創業40年の型(カタ)を破る挑戦がしたい

グリルにんじん二代目「近藤太地」

グリルにんじんは、京都にある洋食屋。牛肉消費量日本一の京都で、40年間素材にこだわり抜いた洋食を提供してきました。

グリルにんじん看板メニュー「ビーフシチュー」

グリルにんじん看板メニュー「タンシチュー」

洋食は、西洋の食べ物じゃない?

ところで「洋食は、西洋の食べ物ではない」と言うと驚かれるでしょうか。

なぜこれほど日本人に馴染みの料理になったのか?それは、「日本人の味覚や食文化に合うように」西洋料理を進化させたからです!

家業を継ぐことを決意してから、「もっと世界の人に洋食を知ってほしい!」と新商品開発やインバウンド戦略を行ってきました。最近では、海を越えて洋食を届けるために、オリジナルレトルト商品の開発に成功。京都の洋食屋監修としては、初のレトルトとなりました。


ーしかし

コロナをきっかけに、新たな挑戦が芽生えました。


改めて、国内に目を向けた挑戦がしたい!!

それは、「ペアリングの見直し」です。

洋食に合う飲み物といえば、ワインを連想する方が多いのではないでしょうか。

実際に、弊社でもワインを熟知したソムリエが、メニューに合うワインを選定しています。テイクアウトであっても、ソムリエおすすめのワインを一緒に持ち帰るお客様も少なくありません。

しかし「洋食に合わせるお酒は、ワイン一択なんだろうか?」


コロナ禍で勇気を出して立ち止まる。そして常識と向き合う

ここで、洋食とは?という原点に立ち返りました。

洋食は、「お米」に合うよう改良されてきた料理。

だからこそ、洋食には「日本酒」が合うはずだと考えました。

実際、洋食のソースには、日本酒や醤油など日本の調味料を使用しています。

そしてこのペアリングは、原点を考えれば意外なことに「まだまだ未開拓の組み合わせ」なのです。


洛中最古の酒蔵「松井酒造」

京都は綺麗な水に恵まれているため、日本酒を造る酒蔵がたくさんあります。

松井酒造15代目 松井治右衛門さん

なかでも松井酒造さんは、街中最古の歴史がありながら、様々なジャンルで新しいことに挑戦される蔵として有名です。今回の挑戦にも参加してくださるのではないかと考えました。

鴨川蔵では低温発酵が可能なサーマルタンクを使用し、そして、上槽後の酒が無理なくゆっくりと熟成するように一年中-5度に保たれた冷蔵室に貯蔵しています。 

「造り手の想いが、手を通じて製品に宿る」という考えのもと、手間をかけて丁寧に造られるため、製造本数には限度があります。そのため、その95%が京都府内で消費されています。

つまり、県外に流通する前になくなってしまう、貴重な日本酒を造る酒蔵なのです。

だからこそ、距離を隔てて届けられるようになったリルにんじんの「ビーフシチュー」と、府外不出の「松井酒造の日本酒」を組み合わせ、全国のみなさんに提案したいと考えました。


松井酒造×グリルにんじん 

しかし、世界的にも有名な松井酒造さん。

ペアリング提案の反応がとても気になりました。

グリルにんじん:

「ビーフシチューに松井酒造さんの日本酒を合わせたいんです…!」

松井酒造さん:

「うーん、洋食とのコラボはホテル京都や、ホテルオークラさん以来です。洋食の中でもビーフシチューは初めてなので、とても興味深く面白い!実は、飲食業とのコラボをずっとやりたかったんです。中でも街の洋食屋さんの匂いが昔から好きで、常に新しい道を探るにんじんさんとはとても気が合います。」

こうして松井酒造さんの協力を得ることで、

洋食と日本酒のペアリング企画が本格始動しました!

日本人のためのペアリング、誕生

どれと組み合わせるとお互いが引き立つのか。

ソムリエの仕事にも通じるところがあり、新しいペアリングをみなさんに提案できることに改めてワクワクしました。


検証を重ね、今回提案するペアリングは2種類!

【ペアリング①】
 純米 神蔵KAGURA 無濾過・無加水・生酒クリア×グリルにんじんのシチュー

風味豊かで濃厚なデミグラスソースと口当たり爽やかな日本酒。

一見以外に思えるこの組み合わせですが、料理の味を邪魔することなくデミグラスソースの味わいをより一層引き立てることができます。日本酒があまり得意ない方にもぜひ味わって頂きたいです。


【ペアリング②】 
神蔵「蜜號」 濃厚ヨーグルト 無濾過日本酒仕込み×グリルにんじんのシチュー  

日本酒とは思えない優しいのどこしのお酒です。甘酸っぱいヨーグルトとシチューが合わさることで、まろやかな味わいを楽しめます。

低アルコール度数で優しくて幸せな気分にさせてくれる大人な飲むヨーグルトとなっており、ぜひ女性に飲んで頂きたいです。


ー 使い方もいろいろ ー

ご飯はもちろん、

オムレツにかけるのもおすすめです。

オムレツのビーフシチューかけ


京都の絵描き「だるま商店」のデザインパッケージ

だるま商店は、京都の名だたる寺社に作品が飾られるほど有名な絵描きユニット。

レトルトパッケージは、そのだるま商店のデザインです。

「だるま商店」によるパッケージ

お皿の上には京都のシンボル大文字山に見立てたシチュー。ふもとには三角屋根のグリルにんじんのお店。舞妓さんの帯のにんじんも素敵です。だるま商店らしいセンスの中にユーモアが光る素晴らしいデザインになっています。ビーフシチュー&タンシチューのレトルトの味わいとともにパッケージのデザインもご堪能ください。


最後に

私には、洋食を世界に広めたいという夢があります。

そのために、今回のプロジェクトは「洋食とは何か?」を改めて考える最高の機会となりました。この問いのひとつの答えを、皆さんと共有できれば大変嬉しく思います。

コロナ禍で外食を控える方の中には、もどかしいと思う一方で、お家で過ごす楽しさを感じた方も多いと思います。そんな時間をつくるお手伝いができましたら幸いです。

コロナ禍で世界中の飲食店が大変ではありますが、そのような中でも日本で独自に発展してきた洋食文化の世界発信にご賛同いただける方、是非ご支援のほどよろしくお願い致します。


店舗名:グリルにんじん

所在地:京都市左京区一乗寺出口町51−2
営業時間:ランチ 11:30~L.O.14:00(CLOSE14:30) / ディナー 17:00~L.O.21:15(CLOSE22:00)
定休日:火曜、第3月曜(祝日は営業)(夏期臨時休、年末年始休)
総席数:45席(C19席、T14席、座敷12席)
ご予約:075-711-7210
ホームページ:https://www.grill-ninjin.com/
リターン品の日本酒やワインについて酒類販売業免許の表記が必要な為、以下にリンクを記載しております。  https://www.grill-ninjin.com/news/wine-shop/
(注)コロナの影響で営業時間や営業日が変更になることもございます。グリルにんじんのホームページやSNS、お電話等で最新の情報をご確認ください。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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