プロジェクト概要

温暖な南房総の海岸沿いでは戦後から昭和50年代にかけて各家庭での小規模なサトウキビ栽培が行われていました。
南房総の無霜地帯にある耕作放棄地を活用しながらサトウキビ生産を復活してラム酒を製造するのが私たちのプロジェクトです。


〜Farm to Bar〜
ぶどう畑に隣接するワイナリーのように、サトウキビからラム酒をまでを地域で一貫生産することにより地域の持つテロワールや滋味を思いっきり詰め込んだラム酒を行い、みなさまにお届けします。


当初は地元の仲間で小規模なサトウキビ生産を開始し、シロップ作りやデータ収集などを行いながらラム酒製造に向けてのプランやイメージをまとめていましたが、SNSを通じて全国各地からたくさんのサトウキビ&ラムファンが応援に駆けつけてくれたことで当地におけるラム酒製造が現実味を帯びてきました。

CHIBAビジコン2020「ちば起業家大賞」

事業化のきっかけとなったのが、2020年〜2021年に開催された「CHIBAビジコン」。
初期からプロジェクトを応援してくれた友人の推薦でエントリーし、最高賞となるちば起業家大賞」をいただきました。


蒸留所設立と酒造免許取得

CHIBAビジコンでの受賞から約1年半、2022年6月に南房総市千倉町の山間部にある古民家をリノベーションした蒸留所が完成、7月にはスピリッツ製造免許を取得してラム酒製造をスタートしました!


最近のメディアでの紹介記事

※ 画像クリックで詳細をご覧いただけます。

2022年9月5日 NHKおはよう日本

2022年8月29日 産経新聞


事業に先駆けて行ったのが、ラム酒製造に充分な量を確保するためのサトウキビ畑の拡大。
南房総の海岸沿いに広がる霜の降りないエリア「無霜地帯」の耕作放棄地を借り受けてサトウキビ畑として再生すべく「農地所有適格法人きびラボ」を設立し、農業機器を購入して圃場の整備に取り掛かりました。

きびラボプロジェクトムービー

ラム酒製造に特化したサトウキビ生産

私たちのサトウキビ生産はラム酒を造ることが目的ですので、できるだけ地域の持つ自然環境や土壌の特性を活かすべくオーガニックで生産しています。
冬場に枯れない程度の寒さが続く南房総のサトウキビは収穫期には意外なほどの糖度を蓄えて、甘味たっぷりのサトウキビジュースを搾ることができます。

サトウキビ畑は現在2町歩(2ha)まで拡大し、今秋から始まる「アグリコールラム」を中心とした正規品の製造に向かってスクスクと成長しています。

私たちの蒸留所は南房総市千倉町の山間部にある古民家をリノベーションして設立しました。
蒸留所の名称にある「大井倉」はこの地の字(あざ)からとりました。
700坪ほどある敷地の中に長屋母家増築部分があり、現在増築部分を改築して蒸留所としています。
今回のクラウドファウンディングはシンボリックな山門の2階を試飲ができるコミュニケーションスペースに、蔵を樽用の熟成庫にするのが主な目標となります。

蒸留所のシンボルとなる2基の蒸留器

房総大井倉蒸溜所には、特性の異なる2基の蒸留器が設置されています。
ひとつはコトブキテクレックス社の500リットルハイブリッド蒸留器で、主にもろみからスピリッツを製造するために使用します。切り替えで蒸気をダイレクトに冷却してアルコールを抽出する単式と一回の工程で何度か繰り返して高濃度のアルコールを抽出する連続式の両方が使用可能です。

もうひとつは改造した回転釜にラム用に設計された蒸留塔を取り付けた「ペナシュール房総オリジナルの蒸留器」です。こちらは単式のタイプで回転釜の特性を活かした自由度の高い熱量調整が可能で、原料の特性をダイレクトに表現できる特徴があります。主に2回目の仕上げの蒸留に使用しています。

蒸留器の他にも房総大井倉蒸溜所では製造に関する実験的なシステムを各所に導入しています。サトウキビ生産からラム酒の完成まで様々なアプローチを行い、ワンアンドオンリーなラム製造を目指して日々奮闘中です!

