こんにちは、国立信州高遠青少年自然の家です

 国立信州高遠青少年自然の家は、南アルプス・中央アルプス・八ヶ岳を望む、タカトオコヒガンザクラと城下町で知られる伊那市高遠町の晴ヶ峰高原にあります。
 広大なからまつ林の中に白樺が点在し、小川のせせらぎ・小鳥のさえずり・可憐な草花、冬は綿帽子のような雪と水晶のように透き通った氷など、四季を通して自然が豊かです。この大自然の中で、青少年に対し、生きる力の育成に必要な自然体験や集団宿泊活動をはじめ、多様な体験活動の機会を提供している青少年教育施設です。

 近年、都市化、情報化、少子化等が進み、青少年を取り巻く環境は大きく急激に変化しています。当施設は、我が国の青少年教育のナショナルセンターの一つとして、青少年を巡る様々な課題に対応するため、青少年に対し教育的な観点から、より総合的・体系的な一貫性のある体験活動等の機会や場を提供してきました。

 しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、ものづくり体験が激減しています。ものづくり体験は、その活動自体の楽しさを感じながら、自由な発想と創造する力を高め、最後までやり通す責任や忍耐力、親や友達を含む他者と共に作り上げる協調性等を養うことができます。そこで、当施設では、ものづくり体験のよさを知り、親子で体験ができるプロジェクトを企画しました。多くの方に趣旨にご賛同いただき、ご協力をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


子どもも大人もわくわくな、宿泊付き親子工作教室と講演会を開催したい!

国立信州高遠青少年自然の家に、ご家族で1泊2日の宿泊をしていただき、NHK教育テレビ「つくってあそぼ」の「わくわくさん」でおなじみ久保田雅人氏による「くぼたまさと親子工作教室と講演会」に参加する事業を実施します。


○親子での工作教室及び大人向けの講演会
・親子対象「くぼたまさと親子工作教室」
 「わくわくさん」の指導のもと親子で、家庭にある簡単な材料を用いてものづくりを実施します。 
・大人対象「くぼたまさと講演会」
 どのようにして「わくわくさん」になったのかの裏話等をお聞きします。
 その間、子どもたちは「マイスプーン」づくりを職員のアドバイスのもと実施します。 

○親子でクラフト体験
・施設周辺の松ぼっくりやドングリなどの自然物を集めてきて、親子一緒にものづくりを実施します。 

○参加親子による夕食交流会
・講演会や親子工作教室で感じたこと、ものづくりのよさや思い出等を、夕食をいただきながら参加家族で共有し合います。

【「くぼたまさと親子工作教室と講演会」日程予定】
<期日> 令和5年4月15日(土)~16日(日)
<日程> 4月15日(土)
 13:00 開会式
 13:40 「くぼたまさと講演会」(大人)・「クラフト体験」(子ども)
 15:30 「くぼたまさと親子工作教室」(親子)
 17:20 夕食交流会
 18:30 プラネタリウム鑑賞会
 19:30 入浴、自由時間、就寝 
     4月16日(日)
  7:20 起床、朝食
  8:30 清掃、退所点検
  9:30 「親子でクラフト体験」
 11:00 閉会式

※講演会のみの参加者(中学生以上の大人のみ)は、宿泊または日帰りを選択できます。 


「わくわくさん」から応援メッセージをいただきました!

 「わくわくさん」でおなじみの久保田雅人です。

 番組が終わってからも変わらずに工作の楽しさ、すばらしさを伝える「工作の伝道師」として活動しております。
 今まで全国各地にお伺いさせていただいておりますが、実は高遠は今回が初めてです。
 ぜひとも高遠で皆さんにお会いして、工作を一緒に楽しむ工作教室や番組では聞けなかったお話満載の講演会を実施したく思います。
 皆さんには私と一緒に楽しい時間をお過ごしいただけるよう精一杯頑張ります。
 ご協力の程宜しくお願いいたします。


活動プロジェクトを立ち上げた背景、私たちの思い

 数年前から「子どもたちの体験の場が失われている」と言われ始めました。

 当施設を利用した方々からも、「子どもがゲームやSNSのようなものを楽しいと感じていて、外での体験に出かけることを面倒に思っている」「親が子どもと一緒に遊ぼうという気持ちが減っている。自分の時間(スマホやゲームをする時間)を作りたがっていて、どう子どもと一緒の体験の場を作ればいいのか分からないでいる」「親自身の体験が少なく、きっかけがないと体験の場に出られない」といった声があり、家庭での体験の場の減少、教育施設等に出向いて体験をすることへの消極さが見えてきました。当施設はこれまでも様々な場面で、体験のすばらしさを、子どもや親に伝える努力を続けてきました。

 しかし、3年ほど前から、新型コロナウイルス感染症による感染拡大の影響で、子どもたちの体験の場は一気に減ってしまいました。学校が休業となったり、学級閉鎖になったりして、家族や友達と出かけることができなくなりました。親は在宅勤務していても子どもと一緒に何か体験をする余裕はなく、また、友達と会うこともできず一緒に何か取り組むこともできなくなりました。徐々にオンライン学習やタブレットを使った学習は進んでいますが、親や友達と一緒に楽しんだり、悩んだり、相談したり、作り上げたりといった、大切なことが足りないままとなっているのではないかと案じています。
 子どもたちが、そのような体験のないまま大人になっていってよいのでしょうか。失敗を乗り越えて成功する、誰かに教え誰かから教えられて作り上げる等の体験を通して様々な感情に出会うことを、子どもの時代に体験しておくことは大切ではないでしょうか。その願いを、Withコロナ期にどうすれば実現できるかを私たちは考えました。

 これまでも私たちの施設では、利用者に「マイはし」「竹とんぼ」等のクラフトづくりを提供してきました。また、学童クラブや公民館に出かけていき、クラフト体験の出張講座をしてきました。そこでは、ものを作り上げて満足したたくさんの笑顔に出会うことができました。ものづくりを得意としている私たちだからこそ発信できることがあるのではないかと考えました。
 職員で、自身のものづくり体験について話していたとき、「NHK教育のものづくりの番組を見ながら、家で作っていたよ」という声があがり、みんなで「そうだよね」と言いながらも、その番組に出演していたのは「のっぽさん」なのか「わくわくさん」なのかで盛り上がりました。「みんな違う時間、違う場所で育っているのに、同じものづくり体験を共有していたんだ」と感動しました。私たちはそこに光を見出し、「わくわくさんのものづくりを、みんなで改めて体験したい。あの時に感じたわくわく感を子どもたちと共有したい!」と願いました。
 そこで、NHK教育テレビで活躍された「わくわくさん」こと、久保田雅人氏を招き、子どもも大人もわくわくしながらものづくり体験をすることを通して、ものづくり体験を見直し、そのよさを広げていきたいと考え、このプロジェクトを広くみなさんに提案いたします。


プロジェクトがもつ価値

○親子でゆっくりとした時間をお過ごしください
・4月中旬のタカトオコヒガンザクラが満開の頃に開催します。春を楽しむ旅行として、最適なプログラムです。お子さんと春を満喫しつつ、楽しいものづくりのひと時を過ごすことができます。
・「くぼたまさと親子工作教室と講演会」は1泊2日の宿泊プログラムとなっています。親子でゆっくりものづくりを楽しんだり、いっぱい話したりする時間が確保できます。ふだん食事やお風呂の用意するための時間もたっぷり親子で語り合う時間とすることができます。


○ものを作る楽しさを味わってください
・ものづくりの作品を完成することによる充実感を味わうことができます。
・講師や親、友達と相談しながら、教え教えられ、支え支えられという協力・協調する心を育てることができます。
・親が講師「わくわくさん」が出演していたテレビを見ながら取り組んだものづくりを、子どもと一緒に体験し、そのわくわくする思いを親子で共有することができます。


○親子で将来のことについて考え合ってみませんか
・親子一緒にものづくり体験通して、子どもの得意なことを認めたり、仕事や職業について話し合ったりすることで、子どもの特長を見つけ出し、将来の仕事や職業に対して意識を高めることができます。
・親が講師のものづくり活動に関わってきた経緯等の講話を聴くことを通して、親自身のキャリアについて考えることができます。


資金の使い道

○「くぼたまさと親子工作教室・講演会」開催費用
 クラフト材料費・講師謝礼等 25万円
 事業広報費 5万円
 参加者保険料 3万円
 管理費・CAMPFIRE手数料 7万円


リターンについて

○1,000円 信州高遠青少年自然の家 活動応援コース
 感謝状、事業実施報告書

○5,000円 「くぼたまさと親子工作教室と講演会」応援コース
 感謝状、事業実施報告書、「くぼたまさと親子工作教室と講演会」YouTube限定公開での視聴

○10,000円 「くぼたまさと親子工作教室と講演会」参加コース
 感謝状、事業実施報告書、「くぼたまさと親子工作教室と講演会」参加決定(ご寄附をされたご本人及びそのご家族様)

○12,000円 「くぼたまさと親子工作教室と講演会」サインプレゼントコース
 感謝状、事業実施報告書、「くぼたまさと親子工作教室と講演会」参加決定(ご寄附をされたご本人及びそのご家族様)、「わくわくさん」こと久保田雅人氏サイン


☆10,000円「くぼたまさと親子工作教室と講演会」参加コース、12,000円「くぼたまさと親子工作教室と講演会」サインプレゼントコースの方へのご注意
※「くぼたまさと親子工作教室」は20家族程度、「くぼたまさと講演会」は50名程度の参加者としております。定員に達し次第、募集停止とさせていただくことがあります。
※当日参加費として、幼児2,000円、小学生2,500円、中学生以上3,000円を頂戴いたします(シーツ等洗濯料、夕食・朝食第他)。
「くぼたまさと講演会」のみの参加の日帰りの方(中学生以上の大人)は、500円を頂戴いたします。
※リターンの欄から寄附のコースを選んでいただき、備考欄に宿泊希望の有無、宿泊希望の方は宿泊される人数、大人・子どもの人数割りを、記載してください。子どものみの参加は受け付けておりません。
※宿泊あり、日帰り(講演会のみの参加の中学生以上の大人)どちらも同一寄附金額とさせていただきます。
※「くぼたまさと親子工作教室と講演会」宿泊の予約については、プロジェクト成立後メールにて調整させていただきます。


☆当施設のご利用・宿泊については以下の通りです
・当施設のロッジ、ログハウスの中に区切られた部屋に、複数のご家族で宿泊していただくことになります。トイレ、洗面所は宿泊棟ごとにございます。
・夕食、朝食は食堂にご用意しております。バイキング形式です。
・浴場は男性、女性別となっておりますが、他の方との入浴が難しい場合には、ご家族用の浴場をご案内することができますので、事前にご相談ください。
・洗面用具はご持参ください。シャンプーやソープは浴場に備え付けてありますがタオル等はご持参ください。
・施設内(本館の一部)はWiFi環境が整っています。 




YouTube限定公開で視聴してください!

・リターンの5,000円コースには、国立信州高遠青少年自然の家においでいただかなくても、「わくわくさん」による「くぼたまさと親子工作教室」と「くぼたまさと講演会」の様子を、YouTube期間限定で視聴できる『5,000円 「くぼたまさと親子工作教室と講演会」応援コース』をご用意しました。
・「つくってあそぼ」を観て大人になり「是非お話をお聴きしたい」という方が多くいらっしゃいます。この近隣では「わくわくさん」の親子工作教室や講演会はそうそう機会があるわけではありません。「わくわくさん」のお話をお聴きできる絶好の機会となっております。
・しかし、事業当日に都合がつかないという方、「信州高遠は遠くて」という方、「慣れない山道の運転は自信がない」という方に、大変都合のよいコースとなっております。できることなら実際に「わくわくさん」の姿を観てお話を聴いていただくことをお勧めしたいのですが、様々な事情がありますので、お手軽にYouTubeで参加いただければと思います。
・「自分の子どもはもう大きくなってしまい親子工作教室に参加することはできない。講演会は聴きたいがそのためだけに行くのはちょっと…」という方、是非このコースへの支援をお願いします。
・「わくわくさんは知らないけど、子どものものづくり体験のために支援したい」という方にも、久保田雅人氏の講演をYouTubeで観ていただきたいと思います。なぜ「つくってあそぼ」に出演することになったのか、ものづくりを通して考えていること、「つくってあそぼ」以降の子どもとのふれあい等、一人の人間の人生から、聴く者にとって考えさせられることがたくさんあります。一度は聴く価値があります!
・そして何より、このプロジェクトのプログラムに賛同して支援していただくことが、子どもたちの「ものづくり体験」の復活に向けてのスタートとなります。事業報告書では載せきれない実際の姿を見守っていただきたいです。上記の趣旨をご理解いただき、YouTube期間限定視聴付き『5,000円 「くぼたまさと親子工作教室と講演会」応援コース』の支援をお願いします。


お願い・その他

☆お願い
 ご支援をしていただく際に、どのリターンも『上乗せ支援』をすることができます。ご都合がよろしければリターンの額に上乗せして、ご支援いただけますと大変うれしいです。


☆本プロジェクトへの支援(寄附)について
・本プロジェクトへのご寄付は独立行政法人国立青少年教育振興機構国立信州高遠青少年自然の家への寄附となり、当施設が寄附金の受付及び活動報告、領収証発行・郵送を行います。
・独立行政法人国立青少年教育振興機構は税制上の特定公益増進法人として定められていますので、寄附をされた個人や法人は、税制上の優遇措置を受けることができます。寄附金の領収書を添えて税務署にて確定申告※1または還付申告※2を行ってください。
 ※1 確定申告について(国税庁HP):https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2020.htm 
 ※2 還付申告について(国税庁HP):https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2030.htm 

所得税(個人の場合)
2千円を超え総所得額の40%までの寄附金額に対して、その額から2千円を引いた額が、総所得から控除されます。
 所得控除額=寄附金額(40/100を限度)-2千円
 (所得税法第78条、同法施行令第217条)

法人の場合
次のいずれか少ない金額が損金に算入されます。
(1)特定公益増進法人(独立行政法人等)に対する寄附金の合計額
(2)特別損金算入限度額
 [資本金等の額×当期の月数/12×3.75/1,000+所得の金額×6.25/100]×1/2
 (法人税法第37条、同法施行令第77条)

☆募集方式について
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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