自己紹介とプロジェクトを立ち上げた背景

はじめまして!!ジビエふじこ(福岡富士子)と申します。

狩猟やジビエを愛する「狩女の会」の主宰をしております。

全国、北海道から鹿児島まで50名の女性のメンバーがおります。40歳になるまでは一切ジビエや狩猟とは無縁の仕事をしてきました。どちらかといえば、販売員や営業などの他に司会業や演奏者をしていたので、山に入るとか自然界の中で活動することなど、全く想像もしていませんでした。そんな私が突然狩猟の世界に入る事になり、命の恩恵を知る事になりました。初めて猪を解体した時、初めて猪肉を食べた時、私達は生き物の命を食べて生きているんだと思い知りました。「いただきます。」の意味を子供達にも教えるきっかけをいただき、現在は講演講師もしています。2014年に自らも狩猟免許を取得し、現場に出るだけではなく、解体、飲食提供などもして、剥いだ皮や牙なども革細工に変えて活用しています。最初に活動を始めたのは、石川県の白山市でした。ジビエ利活用アドバイザーや農林水産省の国産ジビエ利用拡大推進チームにも任命を受け活動していたある日の新聞記事で同じ石川県の奥能登で捕獲された猪が処分に困り、海岸に捨てられていた記事を読み、当時猪などを解体する施設を運営していたのもあり、なぜ??と思い、調べたところ、石川県には当時解体処理施設は奥能登だけ無かったのです。私はその事を知り、すぐ行動に移しました。珠洲市・輪島市・能登町・穴水町と2市2町がある奥能登では、昔は猪は生息していなかったが、近年の温暖化の影響で猪が北陸に生息し、数は増えて、居場所はなくなり、奥能登まで移動して繁殖し始めたのです。猪の生態になれていない奥能登の農家の方々が農業被害に悩まされ、過疎化地域でもあるので、捕獲者の猟師も対応しきれない状態でした。農家の方が、わな免許を取得し、農業仕事が出来なくなるほど箱わなにかかった猪を埋設するための作業に明け暮れたのです。2018年に私は思い切って奥能登穴水町に移住しました。理由は捕獲した猪の活用をするためです、5年の歳月の中色々ありましたが、現在は2か所の解体処理施設、スーパーマーケットにはジビエの精肉販売が始まり、猪の革細工の製造販売なども広がり、私の移住した目的がほぼ、達成しました。ただ、活動を通して、奥能登の過疎化や空きや問題、耕作放棄地問題などを身近で感じるようになり、これまでの5年間でたくさんの奥能登の方々に応援していただいたので、風土豊なこの町に恩返しができないかと考えるようになりました。

書籍販売(「狩女のすすめ」出版社 緑書房)を昨年11月したのですが、ほぼ能登での活動や写真などを掲載しました。現在は合同会社 狩女の会でも出版社 緑書房様から狩女のすすめを仕入れて販売しております。書籍販売を弊社の定款に入れ、関連書籍等も販売しております。他には私のYouTube「ジビエふじこチャンネル」では奥能登の観光名所や風景や食などを紹介などしました。

実際、それでも過疎化や空きや問題は進む一方。観光名所と言われる場所も少なく、穴水町はとくに宿泊場所も少ないのが問題点です。そこで、今回私はこの穴水で定住を決め、あるプロジェクトを起こそうと決意しました。

穴水町の空き家対策「まちづくり賑わい創出プロジェクト」

空き家を購入し、農家レストランや宿泊(農家民宿)の許認可を取得して、まちなかギャラリー、パブリックスペースや観光案内、ワークショップなどの場所を作っていく事にしました。まちづくり賑わい創出協議会なども今後設立し、町の協議会等とも連携をしていく計画です。過疎化対策としては学生との連携し一緒に作り上げていく事で愛着をもっていただき、UターンやIターンなど新たな人口の増加による定住促進につなげていきます。

まず始めに、目立つ場所となる穴水駅から徒歩圏内に1件空き家を購入します。特産品でもある牡蠣や私が得意とするジビエ料理を提供する飲食店を先にオープンさせます。外にもデッキが通り面してあるので、町の賑わいの1つとしてまちなかキャンプやバーベキューが出来るアウトドア感覚も表現していきます。その後農家民宿の許可も取り、宿泊に対応していきます。2階はシェアハウスにして若者に安価で提供し、活動拠点にしてもらいます。飲食スペースの一角は深夜営業にはならない時間帯のcafe&Barも若者の雇用の場所となるようにします。これは日中と夜の営業スタイルを変えることで、幅広い年代の方々の利用しやすくするためです。

許認可を取った後は農家民宿体験で、農業はもちろん狩猟体験も入れていきます。この取り組みは猟師の免許を持ち、すでに県にも確認済の農家民宿体験メニューとして箱罠の設置や見回り、ジビエ料理教室や革を活用したワークショップなどが出来るようにし、新たなメニューでたくさんの方々に町へ訪れるきっかけとしていただけるようにします。食育が出来る内容としては、都会の修学旅行生などの受け入れも出来るように整備していきます。

