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毒親に苦しむ人たちが、自由に生きるための法律や制度の情報を本にして届けたい!

身を守るために役立つ法律、利用できる公的制度、無料相談窓口、マイナンバーカードやインボイス制度の個人情報取扱い……当事者にとって命綱となる情報を網羅した書籍を出版します。監修はDV・モラハラに強い柴田収弁護士。「この一冊さえ読めば逃げられる!」という本を、一人でも多くの方に届けたいです。

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

1,944,850円

162%

目標金額は1,200,000円

支援者数

359äşş

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/05/14に募集を開始し、 359人の支援により 1,944,850円の資金を集め、 2023/07/11に募集を終了しました

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毒親に苦しむ人たちが、自由に生きるための法律や制度の情報を本にして届けたい!

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

1,944,850円

162%達成

終了

目標金額1,200,000円

支援者数359人

このプロジェクトは、2023/05/14に募集を開始し、 359人の支援により 1,944,850円の資金を集め、 2023/07/11に募集を終了しました

身を守るために役立つ法律、利用できる公的制度、無料相談窓口、マイナンバーカードやインボイス制度の個人情報取扱い……当事者にとって命綱となる情報を網羅した書籍を出版します。監修はDV・モラハラに強い柴田収弁護士。「この一冊さえ読めば逃げられる!」という本を、一人でも多くの方に届けたいです。

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■祝120%達成! サードゴール168万円に挑戦!

たくさんの、本当にたくさんの優しい人たちに支えられて、7月7日に第二目標である144万円を突破しました。ありがとうございます。
毒親のみならず毒兄弟姉妹、DV・モラハラの配偶者、赤の他人のストーカー対策にも役立つ本として、引き続き丁寧に制作して参ります。
プロジェクト公開時は不安で夜も眠れなかったのですが、おかげさまで全国の子どもシェルター(親がいない児童や被虐待児童などの緊急避難場所)、母子支援施設(DVパートナーから逃れたシングルマザーが子連れで避難できるセーフハウス)、子ども食堂、虐待サバイバー支援団体、貧困に苦しむ児童に生理用品や食品を配布する支援団体、DV被害者が運営する唯一の民間引越業者、家庭環境に悩む人のための情報サイトなどにも本書を寄贈することが決定いたしました。

一方で、昨今の物価高の影響で、本クラウドファンディングの実施中にも倉庫代が値上がりし、運送費が値上がりし、インクや紙が高騰し、企画の立ち上げ当初より多くの経費がかかることが分かっています。
それでも一人でも多くの当事者に書籍を届けるという初志を貫徹したいです。
残り短い時間ではあるのですが、帯の惹句で「この本ならば……」と立ち止まってもらうためにも、また一カ所でも多くの施設に本を寄贈するためにも、140%・168万円をサードゴールに再挑戦して参ります。
どうぞ応援・拡散のご協力をお願い申し上げます!

※左下の「120%」の部分に、実際の達成率が入る予定です。
※画像は仮イメージです。製品版は異なる可能性があります。

■はじめに

こんにちは!
紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)と申します。


「幻想書店」をコンセプトに運営している小さな出版レーベルです。
日頃はファンタジーを制作していますが、この度、
『毒親絶縁の手引き――DV・虐待・ストーカーから逃れて生きるための制度と法律』
という本を出版することになりました。

なぜファンタジー制作レーベルが、「毒親」の本を作るのか。
きっかけは私的なことで、弊レーベルに毒親育ち――警察の保護を受ける被虐待当事者のスタッフが在籍したことでした。
私たちは、身を守るために役立つ法律、利用できる公的制度、無料相談窓口、マイナンバーカードやインボイス制度の個人情報取扱いなど最新の政治状況まで、くまなく網羅した本を作りたいです。

以下は全て、当事者スタッフの許可を得た上で記載します。 


※画像は制作途中の表紙イメージです。製品版は異なる可能性があります。


■「毒親」を扱った本は多くない 

最近ようやく「毒親」という言葉が認知されてきましたが、毒親被害に苦しむ当事者のための情報は、決して多いとは言えません。
とりわけ当事者が利用できる公的制度や支援窓口、法律などを体系的にまとめた本は、ほとんどありません。Twitterなどインターネットのおかげで、「DV等支援措置を利用すれば加害者から逃げられる」ということは、ご存知の方、また実際に制度を利用される方も増えてきたようですが、一方で、

・分籍
・戸籍届書のマスキング申入れ
・税業務における支援措置
・不動産登記簿の保護
・医療費通知情報の閲覧制限
・マイナンバーカードの「代理人」解除
・個人番号指定請求
・車の登録事項等証明書の閲覧制限
・同検査記録事項等証明書の閲覧制限


などについては、「聞いたこともなかった」という人も少なくないのではないでしょうか。
これらは、加害者に現住所を把握されないために、手続きしておいたほうがよい公的制度の一覧です。当事者にとっては、身を守るために不可欠な知識とも言えます。
しかし残念ながら、その知識を包括的に取扱った政府広報ページはありません。
強いて挙げれば、 ストーカー被害を未然に防ぐことを目的とした警察庁の情報発信ポータルサイトが解りやすいですが、ここにも、命に関わるマイナンバー関連の最新情報などは反映されていません。
そしてマイナポータルにおける「虐待」の検索結果は0件です(2023年5月10日現在)


■行政機関の支援も、ばらつきがある

毒親被害当事者は、DV・虐待・ストーカー行為などの継続的な加害に苦しめられながら、同時にゼロから自力で、血眼になって自衛のための情報を探すしかないのが現状です。
これは大変な労力を伴うことです。
被害自体の苛烈さもさることながら、DV・虐待・ストーカーなどから逃げるために利用できる公的制度は、ほぼ全て、窓口が異なるからです。
具体的には以下のような状況です。

※2023年5月現在
・DV等支援措置 ⇒ 役所・警察・児童相談所・配偶者暴力相談センターなど
・分籍と戸籍届書のマスキング申入れ ⇒ 市区町村役場の戸籍課
・税業務における支援措置⇒ 自治体によって有無や窓口が異なる
・不動産登記簿の保護 ⇒ 法務局
・医療費通知情報の閲覧制限 ⇒ 各種健康保険組合もしくは市区町村役場の保険年金課
・マイナンバーカード ⇒ マイナポータル(よく解らなければマイナンバー総合フリーダイヤル)
・個人番号指定請求 ⇒ 市区町村役場と警察(遺失届が必要な自治体もあれば不要な自治体もある)
・車の登録事項等証明書の閲覧制限 ⇒ 運輸支局または自動車検査登録事務所
・同検査記録事項等証明書の閲覧制限 ⇒ 軽自動車検査協会

今でこそ私もさも詳しそうに書いていますが、この九行を知るためだけでも膨大な事実確認作業が必要でした。上記はあくまでも一般的なケースであり、おそらく自治体によってはさらに管轄が異なる、部署が異なる、制度利用の流れや必要書類が異なるといったこともあると思います。地域によって事務処理要領の解釈が異なるためです。
はっきり言って、多くの「支援窓口」は、暴力のさなかにいる被害者が片手間に辿りつける場所ではないと感じました。


■お守りのような本を作りたい

Googleの検索ボックスで「毒親」と打つと、サジェストワードに「毒親 高校生 絶縁」「毒親 絶縁 中学生 方法」などと表示されることがあります。
毒親の被害に苦しむ当事者の多くは、子どもの頃からなんらかの被害に遭っています。

