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発達凸凹・感覚過敏っ子の応援を広げたい!ー絵本で届ける保健室あんしんプロジェクト

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現在の支援総額
603,000円
パトロン数
54人
募集終了まで残り
終了

現在200%/ 目標金額300,000円

このプロジェクトは、2018-03-23に募集を開始し、54人の支援により603,000円の資金を集め、2018-05-01に募集を終了しました

【ネクストゴール「50万円」挑戦中】発達障害に伴いやすい感覚過敏。日常生活、学校生活への影響が大きいのにあまり知られていません。見えない感覚を絵本で。感覚過敏の理解と支援をテーマにした絵本を学校の保健室へ寄贈し、子どもたちへ安心と応援を届けます。協力ーLight it up blue所沢実行委員会。

ネクストゴール50万円(+20万円)
所沢→全国へ!

スタートから10日間で、第1目標の30万円を達成しました。
たくさんのご支援、ご協力をありがとうございます! 
ネクストゴールとして絵本をさらに47冊。47都道府県へ1冊ずつ、ぷるすあるはが学校を選んで届けます。
ひきつづきの応援よろしくお願いいたします。

 

***

 

はじめまして。
NPO法人ぷるすあるは(絵本の著者としてはプルスアルハ)は精神科の看護師と医師を中心としたチームで、精神障害や発達障害などについての情報発信、普及啓発に取り組んでいる団体です。

 

活動の二本柱は、絵本の制作普及と
情報サイト「子ども情報ステーション」の運営

 

絵本は、2012年の設立以来、これまでに7冊を出版してきました。
内容は、親のうつ病や統合失調症、アルコール依存症、両親のケンカといったこれまでにありそうでなかったテーマ。そして、子ども自身の不登校、発達凸凹・感覚過敏。
いずれも、医療や地域で仕事をしてきた中で、支援が必要だけど手薄...というニーズが出発点になっています。
絵本は子どもが一人称で語る物語で、看護師のチアキがお話と絵を担当しています。 

 これまでに出版してきた絵本

情報サイト 幅ひろい内容と対象を取り上げています

コミュニケーションツールなどを多数掲載した無料ダウンロードコーナー(左・素材の一例)
イラストで学ぶ病気や障がい(右・一例)のコーナーが、特に利用者の多いページです
感覚過敏についてのページやコラムも掲載しています

 

「絵本で届ける保健室あんしんプロジェクト」
子ども、家族、学校、支援する方... をつなぐ

 

2016年には、親の精神障害をテーマにした絵本を学校へ寄贈しました。
子どもたちにとって身近で長い時間を過ごす学校。なかでも保健室は、子どもたちの体と心のサポートをしたり、先生方、保護者の方との架け橋になる場所です。
保健室を起点として、病気や障害への理解がさらに広がったら心強いという思いから始まったプロジェクト。公募の取り組みに、子どもが通っている学校へ、母校へ、勤務先へとたくさんの反響とご支援をいただき、約300冊を寄贈しました。
「迷いや悩みが自分だけじゃないと安心できる。誰にも入れない事が本によって解決されたり、癒されたりする。温かな心のおくりもので、力づけられ励まされる子どもがたくさんいます。寄付者の方の思いに、感謝の気持ちでいっぱいです」受け取った養護教諭からの言葉です。

 

 

今回、埼玉県は所沢で、発達障害の啓発に取り組んでいる「Light it up blue所沢実行員会」の協力で、絵本「発達凸凹なボクの世界ー感覚過敏を探検する(ゆまに書房)」を所沢市の小中学校へ寄贈するプロジェクトを立ち上げました。

 

このプロジェクトにご支援いただく方自身が、関連のある学校や、子どもが通っている学校などへ絵本を届ける参加方法もあります。
第1目標(30万円)をこえることができたら、達成金額にあわせて、全国の学校へと寄贈先を増やしていきます。
所沢を拠点に全国へ、発達凸凹・感覚過敏っ子の理解と応援を広げます。 

 

感覚過敏とは? 見えない感覚を絵で表現
小学生のタクのおはなし

 

