こんにちはイラストレーターのVAN' です。

僕はデザインやイラストの仕事をする傍ら、自分のプロジェクトとして ' 鴨チルスケーターズ ' というスケボーキッズを題材にした四コマ漫画を毎日一話を日課に3年以上描き続けています。

今回は鴨チルスケーターズの原画展を渋谷、心斎橋PARCOさんで開催することとなりましたので、皆様のご支援をお願いしたいです!

四コマ漫画 '鴨チルスケーターズ'

'鴨チルスケーターズ' とは僕の地元にある '鴨川' という川沿いで友達と毎日スケボーして集まっていた時期に思いついた名前で、鴨川でチルスケ(ゆるくスケボーする事)する奴らという意味です。

メインキャラクターのCORONAやロボットのARCY、グラフィティ好きのAIDやスケボーがめちゃくちゃ上手いRED、エイリアンのFRESH Pなど個性のあるキャラクターがそれぞれ個性あるスタイルでスケボーを楽しんでいます。

スケボーで繋がった彼らですが、スケボーだけがストーリーの中心というわけではなく、描かれるのはなんでもない日常の楽しさや気張らずにやれば良いということ、時には辛くても何度もチャレンジすること、人と比べるのではなく自分のスタイルを大事にする事、など僕自身がスケボーやストリートカルチャーを通して出会った友達や学んだことがストーリーのベースなっています。

そんなストーリーに僕自身が影響を受けた映画や音楽、ファッションなどカルチャーの要素が詰め込まれた4コマ漫画です。

鴨チルスケーターズ鴨川

一日一話

スケートボードやストリートカルチャーを楽しむ子供達のゆるくシュールな日常が描かれる本作ですが、内容以外にも僕が個人的な目標として、一日一話 毎日描き続けるということを3年以上実行しているということも特徴です。

2020年の1月28日に一話目をSNSに投稿し、2023年7月現在で 1200話以上の4コマを描いています。

昔から毎日コツコツ何かを続けるのは得意な方だったのですが、4コマを毎日描くに至ったのには僕のそれまでの興味や影響を受けた映画や漫画、カルチャーがありました。

元々、幼いころから映画が好きだった僕は、物心着く頃にはアメリカへ憧れを抱くようになりました。中学時代にスケボーやHIPHOPなどのストリートカルチャーに出会い、それらの文化が持つ自分のスタイルや個性を大事にする考え方に惹かれていきます。その文化に触れたことでファッションに興味を持ち、アパレルの専門学校に通うようになりました。そこでスニーカーのデザインをしたいと思うようになりました。ただ、スニーカーのデザイナーと言ってもアメリカのNIKEで働きたいなと考えていた僕は、学生時代、アメリカを中心に世界を回るバックパック旅に出ます。その旅の目的はNIKE本社で働けないか直談判することでした笑

ただ、本社へ行くだけでは何も自己アピールできることはないと考えたので、旅を決めた日から毎日一足スニーカーのデザインを描く事を日課にしました。その時、毎日コツコツ続けるということが身についたのです。

結果的にNIKEでは働けませんでしたが、本社のデザイナーの方と話をさせてもらったり、少し中を見せてもらったりとても良い経験ができました。

最終的にスニーカーを描く日課は約8年間続け3000足以上のスニーカーを描きました。

なぜ四コマ漫画になったのか。

帰国後も毎日スニーカーの絵を描き続けており、ちょうどinstagramなどのSNSも日本でメジャーになってきていた頃だったので、スニーカーの絵を毎日SNSに投稿していました。

が、ある時スニーカーの絵だと多くの人が楽しめないと考え、4コマ漫画を描く事を思い付きます。

当時、よく鴨川でスケボーしていた僕は友人達と '鴨チル' という言葉をよく使っていたので、鴨チルスケーターズというタイトルで四コマ漫画を描き始めます。

それが7年続き今に至ります。その時から考えると絵の画風もめちゃくちゃ変わったのですが、描き続けているのはいつも変わらない日常の大切さ。友達との楽しい時間。自分が影響を受けたカルチャーへの敬意です。

僕自身に影響を与えてくれた色々なカルチャーのお陰で生まれたこの四コマ漫画を通して、次の世代のキッズがスケートやHIPHOP、映画などの興味を持つきっかけになったり、あまり難しく考えすぎずに日々を楽しむことを感じてもらえたら嬉しいなと思います。

画風の変化

現在の漫画

目標

4コマを毎日描くきっかけは実はもう一つありました。

それはスヌーピーで有名なアメリカの4コマ漫画 'PEANUTS' です。

元々、母がPEANUTS好きでグッズや古い漫画が家にあり、幼い頃から馴染みがありました。一見可愛らしいキャラクターが目立つ作品ですが、大人になって見返すとなかなか確信をついた言動の子供達が繰り広げるシュールな漫画です。

僕の'鴨チルスケーターズ' は画風や内容の面でもPEANUTSの影響を受けていますが、一番大きく影響を受けたのは作者 チャールズ M シュルツさんが生涯 PEANUTSを休まず描き続け、17897話の漫画を描いたということです。

PEANUTSはアメリカの新聞4コマだったので、毎日発刊される新聞に載せるため毎日1話を描く必要あったわけですが、それでも50年間も毎日続けるという事は多くの人にできることはありません。

僕は何かに秀でた人間ではありませんが、前述のように自分で決めたことをコツコツ続けるということは得意です。

僕はこの'鴨チルスケーターズ'を27歳の時に描き始め現在30歳。希望ですが、80歳くらいまで ある程度健康に生きて、毎日漫画を描き続ければ18000話 を越えた4コマが出来上がります。現在は1200話なので、18000話をゴールとすると鴨チルスケーターズはまだ6%くらいしか完成していないという事になります。

「塵も積もれば山となる」「ローマは一日にして成らず」
何をしてたって時間は過ぎる。四コマ漫画を描くことは映画や音楽のように大きな感動を生む物ではなく、日常のひと笑いや、ほんの少しだけ思考を巡らせる一短の言葉、視界に効かすちょっとしたスパイス。その程度のものです。けど、それでも50年続いた ' PEANUTS ' はアメリカだけでなく世界中で老若男女通して楽しまれる作品になりました。

大それた夢は胸にしまっても、僕が母からPEANUTSを受け継いだように、' 鴨チルスケーターズ ' もいつか、親から子へ楽しんでもらえるような作品になったら良いなと思ったりはします。

最近、そんな1200話のストーリーから抜粋した単行本を作りました。念願です。そして原画と共に楽しんでもらえる個展を、ありがたく渋谷、心斎橋と二ヶ所のPARCOさんで開ける運びになりました。

改めて皆様のご協力をお願いしたいです。頑張ります!


単行本&原画展  'YOU KNOW HOW WE CHILL'  

今回、出版する単行本と開催する原画展はタイトルを 'YOU KNOW HOW WE CHILL' と名付け、単行本に抜粋掲載する漫画の原画を展示しようと思っています。

今タイトルの 'YOU KNOW HOW WE CHILL' というのは 'これが俺らのやり方(チル)さ' というような意味で、元々、ICE CUBEというラッパーの'YOU KNOW HOW WE DO IT'  という曲のタイトルをもじって考えた言葉です。

鴨チルスケーターズはスケボーキッズの日常漫画ですが、スケボー以外にもRAPやPUNK ROCK、映画、グラフィティ、ファッションなど、色々な僕自身が影響を受けたカルチャーを表現した内容にもなっていて、ICE CUBEも昔から好きなラッパーなのでタイトルに引用しています。

今展示では鴨チルキャラクター達のチルな日常をテーマにチョイスした原画をメインに、キャンバスアートや3Dプリンタで出力した立体作品、スケートデッキにイラストを印刷したアートデッキなどを展示、販売します。

今までSNSを通じて画面越しで見てもらっていた漫画を紙媒体の単行本で手に取って読んでもらえて、PARCOさんのスペースをお借りし原画を飾ることで毎日実際に描いている漫画を実寸代で見てもらい絵を持って帰って頂ける場所を作れることはとても嬉しく、楽しみです。

ぜひ遊びに来てください!


