----------------------目次------------------------

1:ご挨拶(麻辣湯とは)

2:中国生活の孤独感を吹き飛ばしてくれた麻辣湯

3:3日に一度は食べる日々。気付けば100軒に

4:なぜ日本にない?研究の始まり

5:日本帰国。広める第一歩

6:麻辣時間-MALA TIMe- 4つのこだわり

7:辛さ控えめタイプ新発売!

8:麻辣湯の楽しみ方

9:最後に

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初めまして。

「日本一麻辣湯が好きな人」こと、橋本沙絵と申します。

麻辣湯を日本に広めるべく、日々活動しています。

具体的には、大阪・難波で麻辣湯専門店「無限」を経営していたり、ご家庭で手軽に作れる麻辣湯スープを全国販売していたり、イベントに参加したりしています。

左上:無限外観 右上:ご家庭用麻辣湯スープ 下:お店で提供している麻辣湯


麻辣湯とは四川省発祥の辛い薬膳スープで、お肉、野菜、魚介類、大豆製品など、自分の好きな具材を煮込んで食べる料理です。

中国では庶民の食べ物として根付いており、どこの街にも必ず麻辣湯屋さんがあります。
今やその人気は中国だけにとどまらず、韓国や東南アジアにまで及んでいます。

私が麻辣湯に出会ったのは2005年、上海在住時でした。


2005年、25歳の私はどこかにいつも孤独を抱えていました。

当時、中国・上海に住んで1年目。

高度経済成長の真っ只中にあった上海は、様々な形をした高層ビル群が次々に建設され、その合間を縫うようにネオン瞬く高速道路が走り、地下では複数の地下鉄路線がものすごいスピードで整備されていました。

物価も賃金もみるみる上昇。
世界中から上海ドリームを夢見る若者が集まり、常にどこかで開かれていた情報交換のパーティーは新ビジネスの話で持ち切り。
私も何度「こんなビジネスを考えたんだけど、一緒にやらない?」と初対面の人から持ち掛けられたことでしょう。


工事現場から巻き起こる粉塵でさえ、プラスのエネルギーに満ち溢れていた時代です。



そんな中で私は孤独を感じていました。

私が上海に渡った理由は、当時彼氏だった現在の夫(上海出身)を追いかけたからです。夫が日本留学中にお付き合いを始めましたが、上海に帰ることになったため、追いかけたのです。いわゆる「押しかけ女房」です。

ビジネスに興味があるわけでも、キャリアがあるわけでもない私には、周りの人がみんなすごく見えました。

「中国語くらいは喋れるようにならなきゃ!」と語学学校に入学したものの、そう簡単に上達するわけもなく、中国語を巧みに操りながら仕事をしている(ように私には見えた)友人を横目に、完全に自信を失っていました。

それに加えて彼氏とのケンカも増え、慣れない海外生活を続ける理由すらわからなくなっていました。



――― 家の近所に不思議な屋台がありました。

店の外には生野菜や大豆製品などが入ったカゴずらっと並び、その横に不思議な香りのするスープが入った大鍋が湯気を上げているのです。その光景は何とも言えず、魅力的でした。

注文方法がわからないため入るのをためらっていたのですが、ある日勇気を出して入ってみました。
中国生活を前に進めるための、小さな冒険でした。

私は一発でその料理のとりこになりました。

複雑なスパイスの香り、旨味の中にあるしびれる感覚、自分で好きな具材を選ぶ楽しさ、具材によって違う表情を見せる不思議なスープ…こんな食べ物は初めてでした。

その料理の名前は「麻辣湯」。「マーラータン」と発音するのだと知ったのは後のことです。





その後、3日に一度は麻辣湯を食べる日々が始まりました。

当時の上海には麻辣湯屋さんが至る所にあったため、自宅や勤務先オフィスが引っ越した際は、まず周辺のどこにどんな麻辣湯屋さんがあるか必ずチェック。

気が付けば小さな屋台から大手チェーンの麻辣湯屋さんまで、食べた軒数は100軒以上に及んでいました。

宅配もできる店が多かったので、オフィスでの昼食や自宅での夜食ももっぱら麻辣湯でした。

オフィス近くの麻辣湯屋さんには宅配を頼む電話をしただけで、「〇〇会社の橋本さんね。もう覚えたよ」言われるほど頻繁に頼んでいました。


上海のオフィスで残業中。残業ご飯も麻辣湯。


次第に「この料理が日本にないのはもったいない」と考え始めます。
そして「もし自分が日本に帰ることがあれば、麻辣湯を日本に広めてみたい」と思うようになります。

ここから麻辣湯の研究が始まりました。

街中の麻辣湯屋さん、香辛料を卸すスパイス市場などから麻辣湯の作り方を聞き出し、休日に試作を繰り返し、徐々に独自の配合を確立していきました。

そして、最終的に「お店で出てくる麻辣湯と同じ味!」と中国人の友人に言われるまでになりました。


上海のスパイス屋さん



数年後、ひょんなことから夫と共に日本に帰国し、大阪に住むことになりました。

「麻辣湯を日本に広めたい」という夢が実現する時が来ました!

まずは第一歩として、2016年大阪・難波に麻辣湯専門の飲食店「無限」を立ち上げました。

ビジネスに全く興味がなかった私が商売を始めるなんて、自分が一番驚いています。

私の身内はサラリーマンばかりで、商売を教えてくれる人もいません。
さらに大阪には知り合いもおらず、土地勘もありません。

そんな中でうまくいくのか、自信はありません。でもどうしても麻辣湯を日本人に届けたい、その一心でした。

おかげ様で「無限」にはたくさんのお客様が来て下さり、日本人の常連さんはもちろん、中国人の常連さんからも「ここの麻辣湯が一番好き」と言ってもらえるようになりました。

「無限」の麻辣湯


そして2020年、自宅で手軽に麻辣湯が楽しめるご家庭用商品ブランド「麻辣時間-MALA TIMe-」を立ち上げ、念願だった麻辣湯スープのインターネット通販を開始!



麻辣時間-MALA TIMe- ロゴ




①際立つスパイスの香りと花椒(中国山椒)のしびれ。他にない本格的な商品を目指しました。

②中国では漢方薬としても使われる十数種類のスパイスをふんだんに使用。
 夏はスカッと気分爽快に、冬は体の中から温まります。

③健康意識の高い日本人に合わせ、化学調味料や油分の使用を最低限に抑えました。

④お湯に溶くだけの簡単調理。持ち運びやすい個包装の濃縮タイプ。常温で長期保存可能。
 利便性抜群!


一箱4袋入り。一袋で300mlの麻辣湯スープができます。お好きな食材を入れてお召し上がり下さい。
おすすめ食材一覧は、下記「麻辣湯の楽しみ方」部分をご覧下さい。

調理例(具材は付いておりません)


日本で麻辣湯を作るにあたり、最も苦労したのはスパイスの調達です。

日本では入手できないものもありましたが、配合を少し変え、鮮烈な香りやしびれはそのままに、安定してご提供できるようにしました。

夏は湿気を飛ばし、冬は内臓から温めてくれる、奥深い薬膳スパイスのハーモニーをお楽しみ下さい。

また当時の中国の麻辣湯屋さんは化学調味料を多用していましたが、ここは日本。日本人の口に合うよう化学調味料を最低限に抑え、油分も減らしました。

左:花椒の実 右:麻辣時間の麻辣湯に入っているスパイス(一部)




ご家庭用商品ブランド「麻辣時間-MALA TIMe-」ができてから3年。

おかげ様で「麻辣湯スープ」はたくさんのお客様から支持され、何度も増産を続けています。

各地のイベントで試食販売する機会もあり、とても好評です。
ただその中で、「味は好きなのに、私には辛くて食べられない」というコメントも多く聞かれました。

2023年「四川フェス」出店時


ずっと作りたかった辛さ控えめタイプ。

作りたいと思いながら、当時は販売ルートが不安定だったため、作る勇気がありませんでした。

しかし現在、飲食店舗で買って下さるお客様、ECサイトで買って下さるお客様、イベントで買って下さるお客様に加え、商品を取り扱って下さっている小売店様も増えてきているため、とうとう開発を決意しました。


2023年1月に商品化に着手。

2023年8月、「麻辣湯スープ マイルド」という名称でとうとう発売!

製造を請け負ってくれている堺市の老舗醤油メーカー「大醤株式会社」さんにて、製造立ち会い。



実は私が住んでいた上海は辛い物を食べる習慣があまりなく、私が初めて食べて感動した麻辣湯はこの「麻辣湯スープ マイルド」の味でした。

辛い物が苦手な方でも食べられる一般的な中辛くらいの辛さでありながら、きちんとスパイスが際立つ上海風の仕上がりとなっています。



一方の既存商品「麻辣湯スープ」(辛め)は、2021年の「調味料選手権」(野菜ソムリエ協会主催)でスパイス部門&辛味部門の最優秀賞をダブル受賞したほど、スパイス濃厚、辛味もしっかり。
本物を求める方向けの四川風の仕上がりとなっています。



発売に先立って行った飲食店舗「無限」での試飲イベントでは、新商品「麻辣湯スープ マイルド」と、既存商品「麻辣湯スープ」(辛め)の人気は拮抗し、結果はちょうど半々になりました!

試飲していただき、好きな方にマグネットを付けてもらいました

【お客様のコメント】

《マイルド》

■バランスの取れた味。想像以上に旨味がある!

■スープとして本当に美味しい。ずっと飲んでいたい。

■私は激辛好きだけど、このスープはマイルドの方が好き!

■なにこれ、めちゃ美味しい!おかわりしたい!

■そんなに辛くないのにちゃんとスパイスの味がしてすごい。


《辛め》

■一口目からガツンとくる辛味と刺激がたまらない!

