高齢化や空き家の増加により放置される柿の木。これにより鳥害や獣害の問題を引き起こしています。その問題を解決すべく、昨秋、柿を収穫しドライフルーツに加工・販売する事業を始めました。収穫期を終えた現在は、柿を使用したソースでお好み焼きのキッチンカー事業の開業準備中。放置柿で新たなビジネス確立を目指します

【2023年2月19日追記】

2月17日より開始した当プロジェクトは、有難いことに2日ほどで最初の目標金額を達成する事が出来ました。

これもひとえに、ご支援してくださった皆様のおかげでございます。改めて御礼申し上げます。

しかし、実状をお伝えいたしますと本来の目的を達成する金額にはまだまだ届いておりません。

そこで私は、プロジェクト終了の3月17日まで次なる目標金額100万円を目指す事に決めました。

昨今の情勢を鑑みると非常に難しい挑戦だとは思いますが、私の取り組みをより多くの方々に知っていただきビジョンに共鳴していただけるよう、自分に出来る事を精一杯頑張りたいと思います。

どうか皆様、引き続きご支援ご声援のほど宜しくお願い申し上げます。

ご覧いただきありがとうございます。秋田県の北部で『畑がない農家』というコンセプトで放置された柿を収穫し加工・販売している「柿のお兄さん」ことカッキーです。

当プロジェクトは秋田県で地域課題となっている放置柿を使用し、「エネルギーと食材の地産地消」を掲げるキッチンカーで秋田県の魅力を1人でも多くの方へ伝えるためのプロジェクトです。

リターンには放置柿の加工品（ドライフルーツ、お好み焼きソース、柿のお酒）の他に、お好み焼き1枚＋手土産セットや、貸切出張・ケータリング、などをご用意致しました！ぜひご覧ください！

実はブランド！平核無柿（ひらたねなしがき）

秋田の放置柿は、お隣の山形県では庄内柿というブランドで取引されているほどの有名な平核無柿（ひらたねなしがき）というもの。

平核無柿は名前の通り種がない品種。果汁が多くて風味もよく、果肉は程よく硬くて柔らかすぎないバランスのとれた渋柿の代表と呼べる品種です。

渋柿なのに激甘＆高い栄養価

渋柿は熟すと甘柿より甘く（糖度が高く）なるのも大きな特徴です。

加えて柿は栄養価が高く、秋に柿を食べることで病気が減り、医者は商売にならず青ざめるため「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど。

特にビタミンCの含有量が非常に多く、柿を1個食べればビタミンCの1日の摂取基準量を満たしてくれます。

このドライフルーツはそのビタミンを壊さないように、低温でじっくり乾燥。無添加で体に優しいため贈り物としても喜ばれています。ちなみに、保存期間は約半年と長めなので非常食としてもオススメです。

自然栽培＝農薬：栽培期間中不使用

収穫している柿はぼくが栽培したものではなく自然栽培。つまり、放置されている柿なので栽培期間中は農薬や化学肥料などは不使用。

ぼく自身「畑がない農家」と名乗って活動しているのもそのためで、柿は安心安全の秋田県産。

今回のプロジェクトは、こんなに魅力があって他県ではブランド柿として扱われているはずの平核無柿が放置柿になり、鳥・獣害問題を引き越しているため「地域課題解決」とともに「地域資源の有効活用」を目的として始めました。

ここからは少し、これまで放置柿について取り組んできた活動をご紹介させてください。

収穫→加工→イベント出店による販売

昨秋からこれまで、ぼくは「畑がない農家」として民家の庭や畑で放置されている柿を収穫し、一つ一つ皮を剥きカット。その後、低温でじっくり24時間以上かけてドライフルーツ加工。そして、過去に日本全国を旅していた際の軽トラックを利用し、イベント出店・販売。プロモーションまで全て1人で行ってきました。