サトウキビ葉を漬け込んだもろみは蒸留すると独特の風味をまとったラム酒に


今回のリターンの核となるのが、BOSO Rhumとして初リリースとなるホワイトラム「Prologue(プロローグ)」です。


BOSO Rhum Prologue 40度/360ml

初リリースとなる「prologue(プロローグ)」は、醪(もろみ)から蒸留まで小規模生産の利点を活かして様々なアプローチを行なって製造した原酒数種類をバッテッド(ブレンド)したオリジナリティ溢れるホワイトラム。

BOSOラムの未来を詰め込んだ限定ボトルとなります、ぜひご堪能ください。

こちらの商品は、酒類販売免許を持つペナシュール房総株式会社が発送致します(館法第259号)。
※20歳以下の方の購入はできません

今回のクラウドファウンディングにはPrologueの他にも房総ラムならではの魅力的なリターンをご用意させていただいています。

マテバシイチャーリングウッド

南房総の山々に群生するマテバシイ(通称:トウジの木)は、洋樽に使用するオークと同じブナ科で同じようなどんぐりの実をつける樹木です。元々は戦時中に燃料の薪をつくる為に植林されたものですが、薪を使わなくなった現在においては山荒れの一因となっています。
私たちはこのマテバシイをラム酒の熟成に活用したいと考えており、一昨年からマテバシイを木片にして表面を焦がした「マテバシイチャーリングウッド」をサンプルとして全国のBar関係者に配布してお酒に漬けていただいています。
今までのご意見では、バニラ、メイプル、チョコレートなどの香りが現れて熟成の素材として高い評価を得ています。
今回のPrologueにはこのマテバシイチャーリングウッドをセットでお付けしますので、瓶の中に漬け込むことでホワイトラムとしてのPrologueだけでなく熟成後のイメージも楽しんでいただけます。

BOSOラムを使用した葉巻型チョコレート

ラム酒は、飲用としてだけでなくスイーツの世界でも幅広く使用されており、お酒を飲めない方もその魅力を存分に味わうことができます。そこで南房総鴨川にあるスイーツの名店「La Pâtisserie Belge(ラ・パティスリー・ベルジュ)」さんにお願いしてBOSO Rhum Prologueとのコラボレーションスイーツ「葉巻型チョコレート」をつくっていただくことになりました。
葉巻はラム酒の生産国であるカリブ諸国の名産品でもあるのでモチーフとしてもPrologueのお供としても相性抜群の逸品です。

名称:葉巻型チョコレート
サイズ:約12cm
重量:85g
保存方法:冷暗所にて
賞味期限:製造日より2週間

原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。こちらの商品に関しては、管轄保健所より菓子製造業の許認可を受けている「ラ・パティスリー・ベルジュ」が製造し、ペナシュール房総株式会社にて発送致します。


マテバシイペストル

マテバシイを使用したリターンをもうひとつ。
ラムベースのポピュラーなカクテル「モヒート」を作る際に使用する「ペストル」をマテバシイを使って製作します。
自然な質感のペストルでミントやライムを潰してPrologueモヒートを堪能してください。

キューバシャツ(Guayabera)

キューバでは正装としても着用され元々はサトウキビ農家のワークシャツと言われるキューバシャツをオリジナルのパターンから製作しBOSO Rhumの刺繍を施します。
完全オリジナルのキューバシャツを着用し、サトウキビ生産からラム酒までを一貫生産する房総ラムの世界を感じていただく体験型リターン各種もご用意しています。

オリジナルグッズ

その他、
・リニューアルしたブランドロゴのステッカー
・ロゴ入りグラス
などのオリジナルグッズもラインナップ。


体験型リターン

体験型のリターンとして、
・Kibilab.サトウキビ農園での収穫から房総大井倉蒸溜所でのラムづくりを1日たっぷり体験できるフルコース
・関係者も一生に一度となるアグリコールラムの初蒸留の見学
を用意しています、滅多にできない貴重な体験コースとなっていますので是非この機会に!

樽オーナー

BOSO Rhumの初年度バッチ各種(Prologue/トラディショナル/ハイテストモラセス/アグリコール)を詰めた樽のオーナーになっていただくリターンです。

オーナー制度概要
・樽の種類はバーボン樽(200L程度)を予定しています。
・房総大井倉蒸溜所内熟成庫で保管します(保管料込)。
・エンジェルズシェアが想定されます、年に一度内容量のご報告をします。
・オーナー様には証明書を発行し、年に一度サンプル(50ml)を送らせていただきます。
・ボトリングはお好みのタイミングで当社で行いますが、ボトルとラベル費用、送料、酒税が別途発生いたします。
・月に1回、樽確認の為の蒸溜所見学が可能です(同伴者2名まで)。
・本リターンで取得するオーナー様の権利の有効期限は樽詰めを行う予定の2023年6月〜2028年6月までとなります。

BOSO Rhumレギュラー品について

Prologueの製造を終えた本年11月頃から房総大井倉蒸溜所では、今期のサトウキビの収穫が始まりレギュラー品となる3種類のラム酒の製造がスタートします。
今回の樽オーナーにラインナップした3種類のラム酒は原材料や製造方法が異なり、それぞれがしっかりとした個性を放つ様に製造工程を設計しました。


・BOSO Rhum トラディショナル
 ラム酒の一番メジャーな製法は砂糖精製の副産物である糖蜜(モラセス)を原料としていますが、製糖の技術が進んだ日本国内においては糖蜜の入手が比較的難しい実情があります。ペナシュール房総では独自のルートで良質な糖蜜を入手、様々な実験的な手法を試みながら伝統的なトラディショナルラム酒の製造を行なっています。


・BOSO Rhum ハイテストモラセス

 サトウキビを搾汁したジュースはすぐに変質してしまうのですが、煮詰めてシロップ(シュガーケーンハニー)にして保管することで収穫期以外でも香り高いラム酒をつくることが可能になります。100%自社生産のサトウキビを凝縮したシロップからできるラム酒は深い味わいを持ちながらカクテルにも使用しやすい軽さを備えます。


・BOSO Rhum アグリコール

 世界中でつくられるラム酒の内の10%程度と言われるのが搾りたてのジュースをそのまま発酵させて製造するアグリコールラムです。サトウキビ生産からラム酒まで一貫生産しているペナシュール房総においてフラッグシップとも言えるアグリコールは南房総のテロワールや滋味を凝縮したフレッシュさと力強いインパクトを感じられるラム酒です。

私たちの新たなプロジェクトは、蒸留所の入口でありシンボル的な建物となっている長屋門のリノベーションです。

二階建てのこの大きな門に製造に関する機能ラム酒を楽しむ為のスペースを追加して、房総大井倉蒸溜所をグレードアップ!
より上質なラム酒を生み出しながら、来訪者に思う存分BOSO Rhumの世界を堪能していただける空間を提供したいというのが私たちの次のプロジェクトです!

老朽化してそこかしこに破損がある建物ですが太くて丈夫な柱や梁を使って建ててあるので、古い造りを活かしながら蒸留所として魅力的な空間を得られるようなリノベーションを行います。

蔵→樽熟成庫

門に付随する蔵をBOSOラム原酒を樽詰めして保管する熟成庫に改造します。
日本古来の蔵は、湿気や温度をコントロールする構造になっており酒の熟成に適した環境と言えます。
蔵熟成の新たなジャパンブランドラムを樽ごと所有していただける贅沢な樽オーナー制度をリターンにご用意致しました。

2階スペース→Barを備えた試飲室兼コミュニティースペース

門の2階部分には20畳程度の空間が広がっています。
この秘密基地的なスペースに小さなバックバーを設置し、Bar付きの試飲室として蒸留所を訪れる方向けのコミュニティースペースに改装します。
ラム酒や南房総のヒストリー、BOSOラムのこれからを感じて語り合えるような非日常空間を作り上げていきます。

1階住居スペース→商品管理室&ラベリングルーム

1階には小さな住居スペースがあり、そこをボトリング後の出荷を待つラム酒を保管する商品管理室とラベル貼りを行うラベリングルームにします。

1階厩舎&倉庫→休憩できるテラス&原材料倉庫

門の端にはその昔、牛や馬を飼っていた厩舎とその奥に倉庫があります。厩舎はテーブルと椅子を設置して来訪者や関係者が休憩できるテラス席に、倉庫はラム酒の原材料になるシロップなどを保管する倉庫として活用します。

その他のプロジェクト
脱葉機の輸入

Kibilab.のサトウキビ農園はひとつひとつの小さな区画で区切られており、現在国内でサトウキビ生産に使われている大きな機械が使用できないため手作業での収穫を行っています。その中で一番手間と時間がかかる脱葉の作業を機械化するために中国から小型の脱葉機を輸入します。

マテバシイ樽の試作

チャーリングウッドに使用している地元のマテバシイを使用して小型の樽を試作します。
この樽は大きな樽で熟成した原酒にさらに香りや味に個性を加える二次熟成(フィニッシュ)に使用します。

支援金用途

今回ご支援いただいた支援金は、New Projectにある事業企画の資金及びリターン各種の製作と発送に使わせていただきます。
また一部はCAMPFIREの手数料支払いに充当致します。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行しリターンをお届けします。

スケジュール

Prologue(プロローグ)の商品化は、2022年11月頃、その他のレギュラー品のラムについては、アグリコール2023年5月頃ハイテストモラセス2023年6月頃トラディショナル2023年6月頃を予定しています。

Prologue関連リターンについては2023年2月頃より、体験型リターンに関しては収穫期の2022年11月〜2023年2月を目処にご案内差し上げます。

門改装スケジュール

2023年3月 工事開始
2023年6月 熟成庫、試飲室、原料倉庫、商品管理室完成

脱葉機納品

収穫期の11月頃を予定しています。

マテバシイ樽試作

2023年5月より開始します。

温暖で海に囲まれた房総半島は、同じ海のイメージを持つラム酒を発信するステージとして最高の環境です。

元々三角貿易時代に製糖の副産物として広まったラム酒は、粗悪な安酒だった頃もありました。しかしそれ故に料理酒として世界中の料理やスイーツに使用され欠かせないアイテムになり、世界有数の消費量を誇る蒸留酒という地位を得ています。
近年ではサトウキビジュースから造られるアグリコールラムを中心に希少価値の高さや他の蒸留酒には無いテイストや風味で、ラム酒の人気は高まり入手困難なものもある状況です。

南房総の自然から醸し、房総半島の名を冠したラム酒がいつしか世界を駆け巡り、

世界中の酒場で「BOSOを一杯!」と注文する声が聞こえること、

BOSOが美味しいラム酒の代名詞になることが、私たちペナシュール房総株式会社の目標です。

みなさん、ご支援よろしくお願いします!

主要メンバー紹介ムービー


プロジェクトオーナーについて

事業者:ペナシュール房総株式会社
代表者:青木大成
所在地:千葉県南房総市千倉町南朝夷1019
Homepage:http://rhumboso.com

  • 2022/10/03 13:40

    クラウディファウンディングの残り期間も1ヶ月を切りました、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます!何人かの方からご要望のあった、・ミニ樽・お酒が飲めない方向けのリターンを追加しました。またさらに新商品を優先的にご購入いただけたり、オフィシャルサイトにて10%割引となる購入会員券も加え...

  • 2022/10/01 20:33

    残暑も和らいで蒸留所内の気温も落ち着いてきたこともあり「Prologue(プロローグ)」の原酒製造が順調に進んでいます!毎回500リットルのもろみ(ラム酒のもとになる発酵液)を仕込んでいるのですが、もろみづくりにおいてもその後の蒸留においても1回ずつ異なるアイデアを盛り込んでおり、仕上がるラム...

  • 2022/09/25 10:06

    本日の地元紙「房日新聞」で、弊社の事業やクラウドファウンディングについての記事を掲載していただきました。WEB版からご覧いただけます。

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