■あー、私は間違いなくこっちですね。辛いもの大好きなので!

■まさに薬膳の味。家庭では作れない味。

■素晴らしく辛い!辛い中にちゃんと旨味やスパイスの味がある。

■結果が半々になるのわかる!どっちも捨てがたい。用途によって使い分けたい。


ーーーあなたはどちらがお好み?



麻辣湯は、冷蔵庫にあるどんな食材も美味しく変えてしまう不思議なスープです。

入れる具材や調味料によってガラリと表情が変わるのも、醍醐味の一つ。

お肉、魚介類、葉野菜はもちろんのこと、卵、チーズ、納豆などとの相性も抜群。

下におすすめ一覧表を作ってみました。
お好きな組み合わせを自由に楽しんで下さい!

麻辣時間の麻辣湯は、パンチのある味でありながら、いつでも食べていただけるようにんにく不使用。好きな方はにんにくをたっぷり入れるのもおすすめです。

秋冬は火鍋の素としても活躍!

一箱4袋入りなので、いろんな食べ方を試してみて下さいね!

アレンジいろいろ。麻辣湯スープ(辛め)の方は、麻婆豆腐の素としてもおすすめ。
詳細は下記のQRコードからInstagramレシピサイトをご覧下さい。


しびれが好きな方は、ぜひ麻辣時間の「花椒醤(ほあじゃおじゃん)」を加えてみて下さいね。
ここまでしびれと香りが強い商品が日本になかったので、日本国内製造してしまった調味料です。
しびれの次元が違います!

麻辣湯とご一緒に!四川省で食べた圧倒的なしびれと香りを追求し、とうとう日本国内製造してしまったしびれ調味料「花椒醤」。次元の違うしびれと香りは感動ものです。



「麻辣時間-MALA TIMe-」というブランド名には、「麻辣に浸る自分だけの贅沢な時間」という意味が込められています。

麻辣時間があなたの息抜きとなり、すっきり発散し、明日も頑張れますように。

↑ アレンジレシピはこちらから。
Instagram「@malatime_recipe」に飛びます。



【食品表示】

商品名 :麻辣湯スープ マイルド 4食入り

名  称:スープの素

原材料名:しょうゆ加工品(国内製造)、チキンエキス、植物油脂、ポークエキス、豆板醤、砂糖、香辛調味料、豚脂、豆鼓、花椒/アルコール、調味料(アミノ酸等)、安定剤(加工澱粉、キサンタンガム)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)

<本品のアレルギー情報> 小麦、大豆、鶏肉、豚肉

内容量 :200g(50g×4袋)

賞味期限:製造後1年間 
     ※リターン品は賞味期限が7か月以上あるものをお届けします

保存方法:直射日光を避け常温で保存
     ※ポーションされた銀袋は一回で使い切って下さい

製造者 :大醤株式会社
     大阪府堺市堺区石津北町20

販売者 :無限麻辣湯(橋本沙絵)

作り方 :一袋に対し、お湯300mlで希釈


商品名 :麻辣湯スープ (辛め) 4食入り

名  称:スープの素

原材料名:しょうゆ加工品(国内製造)、豆板醤、植物油脂、香辛調味料(赤唐辛子、花椒、クミン、ホワイトペッパー、シナモン、フェンネル、スターアニス、その他)、豚脂、デキストリン、豆鼓、花椒、唐辛子/アルコール、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、安定剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE)

<本品のアレルギー情報> 小麦、大豆、豚肉

内容量 :220g(55g×4袋)

賞味期限:製造後1年間
     ※リターン品は賞味期限が7か月以上あるものをお届けします

保存方法:直射日光を避け常温で保存
     ※ポーションされた銀袋は一回で使い切って下さい

製造者 :大醤株式会社
     大阪府堺市堺区石津北町20

販売者 :無限麻辣湯(橋本沙絵)

作り方 :一袋に対し、お湯300mlで希釈


商品名 :花椒醤(ほあじゃおじゃん)

名  称:香辛調味料

原材料名:植物油脂(国内製造)、花椒/調味料(アミノ酸等)

<本品のアレルギー情報> なし

内容量 :103g

賞味期限:製造後18か月
     ※リターン品は賞味期限が12か月以上あるものをお届けします

保存方法:直射日光を避け常温で保存(開封後は冷蔵庫で保存)

製造者 :大醤株式会社
     大阪府堺市堺区石津北町20

販売者 :無限麻辣湯(橋本沙絵)


【飲食店舗・無限麻辣湯】

〒556-0004 大阪府大阪市浪速区日本橋西1-1-14
★南海なんば駅 南改札から徒歩5分
★大阪メトロ、近鉄線、阪神線、各なんば駅から徒歩10分
★大阪メトロ、近鉄線、各日本橋駅から徒歩10分

営業時間、定休日等は、InstagramまたはTwitterの「@mugenmalatan」をご覧下さい。




<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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