はじめに・ご挨拶

 私たちは、「世界中のどこの国の人も受け入れ、苦労を共有するカフェ」として、大阪府箕面市で、外国人市民のエンパワメントと当事者主体のコミュニティづくりに日々取り組んでいます。2013年5月のオープン以来、以下の3つの理念を大事にしてきました。

〇コムカフェのヴィジョン
・周縁化される外国人当事者のエンパワメント
・外国人当事者主体のコミュニティづくりの仕掛け人となる

〇コムカフェのコンセプト
・「伴走」と寄り添う姿勢
・多様な「舞台」を提供する

〇コムカフェのメッセージ
・「一人じゃないよ」&「"自分らしさ"を大切に」
・責任を伴う主体性(責任をもってやろうとする姿勢)を尊重する

カフェスタッフのうち、クラファンプロジェクトチーム
(左から鳥羽山、崔、ナタリア、張、岩城)

 オープン以来、3000日間営業してきたことにより、「ここに通うと、世界一周旅行をした気分になる」、「アットホームな雰囲気が心地よい」と、リピーターの方にも恵まれるようになってきました。また、世界各地の味を、より多くの人たちに楽しんでもらえるよう、 地域のおまつりや学校給食のメニューづくりなど、どこにでも出向き、交流の機会をたくさんつくってきました。

毎日のメニューの様子はこちら


シェフとボランティアの交流会の一コマ

  しかし。。。

 コロナ禍により、イベントの中止や店内飲食に制限がかかるなど、現在は思ったようなお店の運営ができていません。 外国人市民や地域住民の「居場所」づくりは進めてきましたが、今回はもう一段ステップアップして、より多くの外国につながる人達に「しごと(=出番と役割)」をつくりたい。そのためには、異なる背景を持つ人たち同士が、どのように「ともにはたらく」場所をつくれるのか、いろいろなプロジェクトにチャレンジするための資金を募りたい。また、開始から10年に至るこれまでの奮闘をMOOK本にまとめ、 このカフェの魅力や運営のノウハウを広く発信したいと思うようになりました。


このプロジェクトで実現したいこと

10年間の奮闘やカフェメンバーの魅力が伝わるMOOK本を出版する。

これまでの運営は、決して順風満帆なものではありません。時にぶつかり合ったりもしますが、それでも同じ目的のために日々新しいチャレンジを続けてきたコムカフェ。

100ページのMOOK本のタイトルは、「1つのカフェ×6つの『しょく(食・触・職・色・織・ショック⁉)」とします(中国の印刷会社に印刷と製本を発注する自費出版を予定です。MOOK本の出版に必要な110万円のうち、80万円ほどを今回のクラウドファンディングで集めます)。

内容(案)
・comm cafeの成り立ち
・運営のノウハウ(中間就労の仕組み)
・異文化理解「あるある」エピソード
・メニュー誕生秘話
・対立から創造を生み出すコミュニケーション・テクニック
・多様な関係者のユニークなエピソード集
・一押しレシピ10選                                       ・シェフたちのお国事情(コロナ禍にまつわる各地のトピック)  などなど。

10年間で培ったこのカフェの魅力をつまみぐいできる1冊です。

【写真はイメージです。】

【スケジュール】

①目次整理・原稿執筆(3~4か月) 2022年4月~7月
②編集・校正・チェック(2か月)2022年9月
③書籍データ化・最終原稿チェック(2か月) 2022年11月
④印刷・製本(1か月) 2022年12月
⑤日本への輸送(1か月) 2023年2月に到着
⑥送付(2週間)2023年3月にお届け


②シェフやスタッフの「やりたい」プロジェクトを実現する

 例えば、シェフのアイリンさんは、「多文化子ども食堂」を開催し、国籍を地域の問わず子どもたちと大人が世界のいろいろな文化にふれあう機会を作りたいと考えています。

【イラン出身のシェフ 、アイリンさんからのメッセージ】

私はクラウドファンディングが成功したら、「多文化子ども食堂」をやりたいです。そこでは食事をするだけではなく、他の国の文化も学べる食堂として、まずは毎月1回、土曜日の昼に、外国にルーツをもつ子どもをはじめ、地域の子どもと大人が参加できる子ども食堂をやります。コロナ禍でしんどくなっている人には無料で食べてもらいますが、それ以外の人も200円程度で多国籍なランチを食べてもらいます。食事のあとは、子どもと大人が一緒に参加できるゲームをしたり、一緒にパンやピザを焼いて食べる企画もやりたいです。                                   ぜひみなさん応援してください!


【多文化子ども食堂のスケジュール】

5月、7月、9月、11月、1月、3月(原則として第3土曜日の昼に開催)。前月はメニューの決定や告知など準備をします。毎回50食程度を用意します。

③小さな挑戦を積み重ねて大きなチャンスを生み出したい!

上記以外にも、カフェに関わるメンバーたちは、今回のファンディングで得られた資金を通して、将来の夢、やってみたいことにどんどん取り組んでいく環境をつくっていきます。

コロナ禍が続く中でも、いまシェフや運営スタッフが将来チャレンジしたいことは、「小さいビジネスを積み重ねながら、いろんな人が関われる『しごと』をあたらしくつくる」こと。

例えば。。。

●世界のユニークなキッチングッズなどを扱うオンラインショップの開設

 世界にはまだまだ日本で知られていない便利なそして優秀なキッチングッズが眠っています。

 comm cafeのネットワークを駆使し、キッチングッズの輸入・販売などもオンラインショップを通し実現したいと夢見ています!


● 世界のあちこちの人とつながれるオンラインツアーの開催(最初は「韓国」を予定)

 世界にひろがるcomm cafeネットワーク! comm cafeでかかわった人が自分の国、または違う場所に引っ越しても、そのネットワークはいまだ健在です。これまでの関係性を活かして、オンラインで現地と結び、現地事情を紹介してもらうイベントを企画中。第1弾として応援メッセージも寄せてもらっているハンさんと行く「韓国オーガニック給食見学ツアー」なども企画中です。


● 世界の発酵食品の研究、紹介

 第1弾としてリターンとしてもご用意しているそら豆からつくった豆板醤を商品化します。中国から取り寄せた細長い「二荆条とうがらし」とソラマメを漬け込んでいます。

【豆板醤の商品メニュー化】

 ①材料の仕入れ    :2022年3月

 ②仕込み(カビ付け等):2022年4月

 ③発酵(2~3か月) :2022年5月

 ④販売開始      :2022年 6月~


● 国籍や文化のちがいを超えて運営する面白さ、意義をニューヨークの国連機関までプレゼンしにいく

 comm cafeの魅力って何でしょう?スタッフの手前味噌で申し訳ないですが、コンセプトが「世界のどこいもないカフェ」なんです。

 同じ国同士、同じ文化同士の人たちがするカフェは世界にたくさんありますが、comm cafeの面白いところは違う国、地域、文化、年齢、性別、ジェンダーの人々が協力して作り上げていっているところ。もちろんその中で9年間の営業中いろいろな摩擦、軋轢などもぞくぞく!でもそれらを乗り越えてみんなで作っていくこのカフェそのものが、閉塞感あふれる社会への一つの処方箋では、と感じています。

 これは国連のめざす「持続可能な社会づくり」にもぴったりのテーマです。

 「在住外国人とどう共に暮らすか」、どの国も試行錯誤する中で、comm cafeは今日も効率とは無縁の営業を続行中です。「それでもこれまで積み重ねた成果を世界の皆さんに伝えたい!」そんな思いでいつの日か国連UNDPでプレゼンできる日を本気でめざし、SDG Action Awardsを真剣に狙っています。


●コムカフェメニューのレシピ本の出版

 ランチのないスナックの日に何をしているかご存じですか?もちろんボーっとしているわけではありません!世界の料理の新メニューを開発中なんです。

 今まで作ってきた試作品はゆうに300を超えるのではないのでしょうか。その中からとっておきのメニューをレシピ本にのせて出版するなんていう夢も持っています。近い将来、comm cafeとっておきのメニューをお家でも再現できるかも!?また、レシピ本やその中で使われるスパイスなどをオンラインショップを開設して皆さんに届けたいと願っています。


プロジェクトを立ち上げた背景

  2020年6月末で、日本で暮らす外国籍市民は約289万人(出入国管理庁調べ)。人口の2.3%を占めています。また外国にルーツのある日本国籍をもつ人を入れると、外国につながる人の数はもっと増えると思います。しかし、地域の多文化化が進む中、在住外国人に向けられる人権侵害、差別的な言動がネットや実生活の中で増えてきているのも事実です。普段目にするニュースでは、連日のように、外国人と日本人を対等に扱わず、優劣をつけるかのような事象が報道されていることに、私たちは危機感を覚えています。

出典:出入国管理庁

 2020年から広がったコロナ禍により、「食」を通したイベントやお祭りはすべてキャンセル、対面での営業も人数制限をしながらの日々が続いています。シェフやスタッフたちと会議する中で「こんな時こそ、子どもや切実な人のためにお弁当を届けたい」、「オンラインで世界とつながる企画をやりたい」など、いろんな声があがりました。「カフェ営業」以外の出番と役割をつくることで、外国人市民のポテンシャルをさらに活かしながら、新たなコミュニティビジネスの展開を模索する必要性を強く感じてきました。