感覚過敏は、脳の感覚刺激の受け取り方がとても敏感で、生活に不便があることをいいます。
とても鈍感で不便があることもあります。
発達障害に伴いやすい特性で、感覚過敏・感覚鈍麻をふくむ感覚の特性をもつ人は、自閉スペクトラム症(発達障害のタイプのひとつ)の人の実に90%以上にも上る*と言われています。
しかし、まわりからわかりにくく、努力やガマンが足りないと誤解されやすいです。こだわりやパニックの背景に隠れていることもあります。

 

絵本は、小学生のタクのお話。
聴覚、触覚、嗅覚などの感覚がとても過敏で、教室や給食や行事が苦手です。だけど、自分でも何がイヤなのかわからず、うまく言葉にすることもできません。いつも怒られてばかりいます…。

   

聴覚が過敏なタク。教室の音がブーメランみたいに耳につきささって痛い。(p4-5)
触覚も過敏。服のタグやチクチクする生地がどうしてもダメで、参観日なのに服を脱いでしまいました...。

 

わざとじゃないのにいつも怒られる... タクは自信をなくしています。(p20-21)

 

タクの感覚過敏に気づいたのは学童の先生でした。
そこからみんなでタクの苦手探検をします。
苦手がわかると、工夫を考えることができます。

 

チクチクする服を探検。タグは縫い目からとってしまえば安心。(P34-35)

 

タクも家族も先生もみんなで苦手と工夫を探検。(P38-39)
「ボクはダメな子じゃなかったんだ」タクは安心して日々の生活を過ごすところでお話はおしまいです。

 

大人の理解とサポートが力になる
...自身の感覚の特性と工夫を絵本に重ねて

 

この絵本の構想は、臨床や相談場面で出会ってきた子どもや家族と、そして看護師であり、絵本のお話と絵を担当しているチアキ自身の感覚の特性から生まれました。音が耳につきささる感覚、給食が苦手すぎて食べられなかったこと、着られない服がたくさんあったり、体操帽のゴムは切ってないことにしていたこと...。
単に感覚が過敏ということではなく、苦手な刺激にさらされ続けると、体調が悪くなったり、パフォーマンスに影響します。しかし、子どもの頃は、何が苦手なのか自分でもわからなかったり、言葉で説明することができませんでした。

 

全国にいるタクくんのような子どもが、感覚の特性による苦手のために、自信をなくしたり、学校がしんどい場所になったり、怒られる体験が重ならないように...。わかりにくい感覚過敏をわかりやすく表現したいと思ってこの絵本を作りました。

 

絵本の巻末には、対応の原則、いろいろな感覚過敏・工夫などの解説がつきます。(P48-49)
付録に、まわりの人に感覚の特性を伝えるシートがついています。

 

「目には見えない感覚過敏。わかってもらえるコミュニケーションツールのひとつとして、とてもわかりやすい大切な本になりました。また親として、まだまだ理解して、やってあげられることがあると気付かされました。」

「発達障害の息子(小2)が、自分自身を理解するのに役立っています。時々寝る前に読んで欲しがります。母親である私も、子どもの気持ちを理解するのにとても役立ちました。給食を減らしてもらうこと、イヤーマフをして登校すること等、「自分だけじゃない」と思えるようで、自信をもって行えるようになりました。絵も象徴的で、タクくんの表情がとても良いので、他の自己理解本とは違い「絵本」として楽しめるのが素晴らしいと思います。」

読者の方からの声です。

 

所沢から全国のタクくんへ 
関心をもってもらうことから始まる

 

毎年4月2日は世界自閉症啓発デー、2日から8日は発達障害啓発週間です。
自閉症をはじめとする発達障害の啓発を目指して、世界中のランドマークや名所旧跡がブルーにライトアップされます。「Light it up blue所沢実行委員会」は、日本で初めて飛行場ができた街「 所沢」で、そのランドマークとして、日本初国産プロペラ旅客機Y S-11をライトアップするほか、さまざまな啓発の取り組みを行なっています。

