放射能の影響で、太陽の下で遊ぶことができなくなってしまった子ども達・・・
この冬にも、子ども達を大阪に招待して、元気いっぱいの冬休みを過ごしてもらおう!
【心援隊とは】
心援隊(しんえんたい)は、2011年3月11日の東日本大震災を受け、安定・継続した支援を行っていくことを目的に発足し、情報や支援物資を届け、チャリティーイベントを行い、関西での避難受け入れや移住のサポートなどを行ってまいりました。
震災から1年半以上が経った現在、心援隊は『放射能から子どもたちの命を守る』ことを目的に、避難・移住のサポート、そして疎開・保養プロジェクトを行っています。
【とにかく子ども、守りたいねん!!】
東日本大震災、そしてその後起きた原発事故は、あまりにも多くの大切なものを奪いました。
事故で飛散した放射性物質により、子どもたちは、外で遊ぶ事も自由に自然と触れ合う事もできなくなってしまいました。
たくさんの家族が安全な土地への避難を選択している中、様々な事情を抱え、なかなか避難に踏み切れない家族もたくさんいらっしゃいます。
どの親御さんも、思いは『子どもを守りたい!!』そのひとつだけ。
その思いに寄り添いながら、少しでも心身を休め、明るい未来の為の選択をすることができるように、この冬休みにも『疎開・保養プロジェクト』を開催いたします。
【冬休み 疎開・保養プロジェクト詳細】
○実施期間
2012年12月28日~2013年1月5日(8泊9日)
○滞在場所
箕面観光ホテル(大阪府箕面市)
http://www.minoo-onsen.co.jp/hotel-minoo/
箕面温泉 スパーガーデン(大阪府箕面市)
http://www.minoo-onsen.co.jp/spa_garden/
○参加家族
福島県、茨城県、千葉県より6家族
○企画イベントなど
・竹とんぼ大会・特大紙芝居
・たこ焼きパーティー・遠足・リラックスタイム
・在阪避難者さん・支援者との交流会
・避難相談、就職相談(随時)
◆目的1 子ども達の心身の健康の回復
体内からセシウムが検出されたり、甲状腺に異常が見つかるなど、放射性物質の影響と思われる症状が子どもたちに現れ始めています。また、ほとんどの子どもたちが、疲れやすい、風邪を引きやすいなど、免疫力の低下による身体の状態を訴えています。
それに加えて、外遊びの制限で体力が落ちたり、ストレスがたまるなど、震災後1年半以上たった今、福島をはじめ、東北・関東の子ども達を取り巻く環境は厳しいものになっています。
そんな子ども達が大阪では、マスクを外し、上着を脱ぎ、思い切り走り回ることができます。ドングリや落ち葉、土に触っても、『危険だから』と怒られることはありません。
プロジェクト期間中は、太陽の下で、子どもらしく過ごしてもらうことができるのです。
汚染の心配の少ない地で、思い切り遊び、安心・安全な食事をしっかり摂ることによって、体内に蓄積した放射性物質を排出し、健康を取り戻すことが可能です。
◆目的2 親御さんのリフレッシュ
震災以降多くの親御さんが、外部・内部被ばくを避けるため、子どもの外遊びを禁じ、食材の産地に気を配り…と、毎日奮闘し続けています。
心の余裕すら失いかけている親御さんにも、制約のない場所で思い切り走り回る子ども達の姿を見たり、大人だけの時間を持つなど、心と身体のリフレッシュをしていただければと考えています。
◆目的3 避難・移住への第一歩
「避難・移住したくてもできない」理由に、避難後の生活への不安があります。
すでに関西に避難されているご家族のお話を聞くことや、関西で支援活動をしている方・応援してくださっている方などとの交流などを通じて、避難・移住のきっかけのひとつになればと考えています。
また、必要な方には、住宅情報などの具体的な移住への情報もお渡しできるよう準備しております。
プロジェクト中には、歓迎イベントやたこ焼きパーティーなど楽しめる企画も予定しています。
特に、大阪ならではの手づくりたこ焼きは、毎回子どもも大人も大喜び。回を重ねるごとに、たこ焼きを焼くスタッフの腕も上がっています!
また、様々な分野のプロフェッショナルが、ボランティアでお手伝いをしてくださいます。
「大阪って楽しい!」「知らない土地でもやっていけるかも…」このプロジェクトを通じて、そんな印象が残れば嬉しいです。
【内訳について】
○目標支援金額内訳
・ホテル宿泊費・食費 200,000円(5人×8日×@5000円)
・手数料 40,000円
◎目標支援金額 240,000円
疎開・保養プロジェクトで一番大きな支出は、ご家族の宿泊費・食費等の必要経費です。
これまで春休み・夏休みと、CAMPFIREをご覧の皆様に子ども達の宿泊費等の一部を支援していただきました。
おかげ様で、大阪北部の自然豊かな箕面の地の、良質な天然温泉のあるホテル・施設にて、ゆっくりと保養していただく事ができました。
この冬休みにも、箕面観光ホテル・箕面スパーガーデンのご厚意とご協力により、特例・格安での宿泊を可能にして頂き、6回目となる「疎開・保養プロジェクト」を開催する事に決定しました。
この冬休みのプロジェクトに参加する子ども達の内、5人分の経費を、“CAMPFIRE”をご覧の方々にサポートしていただけたらと思い、応募させて頂きました。
子どもたちの命と笑顔、そして親御さんの思いを守るため、プロジェクトへの応援よろしくお願いいたします。
【リターンについて】
ご支援くださった皆様には、感謝の気持ちを込めてプレゼントをお贈りします。
○500円…限定無し
・お礼状
○1000円…限定無し
・お礼状
・心援隊オリジナル缶バッヂ
○2,000円…限定無し
・お礼状
・心援隊オリジナル缶バッヂ
・『復興支援募金 受け取り証明書』発行
○5,000円…50人
・お礼状
・心援隊オリジナル缶バッヂ
・『復興支援募金 受け取り証明書』発行
・心援隊メッセージカレンダー(4月始まり)
○10,000円・・・20人
・お礼状
・心援隊オリジナル缶バッヂ
・『復興支援募金 受け取り証明書』発行
・心援隊メッセージカレンダー(4月始まり)
・子ども達が描いたイラストのエコバッグ
○50,000円…5人
・お礼状
・心援隊オリジナル缶バッヂ
・『復興支援募金 受け取り証明書』発行
・心援隊メッセージカレンダー(4月始まり)
・子ども達が描いたイラストのエコバッグ
・心援隊応援隊長・森源太CD
【プロジェクト参加の感想】
(一部抜粋しています)
☆子ども達より
『一ばんたのしかったのはブルーベリーがりです。千葉県でもおととしまでブルーベリーがりができていたけれど、ほうしゃのうのえいきょうでできなかったので大阪でできてとてもうれしかったです。
たこやきパーティーのたこやきもおいしかったです。
ユニバーサルスタジオジャパンのゴーカートやジェットコースターなどもおもしろかったです。よるのパレードがきれいでした。』
『おおさかですごせるように、おうえんしてくれたみなさま、ありがとうございました。
たこやきパーティーのたこやきは、すごくおいしかったです。ながしそうめんは、はじめてやったのに、じょうずにできました。
竹とんぼは、すごく、とびました。すごく、たのしかったです。』
字が書けない幼い子ども達も、楽しかった思い出の絵をたくさん描いてくれました。
☆親御さんより
『体幹チューニングや森源太さんのライブ、映画の上映会や在阪避難者の方々との交流会などなど、本当にたくさんのイベントに参加させて頂いて、とても充実した一週間でした。
心援隊の方々も、最初こそ正直な物言いにドキドキしてしまったけど、本気で子どもたちのことを考えてくださっている姿に、親である私がしっかりしなくては!と思えるようになり、大阪を離れる時にはすでに心を決められました。
戻ってきてからも色々と大変なことはありましたが、それでも今年末に大阪への移住を実行できたのは、心援隊のみなさま、そして支援してくださるみなさまのおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
これからも色々あるかと思いますが、子どものためにも自分をしっかり持って前に進んで生きたいと思います。』
『あの日以来当たり前になっていた放射能対策。福島では、外遊びをさせてあげられず、
また自然に触れさせてあげることもできませんでした。いろいろな事を体験・吸収し、ぐんぐん成長していく大事な時期なのに・・・。
心援隊さんには、盛りだくさんのスケジュールを組んでいただきました。
土や動物たちに触れ合うこと。日差しを感じながら、汗だくで遊びまわること。屋外プールで感じる水の冷たさなど、そこには震災前の”当たり前”がたくさんありました。
そして、子どもたちが何も気にせず地面に座り、おしゃべりをしながら満面の笑みでパレードを見ている姿を目にした時には、思わず胸がいっぱいになり、私がいかに福島での生活をストレスに感じていたかを気付くことができました。
まずは私たち親ができる事から始めて、子どもが笑顔でいられるような選択をしていきたいと思います。』
『一番、体調の変化が感じとれるのは私自身で、ずっと続いていた肌あれが八割がた改善されたことに加え、乱れを感じていた自律神経がずいぶん整ったようです。
実は出発前の体調がとても悪く、少しだけ旅に自信が無かったのですが・・・。大阪で皆様に甘え、たくさん汗を流して、解放されとても元気になりました。あらためて自分がストレスに感じていたことが良くわかりました。』
移住を決意された方、子どもを守るために一歩踏み出した方。
初日に緊張していたお母さん方も、気持ちの整理ができたのか、帰る頃にはすっかり顔が変わっていました。
【これまでの疎開・保養プロジェクトご報告】
これまでの5回にわたるプロジェクトについては、以下をご覧ください。
○2011年12月27日~2012年1月6日『冬休み 疎開・保養プロジェクト』
箕面観光ホテル・箕面温泉 スパーガーデンにて開催。
参加家族は5家族。(郡山市、いわき市、福島市、白河市から)
※心援隊ブログにて、冬休みに開催した際の様子を写真と共に掲載しています。
http://ameblo.jp/shinentai/entry-11175140300.html
○2012年3月27日~2012年4月4日『春休み 疎開・保養プロジェクト』
箕面観光ホテル・箕面温泉 スパーガーデン/大阪市 光照寺の2箇所にて開催。
参加家族は8家族。(福島市、いわき市、郡山市、西郷村、本宮市、二本松市から)
※春休み疎開・保養プロジェクト報告書
http://www.shinentai.net/wp-content/uploads/2012/05/houkokusho.pdf
○2012年7月26日~8月2日/8月6日~8月13日/8月13日~8月20日(3クール)
箕面観光ホテル・箕面温泉 スパーガーデンにて開催。
参加家族は合計15家族(福島県、宮城県、山形県、茨城県、埼玉県、千葉県、栃木県から)
※夏休み疎開・保養プロジェクト報告書
http://www.shinentai.net/2012/09/26/natsuyasumi12houkoku/
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