親を通報するために、いきなり110番を押せるでしょうか?
助けを求めるといっても、どこへ行けばいいか分からない。それが現実ではないでしょうか。交番? 警察署? 警視庁? 何を準備して、どうやって被害を訴えればいいのか。
私は、少なくとも自分が16歳だった頃を振り返る限り、難しいのではないかと思います。

殴られながら支援窓口まで辿りつける人は、大人でも多くありません。
大量の事務手続きに当事者の心が折れてしまう前に、あるいは一度は折れてしまった人でも、簡便に読めるマニュアルのような本を作りたいと思いました。
一人で途方に暮れて、何にどう手を付ければいいか分からない誰かに、一つでも二つでも選択肢を増やせるような本を作りたい。


■支援現場の即戦力となる本を作りたい

そうした本は、当事者だけでなく、支援者の側にも必要だと痛感しました。
私自身の無知を反省したこともありますし、何より歯痒く感じたのは、一つの支援に携わる職員が、他の管轄の(本来連携し合うべき)業務内容まで知っているとは限らない、という事実です。
役所は役所のことしか、警察は警察のことしか、法務局は法務局のことしか知らない。そうしたケースが、二ヶ月に渡る取材の中で数え切れないほどありました。
これはとても惜しいことです。
もし、DV等支援措置の担当職員が車の登録事項等証明書の閲覧制限について知っていれば、戸籍課でマスキング申入れを受けた職員が税業務の支援措置を知っていれば、不動産登記簿の相談を受けた法務局の職員がマイナンバーカードの代理人解除について知っていれば、防げる被害も増えるのではないでしょうか。
もちろん、これは理想です。日々膨大な業務に追われる中で、他の複数部署の知識まで入れていくというのは大変なことだと思います。
けれど、一冊の本にまとまっていればどうでしょうか?
行政窓口だけでなく、あらゆる支援に携わるケースワーカー、福祉職員、弁護士、裁判官、児童保護機関の関係者、警察、教師、官僚、政治家、私たち大人全員が、横に知識をカバーし合えるような本があれば?


■制作者紹介

弊レーベルには被虐待当事者スタッフの他に、社会福祉士・精神保健福祉士の有資格者が在籍するため、支援制度についてはある程度の知識がありました。
しかし不可欠だったのは、法律のスペシャリストの協力です。
DV・虐待・ストーカーなどの暴力は、極めて専門性の高い分野であり、立ち向かうためにはモチベーションだけではなく、深い知識と経験が求められます。
そのため私たちが最初に行ったことは、全国から弁護士を探すことでした。
それも単に弁護士資格を持っているのではなく、DV・モラハラなどの実務の最前線に立ち続けている方。


幸い、素晴らしい法律家に出会えました。
岡山県のテミス法律事務所の代表・柴田収弁護士。激務の中でも、毎週土曜日にTwitterでDV・モラハラに悩む方のための無料相談スペースを開催するなど、ちょっと信じられない良心的な活動を行ってらっしゃる方です。
その柴田弁護士が、本書の監修に入ります。


そして本書を一人でも多くの方に届けるためには、流通の協力も不可欠でした。
無名の版元では限界があるため、人にやさしい本を作り続けている、学習参考書・介護中心の瀬谷出版株式会社さんに、発売元としてご協力をお願いしました。
瀬谷さんには、本当にたくさんのアドバイスをいただきました。とりわけ、本書の執筆にあたるメインライターが加害者に攻撃されないようにと、匿名性の担保について心を砕いていただいたことには胸がつまりました。


校正にもパワフルな方に入っていただけることになりました。
都内で編集・校正の仕事をしていた廣田いとよさんは、箱根に移住し、築75年の一軒家で本喫茶わかばの経営をしながら生きた言葉に接し続けている辣腕校正者さんです。CAMPFIREのファンの方なら、どこかで見覚えがあるかもしれません。
そう、以前クラウドファンディングも成功させている方です。

そして編著には、私たち紅龍堂書店が総力をあげて取りかかります。
被虐待当事者スタッフの静かな決意、社会福祉士・精神保健福祉士スタッフの熱意、今この文章を書いている私の技術、全てを注ぎ込みます。




■これまでの活動

原稿はすでに完成させてあります。
出資者を募る以上、企画倒れだけは絶対に避けたかったからです。

画像は、校正前の目次サンプルです。



残る作業は装幀デザイン、校正、組版、印刷。そして当事者の手に届けること。
どの工程ひとつとっても手を抜けませんが、弊レーベルの力だけでは絶対に及ばないのが、最後の広報・拡散です。

幸運なことに、神戸新聞社開設の関西のWebメディア「まいどなニュース」さんに記事にしていただけました。
本書の中でも触れている、DV・虐待被害下におけるマイナンバーカードの個人情報取扱いについて危険性を指摘したもので、こちらから全文をお読みいただけます。

※2023年2月8日(水)Yahoo!ニュースにも掲載されました。


■本の内容紹介

上記のマイナンバーカードの情報一つとっても、本ではさらに踏み込んだことを書いています。

※画像は校正前のWord原稿です。 
※読み込めない方もいるかもしれないので要点を書くと、15歳未満のマイナンバーカードは親が申請するため、自分はマイナンバーカードを持っていないと思っていても、平成28年1月(西暦2016年1月)時点で15歳未満だった方は、親にマイナポータルも登録されている可能性があります。マイナポータルでは身長や体重、通っている病院、現住所、年収、銀行口座などあらゆる情報が閲覧可能なため、毒親育ちの方は注意が必要です。


上記の他にも、

・ そもそも「毒親」とは何か
・ 加害とはどういった行為を指すのか(2,000件以上の加害者カウンセリングを経験してきた専門家の著書や当事者の体験談から事例を挙げて説明)
・ 暴力的な言動に適応される国内刑法(刑法は家族間にも適応されること。暴行罪、傷害罪、器物損壊罪、名誉毀損罪、脅迫罪、恐喝罪、窃盗罪、横領罪について、どのような行為があれば通報できるか、過去の判例も挙げて具体的に解説)
・ 都道府県の迷惑防止条例について(多くの都道府県迷惑防止条例で、恋愛感情の伴わないつきまとい行為も刑事罰の対象としているなど、あまり知られていない事実や運用について)
・ 児童虐待防止法の定める4種類の虐待について(物理的暴力が伴わなくても違法行為であること。身体的虐待・心理的虐待・性的虐待・ネグレクトについて)
・ 子どもに対して「扶養義務」を主張する親への法的反論(民法877条は死文化していること)
・ 親権における「子の利益」の大切さ(民法820条)
・ 戸籍制度や家父長制の弊害。DV・虐待被害との関連について
・ 「毒親」と絶縁するための選択肢(DV等支援措置、住民票を移さずに引っ越す、DVシェルターを利用する、様々な方法のメリット・デメリット)
・ 加害の証拠の集め方(加害者に見つからないための注意点など具体的なやり方)
・ 公的機関への相談の仕方(何を準備すればよいか、加害者に報復されないための対策など)
・ 国内の相談先一覧([虐待を受けたら][配偶者やパートナーから暴力を受けたら][ストーカーやつきまといに遭ったら]という項目別に全国の相談窓口を網羅。特に無料の相談先を充実)
・ 未成年者のための無料の相談先一覧
・ 親切な相談員と出会うための福祉サービス第三者評価について
・ 警察や行政職員、相談員に嫌な対応をされた時のクレーム先
・ 加害者に見つからない新居の探し方(市区町村、運送会社の配達エリア、通勤通学ルートを変える)
・ 加害者に追跡されない引っ越しの仕方(必需品、注意点、DV対策専門引っ越し業者など)
・ 監視アプリなどの危険性や削除の仕方
・ DV等支援措置の申請手順(経験者が極めて具体的に、時系列順に何をどうすればいいか解説)
・ 分籍・戸籍届書のマスキング申入れ・税支援・不動産登記簿保護・医療費通知情報の閲覧制限・マイナンバーカードの「代理人」解除・個人番号指定請求・車の登録事項等証明書の閲覧制限など、当事者が身を守るために使えるあらゆる公的制度を、2024年に施行予定の最新の法律まで踏まえて解説
・ 新生活におけるライフハック(匿名配送の活用、写真のExif情報を削除する、本人特定されづらいSNSの利用法、自営業者の注意点など)
・ DV・虐待に強い弁護士紹介
・ DV・虐待問題に積極的に取り組む現役議員や候補の紹介
・ 離婚後も親子関係が義務化される「共同親権」への警鐘など最新の政治状況
・ 「これさえやれば身を守れる」というチェックリスト。本書に記載した内容全ての時系列まとめ

