▼はじめにご挨拶
このプロジェクトを見てくださり、ありがとうございます。音楽劇「歩け歩け夜の街、道」の演出家を務めております。東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 4年の大舘 実佐子@misako_odateと申します。
私は、プロの演出家を志す女子大学生です。
大学1年次より舞台の演出をして来ました。
この四年、藝大に入学したことをきっかけに、演出家・脚本家・役者など、同じ世界で舞台を作っている多くの先輩やライバル、専門的にアートを学ぶ魅力的な同級生たち、第一線で活躍する先生方、表現活動を後押ししてくださるファンの方々など、自分の世界が広がる多くの出会いと学びを得ました。
そして今夏、これらの出会いと学びが実を結び、「東京学生演劇祭 2017」で 演出作品が審査員部門大賞を受賞致しました。
この結果が私の背中を押し、今回、規模を大きく、そして豪華に、完全オリジナル音楽劇を創作することを決意致しました。オリジナル音楽劇を構成する、脚本、演出、作詞、作曲、舞台美術、広報美術はこれまで出会ってきた中で、表現にストイックな、信頼のおける最高のメンバーを集めました。藝大の制作チームが自信を持ってお届けする作品を、より多くの方に見に来ていただきたいです。
これまで演出してきた舞台のように私自身や、スタッフで協力して捻出する制作費では足りないことから、クラウドファンディングをさせていただくことにしました。
みなさんに少しでも興味を持っていただいて、応援していただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
▼one TO kyoとは
東京藝術大学の学生を中心に「東京で、これからのエンタメを先導する表現を追求する」をモットーに活動しているクリエイター集団です。
今年12月に上演する音楽劇「歩け歩け夜の街、道」が旗揚げ公演です。
one TO kyo公式Twitter
▼このプロジェクトで実現したいこと
藝大の各学部、各学科で活動している学生が有志で集まりました!ミュージカル「コーラスライン」から着想を得たオリジナル音楽劇「歩け歩け夜の街、道」を上演したい。
音楽劇を構成する、脚本、演出、作詞、作曲、舞台美術、広報美術。それら全てのクリエイティビティを藝大生が完全オリジナルで製作しています。
脚本は、オーディションで選ばれた役者12名にインタビューをし、彼らの実体験をもとに紡ぎ出されました。稽古場では、自分自身と向き合いながら、一人ひとりが新たな挑戦に取り組んでいます。
夢と現実の間に揺れながらも、自分の道を切り開いていこうとする若者たちのリアルを、同年代の役者たちが生々しく舞台の上に描き出します。夢見たことがある全ての方に見ていただきたい作品です。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
「チャンスは待っていても来ない」
東京藝術大学での生活を通じて痛感したことです。自分たちの表現の場は、自分たちで獲得するしかありません。多くの方々に私達の作品を見ていただくというチャンスを得るために、このプロジェクトを立ち上げました。
▼音楽劇「歩け歩け夜の街、道」詳細情報
ーキャストー
※キャストは、藝大生が開催するオーディションで選ばれた若手アーティストです。
【上野班】※渋谷班の回にはアンサンブルとして参加致します。
飯塚朋子 Tomoko Iizuka
1995年7月16日生まれB型群馬県出身。幼少期から音楽や、ダンスを始める。中学2年の時に姉の友達の舞台を見に行き、舞台女優になると決意。群馬県の中でも最もミュージカルが盛んな部活動のある女子校に進学。高校時代は部活一筋で熱中し、ミュージカル女優志望に。現在、音大で声楽を専攻し、同時にダンスのレッスンを重ねる。ミュージカルサークルの舞台で主役に抜擢される。ミュージカルライブでも活動中。
井口大地 Daichi Iguchi
1998年2月26日香川生まれの19歳。東京芸術大学音楽学部声楽科2年在学中。生まれながらにして問題児、小中高大と親、先生、教授に手を焼かせる。がしかし、モテたかったのと歌う事が好きなので歌の道を目指すことになる。とにかく歌うことと目立つのが好きで、それが良いこともあるが悪いこともある。授業中に他人の回答までも答えてしまう程。そんな井口だが持ち前の圧倒的思考回路、圧倒的言葉のセンスで人を笑わせ幸せにする事が生きがい。その信念のもと舞台に立ち観るもの全てに幸せになってもらおうと現在活動中。
竹川理紗 Risa Takegawa
1996年11月18日生まれ。恵泉女学園中学高等学校卒業、東京藝術大学音楽 学部声楽科ソプラノ専攻2年在学中。中高の合唱コンクールでの指揮者の経験から音楽教師に憧れ音大受験を決意。藝大入学後は音楽に限らず様々な 種類の芸術に触れている。藝大ミュージカルエクスプレス定期公演 『Oklahoma!』出演、東京学生演劇祭 2017 審査員部門大賞フライハイトプロジェクト『今夜、あなたが眠れるように』演出助手、その他大学内の演奏会などに出演。将来は模索中。これまでに声楽を村谷祥子、福島明也に師事。
石川結貴 Yuki Ishikawa
1998年4月28日生まれの19歳。明治大学情報コミュニケーション学部1年在学中。早稲田大学ミュージカルサークル「Seiren Musical Project」所属。アパレル店員としてアルバイトをしながら、やりたいことを模索中。
角田萌夏 Moana Tsunoda
幼少期から歌やダンスのレッスンを重ね、子役としていくつかの舞台に立つ。その後、芸術総合高校舞台芸術学科で本格的に演劇を学び、現在は立教大学現代心理学部映像身体学科2年在学中。早稲田大学インカレサークル「Seiren Musical Project」に所属している。主な出演作品は、日生劇場『ジェーン・エア』『POSTMAN THE MUSICAL〜ブーゲンビリアの記憶』『MUSICAL PUBvol.7 〜本当にあったはなし〜』Seiren Musical Project『Catch Me If You Can』『Footloose』等。自主制作映画にも参加中。
粥川大暉 Daiki Kayukawa
3歳の時から英会話塾MLSに入会、「English through drama」を掲げる同校にて英語を学ぶ過程で英語劇と出会い、青春を英語劇に費やす。「MLS BigProduction13」から現在までの全作品、「 Model Production17」「しおふぇす2017秋」に出演。「夢はでっかく、Once jump in」をモットーに将来的なハリウッド映画出演を目指して自分の世界を広げながら日々活動している。好きな俳優は別所哲也とトムハンクス。
【渋谷班】※上野班の回にはアンサンブルとして参加致します。
岸田百波 Monami Kishida
1996年8月25日生まれ。愛媛県出身。早稲田大学在学中。大学入学後、演劇に興味を持ち始める。
六本木美怜 Mirei Roppongi
東京都世田谷区生まれ。慶應義塾大学環境情報学部1年在学中。一言で言うと芸術人間で、演劇・音楽・絵・ 写真・映像・デザイン等で自分を表現するのが好き。3歳からクラシックバレエを始め、タップダンス・ジャズダンス・ヒップホップ等も学ぶ。また、宝塚歌劇団出身の母の影響で幼い頃から舞台を観ており、小学生の際に劇団四季の子役養成機関のオーディションに参加した。その結果、1000人規模の中から、40人の「劇団四季ジュニアクラス第一期生」に選ばれる。 さらにその後、劇団四季ミュージカル『ドリーミング』に出演し、歌のソロがある役に抜擢。また、その役に抜擢された数人の子役の中から、公式DVDキャストにも選ばれた。現在は、慶應義塾大学において「演技」という身体知的な人間の行動のメカニズムを分析しながら、大学内では日本で二番に大きいア・カペ ラサークル「A cappella singers Keio Official Entertainment」に所属し、病院や地域の行事などでア・ カペラを演奏している。
鈴木沙菜絵 Sanae Suzuki
青山学院大学総合文化政策学部在学中。2015年に彩の国さいたま芸術劇場『与野太郎を探せ』で大学外の舞台デビューを果たす。早稲田を中心に活動する学生団体「Seiren Musical Project」に所属しながら、『喜劇ミュージカル女優』を目指している。また、昨年に自身で作詞作曲したオリジナル曲『ツナグ』を公開した。今年に入って、渋谷のコミュニティラジオ『渋谷のラジオ』のアシスタントパーソナリティを務める。
天野夏実 Natsumi Amano
愛知県出身。1995年5月22日生まれの22歳。9歳の頃からNHK名古屋児童劇団 に所属し、中学生日記やCM等に出演。18歳で愛知芸術文化センター大ホール にて劇団の公演で初主演。東京に上京してきてからは、ストレートプレイや、中学の頃からやっているダンスを生かしダンス公演や振り付け等、幅広く活動中。
塙康平 Kohei Hanawa
新潟県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科2年在学中。幼少より兄が子役で出演していたオペラのソリストたちの物真似をして歌いはじめる。歌うこと、演じることが何よりも好きで、機会があればどこまででも行く。自分が歌って周りの人が笑ってくれることが何よりも幸せ。子供と動物(特にペンギン)が大好き。垂れ目がチャームポイント。
中村みちる Michiru Nakamura
1998年千葉県生まれ、広島県育ち。東京藝術大学音楽学部作曲科1年在学中。高校時代、音楽を学ぶ一方で、放送部に在籍し朗読について研究する。第62回NHK杯全国高校放送コンテスト朗読部門優秀賞(3位相当)受賞。映像や音声等の他メディアと、音楽の融合に関心を持つ。
ースタッフー
脚本 岡田詩歌
演出・美術 大舘実佐子
作曲 久野飛鳥
照明 根津歩美
音響 徳丸ゆいの
舞台監督 中嶋愛
広報美術 島川柊
演出助手 丸橋絢乃、弓山花衣、池田明日香、横井春香
制作 福田千里、宮岡夏希
プロデューサー カワグチマミ
企画 one TO kyo
ーチケットー
■学生
前売り 2500円 / 当日 3000円
■一般
前売り 3000円 / 当日 3500円
山手線割(両班セット券)
学生 4500円 / 5500円
ースケジュールー
12/27(水)
12:00~14:00 上野班
15:30~17:30 渋谷班
19:00~21:00 上野班
12/28(木)
12:00~14:00 渋谷班
15:30~17:30 上野班
19:00~21:00 渋谷班
12/29(金)
12:00~14:00 上野班
15:30~17:30 渋谷班
ー会場ー
▼資金の使い道
資金は全て、会場費など舞台上演のための費用と致します。
▼最後に
one TO kyoは「東京で、これからのエンタメ界を先導する表現を追求する」クリエイター集団を目指しています。
今回第一弾企画として音楽劇を上演致しますが、他のジャンルのエンターテイメントにも挑戦したいと考えています。そのためにも、今回の舞台をどうしても成功に導きたいのです。
東京をテーマにしたエンターテイメントを発信して、東京のエンターテイメントといえば、one TO kyo だ。と多くの方に言ってもらえるような集団になりたい。この舞台はone TO kyoのデビュー作です。デビュー作、応援していただけないでしょうか。
まだ世に出ていない藝大生の未来を、一緒に見ませんか。
若手アーティストたちの挑戦を、その目で見届けませんか。
最後までご閲覧いただきありがとうございました。
尚、ご質問、その他お問い合わせなどはお気軽にメッセージ頂けますと幸いです。
ご支援よろしくお願い致します!!
最新の活動報告
もっと見る【いよいよ明日は本番 |緊張と興奮の現場からお送り致します|】
2017/12/26 19:04【いよいよ明日は本番 |緊張と興奮の現場からお送り致します|】 こんにちは! プロデューサーのカワグチマミです。 昨日、小屋入りしました。 私にとって上野ストアハウスは、いつも観劇にくる劇場。 この劇場で、舞台を上演することができること、本当に嬉しいです。 感謝。 本番モードの役者。 制作スタッフのこだわり。 みんなの力を合わせて初めて形になる舞台。 今、まさにこれまで積み上げてきたものが一つの形になろうとしています。 oneTOkyo初めての舞台は、明日 12/27の12:00に幕が開きます。 ワクワクドキドキが止まりません。 みなさんのご来場を心よりお待ちしております! oneTOkyo一同 もっと見る
【クラウドファンディング終了致しました】
2017/12/16 17:1011月25日~12月14日まで20日間のクラウドファンディングが終了致しました。 結果、22名のパトロンの皆様よりご支援頂き、目標の165%である496,500円の資金が集まりました。 こんなにもご支援いただけるなんて、夢のようです。 ありがとうございます。 クラウドファンディングで集まった金額は、支援してくださった皆さまが、私たちにかけてくれた「期待の大きさ」だと感じています。 期待に応えられるよう、舞台稽古頑張っていきます。 本当に本当にありがとうございました。 ーーーーーーーーーーーー こちらの活動報告は引き続き更新して行きますので、ぜひ見て下さい。 oneTOkyo もっと見る
【演出家 大舘実佐子×プロデューサー カワグチマミ 初対談|よし、今がやるべきときだ!|】
2017/12/14 12:43本日はoneTOkyoの演出家 大舘実佐子さんとプロデューサー カワグチマミさんの対談です! 大舘実佐子 1996年東京都生まれ。舞台演出を主とし、企画や舞台美術も手がける。「東京学生演劇祭2017」で、演出作品《今夜、あなたが眠れるように》が審査員大賞を受賞、2018年2月京都で上演予定。演劇集団フライハイトプロジェクト代表。クリエイター集団one TO kyo所属。過去演出作品は《Oklahoma!》(2017)、《今夜、あなたが眠れるように》(2017)など。 大舘実佐子Twitter カワグチマミ 1995年東京都生まれ。幼少期から舞台に立つ。バイトAKB(時給1000円のアルバイト契約でAKB48の一員として活動するメンバー)として活動後、慶應ビジネスコンテスト(KBC)で優勝。シリコンバレーでの研修の機会を得る。2015年より、AEDの認知向上に取り組む『使おう♡AEDプロジェクト』の活動をスタート。AEDの活動がきっかけでプロデューサーを志す。クリエイター集団one TO kyo所属。 カワグチマミTwitter ーーそれではまずお二人とも自己紹介をお願い致します 大舘実佐子:大舘実佐子です。現在は東京芸術大学に在学中です。 カワグチマミ:カワグチマミです。慶應義塾大学に在学しています。 ーーとってもシンプルな自己紹介、ありがとうございます。それではまず、大舘実佐子さんにお聞きしたいのですが、どうして、舞台の演出を始めたのですか?きっかけを教えてください。 大舘実佐子:高校三年の夏、演出家になろうと思い立ちました。笑 とはいっても、突然そんなことを考えたわけではなくて。それまでは、趣味で12年続けたクラシックバレエで、踊り手として舞台に立っていました。師事していた先生がとにかく表現にシビアな人で、年齢や経験なく妥協を許さない人だったんですよ。先生の元で様々な表現を学び、一流のダンサーたちのパフォーマンスを見続けて来たおかげで、気づいた頃には、何が良くて何が悪いという自分の基準がわりとハッキリあったんですね。それであるとき、舞台を作るプロになりたい、とふと思いました。先生の背中を見ているうちに、いつのまにか舞台に立つ側ではなく作る側になろうと決めていました。まあ、踊るセンスが本当になかったのも決め手です!笑 ーーそうだったんですね。大学1年生から舞台を作り続けていると聞きました。行動するところが素晴らしいですね。 大舘実佐子:ありがとうございます ーーそれではお二人にoneTOkyoをやろうと思った理由をお聞きしたいです。 大舘実佐子:演劇から始まり演劇で終わるような、大学4年間を過ごしました。大学1年で初めて演出した時、知識も経験もツテもお金も時間も、何も無かった。だから必死で、貪るように舞台を見て先輩の話を聞いて、全部吸収してやろう!と無我夢中でした。今もそう思っています。でも、以前とはまた違う部分があって、それはたぶん「現実味」で、、、ずっと夢だと思ってきたことが歳を追うごとにどんどん現実的になっていくんです。たぶん、誰もが感じている感覚ですよね。前までは、演劇に関われているだけで良し、と思っていた。けれども、それじゃあもうダメで、必死にやるとか一生懸命やるっていうのは当たり前。そのうえでどんな表現が生み出していけるかを考えなくちゃならない。当たり前なようで、本当に難しいことです。それをやるためには、自分一人の力では無理だと思いました。だから、ずっとこの4年間、一緒に戦ってくれる仲間を探していたんです。それで集まったのがこのメンバーです。きっかけは、春に演出していた舞台の本番期間中に、「よし、今がやるべきときだ!」と思ったことですね。笑 直感です。 カワグチマミ:私は、ジャンルを問わないマルチプロデューサーになるのが夢なのですが、10代の頃から大舘実佐子と仲が良くて。いつか大人になったら、お互い、それぞれの分野で有名になって、実力もつけて、一緒に舞台や世界観がある空間を作ろうね。って話していました。けど、いつかなんて絶対こない。