 いっぽうで私たちの営業スタイルは、世界に類を見ない形式だと自負しています。毎日変わるメニュー&メンバーで、8年間営業を続けてこれた秘訣は何なのか。いろんなぶつかり合いを経ながら、少しずつ獲得してきた「互いの違いを認め合いながら」ともにはたらくノウハウは、もしかしたら、コロナ禍での閉塞感やヘイト的な言動が増えてきている昨今、もっと積極的に発信をしていくべきではないかと思うようになりました。

 近隣には一定、知られるようになった私たちですが、異なる人達がいろんな形で関わって一緒に運営する面白さを、日本全国、あるいは全世界へ発信していきたい。現在カフェ運営に携わるスタッフは全員縁のある国がたくさん あります(韓国、中国、モンゴル、ロシア、タイ、トルコ、アメリカ、ブラジル、インド、ベトナム、台湾etc) 。

 クラウドファンディングで資金が集まれば、これらの多様なネットワークを活かしてMOOK本を出版し、より多くの人にcomm cafeの魅力や現在取り組んでいる課題、そしてこれからの私たちの未来(展望)を伝えられるようにしたい 。ここ数年は予算減でやりたくてもできなかった企画を実現させながら、さらに運営を盛り上げていきたいと考えています。


これまでの活動(comm cafeの4つの機能)

①飲食店営業としての成果
•これまで3,000日、毎日日替わりで40か国90名がシェフ となり、ランチやスナックを提供。
•多様な関係者(のべ276人のボランティア、イベント開催時の特別ゲスト250 人、約10万人のお客様)
•多彩なコラボイベント (40の国・地域からなる250人の講師を迎えた268件の企画を実施。      総参加者数:約4,000人)
•空き農地を使って海外の野菜などを育てるNPO「グローバルコミュニティみのお」との協働(キャッサバ・しそジュースなどの商品化)

無農薬野菜を届けてくださるNPO(グローバル
コミュニティみのお) の佐藤さん(写真中央)

•Facebookページの「いいね!」の数(2022.1.26現在):2,785 , フォロワー:2,982              1日の平均リーチ数450~500人

②人材育成の機能
• 食を通したコミュニティづくり(=シェフ達の支援 開業したり、料理教室を開くシェフが多数誕生)
•カフェをやっているうちに、日本語がとても上達する(シェフ)
(厨房の現場はそれぞれのレベルに応じた日本語で会話をするから)
•シェフやボランティアの変化(コミュニケーションの取り方が変わった、という声が多数)

③相談機能
•数々の就労支援&相談(12名が就職または開業)
•子ども関連(日本での教育、学校のシステム、ママ友の付き合いなど)、仕事の悩み、子どもとの言語や文化の違いなどから抱く不安感に寄り添い、それぞれのスタッフが自らの経験からアドバイスしている。「悩みがあっても言う場がないけど、キッチンでは気軽に自然に、緊張せずに話ができる。」(シェフ)=シェフが抱えている胸の内を引き出せる傾聴力

④啓発機能
•ボランティアとして、切実な状況を抱えている人などを誰でも受け入れている(=賄い、フードドライブ、就労支援、日本語支援など)
•地域交流とのコラボ(地域の教育機関、福祉機関、NPOなどとの協働)

資金の使い道

委託費:クラウドファンディング手数料(収入の10%)297,000円
リターン作成(カフェのパートナー団体である外国人グループ「チーム・シカモ」への委託) 330,000円
通信運搬費:メール便&MOOK郵送費 190,000円
印刷製本費:MOOK印刷費 500,000円
旅費交通費:講師交通費 70,000円
消耗品費(包材等) :213,000円
食材費 :コムカフェ食堂&各種リターン食材 650,000円
報償費  :Mookデザイン謝金、オンラインセミナー講師謝金等 700,000円            販売促進費(クーポン代)50,000円

スケジュール
1/25~3/24 クラウドファンディング実施
4/1~ リターン返礼開始(クーポン、「めろん」への広告掲載、キャッサバなど)
2022年 5月  リターンの進捗状況などと合わせて、MOOK本の編集開始                        2022年 5月  日曜試作イベント開始(以後9月まで毎月第4日曜日に開催)
2022年 7月  視察の受け入れ、講師派遣開始(2022年度末まで随時実施)             2022年 11月  MOOK本の印刷発注(中国へ)
2023年 1月  MOOK本の到着、通関
2023年 4月  MOOK本の発送

