします!!


<プロジェクトオーナーについて : 特定商取引法に関する記載> ●販売事業者名:細谷日佳理 ●事業者の住所/所在地:神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-25-1 ● 事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。 ●送料:送料込み ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/11/26 21:00

    本日11/26(金)、日本郵便 レターパックプラスにて支援者様全員分のリターン出荷が完了致しました。改めましてたくさんのご支援誠にありがとうございました。お手元に届きましたら、焙煎製法が奏でる香りや味わいを是非お楽しみ頂けると幸いです。プロジェクトメンバー 一同

  • 2021/11/20 17:55

    この度はたくさんのご支援誠にありがとうございます。おかげさまで、つい先ほど追加分を含む全てのリターンが完売致しました。これより配送準備に入ります。リターン到着まで今しばらくお待ちください。配送作業が完了次第、活動報告を更新いたします。よろしくお願いいたします。

  • 2021/11/20 08:00

    こんにちは!いよいよ本日クラファン最終日となりました。たくさんのご支援はもちろんのこと、様々な面で応援してくださった全ての方々のお陰で、本日まで活動することができました。新しい発見に出会い、また日本茶のことに興味を持って頂けたと実感する事もしばしばあり、楽しみながら活動することが出来ました。募...

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