<はじめに>

2021年12月17日、フィリピンセブ島に大型台風22号(オデット)が上陸・通過しました。
セブ島では時折台風が来ますが、その中でも今回の台風は、過去最強レベルで場所によっては瞬間風速83m強に達したところもあったようです。

申し遅れました。私は現在日本でこども支援のNGO団体「nexus spa.ce(ネクサススペース)」を設立し、活動準備をしていました、岩渕 広樹(いわぶちひろき)と申します。

まだ準備段階で、大きい活動を始める前でしたが、今回は緊急ということで、プロジェクトを立ち上げさせていただきました。

なぜ、セブ島なのかといいますと、私は今年の6月まで、セブ島に駐在をし3年余仕事をしていました。
仕事柄、日本人・フィリピン人問わず様々な出会いがあり、友人もたくさんいます。
留学時お世話になった先生、現地で出会った日本人の方々、大変な中なので無理強いはできませんが、まだ連絡が取れていない方々も大勢います。

現在のセブ島は、電気・ガス・水道・携帯の電波などのライフラインが、一部を除いて破壊されていて、現地のフィリピン人が遠方に住んでいる家族と連絡が取れないなどの状況も起こっています。

高層ビルのガラスが大量に割れ、地面に降ってきていたり、物流もままならない地域もあります。

セブ島はもとより、新興国のフィリピンにあり、貧困の差が激しい地域がとても多いです。
ストリートチルドレンや物乞いなどで生計を立てている家庭も多くあります。
そんな彼らは、木造平屋にトタン屋根というような家に住んでいたり、そもそも家がなく路上に住んでいる場合が多く、今回の台風により、壊滅状態になっています。


現地の日本人の友人に聞いてみたところ、

「スーパーやコンビニは空いているところもあるけど、商品が入ってきてない」
「ガソリンが買えない」
「ライフラインがいつ復旧するか見通しが立たない」

と、いろいろなリアルな声を教えてくれました。
今すぐに欲しいものは物資ということで、私個人としてSNSを使って12月18日から声がけをスタート、私のもとに物資を集めて、まとめてフィリピンへ送る仲介役をはじめました。

そんな中嬉しいことに、フォロー内外よりたくさんの反響を頂き、開始1日目で予想を遥かに超える、100kgオーバーの物資が集まり、私一人では抱えきれないくらい大きな「支援の輪」ができました!
本当に本当にありがとうございます!!

当初は私もここまで集まるとは思っていなかった部分もあり、セブ島への発送は私の身銭を切るつもりで準備していました。。。
お恥ずかしい話、予想以上の反響で私一人の力では限界を超えてきました。。。

そこで今回は、緊急の付け焼き刃な状況で申し訳ございませんが、皆さんのお力をお借りして、セブ島への災害支援を行っていくことに決めました!!!

<このプロジェクトで実現したいこと>

①すでに集まり始めている支援物資を国際郵便を使用し、セブ島の窓口である日本人の友人(以下説明あり)へ発送します。
→現在100kgを超える支援物資が集まっております。明日以降には更に増えていくことが予想されています。1つの荷物で30kgまで送ることができますが、国際便は1つ送るのにも非常に高額となっています。
頂いた支援金は、私からフィリピンへ発送するための、発送料として使用させていただきます。

②セブ島の窓口である支援チームが中心となって、食事がままならない地域にて「炊き出し」を行います。
→セブ島の窓口であり共同起案者の國頭(※以下紹介参照※)を中心としたチームが、定期的にスラム付近や路上生活者の家族・こどものために現地で炊き出しを行います。
皆様から頂いた支援金を、そのような炊き出しの材料費として使用させていただきます。

以前セブ島で行われた寺子屋での炊き出し支援(※肖像権の関係で子どもの顔にはモザイク処理がされています。予めご了承ください。)
<今回の支援方法とニーズの詳細>

●現地での支援ニーズ
→日本で集めた支援物資を現地へ国際便にて送り、物品不足を解消する。
 ※主な支援物資※(現在集まっているもの)
 ・非常食品(インスタント、米、乾パンなど)
 ・衣料品(服、靴、下着など)
 ・女性用生理用品
 ・フェイスマスク
 ・文房具 等
●日本側と現地での運営体制(以下紹介参照)
【日本側】代表・岩渕 広樹/沖縄拠点・與那嶺 亮太/アドバイザー・高橋美和子
【セブ側】責任者・國頭 佑太、日本人ボランティア3-4名で運営
・支援先/セブ島内の特に被害が大きいスラム街付近での炊き出し・物資配布を行うものとする。
・支援提供方法
 ①物資→本州拠点(岩渕)・沖縄拠点(與那嶺)において、日本各地より物資を集め、航空便の基準に垂らしあわせて精査→梱包後、EMS(国際便)にて発送。発送先は、現地責任者・國頭が確保しているスペース(現地シェアハウス)
 ②炊き出し→頂いた支援金を現地責任者であり、共同起案者である國頭の口座へ送金し、現地において食材や必要な物品を購入する。
●活動地域/セブ市、マンダウエ市、ラプラプ市、タリサイ市周辺
●活動開始時期/第1回炊き出しをすでに12月23日に実施済。今後1ヶ月に1-2回のペースで実施予定。第1回目の物資の発送は、プロジェクト終了前に先行して【12月29日】に実施予定。(本州・沖縄両拠点)
●活動実績/今後逐一活動内容を全支援者様と当ページにて報告してまいります。


<応援メッセージ>

物資受付初日からすでに100kg近い物資の申し出をいただいております!
私のInstagramやTwitterを中心にたくさんの支援表面を頂いております。
スペースに限りがありますので、代表的なものを2つ紹介します。

●沖縄・本然農園経営 代表與那嶺(よなみね)亮太(共同起案者)
→セブ島に7ヶ月ほど住んでいました。日本と違ってインフラ整備が整っていない所も多く、住んでいる家も崩壊するような作りがほとんどだと思います。街を歩けばストリートチルドレンの子が多い。彼らのために力になりたいと思っています。

●\フィリピンあるあるとハーフbaby育録/Anna様
(Instagram・ブログ運営)
→私の旦那がフィリピン人で、1歳のこどももいます。現在旦那もセブ島にいて連絡がままならない状態ですが、私も現地の大人、子どもたちのために協力させてください。足りないものはぜひ言ってください。みんなで協力していきましょう!

<資金の使い道>

今回ご支援いただいた資金は全額、物資の配送料と現地での炊き出しの費用として使わせていただきます!!


●配送料 140,000円
1つ30kgまで発送可能で、早く届くEMSを使用すると、1つ約20,000円の料金がかかります。
第1段は身銭を切って、今月中に発送予定ですが、今後継続的に送っていきます。

●現地での炊き出しに必要な材料費等 160,000円
→セブ島の窓口であり、共同起案者である國頭(くにとう)のチームを中心に、定期的に炊き出しを行います。すでに12月23日に第1回目の炊き出しを実費で行っております。第2回・3回と続けられるようにご支援をお願いいたします!!

●手数料 約27,000円(9%+税)
→こちらは、全額私個人が負担をしていきますので、皆さんから頂いた費用は全額支援に使わせていただきます!!


<実施スケジュール>

第1回目炊き出し:2021年12月23日実施済
第1回発送:2021年12月29日(先行実施)
第2回目炊き出し:2022年1月16日予定(先行実施)
第2回発送:2022年1月17日(先行実施)
第3回発送:2022月2月28日
第3回目炊き出し:2022年2月28日

その後も継続して実施予定です。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


<リターン>

支援は、500円からご参加いただけます!
今回は協力者である、沖縄・本然農園の代表・與那嶺(共同起案者)からの提供でリターン品もご準備いただいております。

すべての支援者様には、リターン品と今後の活動報告を定期的に送らせていただきます!

\500円/
・当プロジェクトの活動報告を随時メールでシェアをさせていただきます。
\1,000円/
・セブ島のみんなからのお礼オリジナルVTRをメールで送付します。
・当プロジェクトの活動報告を随時メールでシェアをさせていただきます。
\2,000円/
・セブ島のみんなからのお礼オリジナルVTRをメールで送付します。
・セブ島のみんなのお礼の手紙を画像データで送付します。
・当プロジェクトの活動報告を随時メールでシェアをさせていただきます。
\5,000円/
・沖縄「本然農園」オリジナルTシャツ(サイズ・色は選べません。ご了承ください)
・セブ島のみんなからのお礼オリジナルVTRをメールで送付します。
・セブ島のみんなのお礼の手紙を画像データで送付します。
・当プロジェクトの活動報告を随時メールでシェアをさせていただきます。
\10,000円/
・沖縄「本然農園」オリジナル/沖縄県産100%無添加モリンガパウダー
・セブ島のみんなからのお礼オリジナルVTRをメールで送付します。
・セブ島のみんなのお礼の手紙を画像データで送付します。
・当プロジェクトの活動報告を随時メールでシェアをさせていただきます。
\30,000円/
・沖縄「本然農園」オリジナル/沖縄県産100%無添加モリンガパウダー
・沖縄「本然農園」オリジナルTシャツ(サイズ・色は選べません。ご了承ください)
・「nexus spa.ce」こども食堂KIZUNA・半年間フリー参加券提供
・セブ島のみんなからのお礼オリジナルVTRをメールで送付します。
・セブ島のみんなのお礼の手紙を画像データで送付します。
・当プロジェクトの活動報告を随時メールでシェアをさせていただきます。
\50,000円/
・沖縄「本然農園」オリジナル/沖縄県産100%無添加モリンガパウダー
・沖縄「本然農園」オリジナルTシャツ(サイズ・色は選べません。ご了承ください)
・「nexus spa.ce」こども食堂KIZUNA・1年間フリー参加券提供
・セブ島のみんなからのお礼オリジナルVTRをメールで送付します。
・セブ島のみんなのお礼の手紙やイラストを画像データで送付します。
・当プロジェクトの活動報告を随時メールでシェアをさせていただきます。

■活動報告は、2023年3月まで実施予定です。
■モリンガパウダーについて
→沖縄の暖かい気候で育った沖縄県産100%の無添加モリンガパウダー。モリンガは地球上で1番栄養素が高いと言われており、健康食品としてはもちろん、お酒を飲む前などに召し上がっても良いと言われています。

■賞味期限:2024年2月28日
■原材料:モリンガ100%(原産国:日本・沖縄)
■内容量:10g
■アレルギー:モリンガ葉
※栽培期間中は農薬、肥料一切使用しておりません。
■Tシャツについて
→100%オーガニックコットン素材


<プロジェクトチームメンバー(共同起案者)>

●岩渕 広樹(いわぶち ひろき/ぶっちー/代表)
こども支援NGO nexus spa.ce代表理事
埼玉県出身

2019年からフィリピン・セブ島にて留学を開始。その後フィリピン現地の語学学校に就職。
現地日本人スタッフとして、留学生のサポートやフィリピン人スタッフ・講師の指導に従事する。
その後コロナ禍のため、2021年6月帰国。8月よりnexus spa.ceを立ち上げ、2022年7月の第1回こども食堂開催に向けて準備中。

今回のプロジェクトは、台風のあった日。私はSNSを通じてリアルタイムで刻々と情報を得る中、「なにかできないか?」「友達は大丈夫か?」と、ただただ思慮している中、セブのときのある友人に「ぶっちー、セブがすごく大変そう。。なにかできないかな?」と相談をしてきてくれたことがきっかけでした。

従来本当にセブ時代の友人たちへの働きかけを中心にするために、私からSNSにて発信をスタートしたところ、共同起案者となっている、よな・ゆうた・ままからそれぞれ声をかけてくれ、4人での共同プロジェクトとして、ここまで数日活動をしてきました。
労力が倍になったことで、またたく間に支援の輪が全国へ広がり、開始2日目には物資の総重量予想が有に100kgを超えるところまで広がり、現在毎日私の拠点へ物資が届いています。

このプロジェクトはまだ始まったばかりですが、セブ経験者のみならず、パン屋さん経営者の方やあるママさんサークル、フードパントリー運営者などなどいろいろな方が手を上げてくださり、大変ありがたい限りです。

引き続き皆様のお力添えをいただき、セブのたくさんの子どもたち・大人に必ず笑顔を届けていきます!

代表岩渕の詳しいプロフィールは → こちらから! ←
個人Twitter → https://twitter.com/Hirocebu1
個人Instagram → https://www.instagram.com/bu_bubutch69/

nexus spa.ce Twitter → https://twitter.com/nexus_space2021
nexus spa.ce Instagram → https://www.instagram.com/nexus_spa.ce/
nexus spa.ce HOMEPAGE → http://nexus-space.net/


●與那嶺 亮太(よなみね りょうた/よな/沖縄拠点責任者)
沖縄・本然農園 代表
沖縄県出身。

自衛隊、消防士、人力車俥夫、プロ野球選手マネージャー、ロールスロイス運転手、セブ島ITインターンと様々な経験をしてきましたが現在は沖縄にて無肥料、無農薬の自然栽培という農法でスーパーフードモリンガをメインに地球にも人体にも優しい作物を育てています。

情報がありふれるこのご時世で良いものが悪となったり、悪いものが善となったりして真実が見え隠れしている現代社会

そんな情報に踊らされないで心の底から幸せを感じれる人が1人でも多く増えて欲しい。

そんな想いから本然農園という名前をつけた農園を経営しています。

本然とは本来在るべき姿。

経営理念でもある本来在るべき姿とは自分自身の考えややりたい事を世間のしがらみに縛られる事なく、自分の気持ちに素直に、純粋に全うし、困ってる人に手を差し伸べて利益云々ではない行動を示す心の豊かさを持ってほしいという意味を込めています。

👆本然農園に体験に来てくれたセブ島時代の仲間


僕自身7ヶ月程セブ島に住んでいたこともあり、SNS等でも現地の知人が多く、今回の台風による被害の状況などをSNSを通じて目の当たりにし、自分が想像している以上に現地の人達は辛い思いをしてると感じました。

そこで、彼らのために、微力ながらも力になりたいと思いnexus spa.ce岩渕代表と協力して今回のプロジェクト実行に至りました。

本然農園Instagram→ https://www.instagram.com/ryota_farm_okinawa/

本然農園ECサイト→ https://honzennouen.base.shop

●國頭 佑太(くにとう ゆうた/ゆうた/セブ拠点)
千葉県出身。フィリピン・セブ市在住

2019年日系語学学校に就職のため、セブ島へ渡航。
コロナパンデミックまで主に世界中のオンラインレッスン生徒の窓口対応に従事。

その後セブ島でシェアハウス「TAMARIBA」を経営していた日本人と出会い、シェアハウスの仕事を手伝うようになる。
現在はシェアハウスオーナーと協力をして、現地宅配八百屋さん「八百屋さんCebu」とオンライン英会話「セブ太郎English」を立ち上げ、様々な分野で幅広く活動中!
また、セブ島情報発信のYouTuber「いくぴーチャンネル」や「Filaboy channel」にて動画編集・カメラマンを担当しており、多彩な活躍を見せている。
※現在、両YouTubeチャンネルでは、台風被害の最新情報などを動画で掲載しています!


今回のプロジェクトでは、セブでの物資受け取りと配布、現地の仲間とともに炊き出しを行う、重要なポジションを担う。

本人Twitter → https://twitter.com/mahalnakita9210
本人Instagram → https://www.instagram.com/mahal_kita9210/

●高橋 美和子(たかはし みわこ/ママ/アドバイザー)
神奈川県出身。
※本人の希望により、SNSや写真は掲載しておりません。

セブ島留学経験者(約9ヶ月)の1児のママ。
明るいキャラクターで誰からも愛されていて、かつ人生経験豊富でいろいろなアドバイスを素でくれる、みんなのママ的存在!(ニックネームもママ笑)
今回は、代表・岩渕のたっての希望でアドバイザーとして活動してもらっています。
女性や母としての意見を中心に、これからもたくさんのアドバイスをいただきます。

<さいごに・・・>


この度は最後までお読みいただきありがとうございました!
写真の海はセブ近郊の「バンタヤン島」の海です。

セブ島では、海沿いには無数のボートや大型フェリーが停泊していますが、殆どの船が流され、破壊され、なくなってしまっています。

家、もの、道路、生活必需品、仕事道具。
台風22号「オデット」は、すべてのものを奪いました。

台風から5日あまり立ちますが、未だにガレキ撤去やライフライン復旧のための工事も始まっていないところがほとんどです。
この事実は日本では未だに大きく報道されておらず、知らない方も多いでしょう。

今回は急遽のことではありましたが、物資の支援をすでに多くの方にしていただいております。
本当にありがとうございました!!
この物資をより迅速にセブ島へ届けて、現地での炊き出しによる直接の支援を早期で行うことで、セブ島のみんなの命をつなぐことができます。

皆様の熱い思いをぜひ「寄付」という形でご支援いただけないでしょうか?
私たちには皆さんのお力が必要です!
何卒皆さんのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!!

セブ島台風被害支援プロジェクト共同起案者
岩渕 広樹
與那嶺 亮太
國頭 佑太

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