ブラジル人の多く暮らすまち湖南市で国際交流イベント「ブラジル酒場」がしたい!



BRAZIL SAKABA

ブラジル人の多く暮らすまち 滋賀県湖南市で、  ブラジル人と一緒に楽しめる場づくりがしたい!



「ブラジル人ともっと仲良くしたい!」そんな思いから始まったお祭りを、
2月4日(土)イオンタウンの西隣、湖南市魅力発信拠点施設HATで開催します。




滋賀県湖南市の地域おこし協力隊 Next Commons Lab湖南  柴崎寛子



本企画を主催する、滋賀県湖南市の地域おこし協力隊(Next Commons Lab湖南)の柴崎寛子といいます。
2019年京都市から夫と一緒にこの湖南市へ移住してきました。

Anokhi Design(アノキデザイン)という屋号で活動するフリーランスのデザイナーでもあります。
Next Commons Lab湖南は、地域おこし協力隊制度活用をした団体(※以下、NCL湖南)の一員で、私の活動テーマは『タピオカ研究所』です。きっと何それ!・・・ですよね?


ブラジルスーパーで売られているキャッサバ芋を原材料とした粉などの加工品

課題を掘り下げれば掘り下げるほど深いテーマでもありました。タピオカドリンク以外の食べ物、タピオカ芋(キャッサバ芋)がそもそも何なのか。どんな形状でどんな味でどんな調理方法なのか。未知のものへの興味はは行動力を掻き立てます。



キャッサバ芋と柴崎寛子 砂地での試験農地でキャッサバ芋の収穫

宝探しのように人伝に誰がどこでタピオカ芋(キャッサバ芋)を育てているのか聞いたり調べ、
湖南のブラジル人農家さんはもちろんのこと、

日本各地、埼玉や群馬、奄美の徳之島、大阪などの畑へ視察に行き見識を深めました。


ただし協力隊就任当時は、良くも悪くも空前の第3次タピオカブーム。



まずはマルシェなどの出店でタピオカドリンクを作り販売しました。
都市部とは違い、田舎ではタピオカドリンク屋さんがないので、出店では絶えず行列ができるありがたい悲鳴でした。



柴崎寛子とタピオカドリンク、森道市場2019タピオカドリンク販売(森道市場2019 @愛知県蒲郡市)


地域のお祭り「愛宕祭り(2019)」では30mほどの行列もできました!



ですが、ブラジル人はタピオカを芋として、煮たり、揚げたり、粉にしたり、絞り汁を発酵させたり、葉っぱを10日間煮込んで食べたり、実に様々な食べ方をする奥深い文化なのです。タピオカミルクティーとして食べる文化はありませんでした。


様々な調理方法で作ったキャッサバ芋の料理 (kimobigbrazil)


ブラジル料理 (インフィニティ株式会社)


湖南市は、ブラジル人が多く暮らす街です。


『キャッサバ芋(タピオカ芋)』の畑があったり、ブラジル人向けのスーパーマーケットがあったり、市役所やまちの看板にはポルトガル語が併記されていたり、通訳担当のスタッフもいたり。他にはない文化が混ざってる面白い街です。


湖南市ブラジル人のキャッサバ農家さん

湖南市 キャッサバ芋の畑


いろんなイベントに参加し、お料理教室やポルトガル語教室に通ってみたり。
そこで出会う外国人のみなさん明るくて、日本語も少しならコミュニケーションが取れる人も多いです。


ブラジルや、インド、ミャンマーの方々との料理体験


子供達は日本語が堪能の場合が多いです。ただこれも環境や、家庭の方針などに非常に左右されます。

学校や教育、労働環境、生活環境など実際の生活を目の当たりにすると、親の子への影響は、その家庭の方針によって様々で、簡単に解決する問題ではないと気づきました。


ブラジリアン柔術やお誕生日会、キャッサバ芋農家さん。






そんな折、時代は世界稀に見るコロナウィルスの感染拡大。






計画変更を余儀なくされました。

そんなタイミングでしたが、TV、NHK滋賀放送局の密着取材や、移住系の全国紙TURNS、KBS京都ラジオなどにも掲載や出演し活動の紹介をしていただけました。


2019年秋よりNHK大津の密着取材にあたり、
キャッサバ芋料理の提供協力をしてくれたインフィニティ株式会社(湖南市岩根)

2019年秋よりNHK大津の密着取材の風景

NHK おうみ発630 知りたがり「キャッサバでまちおこし」にて




そしてときは流れ。。


大阪・関西万博を盛り上げる「demo!expo」との出会い



このまま、ブラジルコミュニティの場作りをやり遂げることなく終わるのかな。。

そんな折、大阪・関西万博を盛り上げるムーブメント「demo!expo」という活動のひとつ『EXPO酒場』という企画に、湖南市協力隊OB(NCL湖南)の仲間であったナカモリケンさんを通じて出会いました。

「あ、私、湖南市でブラジル人と日本人が一緒に楽しめる国際交流イベントがしたかったんだ!」

コロナ禍で人が集まれ難かったけど今ならできる!


EXPO酒場 湖南


万博開催まで800日にあたる日に「EXPO酒場 湖南店」が開店!


「EXPO酒場」は、大阪・関西万博を勝手に盛り上げる有志団体「demo!expo」が生み出す共創の一環。関西各地で不定期開催されている交流イベント「EXPO酒場」を、滋賀県湖南市でも開催しようというものです。

関西各地で行われているムーブメントの一つ「EXPO酒場」。
万博開催の800日にあたる2023年2月4日(土)湖南市での開催が決定しました。



EXPO大酒場 2022/12/15 @大阪


有志団体「demo!expo」の次なる領域、フィールドパビリオンの世界が湖南で!


万博に向け「勝手に」盛り上がり、続々とたくさんの人や企業を巻き込み、共創の渦を生み出そうとしているのが、「demo!expo」の参加メンバーである株式会社人間の花岡さん、株式会社三菱総合研究所の今村治世さん、株式会社オカムラの岡本栄理さんをはじめとする、民間企業の熱意ある人々たちの集まりです。



「demo!expo」について参考記事:https://workmill.jp/jp/series/demo-expo-2025/


万博開催に向け、まちをあげて国際交流イベントをする「ブラジル酒場」。私としてもまだ見ぬ湖南市の次なるステージ、新たな一面がそこで見れるのかと思うとわくわくが止まりません!


ところで滋賀県湖南市ってどんなところ?


湖南市「八丈岩」から比良山系方面を望む景色


「湖南市」と聞いても中国のどこかの街の事ですか?と思われたり、関西住まいでもピンとこない方も多いのではないでしょうか。

滋賀県湖南市(こなんし)は、滋賀県の南部、甲賀地域に位置する市。
旧東海道の石部宿、旧甲西町域には県内屈指の工業団地である「湖南工業団地」が存在します。


湖南市は、海外労働者比率が滋賀県でもトップ!

55,000人ほどのまちに3,300人(6.05%)ほどの外国人が暮らしており、ブラジル1573人 ベトナム527人 ペルー352人、韓国・朝鮮283人と続きます。

このようにとりわけブラジル人が多く暮らすまちなのです。


(2019年12月末現在※滋賀県総合企画部国際課の調査に基づく。)
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5213823.pdf



これからの時代、多文化多国籍が当たり前。海外で働く日本人も増える「多文化理解」が必要!


そんなふうに多くの外国人が暮らす湖南市ですが、職場環境や学校などの接点とする環境がなければ普段の暮らしに互いが交わることはありません。多くの外国人が住んでいるけど、声を掛けるきっかけが圧倒的に少ないです。


湖南市水戸小学校 日本の文化や慣習になれるための一年を過ごす
さくら教室の生徒さんたち



日本は今かつてないスピードで多国籍化が進んでいると言われています。就労目的での在留外国人の数は、2012〜2021年までで2倍以上に増えたそうです。今は円安で、少しその勢いに陰りも出るかもしれませんが、観光地としては依然として世界から注目されています。


湖南市水戸小学校 日本の文化や慣習になれるための一年を過ごすさくら教室


ブラジル人のハンバーガーショップ「SANDBUS」の店長と柴崎寛子ブラジル人のハンバーガーショップ「SANDBUS」の店長と一緒に
ブラジリアン柔術の先生でもあります


逆に日本は少子化で人口が減っていく。そして今の子供達が海外で働くことも増えていく。そんな日本で今重要なのは、『多文化理解』の精神ではないかと思うのです。「知らない文化や価値観を拒絶せず、無関心でもなく、各々の違いをおもしろがって知識化すること」



そんな人が社会に増えれば、日本に暮らす外国人のケアは厚くなり、日本人の活躍の場は世界へ広がり、みんなの幸せにつながるのではないでしょうか。

だからこそ私たちは、身近な同じ街のブラジル人のことを考え、接する機会を作り、行動を始めています。


ブラジル人のための保育園 「サントスデュモン学院」園長 吉原さん(@湖南市岩根)

Obrigada!!



私は、Expo酒場のブラジル酒場をきっかけに滋賀県湖南市が国際交流としても先進的かつ友好的で、「湖南市には楽しいブラジルある!」と思ってもらえるように魅力を広く発信するとともに、今後もブラジルと日本との繋がりをさらに強めたいと思っています。


滋賀には心強いパートナーがたくさんいる!


アンドリュー君にブラジルバーガーを作ってもらうコワーキングスペース今プラス スタッフさん
アンドリュー君にブラジルバーガーを作ってもらうコワーキングスペース「今プラス」のスタッフさんたち


イベントってどうやって始めるの?そう思う人も多いかもしれません。

実は最近の湖南市や近郊には、とても心強い仲間達がたくさん集まっています。
イベント主催や出店の経験も豊富な事業者でもあります。確かな腕前の美味しい料理や飲み物、楽しいコンテンツやアイデアをたくさん持ってきて、きっとこのイベントを盛り上げてくれることでしょう。


湖南市で、ブラジルの食や文化、人と人とが楽しめる一日になるようなイベントに!


滋賀を中心に、バラエティ豊かな出店者約25店舗が並び、カポエイラショーや、ブラジリアン柔術、サンバカーニバル、ブラジルの音楽演奏に、みんなで乾杯タイム、など。イベントを盛り上げてくれるいろんなコンテンツが楽しめる、そんな空間を目指してます。

サンバチーム アクラレラ(甲賀市)

ブラジル音楽 Ave covo(京都)

ブラジリアン柔術(湖南市)

会場は湖南市岩根にある「湖南市魅力発信基地 HAT」。

湖南市の魅力や観光地の案内などとともに、通常レストラン営業やレンタルスペースなどをされていますが、これまでも数々のイベントや催し物の会場にもなっています。

湖南市の市役所職員さんはじめ、湖南市観光協会、湖南市国際協会、地元企業さんや友人知人など有志の協力を得て「ブラジル酒場」は、実現に向け動いています。


「EXPO酒場 湖南店 こにゃん万博構想!ブラジル酒場」

2023年2月4日(土)12:00ー20:00

場所:湖南市魅力発信拠点施設HAT(湖南市岩根4529-1)

https://goo.gl/maps/mHHepgPEZhZJAEtY7


・参加費無料
・駐車場あり
・JR草津線「甲西駅」〜会場までの無料往復シャトルバスあり


●出店者一覧:
・EXPO酒場 湖南店(本部酒場)
・スープのある日常
・mimosa.Delikatessen&Lunchbox
・MIHO'S HERB CHICKEN
・Dongree Coffee Roasters
・楽らくキッチンカー スパイスカレー&コーヒー
・健康肉饅
・NINA SPICE TOKYO
・チャガラ商店
・其先
・pocha
・Anokhi donuts
・ハクハク茶小屋
・まるとしかく
・yamagoya
・SANDUBAS
・マナフーズ フードトラック:パステル、コシーニャなどのブラジル料理
・バンザイフーズ フードトラック:シュラスコ(串焼き)
・xugabake:ブラジルのお菓子
・SANDUBAS


●イベント:
・カポエイラ デモンストレーション
・ブラジリアン柔術 デモンストレーション
・サンバカーニバル
・Ave covo(ブラジル音楽:練り歩きのmaracatu)
・出町サンバ(ブラジル音楽:庶民のサンバ パゴージ)
・demo!expoと共に考える『ブラジル酒場で考える、地方×万博。ローカルコミュニティと地方創生SDGsの可能性』トークセッション


●ブース
・2025大阪・関西万博告知ブース
・demo!expoブース
・湖南市国際協会ブース
・コニャンナーレブース
・点と線ブース


そのほかお楽しみイベント!
・1時間おきに乾杯タイム!会場みんなで「かんばーい!Saúde!(サウージ)」。
・会場をめぐるお絵かきラリー&くじ引き


※出店出演の内容に変更がある場合がございます。


いろんな国籍の人同士が言葉の壁を超え、美味しいごはんやお酒を飲み交わす1日。

この「ブラジル酒場」をきっかけに、滋賀県湖南市が国際交流としても先進的かつ友好的で、「湖南市には楽しいブラジルある!」と思ってもらえるように魅力を広く発信するとともに、今後もブラジルと日本との繋がりを強めたいと思っています。

そんな素敵な出店者・協力者を一部紹介させてください


「スープのある日常」のけんちゃんのキッチンカー

Dongree Books&Story Cafe 

NINA SPICE TOKYO

yamagoya

pocha

ここで応援メッセージを頂いたのでご紹介します!




阿部一郎


株式会社オカムラ demo!expo 岡本栄理
しがとせかい株式会社 中野龍馬

プロジェクトで実現したい事

・年齢国籍立場関係なく一緒に笑い合える時間と場づくり
・イベントをきっかけに、ブラジル人と日本人が気軽に挨拶できるまち
・湖南市には「楽しいブラジル」がある!それが湖南市の魅力の一つになる


資金の使い道

シャトルバス費:120,000円
出演者への謝礼料:約60,000円
会場使用費:約80,000円
警備員などの運営人件:約30,000円
イベント保険:約20,000円
広報広告印刷費:約200,000円
会場設営費:約30,000円
リストバンド制作費:約30,000円
手数料:約170,000円 (17%+税)


実施スケジュール


2/3  クラウドファンディング終了
2/4  イベント実施当日
2月末 順次、返礼品の発送


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



最後に。移住3年目、私にできることは全部やります!みなさんのお力もどうかお貸しください!


湖南市に移住してきて3年目。
今私は、繋がってきたご縁と、自分が今できること全てを注いでこの企画を成功させ、「湖南には楽しいブラジルがある!」ってことを少しでも多くの方に知って欲しい!

きっと終わった後にはブラジルの人のこと、日本の人のこと、お互いにちょっと好きになれてる。そんな素敵なイベントにするため、このクラウドファンディングを決意しました。私にできることは全部やります!みなさんのお力もどうかお貸しください!


協力:demo!expo/湖南市国際協会/SEDAI 株式会社/一般社団法人コニャンナーレ/まるとしかく/しがとせかい株式会社

イベント企画運営:Anokhi Design

主催:一般社団法人 Next Commons Lab湖南 (担当 柴崎寛子)

https://www.brazilsakaba.net/

http://nclkonan.com
https://note.com/nclkonan/


  • 2023/02/08 09:30

    Festival de Intercâmbio Internacional .大人も子どもも楽しめる国際交流イベント!熱いハートと笑顔で、仲間と家族と隣の人と陽気にみんなで乾杯しよう!湖南市を中心に滋賀近郊の飲食店約25店舗に加え、ブラジリアン柔術やサンバカーニバル、ブラジル音楽など、ブラジル...

  • 2023/02/03 10:52

    JR甲西駅から会場までは3キロほどあり、歩くと30分ほど。歩けない距離ではありませんが、ちょっと遠い。。ということで会場と駅を繋ぐシャトルバスをご用意しています。●JR甲西駅から会場までのシャトルバス甲西駅南口を出たロータリーがバス乗り場。12:20から1時間毎。会場行きの最終便は18:20と...

  • 2023/02/03 00:59

    気づけばあと1日となりました。人から人へ、たくさんの繋がりが感じられたクラウドファンディングの期間でした。企画を進めた私の方こそありがとう!という立場なのになぜか現金を手渡されて「ありがとう!」と言われるのです。ブラジル好きだったり、海外交友を持たれていた人、ボランティア活動に尽力されているひ...

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