はじめに・ご挨拶

初めまして、私共は新潟県胎内市で農業経営をしております有限会社アグリ黒川です。


このプロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトでは、築58年の老朽化した施設の改修費用の一部ををお米の売り上げで賄うことです。

返礼品は今年収穫されたばかりの新米になります。


ご支援を検討されている皆様の中には、「もう老朽化してしまった建物なら、解体するなりして新しく建て直す方がよいのでは?」とお考えする方が大方であるとおもいます。

もちろん、それができるに越したことはありません。

新しい施設を建てた費用が生産原価になり、米価に乗せて売り上げを増やしていく....
供給過剰の需要減少のなか、それはとても難しいことだと考えます。
お米を作れば作るほど赤字になるといった現象が起きてしまう原因になります。

昨今のコメ余りでの米価の下落に加えて、間もなく日本には超高齢化社会が訪れます。
そして人口減少することを考慮すると、果たして米価の回復する基調はあるのでしょうか?

我々は、日本社会の現状に合わせてお米の生産コストをできるだけ抑えることが現実的であり持続可能と考えます。


写真の建物は収穫された稲籾を乾燥調製、保管、精米までの工程を行う施設です。

建物左側がこの度補修の必要な築58年の乾燥調製施設になります。
稲刈りをした稲籾(水分20%前後)を乾燥(水分15%ほどまで)させた後、籾すりという作業を行い玄米にします。

こちらが穀物乾燥機 収穫した稲籾が満量になると籾の重さだけで3トン近くになることもあります。

20年ほど前に厚さ10cmほどのコンクリートで補修を行いましたが、重さに耐えることができずにひび割れが進んでしまいました。
建築当時のコンクリート基礎工事では重さに耐えることができなったようです。

お米を作るための施設をお米の売り上げで維持する、とてもシンプルことです。


プロジェクトをやろうと思った理由

前回のプロジェクトで実感したことですが、我々が思っている以上に数多くの支援者様が集まり、お米が美味しいとのお声をいただきました。とてもうれしいことで社員一同、仕事の励みになっております。

想像以上に我々が作っているお米は美味しいのだと。
生まれも育ちも新潟県で、なおかつ自分で作っているお米を食べ続けてきた我々にとっては日常のごはんです。

その美味しいお米作りを絶やさず持続可能な経営を続けるには、生産原価をできる限り抑え、必要とされる方々に食べていただくこと。

毎日の食卓に上がるおいしいご飯を維持することだと考えました。


これまでの活動として

今年2月の前回のプロジェクトにご支援いただいた皆様、まことにありがとうございました。

おかげさまで施設は完成し、過剰在庫であった令和2年産のお米もすべて完売いたしました。


ご参考までに前回のプロジェクトはこちらになります。

絶品コシヒカリを届けて豪雪災害の対応資金にあてたい!コロナ禍の過剰在庫をお届け


資金の使い道

施設の老朽化により、傾きとひびの入った基礎コンクリートの解体と補修。
一度、基礎コンクリートを解体し、新たに丈夫な基礎工事を行います。

他、返礼品費用とCAMPFIRE様手数料になります。

目標金額を超えた場合の資金もすべて補修工事へ充てさせていただきます。

基礎工事に伴い解体せざるを得ない外壁の補修や老朽化した電線の取り換えなどになります。


リターンについて

返礼品であるお米は、すべて新潟県胎内市旧黒川村地区で2021年に収穫された後、穀物検定協会で検査済みのものになります。
今年のお米も昨年同様、すべて1等品質でお米につやがありよくできています。

 

旧黒川村地区のコシヒカリは、地元スーパーや直売所農産物で新潟一般コシヒカリと区別され高値で販売されているブランドになります。

美味しいお米ができる理由として、急流胎内川のきれいな雪解け水を水田に引き込こめることがあげられます。

春の雪解け水は冷たく、稲の初期成育には負荷となってしまいますが、夏場の高温時には水の腐敗が起きにくく、高温障害を予防し健全な稲の生育につながります。


胎内川とその源となる飯豊連峰

田植え作業を簡略した直播栽培 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

返礼品には5つのタイプをご用意いたします。

精米2kgパック ¥1500


精米5kgパック ¥3000


精米5kgパック×2 ¥5000


精米5kgパック×4 ¥9000


令和3年産 新潟コシヒカリ 1年分100kg(5kg×20)
令和3年産新潟コシヒカリ10kgを10回に分けて、その都度精米してお届けいたします。
※写真は総量のイメージになります。


どのタイプの返礼品も募集期間終了後 に精米を行います。

お値段そのままで、玄米発送も可能です。ご希望の方は備考欄にておしらせください。

一括表示については、返礼品をお選びいただく際にご確認いただけます。

※返礼品パッケージに年産、精米日、販売者欄が印刷されていませんが、実際の御礼品は印字されたものになります。

※無洗米ではありません。また、無洗米の承りもいたしかねます。

※袋在庫の都合上、実際の返礼品が写真パッケージと異なる場合があります。

返礼品の発送を待っていられない、本当においしいのお米なのか確かめてから支援したいという方は、弊社通販サイトもございますのでご確認いただければと思います。


実施スケジュール

募集期間終了後に返礼品の発送作業に取り掛かります。 

その後、工事見積と発注の流れです。


最後に

ぜひ御礼品である旧黒川村地区の絶品コシヒカリをご賞味ください!

新潟産コシヒカリの品質もピンからキリまでありますが、私共のお米は魚沼産に勝らずとも劣らずと思っております。

これからも社員一同、お米の品質を落とすことのないよう持続可能な農業経営を目指し取り組んでいきますのでよろしくお願い致します。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください