創業からの歩みと10周年を迎えて

この度は当ページをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

最初に私達のお店の創業から10周年までのお話し致します。

前職の佐川急便時代から独立願望があり、自分が作った料理やおもてなしで

来店下さった方を元気にしたいとの思いで2010年、15年余り勤めた佐川急便を退社し、

開業に向けて準備を進めて来た鉄板焼とお好み焼のお店を1年後の2011年11月1日に

広島市西区に開業致しました。

「2011年に開業した1号店」


広島市郊外の20席程の小さなお店でしたが沢山のお客様や仲間に支えて頂き、4年

後の2015年10月10日には今回の火災の場所になった「広島赤焼えん駅西本店」

をオープンすることが出来ました。

「この度の火災の現場になってしまった2号店」


その翌年2016年に、広島の歓楽街「薬研堀」に3店舗目となる「広島赤焼えん薬研堀店」

をオープンし広島市内に3店舗を構えるまでになりました。

その後、店長として頑張ってくていた社員さんに1号店を譲り、駅西本店を切り盛りしてく

れていた店長の独立もあり、2019年8月からは駅西本店のみで営業を続けて来ました。

心機一転、妻やアルバイトさんと共にお店を盛り上げて来た翌年2月にコロナが猛威を振るい

始め、休業と営業を3回も繰り返し、精神的にも金銭的にも大変厳しい1年7ヶ月を過ごし

ました。

今年の10月1日から時短での営業を再開し、10月15日には念願の通常営業を開始でき、

スタッフやお客様との以前の充実した楽しい日々がようやく戻り始めました。

様々な経験を積み重ね、今年の11月には創業10周年を迎え、沢山の方々にお祝いをして頂

きました。

「常連のお名前から頂いた10周年記念の花束」


11月10日火災に見舞われた朝

お祝いムードの月日の中、突然襲った近隣からの火災。

火事との一報を受け急いで現場に駆け付けた時にはお店は炎に包まれており、

大切なお店と10年分の思い出を一瞬のうちに失ってしまっていました。

「火災当日の朝の現場の状況」


11月10日午前5時20分頃に出火した火災はエキニシ地区の一区画26棟の全てに延焼

し、消防の鎮火宣言が出たのは約10時間後の15時頃でした。

店舗の被害状況を確認出来たのは翌朝で、3階は焼失、2階は半焼、1階は一部焼失と消化

作業による水害を受けていました。

「2階の一部焼け落ちた壁と天井の様子」

「2階に上がる階段付近、3階から焼け落ちた書類の残骸が階段を埋め尽くす」


「2階のホールの様子、焼け焦げた床や焼け落ちたエアコン」

「火災の火と煙で変色と異臭を放つ冷凍庫の様子」


何から考えて何から始めれば良いのか思いも付かないまま暫く店の前で立ちすくんでいました。

夕方には関係者の立ち入りが許可され、被災者や近隣のお店の方達と通りの掃除と店舗入り口

へのブルーシートの貼り付けの作業を行いました。

火災の2日後より店内の被災ゴミの片付けを始めましたが、被災したしない関係なく、また

お客様や知人のかたまで多くの方達がお手伝いしてくださる姿を目の当たりにした時、エキニシ

が愛される理由はこの暖かい方達と他の人の為に頑張れる精神なんだなとつくづく感じました。

「近隣のお店の方と有志の方達との片付けの様子」


えんの名物とお店のこだわりについて

少し私達のお店とエキニシのことについてお話致します。

広島赤焼えんは、広島のブランド鶏「広島赤鶏」のもも肉と皮をオリジナルのコチュジャン

ベースのタレで炒めた鉄板焼と広島のお好み焼が名物のお店で、その他にも広島名物の食材

や地酒を楽しめるお店として運営して来ました。

「ブランド鶏を特製の赤いタレでお召し上がり頂く名物料理 広島赤焼」


お店は中四国最大の乗降者数がある広島駅から徒歩5分と利便性の高い場所にあり、地元の方

はもちろん、県外のお客様にも人気の通称エキニシと呼ばれているエリアにあります。

昭和の雰囲気が漂う街並みが人気で、私達スタッフも大好きな場所です。

牡蛎やお好み焼、地酒など広島の食をたくさんの方達に楽しんで頂きたい、思い出に残る一夜

をお過ごし頂きたいをコンセプトにお店の運営をスタッフさん達と一緒に行って参りました。

ご出張でいらっしゃる常連様や観光のお客様も多く、私達スタッフも沢山の笑顔や有り難うを

頂きながら毎日楽しく営業させて頂いておりました。

「昭和の雰囲気漂うエキニシの風景」


リターンのご紹介

被災から少しでも早くプロジェクトのスタートをさせたいとの気持ちもあり、ありきたりではご

いますが、お店で使用しておりますカープカラーのロゴ入りTシャツやロゴマーク入りのトート

バッグ、県外からのお客様から人気の広島のお好み焼を食べる時に使うヘラにお店のロゴマーク

を刻印したオリジナル商品もご準備致しました。

妻が描いた絵手紙風のお礼のメッセージカードも添えさせて頂きます。


注:詳細につきましてはリターン欄にてご確認下さいませ。

「お店で使用しているユニホームのTシャツ」


「えんのロゴマーク入りオリジナルトートバッグ」


「えんのロゴマークと店名を刻印したヘラ」

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:株式会社En’s Company
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:・・・伊藤 勝
 ●事業者の住所/所在地:〒732-0821広島県広島市南区大須賀町13-19
 ●事業者の電話番号:Tel: 082-569-8873
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:特になし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


プロジェクトで実現したいこと

始めは自分達の店を再建したい気持ちばかりでした。

ですが沢山の人が片付けを手伝って下さったり、励ましの言葉を掛けて下さったり、近所の

ラーメン屋さんは被災者、お手伝いの方関係なくラーメンを提供下さったりと本当にみんな

ここのお店や人が好きで、こんな暖かい街「エキニシ」が大好きなんだとつくずく感じました。

私達がお店を復興することで、沢山の笑顔がこのエキニシに帰ってくる。

火災があったからこそ、もっと出来ることが発見できたし、強い絆も生まれると思います。

これまで支えて下さった方達や仲間の為にも、また元気な広島赤焼えんを取り戻したいです。

「沢山のお客様との思い出の写真」


資金の使い道・スケジュール

・火災からのお店の再建と防火対策 300万

その他として

・リターンの商品代

・リターンの送料

・諸経費

・CAMPFIRE様、費用


最後に

大好きなエキニシを今回の火災で駄目にしてはいけない。

3年前の火災の時もコロナ禍の時も皆が負けずに笑顔で乗り切って来たエキニシだから、

私達の店も必ず乗り越えてみせる!

そして以前の様な活気ある、ご来店くださった皆様が元気になれるお店をもう一度作ろう!

まだまだ再開には遠い道のりです、、

でも同じ境遇にいるお店の方々、僕達の再開を心から待ち望んでいる方達と共に少しずつ

歩んで参ります。

エキニシ大好き!

「被災後、スタッフさんと募金活動を行ってくれた安塚さんとの写真」


広島赤焼えん  駅西本店

広島県広島市南区大須賀町13-19

電話:(082)569-8873

営業時間:17時  ~  22時  (ラストオーダー  21時)

定休日:毎週 日曜日

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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