こんにちは。パークマーケットプロジェクト実行委員会です。

ページをご覧いただきありがとうございます。


「未来のおとながつくる!パークマーケット」は公園で高校生がお店を経営したり、

後夜祭を企画して花火を実施したりと、

高校生自身が主体となり本気で学んで遊ぶイベントです。


公園という誰でも楽しく遊べる場所で、

高校生が全力で「わくわく」を創り上げ、地域の人に「わくわく」を共有していきます。


10月に開催した第1回で約500人を動員したこのイベント。

今回はパークマーケットを本格始動させるため、2回目のクラウドファンディングに挑戦します。

皆さんに是非「パークマーケット」の取り組みを知っていただき、ご支援賜りますようお願い申し上げます。


パークマーケットプロジェクト事務局メンバー

Note : パークマーケットプロジェクト / Instagram : @parkmarket_nara

谷 早帆子(左)

高校3年生。パークマーケットプロジェクト実行委員会事務局長。学校や部活動などの勝ち負けが前提の場でなく、自分が楽しかったり誰かを喜ばせたいのような想いで溢れる”地域”での活動に興味を持ち、奈良市を拠点にまちづくり事業に挑戦する。昨年5月にPark Life Laboに参加し、パークマーケットプロジェクトを立ち上げた。

伝宝 結希(右)

高校3年生。パークマーケットプロジェクト実行委員会出店者リーダー。小学2年生からハープを習い始め、ベルギーで開催された第8回フェリックス・ゴドフロア国際コンクールのExcellence部門で第2位などの功績を残す。第1回のパークマーケットでは出店者として参加し、今後は事務局としてもプロジェクトに携わる。

【メッセージ】

高校生だからこその行動力で全力で取り組みながらも、楽しむことを大切に活動しています。地域というフィールドだからこそ多くのことに挑戦し、多様な人と出会い、成長していきたいという思いでイベントを創り上げます。


はじめまして、もしくはお久しぶりです。

私はパークマーケットプロジェクトの事務局長を務めている、高校3年生の谷 早帆子です。


突然ですがみなさん、公園で遊ぶ機会はありますか?

おそらく公園に行く機会すらない方が大多数であると思います。公園は現状誰も使っておらず、閑散としているイメージが強い方も多いのではないでしょうか。


なぜ私たちは公園で行かなくなり、遊ばなくなったのでしょう。

それには、”ルール”の存在が大きな影響を与えていると私は考えました。

球技をしてはいけないこと、火を使ってはいけないこと、音を立てる遊びは控えないといけないこと。これらの不自然とも言えるルールが公園でやりたいことをして自由に遊びたいという私たちの気持ちを蝕んでいるのではと思っています。

実際に2021年度の総務省の調査で、公園が過ごしやすくないと回答している小学生・中学生の意見には、「ボール遊びができない」や「ルールが厳しすぎてつまらない」 という声が挙げられています。


そこで私は、「公園で遊びたい」という想いがルールで縛られてしまう現状の打開策を模索していました。 

その時、奈良市がトライアルサウンディング制度(公園の暫定利用事業を募集制度)を開始。それに伴い、「Park Life Labo」という公園の利活用をチームごとに考えるワークショップが2022年5月に開催され、参加を決めました。

そこでは公園とは無縁になりつつある私たち高校生の視点で、高校生でも公園で遊べるコンテンツをチームのメンバーとともに考え、以下のアイデアが生まれました。

・公園で高校生が自分のお店を経営してみること

・「ルールに縛られない」「高校生のやりたい」を詰め込んだ後夜祭を開催すること

・イベントの企画運営も高校生主体となって行い、地域の大人を巻き込んでプロジェクトを実行すること


私が「これらを実現することで誰もが自由に楽しめる公園を実現したい」という思いの節をぶつけ、その想いをメンバーのみなさんに汲んでいただき、イベントを開催する運びとなりました。

そして、2022年10月2日に第1回「未来のおとながつくる!パークマーケット」を実施することができました。


2022年10月に第1回パークマーケットを成功させたのちパークマーケットを本格始動すると決めた理由は、イベントを継続させる意味があると考えたからです。


第1回パークマーケットの実施を通じて、参加してくださった地域の方からは

・普段閑散としている公園が賑わっている姿を見るだけで満たされた気持ちになる

・子どもが楽しそうに遊んでいるのを見られて嬉しかった

そして会場の公園がある、右京地区の自治会長さんからは

・コロナ渦や市からの規制でなかなかやりたいことができなかったが、地域の人が集まる姿を再び見れてよかった

とみなさんに喜んでいただくことができました。そして「第2回も実施してほしい!」という声を多くいただきました。


また、パークマーケットに出店者として参加した高校生からも

・お店を出店することを通じ、普段学校では関われない地域の人と関わることができた

・ビジネスを本気で学び、自分の興味のある分野を最大限に表現できた

などの感想をいただき、また参加したいと話してくれました。


私は第1回パークマーケットを実施してみなさんの声を聞き、「奈良をより良くできる」「高校生が自ら成長できる場を作れる」という手ごたえを強く感じました。同時に、このイベントを1回きりで終えてしまうのはもったいないと考えました。

そこで、イベントを今後も第2回・第3回と続けていくためパークマーケットプロジェクトの事務局を立ち上げて本格始動することを決めました。

前回のクラウドファンディングでは第1回を開催するために資金を集めましたが、今回のクラウドファンディングではこれからもイベントを続けていくために資金を集めます。

私はプロジェクトを本格始動をさせることで、より多くの人に「ワクワク」を届けていきたいと思っています。


●今までの軌道

2022年5月にスタートしたプロジェクト。今までやってきたことを紹介いたします。


【2022年5月】

Park Life Laboでアイデアを発案したのち、まずは実現に向け第1回パークマーケットの日程や時間、プログラムなどの内容を構築しました。

【2022年8月】

第1回パークマーケットに向けて、プロジェクトに参画してくれる高校生の募集を開始しました。

無名のよくわからない高校生がやっているプロジェクトだったため、出店者がなかなか集まらない状態が連日続きました。

そんな状況下でもハープ奏者で友達の伝宝さんを誘ったことに続き、たまたま公募内容を見つけ好奇心のみで東京から1人の高校生が参加。あと一歩というところで髙田商業高校まち部さんにも参加いただき、こうして第1回の高校生出店メンバーが集まりました。

【2022年9月】

高校生が店の運営をいきなりやるとなっても、ハードルが高い。そこで、サポートメンバーの安田さんによるビジネスガイダンスを実施しました。

お金を稼ぐということはどういうことなのか。そして出店内容、価格設定、ターゲット設定、時間設定、店舗名、支出と目標収入の設定など細かいところまで決めていきます。

高校では決して経験できないほど本格的。そして、ガイダンスを通して高校生のやりたいお店がよりイメージできるようになり、高校生からはもっと自分のビジネス内容に向き合おうという姿勢が感じられました。

