■はじめに
はじめましての方ははじめまして。そうでない方は毎度お世話になっております。
TRPG制作サークル「Fumctory」代表兼雑用係のFumbleguyです。
この度は、我々のサークルで制作した同人TRPG『オラクルエンジン』シリーズについて、このシリーズのサービスを終了するべきか、それとも続刊を出すべきかを皆様に決めていただくため、再びクラウドファンディングに挑むこととなりました。
●『オラクルエンジン』とは?
F.E.A.R.様が毎年開催している、TRPGとイラストの新人賞「ゲーム・フィールド ゲーム大賞」において、2017年に結果発表された第十八回にて準入選に選ばれ、2019年に同人誌として発売されたTRPG。それが『オラクルエンジン』です。
大量のパーツを組み立てて自分専用の武器を作る独特のキャラクター作成ルールと、その見た目に似合わぬ軽快なテンポで白熱のバトルが楽しめるゲーム性が特徴です。
現在は基本ルールブックである『オラクルエンジン』に加え、続刊の『オメガストライク』が発売中です。(公式サイト: https://oracleengine.tumblr.com/ )
2018年12月に、ここCAMPFIREでクラウドファンディングにより支援を募り、結果として128名の支援者様から692,500円もの応援を受けることができました。改めて、支援者の皆様にお礼申し上げます。
結果として『オラクルエンジン』書籍版・PDF版を発売するという結果に繋がりました。
■このプロジェクトの目的
このクラウドファンディング・プロジェクトでは、『オラクルエンジン』シリーズ完結巻となる『ドラクルオーガン』のPDF版を制作する資金の調達を目的とします。
プロジェクト達成時には、支援者の方全員に『ドラクルオーガン』PDF版をお渡しします。
なお、本プロジェクトの成果が好調であれば『オラクルエンジン』シリーズは継続的なサポートを展開していきますが、結果が芳しくない場合、『オラクルエンジン』シリーズはサポートを終了することとなります。
●プロジェクトの背景
現在、Fumctoryは様々な要因により、資金難の状況にあります。
このままでは、『オラクルエンジン』シリーズ完結巻である『ドラクルオーガン』のイラストやロゴを発注し、製本所に依頼するための資金が、いつまで経っても調達できません。
しかし、本当に『ドラクルオーガン』にイラストやロゴが必要なのか? 必要なのは美麗なイラストやロゴより、本の中身ではないか?
『ドラクルオーガン』はもう同人誌ではなく、無料配布PDFでいいのではないか?
我々は『オラクルエンジン』同人誌計画3年目になって、そのような疑問を抱くようになりました。本当に必要とされているのはデータだけであって、本は各自でコンビニのプリンターで印刷したものをクリップで留めたものでいいのではないか、と。
そこで、再びのクラウドファンディングの結果を通じて、『オラクルエンジン』シリーズの幕引きがどうあるべきか、今一度皆様に問うことにしました。
我々はクラウドファンディングを通じて資金を集めて「本」を出すべきか、それとも「ルールとデータ」だけあれば十分なのか。
もっと『オラクルエンジン』シリーズを遊びたい人がたくさんいるのか、それともそうではないのか。
『オラクルエンジン』同人誌化のクラウドファンディングと同じように、12月から1月にかけて、我々の未来を皆様に決めてもらうべきだ。我々はそう考えました。
本プロジェクトが目標支援額の50万円を達成できなかった場合、『オラクルエンジン』シリーズのサポートは終了します。
■これまでの『オラクルエンジン』
2017年7月末:F.E.A.R.社発行『ゲーマーズ・フィールド』誌にて、『オラクルエンジン』 ゲーム・フィールド ゲーム大賞準入選の発表
2018年12月:F.E.A.R.社より同人誌化の許可を得たことを受け、『オラクルエンジン』同人誌リリースのためのクラウドファンディング開始
2019年1月:クラウドファンディング達成により『オラクルエンジン』PDF版・書籍版リリース決定
2019年6月:『オラクルエンジン』初版発行
2019年同月:初版に印刷上の不備が発覚、初版をすべて廃棄処分
2019年11月:『オラクルエンジン』第二版発行、クラウドファンディング支援者様にお届け。これにより『オラクルエンジン』クラウドファンディングプロジェクト履行完了
2020年12月:シリーズ第2巻『オメガストライク』初版発行
現在、2021年12月:シリーズ完結巻『ドラクルオーガン』クラウドファンディング開始
■資金の使い道
今回のクラウドファンディングにて調達した資金は、以下の用途に使われます。
・CAMPFIRE手数料:支援総額の17%
・シリーズ完結巻『ドラクルオーガン』イラスト・タイトルロゴ・表紙装丁の外注費用
・『ドラクルオーガン』制作に必要なソフトウェアの月額料金
・Fumctoryのサークル運営資金
▼支援総額が100万円以上の場合、さらに
・『ドラクルオーガン』の書籍版の印刷製本費
・シリーズ外伝巻『ギアボックス』イラスト・タイトルロゴ・表紙装丁の外注費用
▼支援総額が150万円以上の場合、さらに
・『ギアボックス』の書籍版の印刷製本費
支援総額が50万円に満たなかった場合、一切の支払いは発生せず、『ドラクルオーガン』にイラストやタイトルロゴが付くこともありません。『ドラクルオーガン』はβ版の本文のみのPDFをBOOTHにて無料公開となり、『オラクルエンジン』シリーズのサポートは終了します。
■リターンについて
本プロジェクトでは、以下の支援額を選択できます。(先行予約でお得、という要素は特にありません)
なお、本プロジェクトは「All or Nothing形式」のため、支援総額が目標の50万円に到達しなかった場合、支援金の支払いは行われず、一切のリターンは発生しません。
また、本プロジェクトは以下のようなストレッチゴール(段階的目標額)を設定しており、支援額が一定を超える毎に『オラクルエンジン』シリーズの結末が豪華なもとのなります。
◆5,000円「単品コース」
『ドラクルオーガン』PDF版
お礼テキストメッセージ(CAMPFIRE上で届きます)
◆10,000円「守破離コース」
『オラクルエンジン』『オメガストライク』『ドラクルオーガン』各PDF版
お礼テキストメッセージ(単品コースと共通)
◆15,000円「完全体コース」
『オラクルエンジン』『オメガストライク』『ドラクルオーガン』各PDF版
『ギアボックス』PDF版(※1)
お礼テキストメッセージ(単品コースと共通)
●各リターンの説明
▼『ドラクルオーガン』PDF版(全コース共通)
本プロジェクトの主目的である、『オラクルエンジン』シリーズ完結巻『ドラクルオーガン』のイラスト・表紙・タイトルロゴつきPDF版です。
本プロジェクトの支援者様限定仕様で、ご家庭のプリンターで任意のページを印刷可能にしています。なお、これを利用した第三者への再配布・転売は固く禁じます。
▼お礼テキストメッセージ(全コース共通)
『オラクルエンジン』ゲームデザイナー守山義和、Fumctory代表兼DTP担当Fumbleguyより、お礼の言葉をCAMPFIREのメッセージ機能にてお送りします。内容は部外秘とします。ご支援いただいた皆様だけの特典です。支援総額次第で、他には出せない秘密の話も公開します。
▼『オラクルエンジン』『オメガストライク』PDF版(10,000円「守破離コース」以上)
シリーズ既刊である『オラクルエンジン』『オメガストライク』のPDF版です。内容は現在発売されているものと同一ですが、本プロジェクトの支援者様限定仕様で、ご家庭のプリンターで任意のページを印刷可能にしています。
今回の主目的となる完結巻『ドラクルオーガン』と合わせて、シリーズ全巻が揃います。
▼『ギアボックス』PDF版(15,000円「完全体コース」以上)
『オラクルエンジン』シリーズ全3巻のデータを文字通り倍増させる、大規模アップデート用の外伝巻『ギアボックス』のPDF版です。
(※1) 支援総額が100万円未満の場合、イラストなし、表紙なし、タイトルロゴなしのβ版相当の内容となりますが、支援者様限定でPDF版『ギアボックス』をお送りします。支援総額が100万円以上となった場合、『ギアボックス』にも製品版相当のイラストやロゴが追加されます。支援総額が150万円以上となった場合、『ギアボックス』書籍版が発売されます。
■実施スケジュール
本プロジェクトは、以下のスケジュールでの進行を予定しています。
2022年1月31日:支援者募集期間終了
2022年2月1日:今後の『オラクルエンジン』シリーズの展望発表
2022年2月上旬:『オラクルエンジン』『オメガストライク』PDF版リターン発送
2022年上半期:『ドラクルオーガン』制作
2022年下半期:『ドラクルオーガン』PDF版リターン発送
2023年年内:『ギアボックス』PDF版リターン発送
『ドラクルオーガン』は現在β版の下書きが揃い、残す作業はDTPのみとなっています。しかし、クラウドファンディング成功時には、ここからさらにイラスト・タイトルロゴ等を発注して外部の方に制作していただくため、外注制作期間として少なくとも半年を必要とします。
また、『ギアボックス』制作開始のためには、まず『ドラクルオーガン』を完成させる必要があります。
以上の理由から、リターンの発送にはお時間を頂きますことを、あらかじめご了承ください。
■最後に
どうか教えてください。『オラクルエンジン』の未来がどうあるべきかを。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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