リターンのご紹介
御礼メールのみ  1,000円
MOOK本の「支援者一覧」にお名前を掲載 2,000円
コムカフェクーポン1000円分&箕面市国際交流協会月刊情報誌「めろん」1年分  4,000円
コムカフェメニューセット(中国のジャン茶10杯分&ロシアの焼き菓子2種セット)5,000円
MOOK本「(仮称)1つのカフェ×6つの「しょく」食・触・職・色・織・ショック⁉」 6,000円     自家製豆板醤100g&花椒30gセット 3,000円                           箕面産キャッサバ500g(冷凍配送)6,000円
日曜日の新メニュー試作体験&試食会 10,000円
視察受け入れ(ノウハウ提供。オンラインも可)  20,000円
スポンサー広告1年間(箕面市国際交流協会の月刊情報誌「めろん」への広告掲載)およびMOOK本への広告掲載(1/3ページ分)   50,000円
企業様向けオーダーメイド研修会の開催(オンラインも可) 100,000円
企業様向け研修会「日本全国どこでも2回まで派遣」コース 200,000円              

<シェフからのメッセージ>

以下は、シェフさんたちのコメントです。

何寶儀さん【香港出身のシェフ・「大阪の香港料理教室キャーフィ 」主宰】

ワンデイ・シェフになって、あっという間に8年がたちました。最初は、ランチの日に何を作ろうかと悩んでいましたが、職員の人たちから「香港の家庭で作られている料理で大丈夫」と言われました。

毎回のメニューを考え、お客さんが喜ぶ顔を見るたびに、少しずつ自信がつき、シェフになった1年後(2014年)には、料理教室を始めることになりました。 今でもコムカフェは私の居場所です。 

お客さんが褒めてくださる言葉はとても嬉しいです。 


フランクリンさん 【キューバ出身のコムカフェシェフ】

Hola, mi nombre es Franklin, vengo de Cuba y soy un estudiante extranjero en la universidad de Osaka. Yo pude conocer sobre Comm Cafe a través de un amigo que había trabajado como voluntario en el café. Cuando entré por primera vez, pensaba que se trataba de un trabajo como cualquier otro, pero eventualmente Comm Cafe se convirtió en lugar muy especial para mí. A mis companeros de trabajo los considero como mi segunda familia en Japón. Además, he mejorado mucho mis habilidades de japonés.

 Siempre quise cocinar de manera profesional para muchas personas, aunque por el momento se trata solo de un hobby. Al principio, el tiempo en cocina casi no me alcanzaba, y de no ser por la ayuda de el resto del staff, hubiera estado en problemas. Sin embargo, con el paso del tiempo me he acostumbrado cada vez más al ritmo de una cocina profesional, y ya incluso hasta me sobra el tiempo. Comm Cafe también me dio la oportunidad de deleitar a varios clientes con los secretos de la cocina cubana, y en especial aquellos trucos culinarios que mi madre me enseñó cuando era niño. Cuando alguien me dice que le sorprendió el sabor de una gastromía que era desconcida para él, mi corazon se llena de alegría. Espero poder seguir mejorando mis habilidades en la cocina y deleitando a más clientes con la excelente gastronomía cubana.

 こんにちは、フランクリンです。キューバ出身で、大阪大学の留学生です。 カフェでボランティアをしていた友人を通して、CommCafeについて知ることができました。 初めて入ったときは他と同じ仕事だと思っていたのですが、やがてCommCafeはとても特別な場所になりました。 私は同僚を日本での私の第二の家族だと考えています。 また、日本語のスキルも大幅に向上しました。 

 今は趣味ですが、ずっとプロの料理をしたいと思っていました。 最初は、キッチンで過ごす時間がほとんど足りなかったので、他のスタッフの助けがなかったら困っていたでしょう。 しかし、時間の経過とともに、プロの厨房のリズムにどんどん慣れてきて、時間に余裕があります。  Comm Cafeはまた、キューバ料理の秘密、特に子どもの頃に母が教えてくれた料理で、何人かのお客様を喜ばせる機会を与えてくれました。 知らない料理の味に驚いたと誰かに言われると、心が喜びに満ちあふれます。 私は料理のスキルを向上させ、優れたキューバ料理でより多くのお客様を喜ばせ続けたいと思っています。


 中川 ナパラウィー(ノック)さん 【タイ出身のコムカフェシェフ】

นภารวี นาคากาวะ (นก) 

แม่บ้านของสามีชาวญี่ปุ่น แม่ของลูกชายวัยประถม

อดีตบรรณาธิการนิตยสาร และพนักงานบริษัทด้านสิ่งพิมพ์ทางการแพทย์ ที่ประเทศไทย     Comm Cafe เป็นร้านอาหารที่ไม่ธรรมดา! 

ดิฉันเป็นคนหนึ่งที่มีโอกาสได้เห็น Minoh's Comm Cafe แห่งนี้ตั้งแต่มันเป็นโปรเจคท์บนแผ่นกระดาษ จนมันค่อยๆ ก่อตัวเป็นรูปเป็นร่างขึ้นทีละน้อย เป็นช่วงเวลาเดียวกับที่ชีวิตในประเทศญี่ปุ่นอันแปลกใหม่และแปลกแยกไปหมดทุกสิ่งเพิ่งจะเริ่มต้นขึ้นเช่นเดียวกัน

Comm Cafe ก่อตั้งโดย MAFGA และเพราะ MAFGA นี่เองที่มีส่วนสำคัญที่ช่วยให้ดิฉันสามารถลุกขึ้นยืนและก้าวเดินต่อไปข้างหน้าในดินแดนญี่ปุ่นได้ ทั้งการ support ด้านการเรียนการสอนภาษาญี่ปุ่น การแนะนำการใช้ชีวิตในด้านต่างๆ ในญี่ปุ่น โดยอาสาสมัคร  ที่เข้าใจและเห็นอกเห็นใจในความรู้สึกของชาวต่างชาติ ทำให้คนที่เคยมีทุกอย่างพร้อม แต่ต้องมาอยู่ต่างบ้านต่างเมืองต่างภาษาอย่างดิฉัน จะสื่อสารกับใครที่เคยทำได้ง่ายๆ ก็กลายเป็นยากไปหมดทุกอย่าง ได้รับกำลังใจเหลือเฟือ และเรียนรู้ที่จะปรับตัวเข้ากับวัฒนธรรมญี่ปุ่นในด้านต่างๆ

เมื่อตั้งตัวได้แล้วในระดับหนึ่ง ดิฉันก็ได้มีโอกาสร่วมงานกับ Comm Cafe ในฐานะเชฟอาหารไทย นอกจากจะได้เรียนรู้ เพิ่มพูนประสบการณ์ในการทำอาหารในร้านอาหารแล้ว ส่วนตัวดิฉันเองยังได้รับความสุขและความภาคภูมิใจที่เราได้เป็นคนนำอาหารไทยและวัฒนธรรมไทยมาให้กับผู้คนในเมืองมิโนได้ลิ้มลอง ใครๆ ก็ทราบว่าอาหารไทยนั้นมีชื่อเสียงไปทั่วโลก แต่ถ้าแค่ทราบแต่ไม่เคยเห็นกับตา ไม่เคยชิมจากปาก ก็คงไม่รู้ซึ้ง และที่ Comm Cafe ก็ทำให้ผู้คน ได้ลิ้มลองอาหารไทย และอาหารต่างๆ จากทั่วโลก เอาไว้ในที่เดียว แถมยังแลกกับราคาที่ทุกคนเข้าถึงได้ไม่ยากเลย

และการทำอาหารที่ Comm Cafe จะสำเร็จด้วยดีไม่ได้ ถ้าปราศจากความร่วมมือจากเหล่าอาสาสมัคร ซึ่งส่วนใหญ่เป็นชาวญี่ปุ่นหรือชาวต่างชาติอื่นๆ ที่พักอาศัยอยู่ในย่านใกล้เคียง ผู้ซึ่งมีจิตอาสา และสนใจที่จะช่วยเหลือหรือพูดคุยแลกเปลี่ยนความคิดเห็นและวัฒนธรรมกับคนต่างชาติ ทุกคนล้วนมีค่านิยมอันเดียวกัน คือ "มองคนที่เป็นคน" ถึงแม้จะขีดกั้นด้วยเชื้อชาติ ภาษา หรือสีผิว แต่ทุกคนก็มีความเป็น "คน" ที่เสมอภาคกัน สามารถแลกเปลี่ยนในสิ่งที่เราไม่รู้ให้ "รู้" ได้ จากการทำงานร่วมกันในครัว และที่ยิ่งใหญ่ไปกว่านั้น มันก็นำมาซึ่ง "มิตรภาพที่ดี" ต่อกันและกัน

ดังนั้นทุกครั้งที่ดิฉันมาทำงานที่ MAFGA และ Comm Cafe ดิฉันจะรู้สึกเหมือนเราแบกความภาคภูมิใจของแผ่นดินเกิด มานำเสนอให้คนที่ญี่ปุ่นได้รู้จัก ขณะเดียวกัน ดิฉันก็ได้รับ ความช่วยเหลืออย่างจริงใจ รอยยิ้ม และมิตรภาพดีๆ กลับบ้านมาด้วยเสมอ ยังไม่นับรอยยิ้มและคำชื่นชมจากลูกค้าที่มารับประทานอาหารในร้านอีกนะ และเพราะเหตุนี้ ดิฉันจึงคิดว่า  Comm Cafe ไม่ใช่ร้านอาหารธรรมดา! แต่เป็นร้านแห่ง "ความร่วมมือร่วมใจซึ่งกันและกัน" ของทุกๆ คนที่ช่วยกันก่อร่างสร้างพื้นที่แห่งนี้ขึ้นมา

(訳文) 中川ナパーラウィー(ノック)、主婦、小学生の母、タイにおいて元雑誌編集者および医療系出版社社員

comm cafeはそんじょそこらのレストランじゃありません!

 私はタイ料理のシェフの立場でcomm cafeに協力しています。タイ料理とタイ文化を箕面に紹介できることが幸せで、誇りに思っています。ここには皆が気軽に来れる価格で、日替わりで世界中からの様々な料理を提供しています。

 ボランティア精神に富む、近所に住む日本人や外国からの異文化交流に関心のあるボランティアさんたちと協力して営業しています。皆の共通の価値観は「人として人を見る」ことです。国籍、言語もしくは肌の色などで線を引くのではなく、いつも人として見ることです。キッチンで協力する中で異文化交流を通してわからないことをわかってもらうこともできます。さらに、それは「よい友情」を互いにもたらすことにもなるのです。なので、毎回シェフをするときは、真剣で、笑顔にあふれた友だちの中のいるように手助けを受けることができます。料理を召し上がったお客さんから料理をほめていただくこともあります。

 このことがcomm cafeは「そんじょそこらのレストラン」じゃないと思うようになりました。ここではみんなが「互いに協力」してつくりあげる店なんです。わたしがあなたからの応援をまっているように、どうぞ応援よろしくお願いします。


<応援メッセージ>

 楊 霊琳 さん 【関西学院大学 中国語常勤講師】

 大阪府箕面市MAFGA的comm cafe,不是一家普通的餐饮店,它是能够让在日外国人实现自我价值的地方。很多外国煮妇、煮夫们都说在遇到comm cafe后,他们的世界天都亮了。

可惜,因为新冠,comm cafe的经营屡步为艰。大阪府前后一共发了9次“营业时间短缩协力金”,可暂停营业好几个月的comm cafe没有拿到任何补助。照射进comm cafe的煮妇、煮夫们生活的那缕阳光,正在渐渐地黯淡下去。

在这日益变冷的深秋,为了让更多人能够感受到更多温暖的阳光,请伸出您的援助之手,帮帮comm cafe吧。每一个人都需要一个实现自我价值的地方,都需要得到他人的肯定,就像你我一样。拜托大家了,谢谢!

(訳文)大阪府箕面市にあるコムカフェはただのレストランではありません。地域の在住外国人が自分の価値を実感できる場所です。 日本社会で孤立しがちで、周辺化された地域の外国人市民がcomm cafeに来ることによって、明るくなったり、積極的に日本社会にでるようになりました。

残念ながら、コロナの影響でカフェの運営が苦しんでいます。大阪府は営業時間短縮のための補助金を9回も交付していましたが、このカフェは休業していても補助金を受けられませんでした。いつも生き生きしていたシェフたちはだんだん笑顔が見られなくなりました。

寒くなってくる晩秋に、より多くの方に暖かさを届けられますよう、応援をお願いします。 誰でも居場所が必要で、誰もが自分の存在を認められてほしいし、こんな居場所を残すため、ぜひご協力をお願いします、ありがとうございます!


ハン・ソニ さん【ローカルフード教育センター「フォーム」協同組合理事長】

한국에 돌아온지 벌써 7년이 지났습니다. 그렇지만 여러분들과 함께 한 시간이 오래 전이라고는 느껴지지는 않습니다. 

저희 가족들은 건강하게 잘 지내고 있습니다. 그리고 저는 한국에서 바쁘게 잘 지내고 있습니다. 로컬푸드, 먹거리 등에 관한 협동조합 에서 일하고 있으며, 콤까페 에서의 경험은 큰 도움이 되고있습니다.또한 까페의  여러분들의 격려는 지금도 저에겐 큰 힘이 되고 있습니다. 

외국인 시민에게는 없어서는 안될 장소로서 이어질수 있도록, 일본의 여러분들의 협력을 응원 하고 있습니다.

私が韓国に帰って来て7年が経ちました。それでも皆さんと一緒に過ごした時間が あまり長くたっていないようです。 今うちの家族はみんな元気です。 私は韓国でとても忙しく過ごしています。 私はいま、食に関わるNPOで働いています。活動の中でマフガで経験したことがたくさん役に立ちました。 カフェのみなさんの励ましが、今の私の力になっています。外国人市民にとってなくてはならない場所でありつづけるよう、クラウドファンディングがうまくいきますように。


 玉本 英子 さん 【アジアプレス記者】

 世界各国の家庭料理を(安価で!)味わえるだけではなく、学び、交流できる場をつくってきた、魅力いっぱいの「comm cafe」。

 コロナ前、私は中東問題についての映像報告会をさせて頂いたことがあります。会の後、みんなで学校給食のように机をくっつけて、出来立てのトルコ料理を食べました。どこかのお店に行かなくても、その場で本場の料理が味わえるのが「comm cafe」。現地の食事をともにしながら、遠い国の人たちに心を寄せました。

 これまで40か国のシェフが参加してきた「comm cafe」。たくさんの苦労もあったことでしょうし、解決するための様々な試みをしてきたはず。このMOOK本は、たくさんのヒントも与えてくれる、特別なものになるでしょう。応援しています!