などを可能な限り詳しく、未成年者にも分かりやすいように平易な言葉で盛り込んでいます。


■資金の使い道

集めた支援金は、印刷代などの外注費に充てさせていただきます。
概算ですが、仮に初版1500部で出版するとなると以下の費用が必要になります。

【外注費】
・ 印刷代(カバー・本文・帯や注文票などの宣材・色校正) 500,000
・ 制作費(監修・校正・装幀デザインなど) 600,000
・ 運送費(倉庫代保管料・出庫料・資材・リターン送料など) 100,000
・ 広告宣伝費(SEO・新聞広告など) 500,000 
・ GoodMorning手数料4%(100万円集まった場合) 40,000
・ GoodMorning決済手数料5%(同上) 50,000
・ 消費税10%(同上) 9,000

計 1,799,000


また、上記には含んでおりませんが、私たち自身の人件費や経費も発生しています。
企画・原稿料(経産省の「謝金の標準支払基準」を参照)、その他人件費(組版・事務作業など)、取材費(旅費交通費、電話代、参考図書代など)で概算950,000円相当になっています。
したがって全てを合算すると2,749,000円が必要ですが、この総額のうち、制作費を除いた外注費である1,199,000円(約120万円。必要経費全ての約43%)を、クラウドファンディングのファーストゴールにさせていただきたいと思っております。

一人でも多くの当事者の方に届けるためには、インターネットや新聞など一つでも多くの媒体に広告を掲載すること、そして今私が書いているこの文章が、一人でも多くの方の目に留まることが必要です。


■リターンについて

リターンは大きく分けて6種類ございます。
「毒親」に負けない、楽しく実践的なリターンを、スタッフ全員で知恵を絞って考えました。


①まずは書籍!

「とにかく毒親対策の情報が欲しい!」「本だけが欲しい!」という方向けのリターンです。毒親育ちは家に本を置けないことも多いので、スマートフォンや図書館のパソコンなどからも読めるように、電子版もご用意します。
また書籍版も、漫画のカバーなどで表紙を隠せるように、コミックB6版サイズ(横128mm x 縦182mm)で制作します。
いずれも価格は製品版と同じで、一般発売よりも早くお読みいただけます。

「本が好き!」「面白ければなんでも読む!」という方は、幻想書店の一推しセットをぜひお試しください。『毒親絶縁の手引き』1冊に加えて、ファンタジー作品『王の庭師:アーレンベルクより愛をこめて』を同封いたします。


「次の世代の子どもたちを守りたい」「未来に種まきをしたい」という支援者様は、寄贈のご検討をぜひお願いいたします。支援金額に応じて、学校や図書館などに紅龍堂書店から『毒親絶縁の手引き』を送付させていただきます。

※寄贈をご希望の学校・図書館・団体様は、こちらの特設フォームよりお申込みくださいませ。
※現時点で決まっている寄贈先一覧も、上記フォームよりご確認いただけます。


②毒親絶縁グッズ

書籍に加えて、啓発用にクリアファイルもご用意しました。
デザインは2パターンございます。

※画像は制作途中の仮イメージです。

一つ目のデザインは、加害者と絶縁するために何をすればいいのか、やることを時系列にまとめたToDoリスト――ずばり毒親絶縁チェックリストを、裏面全体にあしらいました。
もしも身近に困っているお友達がいたら、それとなく見せてあげてください。


二つ目のデザインは、主に当事者の方のために作成しました。
本書のメインライター曰く、「DV・虐待加害者と絶縁するというのは、想像以上に気力体力を削られるもの」。したがって、ただひたすらに褒めてくれるクリアファイルを作りました。
支援措置の申請や更新で警察へ行くとき、また決定通知書をしまう際などにご利用頂ければ幸いです。


③イベントにご招待

イベントもご用意しています。
20名様限定となりますが、『毒親絶縁の手引き』1冊に加えて、2023年10月22日(日)に読書会を開催いたします。場所は東京都奥多摩地方、築100年超えの古民家です。木の匂いに包まれながら、本はもちろん、政治や福祉について語らう場としてぜひご活用ください。まったりくつろぐだけでも大歓迎です。

※2023年6月21日追記:
なんと10月22日(日)は、校正の廣田さんも参加します! 今のところ出席者数が少ないので、本作りに興味のある方には贅沢な時間となっております。プロに現場のことを尋ねるまたとない機会です。毒親から独立して手に職を付けたい方にもおすすめです。


こちらも20名様限定となりますが、毒親や悪政への思いがメラメラと燃えている方は、2023年9月30日(土)に焚き火イベントをご用意しています。場所は東京都奥多摩地方、清流のすぐ傍で、囲炉裏を囲ってバーベキューを行います。食材や機材などは食品衛生責任者がご用意しますので、身一つでお気軽にお越しください。屋根があるので急な雨でも安心です。

※2023年5月15日【訂正】追記:
リターン説明文に「・読書会イベントと異なり、リターンに『毒親絶縁の手引き』は付かないのでご注意ください。」という記述がありますが、誤りです。紙の書籍『毒親絶縁の手引き』も1冊付きます。ご心配をおかけして大変申し訳ありません。
ご連絡頂きありがとうございます……!

※2023年7月3日追記:
詳細は書けないのですが、凄い人が来ることが決定しました。
ご本人の希望により、こちらは参加当日のサプライズとさせてください……!

④当事者限定リターン

支援者様の中でも、「今まさに毒親に苦しんでいる」「DV・虐待・ストーカーなどの相談をしたい」という方のために、特別なリターンをご用意しました。
『毒親絶縁の手引き』1冊に加えて、さらに、

20名様限定となりますが、『毒親絶縁の手引き』1冊に加えて、2023年10月15日(日)に、当事者限定の読書会を開催いたします。場所は東京都奥多摩地方、築100年超えの古民家です。
毒親を振り切って生きているサバイバーの方は、人との関わりを諦めなかった方がとても多いです。ぜひ、情報交換の機会としてご活用ください。

座談会は気兼ねするという方は、10名様限定となりますが、 『毒親絶縁の手引き』の編著者が、直接電話相談に乗ります。本を読んで気になったことや、今後の対策、あるいは気晴らしの雑談でも、自由にお話ください。ご要望があれば、社会福祉士・精神保健福祉士のスタッフも同席して、専門的な立場からアドバイスをさせていただきます。


