7月1日からスタートし、毎日ご支援を頂き、ありがとうございます!

クラウドファンディング終了の7月31日23時59分まで、【残2日間】!
現在【102名様】より【650,500円】ものご支援を頂いております。


パリの展示会会期中を滞在できる【目標金額76万円】まで
ご支援いただけないでしょうか。
私の夢ややりたいことを知っていただければ幸いです。

人気のリターン、【パリからのお便り(絵ハガキ)】再々販します!
もう追加しないからねぇ〜〜〜〜!!!


はじめに・ご挨拶

はじめまして、双極性障害の羊毛フェルト作家、ちずむこと川渕千裕(かわぶちちひろ)と申します。
この度は私のプロジェクトにご興味いただきありがとうございます。
私の夢への第一歩への後押し、応援やご支援をいただければ大変幸いです。


このプロジェクトで実現したいこと

単刀直入にお伝えします。
私の夢は「うつ病を持っていても好きなことで生きていける」ことを証明すること。また、似た境遇の方の希望の光になればと羊毛フェルト作家になりました。
羊毛フェルトになってまだ半年ちょっと。そんななか今年10月にパリにて開催される「12th Discover The One Japanese Art 2023 in Paris」の出展の出展のお誘いをいただきました。私の夢実現のためには「日本への逆輸入」が最短であると考え、パリでの出展を決めました。そして、この展示会場で自ら来場者の方々に猛アピールすることで、世界的アーティストへの一歩を踏むことを実現したく、今回のプロジェクトを立ち上げました。

パリ出展の作品
「朝焼けに浮かぶサンゴ色の龍神さま」

なぜ羊毛フェルト作家になったのか

27歳に精神病の一つ、双極性障害が発症して10回以上の転職を経験。世間的に見れば「社会不適合者」でしょう。同じ場所に長期間居続けることができず、20年もの間、職場を変えざるを得ませんでした。

2021年に会社員生活を諦め、あてもなくフリーランスに。「業務改善コンサルタント」として独り立ちします。
売上は作れたものの生活費には及ばず、2022年6月に症状が「抑うつ状態」へと悪化。家から出られない、ベッドから出られない、ご飯が食べれない。買い物に外に出かけると、10分歩いただけで腰に激痛が走り、半歩も歩けず、かがむこともできません。

そんなとき、2022年11月に羊毛フェルトに出会います。子供の頃に感じていたあのワクワク感を取り戻し、抑うつ状態の症状がおさまりはじめ、普通の生活ができるようになりました。

私に活力を与えてくれた初めての羊毛フェルト
「うさ神さま」(ワークショップにて)

このように『好きなことをする』ことが生きていく上でとても重要だと気づき、私のように精神病で苦しんでいる方へ、『好きなことをして生きていけるんだ』という一つの希望になれればと作家活動を始めました。


リターンについて

・感謝のメール(匿名可)
・パリからのお便り(絵ハガキ)
・オンラインコラボセミナー
・オンラインお茶会
・オンライン交流会
・ドキュメンタリー動画の視聴
・ネコのフェルト絵画キット
・龍神さまのフェルト絵画キット
・立体の龍神さまキット
・リアルお茶会
・リアルお食事会
・『「フェルト絵画の龍神さま」(羊毛)』のオーダー(L判、B4、A3サイズ)

追加リターン

・熟成焼き芋
・チャーシューとカレーセット
・チャーシューとカレー、ネギチャーシューセット
・新潟産コシヒカリ(新米・白米)
・新潟産えちごひめ
・焼き菓子とハーブティーのセット
・おでん引換券(店名:アートと和食の融合スペース 楽-raku)
・麻ひものハンドバッグ


プロジェクトをやろうと思った理由

2023年5月14日、突然届いたメール。その内容は「パリであなたの『龍神様』を出展してみませんか?」でした。

羊毛フェルトと出会ってまだ半年。そんな私の『「フェルト絵画の龍神さま」(羊毛)をインスタグラムで見つけてくれたアート企画会社さま、本当にありがとうございます。また制作中の気分転換に作った龍神様がこのような出会いを引き寄せてくれるとは、、、絶対に非売品です(笑)。


ただ素直に喜ぶこともできません。なぜなら出展するために費用がかかるからです。持病の双極性障害で働きづらくなり、大変お恥ずかしく、また大変ありがたいことに両親から生活費の援助をしていただいています。そんな状況でさらに出展費を両親にお願いすることはとても心苦しいことで、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

しかし、42年間生きてきた集大成かのように導かれて名乗りだした「双極性障害の羊毛フェルト作家」という肩書、今度こそは分身である肩書を手放したくありません。

これまで10回も正社員雇用いただきながらもまじめで完璧主義な性格があだとなり、体調を崩しては退職・転職を繰り返し、「あ、会社員という枠が合わないんだ」と2年前にコンサルタントとして起業するも、大の苦手の集客や営業がうまくいかず、その事業も頓挫せざるを得ませんでした。結果として持病を悪化させてしまったのですが、羊毛フェルトに出会えたおかげで嘘のように症状が安定し、少しずつバイトを増やしながら生活をすることができるようになりました。

ただ、もちろんお金に余裕はありません。

それでも、それでもこのチャンスは逃したくないのです。

アート業界の知人たちにも相談しました。厳しいことも言われました。「なんでパリなの?」「なんで日本ではだめなの?」「なんで今なの?」。素人考えで大変申し訳ありませんが、「芸術で有名だから」「日本では私の作品の認知はむずかしい、特殊すぎる。認知できても時間がかかりすぎる」「今大勝負に出なければ次へ進めないから。私が求められる市場を見つけたいから」。これが私の答えで、私の明るい未来のために両親を説得し、ありがたく、また申し訳ないですが、援助いただけることになりました。

出展が決まれば、作品だけをパリに送り出すわけにはいきません。「これぞ、フェルト絵画の龍神さまなんだ!!!」という大作を作るわけですから、私だってパリに行ってその作品の反応を知りたいし、パリでの活動の場所を開拓するために自身がいかなければ何もはじまりません。2,000人の来場者の方に一目見てもらうだけではなく、私の作品と私自身を知ってもらわなければなりません。

そのためにはパリへ行き、会期中は展示会場に出向き、そこで会う多くの方とお話をしなければなりません。

そのためにパリに行くために必要な「旅費宿泊費」及び「フランス語習得のためのレッスン代」を合計した金額のご支援をお願いしています。


これまでの活動

私が羊毛フェルトに出会ったのは昨年2022年11月です。

同年7月に持病の双極性障害が悪化し、半年間抑うつ状態になりました。毎日ベッドから出れない生活。一人暮らしなので、本当に最低限のことしかできません。お風呂はもちろんシャワーも浴びることができず、スーパーに買い物に行っても何を買いたいのかわからず、入り口の前で一人立ちすくみ、「なんでこんな簡単なこともできないんだ」と泣くこともありました。歩くこともままならず、10分も歩けば腰に激痛が走り一歩が半歩になり、かがむことができないほど筋力が低下していました。とにかくとにかく、、、現実から逃げ出したくて、ひたすら夢のなかに逃げ込んでいました。

そんなとき、ジモティでたまたま見つけた「うさ神様」。真ん丸でぷっくりとしたカラダとお尻。お正月らしいにぎやかさ。
その魅力に久しぶりに心が躍り、腰にコルセットを強く巻きつけながら電車で片道1時間かかるワークショップに参加しました。


これが私が作った羊毛フェルトの「うさ神様」です。
あのふわふわした綿を、ニードル(特殊な針)を使ってザクザクと音をたてながら羊毛をひたすら刺し続けます。ひたすら刺すだけ。ただ、指すだけ。

それが、あんなかわいらしい「うさ神様」にどんどん変わっていくその変化を目の当たりにすることが嬉しくて、久しぶりに子供の頃の楽しい気持ちと触れ合うことができました。


もともと手先が器用でしたが、「羊毛フェルトって難しそう」と勝手な固定概念で敬遠してきました。でも実際にやってみると、難しさを上回る楽しさと、作品が完成したときの感動とこぼれる笑み、そして「誰かに見てほしい!」という欲がでてきて、それが私の英気を養うことに繋がりました。その後、毎月1回ワークショップに通いながら、自分が作りたいと思ったものを我流で作り始めます。


最初は「シマエナガ」作りに没頭しました。ちょうど大寒の日もあり、シマエナガが注目される冬の時期でした。あのこんもりとしたかわいらしさを表現できないかと思考錯誤を繰り返し、木材も加えるなどして1カ月かけてやっと作品として作り上げることができました。


その後はもっとスキルをあげたいと思い、王道の「リアルなネコ」作りに挑戦しました。でもこれって難しいんですよね。犬やネコの顔だけを作りましたが、まったく上手くいかない。なぜなら羊毛の「植毛」「グラデーション」そして「トリミング」というスキルが必要だからです。

ここで壁にぶち当たりました。
「このスキルを習得するにはどれだけの時間がかかるのか」。生活費を援助してもらっている私には悠長なことは言っていられません。できる限り早く「稼げる」道を探さなければならないのです。


そんなとき、気分転換に絵画を描くように龍神様を作りました。「今の私ができる最大の作品」です。

これを友人や知人、Facebookで公開したところ一部の方から良い反応をいただき、早々に3枚のご購入をいただきました。


「お?これが今の私に合う作品なのか?」「そうなんだよ!」と自分の作風イコール『「フェルト絵画の龍神さま」(羊毛)』だと考えるようになりました。


ただ、ここで売れてもまだまだ生活費に届くことなどありません。ここから多くの方に私のことを知ってもらおうとコンサルタント時代から作ってきた人脈を掘り起こしながら、新たな異業種交流会への参加をはじめ、販路を探し始めました。

と、そんなときにパリ出展のお話をいただいた次第です。


「クラウドファンディングは準備が大事!」。そのように周囲から教えてもらい、専門コンサルタントをつけるか検討しましたが、却下しました。だって、、、お金がかかるだもん(当たり前ですが)。そこでさらに両親に負担をかけては本末転倒。さらにその費用を賄うためにクラファンの支援金に盛り込んでしまっては「なんだおまえ?」って感じですよね。

自分から「行きたい!」「行くんだ!」っと決めたのだから、自分のスキルと人脈を使ってクラファンに挑戦しています。


資金の使い道

・旅費(往復):35万円
 ※リスク減のため大手航空会社を利用します。

・宿泊費(7泊8日):20万円
 ※安全、利便性を考えて会場近くに宿泊します。

・滞在費(食費、移動費など):10万円
 ※為替変動が不明確のため、多めに設定しています。

・フランス語プライベートレッスン代:15万円
 ※7月から会期まで週1回ペース。

・その他諸経費:3万円

・CAMPFIRE手数料:17万円
 ※支援金額の17%になります。


パリの展示会情報について

・名称:「12th Discover The One Japanese Art 2023 in Paris」

・会期:2023年10月21日(土)〜10月26日(木)※10月22日(日)は休廊日

・会場:Espace Cinko(エスパス・シンコ)、フランス・パリ

Espace Cinkoは、パリでも最も歴史のあるアーケード街で人通りも多い地区にあり、世界的に有名なファッション・デザイナーの高田賢三(KENZO〈ケンゾー〉)氏がフランス進出をする契機になった場所とされています。また、映画監督アラン・レネ氏がカンヌ映画祭で受賞した作品、「風にそよぐ草」の撮影に使用されたギャラリーとしても知られています。ルーヴル美術館やオペラ座、パレ・ロワイヤルなどの歴史的建造物が徒歩圏内という好立地にあり、昨年2022年開催時は、1週間で2,000名の来場者を集めました。
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実施スケジュール

2023年7月1日 クラファンキックオフ

(7月30日は私の43歳の誕生日♪)

2023年7月31日 クラファン最終日

2023年7月からリターン開始

2023年10月21~26日 フランス・パリにて展示会に参加

2023年11月3日 リアルお食事会にてご報告

2023年12月中 ドキュメンタリー動画視聴のご案内


最後に

こんな私のプロジェクトについて、ご興味いただき、また最後までお読みいただき、誠にありがとうございます!
王道ではない羊毛フェルトの作品がどこまで海外に通用するのかわかりませんが、あなたの期待に沿えるよう頑張ります!

また、双極性障害であっても、うつ病であっても、またいまの会社員生活に疑問を持たれている方々へ、「こんな生き方があるんだよ」と見せられる一つの実例になれればとても幸せです。

何卒、応援、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/11/12 11:33

    こんにちは、ちずむです。先日、アート企画会社さんからお電話をいただきました。来場者のアンケート集計の中間報告だったのですが、な、なんと!!!うちのパリッ子が来場者人気投票で上位に食い込んでいるそうです!!!来場者は前回同様に2,000人以上。回収できたアンケートは700枚近く。参加したアーティ...

  • 2023/10/24 18:12

    こんにちは、ちずむです。ただいま、パリから活動報告させていただいております♪ドバイ経由で20時間の移動で10/19夕方にパリ入りをして翌日の夕方にギャラリーでオープニングセレモニーがありました。今回の展示会は130名もの日本のアーティストが1点のみを出展し、2名に審査員と来場者(前回は2,00...

  • 2023/10/15 13:03

    こんにちは、ちずむです。8月下旬の西武渋谷店のマルシェが無事?終了し、(コロナに感染してました笑)ついに、ついに、パリ展示会が目前まできました!!もう緊張しまくりで何をしたらいいのかどうか、、、「楽しみ」っというか「不安」の気持ちのほうが大きくてすみませんって感じです。パリへはアート企画会社さ...

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