グエン・チュック・リン  さん 【2021年度 箕面市国際交流協会インターン】

  Mỗi lần đến thực tập, mình có cơ hội được giao lưu với các cô chú nhân viên cũng như được thưởng thức các món ăn ngon trên toàn thế giới. Khoảng thời gian mình bắt đầu thực tập ở MAFGA, tình hình dịch Covid-19 phức tạp dẫn đến nhiều sự kiện cũng như lễ hội bị hủy, ngay cả việc kinh doanh ăn uống tại chỗ cũng bị gián đoạn. Khi dịch Covid-19 được kiểm soát, mình nghĩ rằng các sự kiện cũng như lễ hội sẽ diễn ra sôi nổi trở lại và sẽ có rất nhiều người từ khắp nơi trên thế giới đến giao lưu, thật sự rất đáng để mong chờ.

Thông qua dự án “Sách MOOK”, có lẽ cái tên “comm cafe” sẽ được nhiều người biết tới hơn, góp phần vào sứ mệnh vốn có của MAFGA – thúc đẩy giao lưu đa văn hóa. Nếu có sự giúp sức của mọi người, mình nghĩ đây sẽ là một dự án đầy ý nghĩa.

(訳文)毎回のインターンは、スタッフと交流しながら、comm cafeで世界の色々な食べ物を楽しんでいます。MAFGAでインターンを始める時、残念ながら、ちょうどコロナが流行っていた時期なので、イベントやお祭りはずいぶんキャンセル、対面での営業も十分にできない日が続いていました。コロナが落ち着いたら、comm cafeのイベントがどんどん増えてきて、世界のたくさんの人が交流をしに来たり、きっと盛り上がると思うので、楽しみにしています。

「MOOK本」のプロジェクトを通して、様々な方にcomm cafeの魅力を伝えることができ、異文化交流を深めるMAFGAの本来のミッション達成の力になるかもしれません。皆さんのご協力があれば、きっと素敵なプロジェクトになると思います。


村上 忠良 さん 【大阪大学大学院言語文化研究科・外国語学部副学部長・タイ地域研究・文化人類学教授】 

 多文化共生社会の実現を目指すMAFGAの活動を応援しています。大阪大学外国語学部の学生・卒業生や留学生、また外国人教員とその家族が、いつもお世話になっており、ありがとうございます。

 MAFGAのなかでも、世界の家庭料理を提供することを通して、多文化共生の一つの姿を示してきたコムカフェが、新しい一歩を踏み出すこと、素晴らしいことだと思います。様々な背景を持った人が集い・つながる場として、さらに発展することを期待しています。 


フォルハ ハリノヴィチ さん【2019年度 箕面市国際交流協会インターン】  

 Впервые я встретилась с Мафгой во времена учёбы в университете. Тогда я как интерн стала членом «ком кафе». Здесь я, которая с момента прибытия в Японию очень старалась вписаться в общество, осознала, что это необязательно, что можно просто быть собой. Здесь мои горизонты расширились, благодаря тому что я повстречалась с другими иностранцами с похожими проблемами. Когда пришла корона, занятия в университете перешли в онлайн и стало тяжело встречаться с людьми, общение с членами «комм кафе» спасло меня. «Комм кафе» - важное место для реализации иностранцами себя в японском обществе, поэтому я очень хочу, чтобы оно продолжало своё существование. У этого места большой потенциал, и я хочу, чтобы как можно больше людей узнало об этом! Пусть всё получится!

(訳文)私はMAFGAと大学生時代に出会いました。そしてインターンとしてコムカフェの一員になりました。来日してずっと日本社会にうまくハマることを頑張っていた私にとっては、日本人にならなくても良い、自分らしくいても良いのだと気づかされた場所になりました。自分と似たような問題に直面している外国人が他にも大勢いることに気づき、視野がぐんと広がりました。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、人と直接会える場が極端に減った時も、コムカフェのメンバーがいたおかげで心が救われました。コムカフェは日本にいる外国人にとって、地域に馴染める大切な場だと思っているので、これからも存在し続けることを願っています。まだまだたくさんの可能性を秘めていることが色々な人に届いて欲しいです!応援します!