⑤編著者による講座


子どもたちへの啓発・社員研修・党内研修・イベントなどの主催者様や、本を読むのは苦手・時間がないという支援者様は、ぜひ講座のリターンをご検討ください。
本書の編著者と制作スタッフが、『毒親絶縁の手引き』の内容を、噛み砕いて分かりやすく解説します。おおむね中学生くらいから伝わるようにお話できます(小学生以下は授業の経験がないため難しいかもしれません)
本には書けなかった取材の裏話や、お一人一人への質疑応答なども可能な限りご対応いたします。

⑥法人・団体様向けリターン

最後に、法人・団体様向けのリターンです。
貴社名とロゴを、Special Thanksとして『毒親絶縁の手引き』の巻末に掲載させていただきます。
支援をご職業にされているNPO法人様や、社会正義のために問題提起を行っている制作会社様などはぜひご検討ください。 当事者の直接支援に繋がることを祈っています。

7月11日追記:
大変恐れ入りますが、お申込みの際は必ず紅龍堂書店の事業理念をご確認ください。
こちらにご賛同頂けない企業・団体様におかれましては、心苦しいのですが掲載をお断りさせて頂く場合がございます。
また、成人向け作品等をお取り扱いの事業様は掲載いたしかねます。本書の読者には未成年者や性犯罪被害者の方もおり、ゾーニングやトリガーワーニングが非常に大切なためです。ご理解頂きますようお願いいたします。



■実施スケジュール

✔ 2022年10月 企画・柴田弁護士に打診
✔ 2022年11月 仕様書・スケジュール作成、瀬谷さんに打診
✔ 2022年11月~2023年2月 取材・初稿執筆・監修チェックバック
✔ 2023年3月 二稿、事実確認・悪用防止チェック
✔ 2023年4月 廣田さんに打診、関係各所に掲載許可申入れ、クラウドファンディング申請
✔ 2023年5月~6月 クラウドファンディング、校正、組版、装幀デザイン
2023年7月 クラウドファンディング終了、Special Thanks掲載、色校正、印刷、営業
2023年8月 リターン発送準備
2023年9月 リターン開始
2023年10月 各地域に到着予定


■読者様の声

ゲラ読み(印刷前の校正刷りを先に読める)キャンペーンにご応募頂いた方々の声を掲載します。予想より応募総数が多かったので抽選で選ばせて頂きました。ありがとうございます……!
※個人情報の特定に繋がりそうな文章、また過度に当事者のトラウマを想起しそうな文章などは、一部割愛して掲載させて頂きます。何卒ご了承ください。

ゲラを拝読いたしました。
まず何より、重要で膨大な情報を1冊の本にまとめた著者の方に、心からの敬意と感謝の意を表したいです。
私自身、毒親育ちなので、読んでいてつらい部分もありましたが、読めてよかったです。
未成年者に配慮している点や、2023年6月現在の情報まで反映させている点も、すばらしいと思います。
クラウドファンディングにも、ささやかながら協力させていただきました。プロジェクトの成立を心より願っています。
間違いなく、世の中に必要な本だと思います。
書いてくださって、本当にありがとうございました。
(40代 女性)

加害的な人から離れて平穏な生活を送りたい。でも一体どうしたらいいのか。そもそもそんな事が可能なのだろうかと逡巡している方にそっと渡してあげたい。そんな本でした。離れるにあたり、どこに相談したら良いのか、前後でどのような手続きが必要なのかなどの情報が1冊に網羅されていて、とても役立つ本だと思います。加害者との生活の中では、蔑まれ貶められる事もよくあり、そんな洗脳のような状態ではそもそも自分の置かれた状況がおかしいのかどうかすら、分からなくなってしまう事があります。おかしいのは自分の方なのかしらと悩んでしまう事すらあるのです。そんな時、この本には加害はどういうものなのか、巻き込まれ支配されることで何が起きるのかについて書かれているので、混乱した頭を整理するのに役立つと思いました。いざという時にどのようなことが必要になるのか知っておき、流れをイメージできるのは先の安心に繋がります。チェックリスト付きなので、混乱して忘れやすくなっている時にも振り返りやすくて良いと思いました。どうしたらいいのだろうと現状に悩んだ時にこの本を読んでおくと、心の準備になると思います。

私も加害者から離れた経験があります。私の場合、勿論このような本は無かったので図書館で僅かな時間に本を読んで情報を集め、女性センターに繰り返し相談し、警察にも相談し、弁護士に相談しようにもどこに行けば良いのかも分からず悩み…と、離れるのにひどく大変な思いをしました。その経験を通して初めて知った情報がこの本にはきちんと載っていますし、知らなかったこの先役立ちそうな情報もたくさん載っていました。読んで良かったです。電子図書版もあり、読んでいることで相手方に詮索される心配もありません。被害者の安全を考え、被害者に寄り添って作られた本だと思います。

「にわかには信じられないかもしれませんが、あなたを助けてくれる人はいます」

本の中にあった言葉です。辛い時にうっすらとでもいい、希望の光が示されることがどれほど心強いことか。困っていても誰も助けてくれない、無関心で冷たい様に感じられる世の中にも、こうして光をもたらしてくれる出版社があるのですから、まだこの世界に期待できる気がするのです。この本が、加害の最中で苦しみ困っている人の手に届くことを願うばかりです。当事者ばかりでなく、サポートする方達にもぜひ読んでほしいと思いました。
(50代 女性 会社員)

わたしはフリースクールで働いています。
そんなわたしにとって、いえ、全てのDV・虐待・ストーカー被害を受けた人の「力になりたい人」にとって、この本は参考書のような一冊です。
つねに手元に置いて勉強し、相談を受けた時にこの本を参照しつつ一緒に考えることでより適切な道が見える、そんな本だと感じました。

もちろん当事者がそのまま手にとっても素晴らしい働きをすると思います。
ただ、切羽詰まっていると長文が頭に入ってこないこともあります。
そんな時のために一番切実なチェックリストのページから読むことも出来る親切設計ですが、この本の理解をより深めるお手伝いをすることが、寄り添う側の人間の出来ることかなと思います。
(フリースクール代表)

 本書は、親からの虐待を受けている子どもが、被害を自覚し、安全を手に入れるまでのマニュアルである。加害者は虐待する相手を巧妙に選んでいて、傍からは犯罪事実を信じてもらえない場合も多いし、親権という名目で子どもが逃げようとしても執拗に追って虐待を続けようとする。被虐待者にまず必要なものは加害者からの距離を取ることと、安全な場所で過ごす時間である。本書ではそれに続いて絶縁をできるだけ確実にするための手続きが、とるべき順に並ぶ。

 読者の経験と状況によっては、本書に記載の内容がフラッシュバックを起こしかねないため、説明上必要な具体的記述の箇所を最初に知らせて、手続きだけでも読むことができる構成になっている。章の間の短いコラムでは家父長制、警察、マイナンバー制度など、逃げ切るために必要な知識を得ることができる。

 今回私ははじめて知ったが、DV等支援措置は一度出せば終わりではない。助けが必要な当事者が、そこにかけこめば万事手続きできるようなワンストップセンターでもない。DV等支援措置は毎年更新が前提で、くわえて住所が加害者に漏らされないための手だてを一つ一つつぶしていく。制度の運用は自治体ごとに異なり変更もありうるため、常に最新の情報を自ら求めてゆかなければならない。それどころかシェルターの場所をばらしてしまうような代議士も存在する。虐待に疲弊した当事者には一層気の滅入るような話ではあるが、それでも、助けてくれる人はいるし、機会ごとに実情を訴えていけば、現状の制度の問題点を公に知らせて行政を変えていくことはできる。何より、この本が世に出たことが光明である。

 私はこの本が多くの人の目に触れてほしい。「毒親」との攻防に疲れ果てている子どもの他に、家族のDV・モラハラを受けている人、サバイバーではないがすべての人の人権を保障したいと考えている人に。
(50代 会社員)

「この本を相談者の元に届けることができたら。」私は強く思う。

「何故 “虐待を受けていないきょうだい” がいても “虐待を受けた子供” が加害親の介護をする事例が多いのか?」
私はNPO法人で虐待DV性暴力被害の相談を受けていますが、いつも、繰り返しその問題にぶつかります。「加害親の元から被害を受けた子供が逃げることができなかった」または「何とか逃げたけれども、病気や認知症の親問題がおきたとき被害を受けた子供が看護・介護の責任を背負い実家に戻ってしまう」それは凄まじい介護地獄を意味します。「加害親からの虐待を繰り返し繰り返し受けながら被害を受けた子供が看護・介護を続ける」そして「全く協力しない実のきょうだいからも被害者は責められ虐待や性暴力を受け続ける」

幼い頃から被害を受け逃げることができなかった子供は、過去の虐待の傷が癒える間もなく「加害親から新たな傷の上書きをされてしまう」ただでさえ看護・介護は苛酷です。タフな人でも心身を病む人々も多い。それなのにケアをしなければならない相手は「自分を傷つけ続ける相手」加害親の看護・介護をしながら、被害者は加害親に心を切り刻まれ心身共に病み追い詰められる。「自分のPTSDやうつ病、摂食障害やリストカット、アルコール依存症などが悪化する被害者も多く、自分自身の治療のための時間は0やマイナスになる」

どんなに被害を受けた子供が努力し加害親に愛情を注いでも、「加害親が繰り返すのは虐待と支配」それが終わる日は来ません。加害者が死ぬまで。逃げるしかない。けれども、逃げることはとても難しい。

虐待DV性暴力被害を受けた子供はさまざまな傷を受け「支配されやすく」心理的監禁状態に陥り「見えない孫悟空の輪」を頭にはめられ「加害親の扶養や看護・介護をしなければ」と社会的な刷り込みに疑問を抱くことがない人々もいます。「私は加害親が死ぬまで暴力に耐えなくてはいけないのか?」「私の心を加害親が切り刻むことを受け入れなくてはいけないのか?」「私の存在を許さない加害親のケアを死ぬまで続けるのか?」慟哭は悲痛です。行政にヘルプを出すことも難しくなってしまいます。また、勇気を振り絞って相談機関にヘルプを出せても「理解されない」時もあります。「頑張って」と言われてしまう。

けれども、本書『毒親絶縁の手引き――DV・虐待・ストーカーから逃れて生きるための制度と法律』はそれを否定してくれます。第2章、親を扶養する義務は法的に存在しない。存在しない義務を被害者に背負わせているのは日本社会です。特に虐待やDVについて被害者を責めがちな行政職員さんや支援者の元に、本書が届くように心から祈ります。

幼い頃から、虐待DV性暴力の被害を受けている子供たちは「何でもない1日」というものが存在しません。常に自分の中に侵入してくる「加害者の機嫌に振り回される」嵐の中で吹き飛ばされる木の葉のように「自分の立ち位置が定まらない」くるくる宙を舞い、空高く吹き飛ばされてしまう。吹き飛ばされ、自分の中に戻ってくるには距離が遠すぎ「解離がおきていても気がつけない」ことも多い。目の前に突き出される刃や拳を避ければ更に加害者が激昂する。ゆえに「暴力を受容すること。あきらめることだけを学ぶ」容赦なく頭からかけられる焼けた油のような言葉に心を切り刻まれ「それが当たり前の日常で自分の心はかたちをとれない」

自分を加害する親や祖父母、加害するきょうだい「加害する家族全員対被害者の子供1人」下手をすると「加害者の嘘を信じる自分の担任教師や友人から」全ての問題は「あなたが悪いから」「あなたのために言っている」と、自分自身の存在を否定され続けることも…。それが普通の1日。

気持ちが休まる時は稀「多くの時間を自分を加害親のことだけを考え“どうすれば自分の悪いところが減るのか”悩む」それは、本当は「悩み」ではなく「暴力」「悩んでも解決しない暴力」「暴力は全て100%加害者が悪い」どのように悩み苦しみ「被害者が“自分を変えようとどんなに努力しても”加害者はあなたを傷つける」

「被害者の治療は加害者と同居の時は厳しい」無効というカウンセラーもいます。「逃げる」しか、被害を受けた子供たちが回復する道はありません。

ですが長い間「どうすれば良いのか?」「私が悪いのか?」と悩み苦しむ被害者が逃げることはとても難しい社会でした。それが、長い時間をかけて、少しずつ、少しずつ変わってきました。「児童虐待防止法」「DV防止法」ができ家族間の暴力は犯罪になりました。「DV防止法改正案」により「精神的DV」も犯罪になりました。「加害者と被害者が分離できた瞬間から被害者の回復は始まります」回復には長い長い時間がかかるかもしれませんが、必ず、苦しみから離れる日はきっと来ます。

「加害者と絶縁する」

どうか、暴力に苦しむ全ての人々、そして行政の窓口や支援機関の人々に、この『毒親絶縁の手引き――DV・虐待・ストーカーから逃れて生きるための制度と法律』が届きますように。そして、今すぐ逃げることが叶わなくても「私は逃げてもいい!」「私は私を守っていいんだ!」と、被害者が知ることができますように。繰り返し、繰り返し心から祈ります。

最後に「フラッシュバックの苦しみ」に負けずに本書を執筆された当事者スタッフさん、ご協力下さいました弁護士や校正スタッフさんなど関係者の皆さまに、心から感謝申し上げます。
(NPO法人相談員)

私自身が毒親に育てられたとは思っていませんでしたが、思い当たる節がいくつかあって本書を読むのはとても辛かったです。日本という国が【家族】という形にいかにこだわっているか、それが人々を苦しめているかが分かりました。また、家族と離れることや絶縁することの大変さを改めて知り、誰かに相談された時には本書を参考にしようと思いました。ありがとうございました。
(30代 学校図書館司書)

大変実用的で、必要な情報がまとまっており、被害当事者にとって必読の内容と感じました。
毒親から離れる上で、何に気をつけないとどのようなリスクがあるのか、ネットを検索しただけではわからない細かな部分までカバーしているところが、特に素晴らしい点と感じます。
私は今まさに毒親と絶縁しようと画策しているところで、本当の戦いはこれからなのですが、この本の内容をお守りに、なんとしても達成したいと考えています。
(30歳前後 会社員)

きっかけは友人からの相談でした。
「親にメチャクチャにされた。死にたい」そう言う友人の顔はひどく疲れていました。
どうしたのかと話を聞いたところ、親の過干渉で自分の人生の大事な決断さえも白紙にされ、踏み躙られたようでした。

私に何かできることはできることはないかと思い、情報収集をしているうちに、今まさに進行中のこのクラウドファンディングを知り、寄付と応募をした次第です。
いただいたゲラに目を通し、まず最初に感じたこと。

親と縁を切るというのはなんと難しく大変なことか!

そう思いました。現在の日本の戸籍制度では、親とのつながりを断つことは簡単にはできないのですね。血が繋がっているというそれだけのことで。
行政を頼り身を隠すにしても、あまりに手数が多く、手間の要る手続きばかりのようです。慎重に手順を踏まねば、危険に晒されうる場合もあります。
加害親による虐待の非当事者である私は、この煩雑さを思って頭を抱えてしまいました。

とはいえ、当事者の方々はなんとしてもやらねばなりません。
必要な情報を自身で調べ上げ、行動に移さねばなりません。
しかし、奪われ怯える生活の中で、完遂する意思と気力を保つことは、容易なことではないだろうと想像できます。

そんな時この本が手元にあれば、どれほどの安心感を得られるでしょうか。

本の中には、実用的で具体的なやり方が書かれています。
手続きひとつにも、そのメリット・デメリットや申請時の留意点が載っています。
さらに詳しく知りたいと思えば、参考文献やURLをすぐに参照できるようになっているのも便利です。
頼りになってくれるであろう関係各所の記載もありますし、各項末尾にあるチェックリストは、ひとつひとつ問題をクリアしていくためのわかりやすい目標になりそうです。
何より、当事者である編者の方が文字を通じて声をかけ、冷静に導いてくれるようでした。
「知っている」ということは、何においても自分の強力な味方になります。
本書の言葉は、どれも味方になってくれるものばかりです。
選択肢を考えるとき、決断をするとき、行動に移すとき。書かれている知識や経験は、大きな後ろ盾となることでしょう。
自分が今のタイミングで知ることができたこと、とても幸運に思います。

今回のキャンペーンですが、もちろん友人も応募しています。
今後に関しては友人自身が選択していくことですが、その決断の一助になったのではないでしょうか。
私も、自分の手の届く範囲で応援を続けたいと思います。
(個人事業主)

最後まで一気に読みました。しんどいところもありましたが続きが気になりどんどん進みました。加害者のタイプ別のところは特に、当時言われたことされたことがそのままよみがえり、苦しくなりましたが、同時に相手の加害性を再確認することができました。支援措置の期限前通知は、廃止になっている自治体があります。気づかない間に解除されていることもあるようです。個人的意見ですが、DV避難で合わせて支援措置をかけた同伴児が成人して独立する際に新たに措置がかけられるかは重要だと考えています。DV被害から年数がたっているために危険性が軽く見られないか危惧するところであり、長年接触のなかった加害親が成人した子を頼って執着してくるリスクを心配しています。乱文失礼しました。
(40代 公務員)

加害親とは既に死別したけど、その他の家族や親戚とも二度とかかわらなくてすむよう万全の対策をしたいと考えている面前DV&面前虐待被害者として読ませていただきました。(直接の被害者ではないため、支援措置等は未経験です。)

目次を見るだけで「目から鱗の情報だらけ」、熟読すれば「必要な対策や考え方への理解が深まる」ので、何らかの被害経験がある方々は必見だと思いました。
加害親と絶縁するのが難しく精神的にもつらい状況の方は、目次を読んでみるだけでも有意義なのではと思いました。(本はどこにも行きません~の一文に救われる当事者がたくさんいるといいなと願います。)

当方は既に分籍届を提出し、実家の戸籍に残っている者に現住所が漏れないようにしましたが、それ以前は「戸籍から住所漏洩する」ことに無知だったという点で、ヒヤリハットが多数あったと感じぞっとしています。(相手方も無知かつ身体的な危害のリスクがないのは、せめてもの幸運だったとつくづく思います。)
当方は、わかりやすい暴行罪は少なめだったとはいえ、心の傷につながる「傷害罪」は「ほぼ毎日」受けていた。40年以上誰からも理解されず、母方の親戚に愚痴っても二次加害受けまくりだったけど、やはり「どう考えても異常だった」と断言せざるを得ない。

ストーカー規制法は、恋愛感情を要件としているとのことですが、「加害者の属性にかかわらず、被害者が恐怖を感じること」を要件としてほしいです。(当方は、家族からのつきまといは未経験ですが、同性/女性から逆恨みされてつきまとわれたことがあり、つきまとわれるという事実と誰に話しても理解されないという現実だけでも非常に恐怖を感じました。せめて「あなたのやっていることは、犯罪/傷害罪だ」「何をやっても許されると思うなよ」とがつんと言い返したかった。)

当方は、郵便局のコールセンター勤務経験があり、転居届の仕組みや誤配達の多さ等もある程度理解しているつもりでしたが、「郵便局に転居届を提出してしまうと、加害者が旧住所宛に追跡番号ありの郵便物を送りつけ、転送されたら被害者の現在地の配達局がバレる」は(通常のサービスとして当然だと頭でわかっていても)完全に盲点であったと同時に、そこまでやってしまう加害者の執拗さにあらためてぞっとしました。
せめて、転居届を提出する際に、「新住所の世帯以外の人には、住民票住所が同一の人であろうがなかろうが、本人の同意なしに新住所を知らせない」旨のチェックボックスを設けてほしいと思いますが、当方も郵便局側の誠意のなさを理解している以上、「転居届は二度と出さず自衛するしかないな」とあらためて思いました。

コラム⑤はTwitterでも読みましたが、あらためて「戸籍制度は百害あって一利なし」と思いました。個人的には、既に分籍届を提出し、自分だけの戸籍を作ったため、戸籍による支配・被支配関係とは無縁となりましたが、戸籍制度がなくならない限り、自分の死後事務を(親族や親戚以外の)誰かにお願いしなければならないので、その人の事務負担にならないよう分籍後の戸籍は(全国どこでもいいのはわかっていても)出生時の戸籍と同じ区にしなければと一応配慮しました。(戸籍制度がなくなれば、完全にどうでもいい話で終わると思いますが)

マイナンバーで「全国民の管理」ができるのであれば、戸籍をなくしてマイナンバーに統一するという考え方もあってもよいのかもと一瞬だけ考えました。しかし、戸籍が「家族集団単位での管理」で、戦争や国からの支配の道具でもあると考えると、マイナンバー制度がどれだけ理不尽な制度に変質しても戸籍はなくならず「地獄の二重管理」になるだけだろうなと思いました。
マイナンバーカードはそもそも作る気がなく、今後も作らずにすませたいと考えておりますが、マイナポータルで閲覧可能な情報を知り気の遠くなる恐ろしさだと感じました。(個人的には、生活保護情報と障害福祉情報は、赤の他人には絶対に知られたくないけど、自分に判断能力がなくなった後にカードが勝手に作られ、100人に閲覧可能となったら完全に終わりだなと思います。)

個人的には、自営業者(在宅勤務)でもあり、インボイス制度施行に伴い(消費税負担の押しつけ合いももちろん嫌ですが)自分の住所氏名がコンテンツ化されるリスクを負うのは絶対に嫌で、廃業も考えているため、自営業者の注意点も網羅されていることがとてもありがたく感じました。

一読しただけで、情報セキュリティの甘さ等を含め対策が足りない部分や無知な部分も多々見つかりましたので、今後も何度も読み返しながら対策を強化したいと考えております。このたびは、いち早く貴重な機会を与えてくださり、誠にありがとうございました。
(40代 自営業)

 まず「目次」と「はじめに」に勇気づけられました。「目次」の章立てそのものが毒親=加害親から逃げる段階になっているとともに、「私」の体験が余すことなく「はじめに」へ反映されていると、感じたからです。本当に「毒親」の怖さを知らない人による「親孝行」の押し付けは被害者にとっては無自覚なるニ次加害と言わざるを得ません。加害者の報復にも対策が行き届いていることにも感心しました。なお、「子ども」の表記については、思い切って「子」に縮めても十分ではないかとも思いますが、私の知らない意図があるのかもしれませんね。

 第一章 子を支配するためなら、周囲や第三者をも欺こうとする加害親の悪質性が身に染みます。そんな中、家族間でも犯罪が成立するという指摘に重みを感じます。また、発達障害との「関係」についても誤解を防ぐために重要と感じました。

 第二章 相談員から「親に対する扶養義務」の説明を受けたことがあり、相談員ですら民法を誤解していると気づいて、驚きました。また、「親権」は意外に狭いし、「子を意のままに操れる」などと誤解されているのだなと痛感しました。政治との関係でいえば、「主権者教育」の欠如は性暴力やその他のあらゆる暴力の防止につながる重要な指摘です。

 第三章 加害親への「絶縁」の通告後、特に報復の行為は今のところ受けていませんが、存命である限り油断はできません。いつでも報復に対応できるように、今のうちから学んでおきたいです。それにしても誤解している弁護士が少なくないとは嘆かわしいと言わざるを得ません。共通番号制度の運用や、給付金の運用にもみられるとおり、行政の不手際自体は許されませんが、不手際による害を未然に防止する対策(仕組み)(仕組み)も同時に講じないと、行政職員の負担が増すばかりではないかと思います、同業の地方公務員として。また、相談上の留意点は盲点が多いだけに重要だと思います。また、政治家や相談員との接し方については、性暴力の被害相談にも応用できそうに感じました。

 第四章・第六章 準備が煩雑だし、日常生活上の制約も多いように感じられますが、加害親の追跡を食い止めるためにはやむを得ないということは分かります。共同親権などは、加害者に有益無害でも、被害者には有害無益としか感じられません。

 第五章 独立とは支援者を多く確保することである、という逆説の正しさが嫌というほど理解できました。一方で「新本籍地」は便利であることが危険を招く、という現状が厄介に感じられます。一説にいう「皇居を本籍地にする人が少なくない」理由も分かるような気がしました。共通番号制度はカードを作るか作らないかにかかわらず曲者に感じますが、そこは政治を監視するしかないわけですね。

 おわりに 「選択肢が増えれば幸い」との言葉が刺さりました。
(50代 地方公務員)

この本を開いた時。私は最初の文章で毎回泣いてしまう。自分が元気になるまで待ってくれる場所がある、そう書いてくれる人が本を開くだけでそこにいるのは、とても暖かいことだ。だから、私はこの本を最後まで読めたのだと思う。

そしてこの本を閉じた時。私が思ったのは、昔の私が、あるいは加害親の傍でそのまま成長した私がこの本を読んだら、行動に移しただろうかということだった。きっと私は行動を起こさないだろうと思った。多分、この本を選択肢として手に取る事も嫌がるだろうと思った。理由は簡単だ、子どもに取って親は、例えそれが事実として毒親でも加害者でも何でも、一緒にいるうちは切り離し難いものだから。他人から見たら痛々しいものでしかないと分かりながら、父親を憎んでいる今でさえ、私は全ての記憶から父親をシャットアウトすることはできない。全くもって忌々しいものだが。

それからもうひとつ、自分がこの本を読んだとして、諦めてしまうだろうと思った理由が、父のもとにいた私は人に何かを話すことができなかったからだ。当時の私は辛いということを話そうともしなかったし、仮に話そう、伝えようとしてもどう語ればいいのかも分からなかった。誰に対しても何を聞かれても俯いている子が、人に何かを相談すること、自分のために動くことは相当な苦痛を要する。何度も自分のトラウマを反芻して、ばらばらの支離滅裂な記憶をつぎはいで、何とか人に伝わる形に仕上げること、それもそれが加害親からの被害だと伝えることがどれほど難しいか。私は小学6年生の夏に夜逃げして、大学生4年生を卒業する頃にようやく人に伝えられた。それをもし、父親のもとで何も話せないままの私が、逃げようと思った時に付け焼き刃でどれほどできただろうか。言葉にしようとする度にめそめそと泣くばかりで、きっと何も伝わらなかっただろうと思うのだ。実際、離婚の調停中に第三者立ち会いのもとで父に引き合わされる機会があった時も、私は第三者にも、母にも父にも何も話せずに泣くばかりだったのだから。

話は戻るが、何度も自分の体験を伝えようとする作業を対面で、あるいは電話で、メールで他人に繰り返さないといけないのは、大変に苦しい作業だと思う。1人で書き綴るだけでも、私は幾度となく筆を投げた。直視したくない、だって、自分ですら自分が愛されていなかったなんて思いたくないのに。嫌な作業だ、例えそれが事実の列挙だとしても。だからこそ、誰かに自分の状況を伝えること、分かってもらうこと、助けてほしいと声を上げること。その1歩を思えば、後の手続きの煩雑さなどはさほど気にはならないように思えた。長い逃亡生活になるかもしれないけれど、幸か不幸か、誰のせいだかおかげだか、私たちは緊張の張り詰めた環境で生きるのには慣れている。自分のためだけであれば、そう難しいことでもない。1歩、うまく踏み出すことさえ出来れば、支援の道というのは思ったよりも幅広くて、思いがけない1つからもどんどん伸びていくものだと知ったから。

加害親から離れて、落ち着いて社会人になった今、この本にある幾つもの選択肢を見た時に、私は昔の自分を抱きしめているような気持ちになった。君が歩いてたように思ってた細い道は、案外色んなところに広がっていて、君の通らなかった道にも、君を支援してくれる人達はたくさんいたんだよと教えてもらったようで。本を読む前は、加害親から離れた今から読んでも仕方ないんじゃないかと少し思ったのだが、私の味方になってくれる人は思ったよりも多いということを知って、後からながら不思議な心強さを感じた。

最後に、中学生の時、プール終わりの着替えの時間。どういった流れだったか、私と同じような家庭環境の子が他愛もない談笑ムードから一転、「私は子どもは作らないよ。同じ血が流れてる自分は父親と同じことをしそうだし、もうそうなったら嫌だから」とひどく冷めた態度で言ったことを思い出した。その時の私は冷や水を浴びせられた気分で、そういえば当たり前のように良い親になれると思っていた自分に驚いた。だって自分はそんなこと何も考えなかった。そうか、血か、とやけに納得したのだ。

だから、私がもし子どもを作ったなら、その子が私と似た子ならばきっと辛くなったら本を読むだろうから、もしもの時のお守りに。そんな日が来ないことを願いながら、この本を本棚にそっと入れるだろう。
(20代 会社員)

私もかつて加害親を持っていたひとりです。もしも あの時期に、この本を手にしていたら。。。と思いながら拝読しました。とはいえ最初のページの言葉で涙が出てしまって、しばし放置してしまいました。永遠に続くような時間を過ごすことが実は永遠ではないと思えたのではないだろうか。。読んでいるだけでいい。ただ読んで、「いざとなれば使える手がある、頼れる場所がある」ということを知っているだけで精神的にかなり楽だったのではないかと強く思いました。被害者が誰かに(どこかに)相談するのは怖いものです。どこに相談するのがベストなのかももわかりません。そもそも相談することで状況が改善するのか、ますます悪化するのではないのか、と考えると、現状のままでいる事のほうがいいような気さえします。 
もちろんこの本では専門家をやみくもに信じなさいとか、警察は親切だとか、どの政治家も頼りになるとか、そんなことは書いていません。やみくもに信じるのもリスクがあるということ、その中からどうやって「自分を助けてくれる人にたどりつけるか」(ここはとても大事なところですよね)。そういうことが、中立の立場でありながらも具体的な言葉を使って細かく丁寧に思いやりを持って書かれています。
多くの情報をまとめるのには、多くの労力と、多分時には少なくない苛立ちや絶望があったのではないかと勝手に推測します。そして一人でも多くの当事者さんの何らかの助けになれば、というこの本の著者さまの願いを感じて頭が下がる思いです。
現在進行形の「人権にかかわる法律」や「共同親権についての動き」など、今もめまぐるしく政治は動いています。そしてそれは、被害者にとって時にはよくない方向に動くことがあります。この本を手にする人がこの本に助けれらますように、守られますように。そしていつか私たちが力を合わせて私たちを苦しめるものを変えることができますように、と心から願っています。
(国会読書倶楽部)


■最後に

ここまで読んで頂いてありがとうございます。
本書の執筆を終えたメインライターが、組版途中のまだ出来上がっていない「本」を見て、ぽつりとつぶやくように言いました。
「この本、子どもの頃に欲しかったなぁ」と。
正直、本1冊があったところですぐには「絶縁」できない方が大半だと思います。とりわけ未成年者は、親を「捨てる」なんて即決できるものではありません。いっそ憎み切れたらどれほど楽かと、葛藤が絶えないのが現実です。
それでも、知らなければ悩むことすらできないということを、どうしても書いておきたいです。
自分を蔑ろにし続ける相手からは離れていい。
たとえ血縁者であっても暴力は犯罪だ。
知らなければ、支配から逃れるという発想すら抱けません。
選択肢は常にあると知って欲しいです。
本当は、こんな本が無くても生きていける社会が実現すればそれが一番いいです。でもその美しい未来は明日には来ません。明後日にも来ません。

今日、この瞬間を生き延びるための本を作りたいです。

無名の版元にできることは決して多くありません。何卒、あたたかいご支援・ご声援・拡散のご協力をお願い申し上げます。
そして、近い将来ならばリターンの焚き火や読書会で、遠い前途ならば本書の存在を思い出すその時に、晴れやかな表情のあなたにお会いできる日を、スタッフ一同心より楽しみにお待ち申し上げております!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

7月7日追記:

今朝、ネクストゴールを達成しました。ありがとうございます。
今日までの感謝の気持ちをなんとかして言葉以上の方法で表したくて、急遽スタッフと担当キュレーターさんと打ち合わせを行い、もしもサードゴールまで達成したら、支援者様全員に、本書第三章の一部、無料相談機関などをまとめたゲラ(印刷前の校正刷りのPDFデータ、20ページ以上)をいち早くお届けすることに決めました。
印刷前の書籍データのため、流出に慎重にならなければなりませんし、何よりお金を払って購入して下さる方がいらっしゃる以上、全編を無料でお渡しすることはできないのですが、それでも、少しでもご恩返しができればと知恵を絞った次第です。
ただごめんなさい、正直現状のリターンをご用意するけでも人手がギリギリなので、未達成の場合はこちらのゲラ送付はご勘弁頂ければと思います。
いずれにせよ残り数日、一人でも多くの方に本書を届けるために、これまでどおり地道に、愚直に、精一杯動いて参ります。
何卒最後まで応援・拡散のご協力をお願い申し上げます!

最新の活動報告

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  • 残念ながら大賞とはなりませんでした。力及ばず申し訳ありません。それでもノミネートしていただいたこと、こんなにも真摯に応援いただいたこと、感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます。「みんなで乗り越えた」部門で大賞を受賞されたのは小倉昭和館さんです。おめでとうございます!地区一帯の火災からの再建、まさに「みんなで乗り越えた」ですね……!昨年5月から、たくさんの方に支えていただいてここまで来ました。監修の柴田先生、瀬谷出版さん、校正の廣田さんはもちろん、クラファンを始めなければ会えなかった人に会えたことや、ずっと相互フォローだったけれど話したことがなかった人と会話するきっかけになったり、柴田先生だけでなく敬愛している弁護士さんや、法曹界や福祉業界、医療業界の皆様に応援いただいたことも、丁寧に記事にしていただいたことも、それだけの応援をいただきながらも伸び悩み、「もうこれ以上私に何ができるんだろう?」と切羽詰まって考え続けた時間も、かけがえのない宝物です。今もお一人おひとりのお顔(アイコン!)が浮かびます。ここに書き切れないことがもどかしいくらいに。特に当事者の方――クラファンだけでなくイベント会場でも、ご年輩の方から驚くほど若い方まで、「私も被害者です」と打ち明けられた時間を思い出すと、身が引き締まります。今回はこうした結果になりましたが、これをばねにして、また次の企画に打ち込んで参ります。今月26日からは国会も始まりますし、共同親権への懸念も残っています。そう、共同親権、今国会への提出が予定されています。私も要綱や付帯決議、その他様々な資料を読みこんでいるところなのですが、急を要するので、皆様も法務省に意見申入れや開示請求をかけていただけると大変ありがたいです。特に開示請求は、裁判所の数やリソースなどについて、国に具体的なプランが「無い」ことを可視化する強力な手段です。やることも、やれることも山積しています。なので休んでいる暇は正直あまりないのですが、それでもさすがに少し疲れたので、私含めスタッフ一同はちょっとお休みをいただこうと思います(と言いつつ、前述のとおり個人としての市民活動やSNSは稼働していると思うのですが)。法務省や総務省への意見申入れ等はすでにずっとやってきており、最悪、共同親権が通ってしまった「後」にもできることを見据えて動いています。ペンは剣よりも強いと信じています。あたたかく見守っていただければ幸いです。いつも本当にありがとうございます。また頑張りますね。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます……!紅龍堂書店一同 もっと見る

  • いつも応援ありがとうございます!紅龍堂書店の五十嵐です。CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023の投票期間が、本日12:00で無事終了しました!本プロジェクトに投票してくださった皆様、そしてプロジェクト開始から今まで見守ってくださった皆様、本当に本当にありがとうございました……!結果発表は1月24日です!10部門の各大賞と、総合賞1~3位を発表する予定とのことです。ーーーーーーー以下は投票とは直接関係ないのですが、ご報告です。昨日、総務省宛てに意見を送りました。現行制度では、DVや虐待被害者の方は1年毎にDV等支援措置の更新を行わなければなりません。けれど能登半島地震で被災した方が、更新のことまで気にかけながら生活するのは大変なことです。せめて今は、被災した方の更新手続きは自動的に継続するなどの特別措置を行っていただきたいです(本当は全ての地域に住んでいる方の更新手続きを、本人から申し出があるまで自動継続にしてほしいです。いつどこで同じことが起こるかわからないからです) 総務省への意見はこちらから送れます↓■総務省『インターネットによる行政相談受付』www.soumu.go.jp/form/hyouka/gyousei-form.html※1月1日から総務省ホームページを確認していますが、今のところ能登半島地震に関係する部分でDV等支援措置に関するアナウンスは何もありません。お正月から様々なニュースが飛び交い、胸を痛めている方も多くいらっしゃると思います。どうかお疲れの出ませんように、必要と感じたらSNSから離れて心身を休めてくださいね。これからも私たちにできることに精一杯取り組んで参ります。今後とも温かく見守っていただければ幸いです。紅龍堂書店五十嵐 もっと見る

  • こんにちは!紅龍堂書店の五十嵐です。いよいよ投票〆切まであと1時間です!CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023の投票は、本日12:00までです!!あと1時間です!!!まだ間に合う方がいらっしゃいましたらぜひラストスパートの投票をお願い致します!!■投票サイトはこちら!https://camp-fire.jp/awards※「受賞カテゴリ」>「みんなで乗り越えた」から当プロジェクトにご投票いただけます!すでにご投票いただいた方も毎日投票できますので、ぜひ最後にもう一度お力添えをお願いします!!紅龍堂書店五十嵐 もっと見る

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