資金の使い方

会場費、設営、運搬費                  80,000 円

製作費 (紙、キャンバス、画材など)           100,000円

展示用備品                                     20,000 円

DM・チラシなど                                 20,000 円

雑費                                        30,000 円

必要経費 合計                               250,000 円

BOOSTER(CAMPFIRE)手数料 (17%)    51,000 円

目標金額                                  30,1000 円


リターンについて

A        ¥2,000円
・お礼のメッセージ(メール)
・ステッカー2枚(ランダム)

B        ¥5,000円
・お礼のメッセージ(メール)
・ステッカー2枚(ランダム)
・単行本

C        ¥7,000円
・お礼のメッセージ(メール)
・ステッカー2枚(ランダム)
・限定Tシャツ(A or B)

C+      ¥8,000円
・お礼のメッセージ(メール)
・ステッカー2枚(ランダム)
・限定Tシャツ(A or B)

D        ¥10,000円
・お礼のメッセージ(メール)
・ステッカー2枚
・限定Tシャツ(A or B)
・単行本

E         ¥25,000円
・限定Tシャツ(A or B / サイン入り)
・単行本(サイン入り)
・4コマ原画一話提供(ランダム) 

E+       ¥35,000円
・限定Tシャツ(A or B / サイン入り)
・単行本(サイン入り)
・4コマ原画一話を提供(指定の中からお好きな原画選べます) 

E++      ¥50,000円
・限定Tシャツ(A or B / サイン入り)
・単行本(サイン入り)
・着色4コマ原画一話を提供(指定の中からお好きな原画選んで頂き、水彩で着色、提供します。)

F         ¥100,000円
・限定Tシャツ(A or B / サイン入り)
・単行本(サイン入り)
・4コマ原画一つを提供(指定の中からお好きな原画選べます)
・あなたをキャラ化(イラストに描きます)


お返し詳細

ステッカー
*デザインは未定です。
*サイズは5cm x 5cm程度のものを想定しています。

Tシャツは下記2デザイン 2カラーずつから一種  かお選びください
※A(NVY or WHT) / B(GRY or WHT)から1着お選びください。
*デザインに多少変更が入る可能性があります。
*画像はイメージです。


全5サイズ cm表記

漫画単行本 - 約200P フルカラー。本個展で展示する漫画やイラスト、各種説明、キャラ紹介などを収録。
*画像はサンプルです。
*表紙デザインは変更になります。
*本書籍は自己出版となります。

原画を提供 & あなたをキャラ化
*画像はイメージです。
*原画提供を選択された方には別途メールにてお選びいただく原画の画像をお送りします。
*お送りした原画またはイラストデータを商用を目的に複製または利用することはできません。
*個人のSNSアカウントなどでトップ画像に使用するなどは許可します。
*作品の著作権は全て 著作者 ©️ VAN' 2018 に帰属します。
*原画はA4サイズ ケント紙に描かれたものを郵送いたします。額は付属しません。
*キャラ化を選択された方にはイラスト化されたあなたのイラスト原画とデジタル着色済のJpeg画像データをお送りいたします。

全て手書きで描く本漫画原画

A4用紙 二枚に描く4コマ一話水彩色鉛筆で着色した原画

あなたを僕のタッチで描きます

実施スケジュール

8/1〜8/17  クラウドファンディング実施

7/15〜8/17  個展準備期間

8/18〜21 東京展(@渋谷PARCO 7F 3LFTN apartment)

9/1〜3 大阪展(@心斎橋PARCO SkiiMa Gallery)

最後に

今回の展示と単行本を通して皆様に、ゆるくてシュールな鴨チルスケーターズと日々のちょっとした良い時間を過ごしてもらえたら嬉しいです!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


 ©️ VAN' 2018 

  • 2023/09/25 20:00

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