はじめまして!北海道で一番小さい町、上砂川町でチーズ工房を営む勝長夫婦と申します。
妻の玲美は4種類のウォッシュチーズを作っていて、僕は地域おこし協力隊として地域活性の仕事をしながら、自家焙煎珈琲を焙煎しています。

2020年の夏に上砂川町に移住してきて、2020年の冬にチーズ工房を開業。
最終的にはヤギを飼育して、ヤギ乳のチーズを作ることを目標に夫婦二人三脚で歩んでいます。

妻は元々、フランスでのファームステイをきっかけにチーズの道へと進みました。
フランスで修行したのちに北海道のチーズ工房でも修行を積み、上砂川町での起業に至ります。

僕はと言いますと、高校2年生の時にパン屋になることを夢見て、製パンの専門学校に進み、卒業後パン屋、カフェで働いたのち、札幌で飲食店を開業するも、2019年冬に起こった不動産会社の爆発事故で撤退、十勝で妻と出会い結婚し上砂川町で地域おこし協力隊として【まちづくり】に携わりながら、コーヒー豆の焙煎をしています。


今回、パン工房を立ち上げることになったキッカケが3つあります。

①チーズを作る過程で大量に出るホエイを廃棄することなく「美味しく」活用したい。

②現在、チーズの販売は地元商店とオンラインショップが主で、お客様と対面で販売できる機会というのは月イチで行われるマルシェのみとなっているので「もっとお客様とお話ししたい」。

③「パンとチーズと珈琲を地域の便利さや、楽しさや豊かさに繋げていきたい」。


というところから今回のプロジェクトが立ち上がりました。


上砂川町は人口約2600人、広大な北海道で面積が最も小さい町で、北海道にしては珍しく、農業や酪農などの一次産業がない町です。ちなみにスーパーがありません。(コンビニはあります。)

しかしながら何もないかと言われればそうでもなくて、倉本聰原作の「昨日、悲別で」のロケ地になった旧上砂川駅などは今でも多くの倉本聰ファンが訪れる聖地になっています。(妻は小説を読破したとのことで、面白かったと言っていました。)

しかし、ついでに寄って一息つくようなところもなく、せっかく上砂川町に足を運んでくれても、旧上砂川駅だけのために来て、ついでの楽しみさえないまま、帰らせてしまうのは地域おこし協力隊の立場としては少し歯痒かったりもします。

その状況で「せっかく上砂川に来たから、あそこのパン屋に寄って買って帰ろう。ついでに珈琲も買って一息つこう。」そんな場所を作ることが出来たら嬉しいなと思います。

家の近くにパン屋さんがあったらいいのになと移住してきてから、ずっと思っていました。
まさか、自分でやることになるとは思っていませんでしたが。笑

さらに言えば地元のおばあちゃん達に、町の中に美味しいパン屋さんがあったらいいのにねという話をされたことがありましたが、そういう方々にも喜んでもらえたらいいなと思います。

そして、前述した通りスーパーなどの商業施設がないこの町ではなかなか買い物に行けない、おじいちゃんおばあちゃんもいます。そういった、おじいちゃんおばあちゃんにも喜んでもらえるように配達のサービスも展開していくつもりです。

そのうち地元の給食なんかでも安心安全な美味しいパンを提供できたらと思います。


僕たちがチーズ工房を構えている建物、元は使われなくなった集会場でした。
その集会場をリノベーションして使っているので、広さも限られていて、販売所を作ることは出来ませんでした。

時々、お客さんが訪ねてきてくれるのですが、店舗ではないので対応できずに引き返していただくこともあり、その度申し訳ないなと思ったり..。(まちの駅ふらっとか吉川商店に!ってなってしまうのです..)

対面で販売したいけど、チーズの販売のためだけに新たに建物を建てるのはリスクが高い。
そこで、製菓製パン専門学校出身の夫が20歳の時に描いていたパン屋構想を引っ張り出してきて、チーズの販売所もくっつけちゃいました!

ゆくゆくは、目の前にあるヤギ牧場のヤギを見ながらパンを食べたり珈琲を飲んだりできる、そんな素敵な場所にしたいと思っています。

チーズを作る過程で副産物として大量に出るホエイ。

しかし、僕たちの小さな工房では活用できずに、いつも「もったいない」と思いながら廃棄しています。

過去に、ホエイを少しでも有効活用出来ないかと、知り合いのパン屋さんに相談をしてホエイ入りのパンを作ってもらったことがありますが、結果としては「いつもよりもっちりとして、コクがある感じがする」とのことでした。(もちろん僕たちもいただきました。)

ホエイに含まれる乳酸菌の効果で生地がもっちりしたり、香りが良くなったりしますし、生地が酸性に保たれるので日持ちしやすくなるというとっても嬉しい作用があります。

どこかのパン屋さんで常時使ってもらえたらいいなと思って、使ってくれるパン屋さんを探していた時期もありましたが、結果的には自分達でホエイ入りのパンを作ることになりました。


