はじめに・ご挨拶

40年前の私に話してあげたい。「ホタルはね。もう家の前では見れなくなるんだよ。」

ホタル以外にも、水カマキリや、タイコウチ、タガメに、フナでさえ・・・イナゴも住んでいないんだ!

当たり前に、遊んでいた景色が変わっていた。日常に追われて気が付かなかった自分。
いま、同じ地球上の生きとし生ける物としての責務(ホタルなどの生物を守る)を感じて、自然エネルギーに関しての会社を立ち上げました。仕事を通じ出会った土地のオーナー様には、今回の活動に対して、共感いただき、土地の利用から、整備に必要な重機の手配など一緒に活動をしてきました。年齢は離れていますが、ホタルを主に、次の世代につなげたいという思いは同じです。


このプロジェクトで実現したいこと

水生昆虫や生き物が、ホタルが生息できるようになれば、戻ってくると聞いた話があります。

ホタルのヒカリは、ロマンチックで見ているだけで、心に安らぎをもたらす風景です。

この大谷ホタル川では、ホタルがまだ生息しています。そのような環境を残していくためにも・・・

ホタルのヒカリを絶やさないために、1:河川を綺麗にすること。2:カワニナ(ホタルの餌)を養殖すること の2つが必要です。継続的な取り組みになるように、ホタルの会を発足し、一人の力ではなく皆の力で、まずは小さな川、上流から綺麗にし、河川美化活動を通じて、将来的には日本全体に広がりを見せれば(そもそも川を綺麗にする)と思います。



プロジェクトを立ち上げた背景

ホタルのヒカリ・・・窓のゆき・・・、当たり前の日本の景色だったと思います。

いまや河川工事が進み、彼らの住める環境もなく、風情が失われつつあるのは悲しい限りです。

ホタルを手に包み、その温もりを感じた記憶は40年前。もう私の生まれた上三川町にはホタルはいません。

だれかが、ホタルを守ってくれたのならばといった思いも今は過去。もう戻せません。

今回のホタルの活動を行う、宇都宮の大谷町は、誰もを少年少女時代に戻します。6月になるとホタルが群れで飛び交い、

嬉しさと儚さや懐かしさに囲まれるでしょう まだ山の麓の出水がでる水系には、ホタルが育つ環境が整っています。

しかしながら、この地域も未だ環境汚染や工場排水がゼロではありません。残念で言葉が出ません。

この地域は、肥沃な土地柄、無農薬の農家が多く、環境意識が高い地域ですが、

週末になると、工場からの排水が問題視されています。大谷石の切粉が流れるのです。建築材料につかわれる大谷石が有名ですが、その切削する際に排出される粉塵は、とても微細で作業員は呼吸器に障害を抱えるそうです。言わずもがな水生生物の呼吸器に入ると致命傷です。排水の浄化など含めて自治体と連携しておりますが、環境改善は難しいと感じるばかりです。


河川をきれいにする当たり前の活動と、周辺のインフラ整備など多岐にわたりますが、現状を知ってもらい、ホタルの会の会員を増やし、そして声を大きくしたいと思い立ち上げました。

また、6月になるとホタルを見るために車で渋滞が発生します。道が細いため、家から出られず、救急車も入ることが難しい事態も深刻で、地域住民の方々は大変困っているという声も上がっています。そのため、川の清掃活動をはじめに、交通整備網もつくれるような仕組みも考えていかなければなりません。


これまでの活動

河川の環境維持については、行政と連携しています。

また、河岸については、その土地の持ち主のエリアのみとなりますが、湿地状態を保てるようにコケを繁茂させ

ホタルが卵を埋みやすくするための環境保全活動を行っています。

ホタルを見るための交通整備は、積極的に交渉を進め、周辺住民への苦情等も受け止めながら

仲介的な立場を担っています。


資金の使い道・実施スケジュール

清掃活動費用に充てたいと思います。

:泥、ヘドロの処理

ホタル育成キット

護岸整備のため、伐採(蜘蛛の巣がホタルの天敵のため、樹木の間引きが効果的)

カワニナの育成、繁茂

ホタル観賞エリアの整備 と、様々な用途先があります。


6月中旬からのホタルの乱舞はあります。

ホタルの育成環境など、1年サイクルのホタルですので、すぐに成果が出せませんが、

来年度に向けての準備等を行い、年次進化すればというのが願いです。


5月    クラウドファンディングの開始

6月    ホタルの乱舞の場所を明確に確認し、その調査活動にします。調査活動すら今までありません。

7~9月  川の清掃活動(ホタルの幼虫が川にいないこの時期のみとなります。)

10月~  周辺の木々の伐採等、および管理棟(養殖場)を施工

4月~   ホタルの見えるアズマ屋の造成=それまでに木々の伐採を完了します。

上記のスケジュール以外にも、付帯する華僑活動に関しては積極的に取り組みます。


<総計> = 282万円

小屋(ホタルの育成、カワニナの養殖)・・・ 50万円(本体と移設込)

育成のためのバケット        ・・・   2万円(20個×1000円)

電気、浄化設備一式         ・・・ 20万円(ソーラーパネルにより停電時のリスク低減)

                      *業者様に見積済(原価に近く、協力していただけます。)

川の清掃活動費           ・・・ 10万円(ヘドロ回収処理代のみ:2回分)

私有地の樹木の伐採、造成      ・・・  200万円(あずま屋 ソーラー設備込)

                      伐採費用 3万/坪と、プレハブを設置のため。

*電気工事や移設に関する重機手配や諸費用については、自分たちで工面します。



リターンのご紹介

① 500円    活動レポートや、ホタルの写真をメールにて送付することで返礼とさせてください。

② 2000円   ホタルの会の協賛バッチを1つ。1口1000円ですが、送料など含め2000円としました。

③ 30000円  デートスポットや家族の思い出の場所を提供します。

④ 500円    大谷ビレッジ 利用券500円分(ホタルの会の協賛より) メール添付型の利用券です。


最後に

行動するにも、まずは第一歩と思います。現状が共有できただけでも嬉しいことですが、協力いただければもっと有難いです。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください