ポイント - これまでとこれから

○2011年の東日本大震災から10年、毎年3月11日に、誰もが参加できる市民のつどいを続けてきました。

○コロナ禍の中で、改めて人と人がリアルに集い、笑顔を交わすことの尊さを実感しています。今年2022年3月11日、野外で青空と風と共に、誰もが参加できる場へと前に進んでいきます。

○「311本の旗」を新しいシンボルに、新世代のアーティスト達の参加と共に、コロナ禍からの文化と音楽復興への開催を目指しています。新しい10年を東北と福島の復興と共に歩み続けます。

○昨年10周年の配信開催に、1万人の方にご参加いただきました。11年目の再スタートを2022年3月11日「311本の旗」と共にはじめます。



はじめに – 誰もが参加できる追悼と未来への集いを10年続けてきました

こんにちは、311未来へのつどい ピースオンアース 事務局長の鈴木幸一(すずきこういち)と申します。

私たちは毎年、誰もが参加できる追悼と未来への市民とアーティストの集いを続けてきました。11年前に震災支援で東北に通い詰める日々の中から、加藤登紀子さん、坂本龍一さんとご縁を深め共に開催に辿り着き、その中で多くのアーティストと市民と企業と団体の皆さんと繋がり、風化する震災の記憶の中で毎年3月11日14時46分に想いを捧げることを中心に、開催を10年続けることができました。

これまでの開催の様子はこちらでも http://www.peaceonearth.jp/

ただ、ひとつの大きな区切りと考えていた昨年2021年の10周年という節目は、WEB配信のみでのセレモニーとライブとなり、1万人の方にご参加いただきましたが、改めて人と人が直接つどい笑顔を交わす素晴らしさを、ディスプレイ越しのコロナ禍に実感する機会となりました。

今年2022年は、3月11日からはじまる3日間の日比谷公園での開催として、希望と未来への市民とアーティストの場づくりを目指し、そのシンボルとして「311本の旗」を実現させます。


新しいシンボル「311本の旗」が立ち並び、美しい献花台やキャンドルライブなどと共に、日比谷公園が音楽とアートで彩られます

東日本大震災から11年となる日比谷公園の緑の中に、「311本の旗」が立ち並びます。高さ5mを中心に、4m、3mの高さで立体的に広がるその姿は、その全体を歩き、旗の輪の中に入っての観賞も可能です。
また、陽の光の中で献花の場となり、夕刻からは無数のキャンドルが灯る姿を浮かび上がらせます。

311本の旗が風と共にゆれる姿は、参加するそれぞれの想いと記憶を写し、それぞれのココロの中で意味と心象と共に完成します。


「311本の旗」と共にコロナ禍の先へ、音楽ライブやアート文化の復興へアーティスト達とみんなで進みます

日比谷公園の緑の中での「311本の旗」は、新世代のアーティストとの出会いも呼び、新たに広がるステージ企画やトークプログラムと共に、コロナ禍からの音楽ライブ文化復興の灯火として、集う人々の笑顔と共に増幅し拡がっていくきます。

勿論これまで10年のピースオンアースを支えていただいたアーティスト皆様の出演も引き続きあり、幅広い世代と音楽性が交わります。また複数のアーティストが「311本の旗」の中でのパフォーマンスを予定しています。来年には広くアーティストを受け入れ、パブリックアートの広がりと共に文化復興の場へ成長させたいと願っています。

小音楽堂では音楽ステージ企画「ソラリズム」も開催予定
このクラウドファンディングと同じ時期に詳細が発表されます

http://www.solarism.info


コロナ禍のピンチをチャンスに、人が笑顔で集う新しい場づくりへ

私たちピースオンアースはこれまで東北で、福島県南相馬「騎馬武者ロックフェス」、宮城県石巻「Reborn-Art Festival」などをお手伝いする繋がりの中で、被災地の皆さんがピンチに向き合い大きなチャンスに変えていく姿に何度も触れました。

そうして、このコロナ禍の困難もまた、私たちのチャンスに出来るはずと思い定めて進んでいます。3密を避けて人が集える場を10年続けてきたからこそ、新しい若い世代とつながり、今こそ困難の中にある音楽アーティスト達と共に「ソラリズム野音プロジェクト」も生まれます。
またこうした成長こそが、震災の記憶を風化させず、震災の記憶と共にあり続ける場づくりの継続につながっていくのだと思っています。