しかしながら、チーズ工房もまだ軌道に乗ったとは言えず借金返済と睨めっこの日々です。
細々と貯金をしたりしていますが、新しいことを始める資金的な余裕がまだありません。

そこで2つのことに挑戦する運びとなりました。

ひとつ目はクラウドファンディング。
ふたつ目はゼロから自分達だけでパン工房の建物を作ること。

建物を大工さんにお願いするとすれば、相当なお金が必要になります。
そこで、今回は基礎から何からセルフビルドでパン工房を建てることにしました。

廃材と新材を組み合わせて、なるべく費用を抑えながら建てようと考えています。

左官屋さんをしている叔父さん達が手伝ってくれたヤギ小屋の途中の状態です。
パン工房も同じくらいの規模感で建てようと思っています。


○リターン製作費 

○内装・外装工事費 約180万円

○機械類購入費 約70万円

○クラウドファンディング手数料 17%

こちらの一部にご支援いただいた資金をあてさせていただきます。


2022年 8月初旬  基礎作り等、自己資金で賄える部分の建築開始

2022年 9月30日  プロジェクト終了

2022年 9月下旬  機材等搬入

2022年 11月下旬  パン小屋完成

2022年   12月上旬  順次リターン発送開始


○きまぐれ牧場からの感謝メッセージ
きまぐれ牧場の2人から心を込めた感謝の手書きメッセージをお届けします!

○きまぐれ牧場マルシェバッグ
僕や妻の服によく使われている、やぎおワッペンが施されたマルシェバッグをお届けします。

○きまぐれ牧場オリジナルTシャツ
僕や妻の服によく使われている、やぎおワッペンが施されたTシャツ(白or黒)をお届けします。

○きまぐれ珈琲の珈琲豆セット+きまぐれ牧場からの感謝メッセージ
きまぐれ珈琲イチオシの【きまぐれブレンド】と【町民還元ブレンド】石窯パン2種(くるみといちじくのパン1個と、ベリーとナッツのハードパン一個※いずれもホエイと天然酵母を使用)をセットにしてお届けします。

○きまぐれ牧場のウォッシュチーズセット+きまぐれ牧場からの感謝メッセージ
きまぐれ牧場のウォッシュチーズいずれか1種と石窯パン2種(くるみといちじくのパン1個と、ベリーとナッツのハードパン一個※いずれもホエイと天然酵母を使用)をセットにしてお届けします。

○きまぐれスペシャルセット+きまぐれ牧場からの感謝メッセージ
きまぐれ牧場のチーズ4種と、きまぐれ珈琲4種と、石窯パン3種(天然酵母とホエイの食パン1個と、くるみといちじくのパン1個と、ベリーとナッツのハードパン1個※いずれもホエイと天然酵母を使用)をセットにしてお届けします。

○珈琲焙煎体験
工房内の案内と珈琲焙煎体験をしていただきます。
3種類の豆を300gずつ(計900g)焙煎してもらいます、もちろん焙煎した豆は持ち帰っておうちで楽しんでください!
※1日1組様貸切で焙煎を行います!1組4名様まで対応可能です。
※有効期限:2023年1月5日から6月5日(土日祝日対応可能です。)
※体験場所は上砂川町字西山15-12のきまぐれパン工房内です。
※交通費、宿泊費はご支援者様負担となります、ご了承ください。

○きまぐれ牧場3種のチーズセット+きまぐれ牧場からの感謝メッセージ
「きまぐれおさけ」「きまぐれまーる」「きまぐれあいら」の3種類をセットにして発送します。

○ウォッシュチーズ3種と自家焙煎珈琲3種のセット+きまぐれ牧場からの感謝メッセージ
きまぐれ牧場のウォッシュチーズ「きまぐれおさけ」「きまぐれまーる」「きまぐれあいら」の3種類と「きまぐれおさけ専用ブレンド」「きまぐれまーる専用ブレンド」「きまぐれあいら専用ブレンド」の3種類をセットにして発送いたします。




最後までご覧いただきありがとうございます。
上砂川に来て2年、色んな人に支えられて、こうやってスタートラインに立つことが出来ました。
本当にありがとうございます。

僕ら夫婦だけでは出来ることも限られますが、上砂川町が明るく、楽しく豊かになるように、僕らに出来る範囲のことをコツコツやっていくことで、今までお世話になった人、応援してくれた人への恩返しが出来たらいいなと思いますし、上砂川の人たちが「パン屋さん出来て嬉しいねって」笑顔になるようなパン工房にしていけたらと思います。

また、これまでオンラインストア等でチーズを購入してくれていた方々や、Youtubeを始めた頃から応援してくれている方々にも、新しい楽しみ方として「きまぐれチーズときまぐれパンときまぐれ珈琲」のセットを楽しんでいただけたらと思います。

今までは直販をしていなかったので、なかなか皆さんと対面でお話しすることが出来ませんでしたが、パン工房ができた暁には皆さんと色んなお話しが出来たらと思います。

夫婦ともども頑張っていきますので、ご支援どうぞよろしくお願いします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください