はじめまして!

島根県仁多郡奥出雲町三沢地区で活動するトモの会代表の景山です。

私たちは、2013年より自治体の垣根を超え、三沢地区の魅力を継承したいという想いのもと、20代〜40代で活動する団体です。地区で一番人が集まる「みざわ まちあかり」のお祭りを存続するべくプロジェクトを立ち上げました。

これまで古民家をリノベーションし地域のチャレンジスペースを立ち上げたり、季節ごとのイベント運営、音楽祭など地域の賑わいをつくる活動をしてきました。

今後は、移住者や若者が挑戦できるまちづくりを目指し、若い世代が中心となり新しい事に果敢にチャレンジしていくために『みんなが元気で、地域も元気』を合言葉に本プロジェクトに挑戦します。

約2年間かけて築100年の古民家を自分たちでリノベーションしました。


三沢地区のメイン通り

島根県仁多郡奥出雲町は、島根県東部の山間地域に位置し、人口約11,000人の小さな町です。かつて砂鉄を利用した「たたら製鉄」が盛んに行われ、広大な棚田が広がるのどかな山里です。

登山客にも人気のある山ですが、町を見守るように取り囲んでいるのはいずれも『古事記』や『出雲風土記』に記された謂れのある山です。船通山は、スサノオノミコトが降り立ったといわれる伝説の地でもあります。

出雲空港から車で約1時間ほどの場所にあり、気楽に立ち寄れる場所ではないからこそ人を惹きつける魅力や生きるエネルギーに満ちた地域です。

田植え時期は子供から大人まで田んぼで賑やかに

中でも三沢地区は、鎌倉、戦国時代に14代280年余年にわたり、出雲国人で最も勢力を誇った三沢氏の居城「要害山」をはじめとする歴史ある地区です。

小学生が要害山で神事を体験

しかし、長い年月の中で過疎化が進み、人口約600人、世帯数200世帯、高齢化率40%を超える集落となりました。私たちが通った小学校も近いうちに合併し、地域から子どもがいなくなる切なさと闘っています。

三沢地区全住民アンケート(回答率91%)では半数以上の人が家族以外の人とほとんど交流する機会がないことが明らかになりました。コロナ禍の影響によりさらに地域のつながりは消失の危機に晒されています。

そんな三沢地区が今、若者の熱量と上の世代からの後押しにより、昔の賑わいを新たなカタチで生まれ変わろうとしています。

近くには島根リハビリテーション学院という理学療法士、作業療法士を養成する専門学校があり、地域活動にも活発に参加して若者のパワーで地域を明るくしてくれています。

学生たちもまちあかりに参加します

都市部からの移住者や関係人口も増加し、新たな人の循環が生まれつつあるこの地域を、トモの会を中心に『安心とチャレンジのみざわ』を共創する魅力あふれるまちにしていきます!

そのためには皆さん一人一人の心の灯、そして1人の笑顔が必要なのです!


「高齢化」「人口減少」こうした暗い言葉が付き物のこの地域に、新たなあかりを灯すべくコロナ禍を乗り越えた今、にぎわいの象徴でもあるお祭りを復活します。

これまでは8月17日に「十七夜」の神事とお祭りが行われていました。提灯で照らされた城下町には屋台が並び、子どもから大人までの声で賑わう日でした。

しかし年々、人口が減り、子どもも少なくなる中で屋台は1,2軒程度しか並ばず、さらにはコロナ禍の影響ですべての地区活動が中止となってしまいました。


このまちのにぎわいを取り戻したい。


そんな想いで立ち上げたのが
「みざわ まちあかり」です。


地域の方々が想いを込めて作った灯篭を通りの両側や神社のお寺の階段などに飾り、ライトアップする企画を自治体と協力してまちにあかりを灯しました。

このイベントは三沢地区にとっても、奥出雲町にとっても地域と日本を繋ぐ欠かせない存在です。

お祭りを通して外から人がやってくる、日頃関わることの少ない多世代が共同作業を通してつながる機会。

今年はより一層、未来のみざわを創るためにトモの会を中心に準備を進めています。


私たちトモの会のメンバーも生まれ育ったこの町で、これからの子どもが当時の自分たちのように元気に、地域一体となって育ててくれる人のあたたかさに触れて育って欲しいと願っています。

将来、自分が生まれたふるさとを誇り、まちを離れても心の隅に残り続け、ふとした時に帰って来たくなるようなそんなまちづくりを目指しています。


たかがお祭り、されどお祭り。




運営に関わる一人一人の言葉を載せたいところですが、代表して3名のメッセージをご紹介させていただきます。


【開催日】2023年8月19日(土)  

【開催時間】17:00〜22:00(予定)

【開催場所】旧三沢城下町 

【主催】トモの会

【花火打ち上げ時間】20:30〜21:00

※中止の場合でもキャンセル及び返金はできません。


資金の使い道

○花火購入費とそれに伴う打ち上げ費用

○会場全体の運営費(施設利用料や警備費)など


花火費:約30万円
設備費:約15万
警備費:約5万円
広報費:約5万円
手数料:集まった金額のうち9%+税

※中止の場合は、後日灯篭を飾り、花火を打ち上げさせていただきます。
※振替日は9月2日(土)20時30分より予定しております。

実施スケジュール

6月〜 準備
8月19日 イベント開催
10月上旬  リターン準備

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


にぎわいA:5,000円
a)感謝メッセージ+まちあかりダイジェスト動画+金吉屋にロゴ掲載
b)感謝メッセージ+まちあかりダイジェスト動画のみ
※ロゴ掲載をご希望でない方は(b)を選択してください。
※感謝メッセージは頂いたメールアドレスに送らせていただきます。
※動画は10分〜15分程度を予定しており、準備の様子から当日の様子、動画を入れて作成いたします。
※動画を送る際は視聴用のURLをメールで感謝メッセージと共に送らせていただきます。

にぎわいB:10,000円
A+灯篭にお名前とメッセージを掲載できます。
あなたの心の灯を言葉に乗せて・・
※メッセージは備考欄に記載をお願いします。記載がない場合は、メールにて伺わせていただきます。

にぎわいC:30,000円
B+花火カウントダウン時に名前をモニターで蔵の壁に表示させていただきます。
あなたの想いをのせた花火が打ち上がります。

<企業様向けプラン>
にぎわいD:100,000円(限定5本)
B+企業様のロゴを含む企業紹介画像を花火開催中にモニターで蔵の壁に表示させていただきます。
※データは後日メールにて提供依頼をさせていただきます。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

日本全体がコロナ禍を乗り越え、再び元気を取り戻そうとしています。私たちともの会もそれぞれ仕事や子育ての合間を使って自分たちが生まれ育ったこの町に「もう一度にぎわいを作りたい」という想いで活動をしてきました。

将来、過疎化したまちはいつまで存続するかわかりません。三沢地区もその可能性と闘うまちの一つです。

ですが、私たちは今この時を生きる子どもたちと、私たちを育ててくれた地域の方々が、いつまでも元気で過ごせるまちをつくるためにこれからも活動を続けます。

かっこいい大人がいるぞ!

やりたいことを応援してくれる大人がいるぞ!

このまちにはそんな人たちが集まっているんだ。

自分たちの生まれ育ったまちは素晴らしい場所なんだぞ!

そう子どもたちに伝えられるように。

もしこの活動に共感、少しでも灯りを届けたいなと思っていただけたら、ご支援をお待ちしております。まちあかりをきっかけにこのまちに帰ってくる方、帰れなくても想いを届けたいという方との繋がりを大切に。

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