高校生が出店をすることを通じて体験して欲しかったのは以下の2つです

・”本気”で学んで遊ぶ経験

・学校や家庭の環境だけでは出会えない地域の人と関わる経験

高校生がただ単純にお店を出店するだけならば、学校の文化祭と大差はありません、

地域で活動している多様な大人と関わり、本気でビジネスに向き合う。そして自信をもって出店し、自分の好きなことを通じて地域の人と繋がれる機会を提供したかったのです。

ビジネスガイダンスの他にも公園視察や、備品づくり(看板/メニュー/公園飾りなど)を目的としたガイダンスをさらに2回実施いたしました。


【2022年10月2日】

パークマーケット第1回本番。快晴の中、『未来のおとながつくる!パークマーケット』の開催日となりました。

ハープ教室アイデンティティブレスレットショップ高田商業まち部からすき焼き屋靴下屋綿菓子屋の高校生による5店舗が出店しました。

高校生たちは、楽しかったのはもちろん、成長できた日だったと話してくれました。

Note : 第1回出店者ストーリー 第1弾

Note : 第1回出店者ストーリー第2弾


マーケット終了後の後夜祭では、楽器演奏シャボン玉花火を実施しました。

普段ルールが原因で公園でできない花火や楽器演奏は、高校生・地域の方ともに大好評でした。

奈良市の公園を本気で学んで遊べる場所にする

高校生だからこそただ単純に公園を、マーケットを、楽しいものにできたら。そんな願いで約500人の地元の方に来ていただき、理想の風景が実現しました。


【2023年3月19日】

2023年となり、第2回実施に向けて活動を再始動することをチームで決定しました。

そのスタートとなったキックオフミーティング

参加者の高校生に向けパークマーケットについての説明と、「お店を出店するなら」をテーマにしたワークショップを実施しました。

【2023年4月9日】

キックオフミーティングを通じて第2回パークマーケットに参加表明してくれた高校生向けに、ガイダンスを開催しました。

今回の特徴は出店する高校生だけでなく、後夜祭企画運営担当の高校生もいること。

「やりたい」という想いを実現に移すために、一人ひとりの参加者と対話を重ねました。

Note: ガイダンスDay1 ~想いを現実に~

【2023年5月27日】

「第2回未来のおとながつくるパークマーケット」を前回と同様の場所である、右京三丁目一号区公園にて開催します。

第2回詳細はこちらから

前回に引き続きハープ教室や雑貨屋、植物ワークショップなどの高校生店舗に加え、後夜祭も花火のみならず灯篭など新たなコンテンツにもチャレンジします!パワーアップしたパークマーケットにぜひ遊びにきてください!!


●これから

本格始動するにあたり現在の状況と、これから実施していくことを紹介します。

・5月9日 市役所への公園利用許可取得 / 保健所・消防署・警察署への許可取得

・5月27日 第2回未来の大人がつくる!パークマーケットの開催

・6月11日 クラウドファンディング終了

・6月下旬 リターン配送①(感謝のメール / ハープ音源)

・7月 パークマーケット什器備品制作開始

・8月 リターン配送②(講演 / フェルト看板 / ハープ演奏)

・8月下旬 第3回未来のおとながつくる!パークマーケットの企画開始 / イベント実施における申請開始

・10月上旬 第3回未来の大人がつくる!パークマーケットの開催

・2024年度より、寄付なしでのパークマーケット実施可能状態を定着させる


2023年は、今回のクラウドファンディングで募る資金50万円で活動を継続します。今年中に必要な備品をそろえるのと同時に実績を積み上げ、2024年度以降はクラウドファンディングがなくても運営できる状態を確立します。


ご支援いただいた資金は、以下の用途に使用させていただきます。

・会場演出備品レンタル 100,000円

・会場演出資材 21,500円

・告知物作成 35,000円

・当日運営費 50,000円

・Campfire手数料 93,500円

・次回以降開催のための什器備品製作費 200,000円(寄付に頼らず、次回以降運営していくため)





私自身が「やりたい」という想いだけで突っ走ってきたイベント。

その想いに高校生のみんな、サポートメンバーのみなさん、奈良市のみなさん、自治会・地域のみなさん、そして支援してくださったみなさんのおかげでここまで大きなプロジェクトに育ちました。本当に幸せに思います。

みなさんからいただいたご恩を返す方法は、このイベントを続けることで少しでも公園を、そして奈良市を面白くすることであると私自身の中で結論が出ました。

私が楽しんで取り組んでいることが誰かの幸せだったり、成長だったりにつながっていることが嬉しく、このプロジェクトを本格始動させていただけることにとても嬉しく思います。

これからも楽しみながらみなさんの支援を活用しパークマーケットを実施していきますので、ご支援していただけると幸いです。

直近では、5月27日(土)に「第2回未来のおとながつくる!パークマーケット」を右京三丁目一号区公園にて実施いたします。想いを形にしたイベントにぜひ遊びに来てください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

  • 2023/06/01 18:00

    お世話になっております。パークマーケットプロジェクト事務局長の谷 早帆子です。5月27日(土)右京三丁目一号区公園にて「第2回未来のおとながつくる!パークマーケット」を開催することができました。みなさんのご支援のおかげで、パークマーケットを再び開催できたことを誇りに思います。ご支援、応援本当に...

  • 2023/05/26 22:31

    お世話になっております。パークマーケットプロジェクト実行委員会です。この度は本プロジェクトへのご支援、応援本当にありがとうございます!!明日はついに!第2回パークマーケットです!ということで学校終わりに高校生が集まり、事前準備を行いました。事前準備では自分のお店の看板づくり、飾り作成、最終打ち...

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