見本となる空き家活用事例が出来る事で、他の空き家も活用が進むように、モデル空き家活用を話題にするため、メディアや旅行会社を通して、広めていきたいと思います。

ツアーなどの企画販売は相談している旅行会社様にご協力をいただいて、広く発信していきたいと思います。

Car stayのアプリにも登録しているキャンピングカーが泊まる事が出来る300坪コンクリート広場「狩女の広場」も活用し、点と点を繋げて町全体で連携できるようにしていくプロジェクトです。


奥能登の素晴らしい風景をぜひ、たくさんの方に見ていただきたい。

里山里海と言う言葉を聞いた時に奥能登は海に囲まれているから、山より海のイメージが強かったのですが、

実際に住み始めて車で走り回り、山の多さにびっくりしました。ただ、以前住んでいた白山の麓より、山が低いので、

周り海のため、空がとても広く山が明るく感じます。奥能登穴水には特産品として、能登ワインがあり、ワイナリーがあります。ぶどうが育てやすい環境でもあり、景色も本当に良いです。

海の風景でこれもまたびっくりしたのが、穴水町や能登町は波がほぼなく、凪の穏やかな海面に早朝は海面が澄んでいて水の綺麗さに感動します。

海の幸や山の幸がある食材が宝庫な奥能登

猟師町でもありながら、田園風景も広がる農林漁業の盛んな町なので、魚も新鮮で安いし、春は山菜、秋はきのこ。

水がおいしいので、お米や日本酒の蔵元が多い地域でもあります。

穴水町は特に牡蠣がシーズンに入ると穴水ジャンボ牡蠣まつりが行われ、冬の2月に開催するイベントで2万人越えして飲食店もこの時ばかりは賑わいます。


ジビエと牡蠣の栄養豊富な料理が食べられる飲食店

今回のプロジェクトで最初に空き家を活用する内容は先にもお伝えしましたが、食材の調達先は私が2年前に法人化した「合同会社 狩女の会」を通して、ジビエを北陸だけではなく全国から仕入れ食べ比べも出来るようにして定期的に全国の料理人コース料理が食べられるイベント企画も致します。


商品開発のコンサルタントとしての活動

3年間のコロナ渦の時に私の仕事も激減しましたが、飲食店の方々や食材卸業の方々が本当に大変な思いをされました。地域の活性化はもちろんですが、いまある飲食店のために私の20年間の飲食店経験の知識と経験で何かできないかと考えだした答えが

商品開発の専門家になり、知識を最大限に活用しようと、各所に面接を行い3つの機関の専門家として登録されました。

これまでのジビエの専門家のみならず飲食店のメニュー開発なども行いました。コロナ渦も緩和され、時が来たと思い全国に広がる狩女の会のメンバーやコンサルタント先のお客様でもある事業者様の商品の販路開拓支援にもなるプロジェクトに仕上げていきたいと思います。

奥能登の事業者様の商品も増えてきているので、お土産品販売コーナーや今回のリターン品にもさせていただきたいと思います。

資金の使い道・実施スケジュール

(スケージュール)

6月20日から7月20日までクラウドファンディング実施

6月30日に物件購入登記準備

7月から建物床等の修理工事

8月 飲食店許可申請 

9月 入金決済後 リターンスタート

9月末オープン予定(オープンイベント企画)


資金用途には

空き家購入・空き家補修費用 850万円

オープンイベント費用    100万円

店舗装飾・机・椅子購入費用 100万円

リターン品費用        80万円

リターン品送料費用      10万円

CAMPFIRE様手数料      51万円

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            合計 1191万円

これらの必要資金調達先は

自己資金と銀行融資(800万円)と何件かの補助金やビジネスチャレンジ賞金(100万円)とクラウドファンディング支援金(300万円)で支払い

運転資金も必要になるのですが補助金で戻ってきたお金と自己資金(会社資金)を運転資金にして運営していきます。


リターンのご紹介

リターン品はお礼の動画やジビエ食品や革細工商品の他、今回完成する飲食店で使用できるチケット、奥能登の特産品などを盛り込みます。その他にも狩猟体験が出来る体験型のプランもご用意いたしますにで、ぜひ、奥能登に来ていただいて直接風土を味わっていただきたいです。


最後に

この10年近く過疎化地域で過ごし、猟師として、事業者としての活動で地域の皆様の協力と応援で本当に支えられてきました。たくさんの方々への恩返しに何が出来るかと考え行動してきました。しかし、やはり、この過疎化地域の空き家問題や観光の衰退を何とかしたいです。私1人の力ではパワーが足りません。行動を起こし実現し、継続するためには皆さんからのご支援が、どうしても必要なのです。一緒に空き家活用のモデル事業をしていただきたいのです。

遠くに住む家族の環境やふるさとの存続に支援という形でお力を頂ければ幸いです。

帰ってきたくなる街づくりを皆様と私や町に残る人々、事業者様と一緒に継承していけるように頑張ります。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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