真嶋 潤子 さん【大阪大学名誉教授】

 外国から来て箕面市の市民になるってどんな感じでしょうか?

わからないことだらけで、「教えてもらう」「助けてもらう」「してもらう」ことばかりで、自分がいつも「受け身」で「何もできない」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。でも本当は、外国から来た市民は、まだ開花していない秘めたパワーの塊です。

  コムカフェは、社会参加の入り口を提供して、志ある人々(国籍不問)の力強くかつ痒いところに手の届く誠実なサポートで、食を通してのみんなが楽しい「共生社会」のあり方の一例を示してくれているところです。

 「日本社会の閉塞感」に疲れを感じている私達に、元気とやる気を起こさせてくれるエネルギーの源になっています。更なる展開、強く応援したいです。

 
高谷 幸 さん 【東京大学 大学院人文社会系研究科 准教授】

 多文化共生の話をすると、「日本人と外国人は対等な立場で」「お互いの理解が重要」「外国人を支援するだけでなく、彼らが参画する場が必要だ」という意見がよく出てきます。どれも重要な見解だと思います。難しいのは、「では、どうやって?」ということ。come cafeが特筆すべきなのは、こうしたお題目になりがちな多文化共生を、レストランの運営という形で8年間にわたって実践してきたこと。そこには諍いもあれば、分かち合いもある。comme cafeのこれまでの営みは、そんな真っ正直なコミュニケーション通してはじめて、徹底した外国人の参画、対等な関係性が成り立つのだということを教えてくれます。

 表面的でない多文化共生は、お互いの意見がぶつかりあって、しんどいこともあるかもしれない。でも、そうした関係性が成り立つことこそが、誰もが自分らしく生きられる場所の条件なのだということもcome cafeが示しています。

 多文化共生の未来、そしてこの社会の未来を灯し続けてきたcomme cafeの次の一歩を私も応援したいと思います。またカフェで美味しいメニューをいただく日を楽しみにしながら。


大橋 亜由美 さん 【公益財団法人 吹田市国際交流協会 事務局長】

 正しさ、常識的、一般的、平等、公平性…誰の? 自分の中に造られてきた既成のフレームを毎日のように振り返る瞬間がある空間がコムカフェ。コムカフェ のスタッフとして過ごしたのは本当に短い期間でしたが、私にとっては多文化共生について考え・経験し・学ぶ道場のような場所です。いろいろな価値観が交錯するため、もやもやするし、イライラもする。だけど、一方で意外なことにとても大切な意味があったり、ものすごい温かさに包み込まれたり…いつも変化し続け、言葉で表現するのが本当に難しい素晴らしい空間です。ここに至るまで、どれだけの言葉と想いと人手と時間をかけてきたのだろう・・・。少しの間だけでもそんなコムカフェの一員でいられたことを誇らしく思っています。これからもずっと応援しています。


木村 貞基 さん 【箕面メキシコ友の会 会長】

 いつも公私に渡りお世話になっている大好きなコムカフェ。日替わり外国人シェフや多国籍で多彩なスタッフさんとの協働された本格的な外国籍料理を楽しむことができます。
大変美味しく、また同時に多国籍の文化にも触れることができるとても素敵なカフェです。
 私のメキシコ人の友人達も大好きで、まさしく外国人市民間や外国人市民と日本人市民間のコミュニティの形成にもなっていて、外国人市民生活の充実化や地域市民の多文化理解の機会創出の場ともなっている「美味しく学べる交流カフェ」です。
 これからもコムカフェの存在がさらなる多様な市民間の交流の発展に寄与されることを切望します。


武田 緑 さん 【Demo代表 ・ 教育ファシリテーター】

 外国人市民がシェフとなって切り盛りし、様々な国の料理が食べられるコムカフェ。この場所を起点にして、これまで地域にさまざまなつながりと刺激が生まれてきました。

 今回のクラウドファンディングは、ここに関わる多様なバックグラウンドを持つ人たちのさらなるチャレンジ(コミュニティビジネス)に役立てられるということで、成功すれば、また新たな地域資源が、そしてドラマが生まれることでしょう。それを楽しみに応援したいと思います。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


■ 特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:(公財)箕面市国際交流協会 comm cafe (責任者:岩城あすか)
  飲食業営業許可:大阪府指令 池 保 第0153-0015号
  菓子製造業営業許可 (露店営業許可を含む):大阪府指令 池 保 第0153-0016号
  乳類販売業営業許可 (露店営業許可を含む):大阪府指令 池 保 第0153-0017号
 ●有料職業紹介事業許可:27-ユ-303432
 ● 事業者の住所/所在地:〒562-0032  箕面市小野原西5-2-36 
 ● 事業者の電話番号:Tel: 072-727-6912
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

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