リターンについて

・これまでの10年と未来への10年へのお気持ちでの支援

・コロナ禍のピンチをチャンスに変える支援

・福島、宮城、東北、東京のピースオンアースのご縁ある方々とつながる支援

・ピースオンアースの未来を一緒に作っていただく支援

・その他

と思い、用意しました。

今回のご支援のお願いは、上記してきたこれまで10年の開催の継続と、未来への拡がりを踏まえてお願いするもので、ご寄付の側面の強いものだと思っています。
これまでの年々にご参加いただいた皆さま、今回のプロジェクトの未来への可能性を感じていただける皆さまに、ご支援いただける事を願っています。よろしくお願いします。


「311本の旗」と共に皆さまのご支援で311万円の資金を集め、未来へ拡がる新たな10年へと進みます。
「311本の旗」で、皆さんのココロを揺らしカラダ弾む、新しいエネルギーを。

現在のコロナ禍の中で、人が集まる場づくりへのご支援をこうした規模でお願いするのは、決して簡単な挑戦ではないと思っています。まして前記したとおり寄付的な側面の強い今回のクラウドファンディングです。
ですがきっと、この10年の実感と共に、1万円のご支援を300人の方々からいただける価値のある、ピースオンアースの開催を実現します。そして「311本の旗」の姿には皆さんのココロを揺らし、カラダ弾む大きなエネルギーが宿ると信じています。

この311万円はほぼ「311本の旗」の実現で使い切るものですが、それによって残る資材と開催時の写真イメージ、何より皆さんと共有できる日比谷公園での体験そのもの、そして記憶、写真、動画によって残るイメージが、来年以降への最大の財産と活用できる資産になります。

「資金の使い道」の概算は以下のとおりです。
日比谷公園会場費:110万円、旗竿購入費:75万円、旗布制作費50万円、設営と安全管理人件費5日間:70万円、CAMPFIRE手数料【以上合計330万円目安】



これからクラウドファンディングのゴールまで

このクラウドファンディングのゴール、3月22日(火)まで、開催準備の中での進捗を随時お伝えしていきます。ぜひ3月11日ー13日の3日間、日比谷公園に拡がる「311本の旗」の姿と、鳴り響く音楽とアート&イベントの姿を一緒に楽しんでください。
その3/11から始まる3日間だから生まれる気持ち良い拡がりを共有し、可能性を感じていただいた方にご支援いただき、これからの未来へ一緒に進んでいただけるなら、こんなに心強い事はありません。

これからのスケジュールは以下のとおりです

○2月14日 小音楽堂ライブ企画「ソラリズム」詳細発表

○2月21日 3/11および3日間の公園内のライブ企画など詳細予定など発表

○2月28日ごろ、出展マーケットなど詳細発表

○3月11日 14時46分 311東日本大震災から11年の刻セレモニー

○3月12日ー13日 311未来へのつどい Peace On Earth開催

○3月12日ー13日 同時開催 ソラリズム野音プロジェクトOPEN AIR キックオフ2DAYS

○3月15日ごろ 開催の様子などレポートと共に、来年へのエネルギーをお伝えします

○3月22日 クラウドファンディング・ゴール

最後に - まだ見ぬ「311本の旗」の姿を、ぜひ日比谷公園でご一緒に

やむにやまれぬ思いで始まったピースオンアースは、震災からの年々の中で大きな人の輪を広げ、下の写真のような太陽光発電ステージの実現と共に多様なアーティスト達につながり、さらに今あらためて大きく注目されている「畑の上の太陽光発電ソーラーシェアリング」の、初期の事業開発のお手伝いという思いがけない役割も追うことになりました。

多くの皆さん、アーティストと共に日比谷公園で過ごした年々は、とても豊かな10年間だったと思います。そして10年という一区切りと共に開催を終えるという選択肢もありましたが、コロナ禍という大きなピンチの中で、震災からの東北の皆さんの姿から学んだことを思い返し、今このピンチこそチャンスだと、この10年に皆さんと学んだことを活かし、「311本の旗」を立てその姿と共に集いたいと思いました。

311本の旗の姿と共に、日比谷公園で皆さんとお会いし、これまでの10年と、これから未来の10年への想いを交歓できるように願っています。どうぞよろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください