はじめに・ご挨拶

こんちは「髙橋ファーム」代表の髙橋啓です。【お米の贈答用にデザインボトルを作りたい】というお願いに上がりました。


このプロジェクトで実現したいこと

「至福の味わい、幸せ米。」(品種はつや姫)を大切な人やお世話になった人、そしてご自身で食べてみんなで笑顔になってもらいたい。そして、米価の下落、作り手の高齢化と担い手不足といった課題を克服して、次世代にお米作り継承できるモデルを作りたい。これが今回のお願いで実現したことです。


私たちの地域のご紹介

私たちが暮らし、そして農業を営んでいる場所は、山形県の飯豊町(いいでまち)。「飯」が「豊」と書くこの町は、古くからお米づくりが町の文化として息づく、米どころ「山形」でも有数の適作地です。

白川ダム(水没林で有名)を起点とする白川水系の山の養分に富んだ雪解け水と、適度な粘性を有した土壌から作られるお米はやはり違いがあって評判の地域です。


プロジェクトを立ち上げた背景

プロジェクトを立ち上げ背景には、地域の紹介でも触れたように、美味しいお米が収穫できる私たちの故郷でも、休耕田を多く目にするようになって、幼少期からずっと身近にあった農業が置かれている状況は厳しい現実を実感したからです。

稲作と共に町の歴史がある場所でも、米価の低下や担い手不足などの問題は例外ではなく、「美味しいお米」をどうやってお客様に届けるのかを真剣に考えなければ、稲作と共に町の未来がない、しかし、憂いているだけでは何もかわらないと思い現在の「至福の味わい、幸せ米。」をスタートして、この度のプロジェクトをお願いになります。


これまでの活動

美味しいお米が収穫できるだけでは、衰退していく現状が変わらないと知って、まずは私たちがどのような思いで、そして工程を経て、皆様が食べるお米ができているのかを発信しなければ考えました。その結果が、SNSやYoutubeチャンネル「髙橋ファームの日常」です。お客様に田植えから、収穫までを見守ってもらうことで、その苦労や喜びを少しでも共有する、そして見守った「お米」が実際に食卓に届く。この体験は美味しいお米を、より味わい深く楽しんでもらえるようになるのではないかと、この取り組みを続けています。

Youtubeチャンネル「髙橋ファームの日常」

資金の使い道・実施スケジュール

今回のプロジェクトで支援して頂いたお金は、「至福の味わい、幸せ米。」の贈答用としてのオリジナルボトルデザインに使用させていただきます。また、一部CAMPFIRE手数料に充当させていただきます。

ボトルデザインは8月中にYoutubeチャンネルにも試作会議の様子を撮影し公開いたします。

9月中旬以降の収穫乾燥後に、贈答用商品がリリースできるように準備しています。


リターンのご紹介

リターンについては、来る秋に収穫される新米。また完成したボトル入りの新米の2種類となります。


最後に

生産者としての最大の喜びは、お客様に喜んでいただくことに尽きます。しかし、喜んでいただけるものを作り続けるためには農業を取り巻く課題を一つ一つ克服して行かなければなりません。山形県の1農家にできることは、限られているかもしれません。それでも髙橋ファームでは、町の文化、そして日本の「食」を守るにはどうしたらいのか、常に挑戦し続けていきたいと思います。ここまで、文章にお付き合いして下さった方、心より感謝申し上げます。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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