 

2014年から、所沢の航空公園駅前で演奏会を行い、 お花見などで訪れた一般の方たちに足を止めてもらい、 啓発リーフレットを配布し、対話してきました。感覚過敏についてのリーフレットは、本プロジェクトのリターンにもなっています。
2017年には、西武所沢店さんのご協力で、 学術的な講演を百貨店のホールで行い、大好評でした。

 


~関心をもってもらうことから始まる。。。~
そんな願いで実行委員会メンバー(当事者の親、事業所職員、 市役所担当課職員、一般)は集まっています。

 

 

昨年のライトアップの様子

 

2017年の発達障害サイエンスカフェ「感覚の世界を探検」では、支援者、研究者、家族と、多彩な立場からのトークを行いました。開催1ヶ月前には応募満席となるほど「感覚の特性」への関心の高さを感じました。
チアキも絵本朗読と自身の体験を紹介し、このコラボから今回の企画が生まれました。

 

所沢をひとつの拠点として、絵本を通して発達障害・発達凸凹・感覚過敏の理解と応援を広げたいー。
全国にいるタクくんやご家族や先生方やまわりの人たちが、少し楽になったり、安心して毎日の生活を送るヒントになればと思います。
ぜひご支援、ご参加をよろしくお願いいたします。

 

 

支援金の使い途

 

第1目標【30万円】は、所沢市内の小中学校、計57校の保健室へ、絵本を寄贈するための絵本代、梱包と郵送料に使います。およそ3,000円で1冊が寄贈できます。 ←達成しました!!

 

第2目標【+20万円】の支援金は、全国47都道府県へ1冊ずつ、47冊を寄贈するための費用に使います。
寄贈先の学校はぷるすあるはが選びます。

 

絵本がリターン(お礼)になるコースがありますので、直接自分で届けていただくことや、送り先の学校を指定することで(学校指定コース)、支援いただく方ご自身も直接プロジェクトに参加することができます。

 

「特定の学校はないけど支援したい」という方は、学校指定コース以外でお選びください。いずれのコースも、全国の学校への絵本寄贈の支援金になります。

 

リターン(お礼)について

 

ご支援ありがとうございます。
心をこめて次のようなお礼をします(一覧)。
各コースの詳細は、それぞれのリターンの説明を参照ください。

(1支援ごとに別途¥216(税込)のシステム利用料がかかります。支援の際、任意の支援額を上乗せすることができます)

  

絵本セット(サイン本+献本セット)

そのまま学校へ寄贈できるカバーレターやチラシが入ったセットです。
その場合の届け先は全国どちらでも、学校以外のところでも結構です。
献本・報告の義務はありません。自分用に使っていただいて結構です。

※4,000円の学校指定コースは、ぷるすあるはから指定の学校へ直接献本(郵送)することができます。
希望される方は、備考欄に、送り先の[学校名・郵便番号・住所]を必ずご記入ください。

  

(カバーレターはサンプルです)
 

感覚過敏リーフレット

Light it up blue 2017で作成したリーフレットです。タクが表紙を飾ります。
三つ折りスタイルで、折った後のサイズでおよそ15×21cmです。

 

タクのオリジナルパスケース

 

※仕様・文字などは、多少変更になる可能性があります。仕上がりはお楽しみで。

 

タクのオリジナルポストカード

絵本の見返し柄。

 
絵本詳細情報

子どもの気持ちを知る絵本③
『発達凸凹なボクの世界─感覚過敏を探検する─』
定価:本体1,800円+税 B5判上製/56頁 ゆまに書房 2015.9刊行
ISBN978-4-8433-4603-7 C0311
プルスアルハ著(お話と絵:細尾ちあき[看護師] 解説:北野陽子[精神保健指定医])
本文協力・監修 朝倉新[精神保健指定医 日本精神神経医学会専門医]

》youtubeへ(絵本全編の朗読動画を公開しています)

引用文献 井手 正和:時間的に過剰な処理という視点から見た自閉スペクトラム症の感覚過敏. BRAIN and NERVE 69,2017