今できることを、やっていこうって思ったのがきっかけで、oneTOkyoをやろうと思いました。 ーーお二人から迫力を感じました。仲が良いんですね。 大舘実佐子・カワグチマミ:(同時に)はいっ!!!!! 大舘実佐子:一緒にNYに舞台を勉強しに行ったこともあります。NY研修です。 この写真は、体験型演劇の「スリープノーモア」です。 カワグチマミ:迫力がもう怖かったくらいです。あと、東北にも、アートを学ぶ旅に行ったね。あ、記事でまとまっているので、もし良ければ読んでください。 →行くぜ!東北 ーーいろんな場所でフィールドワークをしたことが、oneTOkyoに活かされているんだなと、インスピレーションになっているんだろうなと思いました。さて、oneTOkyoは東京がテーマだと聞いているのですが、oneTOkyoではどんなことを表現したいんですか? 大舘実佐子:入り組んだ電車の路線とか、23個に分けられた区のイメージとか、それぞれの場所に住む人とか。東京ってめちゃくちゃ多面的な都市だと思うんですよね。いいとこも悪いとこも、綺麗なとこも汚いとこもあって、その感じがすごく好きで。私、悩み事とかあるとよく山手線に乗って一周するんですよ。同じ席にずっと座っているはずなのに、窓の外はみるみる色を変えるし、ドアが空けば、違う人や空気が入ってくる。そのたびに確かめるように息を吸って、頭の中整理して、よしまだ頑張れる、頑張ろうみたいな。笑 でも、自分も悩んでるけど、周りにもそういう同年代はたくさんいて。励ますなんて偉そうなこと言いたいわけじゃなく、見に来た人たちが、自分と同じように戦ってる人がいるのなら、自分もまだ頑張れるかもと僅かでも思ってもらえたらと思ってこの企画に取り組んでいます。 ーーカワグチさんはプロデューサーさんですが、どんな関わりをされているんですか? カワグチマミ:私は、「役者の人生をそのまま脚本にするというコンセプトを提案しました。 あと、お金を集めることを担当しています。今後、活動を積んで、協賛をつけて、大きなお金をoneTOkyoに持ってこれるようにしたいなと思っています。 ーーなるほど、大事な役割ですね。 カワグチマミ:ありがとうございます。 ーー大舘実佐子さんにお聞きしたいのですが、今回oneTOkyoでの演出を通じて「気付き」などありましたか? 大舘実佐子:え~なんだろう笑笑 若さ、って貴重ってことですかね。よく、「若い」「若くない」っていう基準で人って考えるじゃないですか。「まだ若いから」とか「もう若くないから」とか。普通に考えれば、自分の年齢って長い人生のなかではまだまだ若くて、経験も考え方も何もかも未熟だと思うんです。でも、それでいいんだな、って思いました。私たちには私たちにしか出せないエネルギーがあって、それは今だけのもの。5年経てば、またそのときにはその時の良さや魅力があるはず。だから、今の自分が持てる力を出し惜しみするのが一番もったいないことだと思います。 ーーはい、その通りですね。それでは、この舞台のテーマである「東京」に関する質問なのですが、「東京の思い出の場所とエピソード」を教えてください。 大舘実佐子:わからない!笑多すぎる!笑え~……九段下かなあ。 小中高12年間の通学路でした。毎日靖国神社の坂を上って学校に通っていました。靖国神社で行われている桜祭りや御霊祭りには例年通っていました。笑 色んな思い出全部ひっくるめて、青春の記憶がいっぱい詰まった場所です。 カワグチマミ:私は、豊洲ですかね。豊洲に、ダイジョースタジオという稽古場があり、汗と涙の場所です。私が一番成長した場所だと思う。歌、ダンス、演技、タップ、を学びました。教えてくださった先生方が一流で、舞台を見ると、プロデューサーや演出家、歌唱指導や、振付師として参加されているのが常で。先生方に本物を教えていただいた経験は今の私を作ってくれています。 ここで出会った仲間とは今でも良きライバルです。 ーーそれでは今の将来の夢を教えてください 大舘実佐子:舞台の演出家になること。演劇の世界で生きて行くことです。 カワグチマミ:私は、自分の感性、経験を生かした、「カワグチマミ」にしかできない仕事を追求し続け、「カワグチマミ」の世界観を生み出したいです。 ーーお二人ともお忙しいなか、お話してくださり、ありがとうございました!舞台とっても楽しみにしています もっと見る
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