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かめびし屋 18代目当主の岡田佳織と申します。

こちらのプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます!



【10月9日追記】ネクストゴールについて


みなさま、沢山のご支援を本当にありがとうございます!!


そして、みなさまの熱い想いのお陰で、無事に目標金額を達成することができました!

この場を借りて、心より感謝申し上げます。


改めまして、ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます!


クラウドファンディングを開始した直後は、達成できるか不安でしたが、ひとまずほっとしております。。!


日々順調に参加人数が多くなっていき、応援や期待のメッセージもたくさん頂けました。そういった皆さまの支えがあったから、普段の業務も一層はかどり、他方面への広報活動にも注力することができたと思います。



しかし、今回プロジェクトの目標として設定をさせていただいた【500万円】という金額は、今回ご支援いただいた費用の使い道である、醤油造りのための設備修繕費用の一部分となっており、これからのかめびし屋の経営の中で、生産現場の負担も少しでも減らすようにするためにも、さらに多くの費用を集める必要があると考えております。


そして、私たちの一番の思いは、伝統製法を守っていくためにも、かめびし屋の醤油の魅力をたくさんの方々に知ってもらうことなので、「達成したから終わり」ではなく、このクラウドファンディングが終了してからがスタートだと思っています。それには1人でも多くのご支援者の皆さんにご参加いただき、共に頑張っていきたいと思っておりますので、残り少ない期間ではございますがネクストゴールを設定させていただければと思います。


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ネクストゴール(目標金額) :【600万円】

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目標額は当初の500万円から100万円ほど上げさせていただきましたが、この金額でも修繕費用全体の一部となっておりますので、少しでも多くの皆様にこの取り組みを知っていただければ幸いでございます。



【9月20日追記】リターン品追加のお知らせ

 みなさま、あらためまして、たくさんのご支援本当にありがとうございます!

 

オリジナル醤油はとても楽しみだけど、2年後まで待ちきれない!と嬉しい声を多くいただきまして

まずは、かめびし屋の美味しさを存分に体感していただける入門セットをA、Bの2パターン追加させていただきました。

 

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★新リターン

【かめびし屋 入門プランA】8,000円

※かめびし屋を代表する定番ラインナップです!

・三年醸造醤油200ml×1本

・にがり入りこいくち醤油200ml×1本

・かめびししょうゆ娘 ほんのり甘口×1個

・かめびし屋の非売品Tシャツ×1枚


【かめびし屋 入門プランB】8,000円

※お酒を飲まれる方にも大人気の定番ラインナップです!

・にがり入りこいくち醤油ml×1本

・生チョコ「JISUKE」(ダーク)×1個

・かめびししょうゆ娘 醤油だけ×1個

・かめびし屋の非売品Tシャツ 1枚

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詳しくは、リターン詳細欄をご覧ください。


一人でも多くの方にかめびし屋の醤油を体感していただき

少しでも、伝統的な醤油造りを後世に残していく活動に目を向けていただけたら嬉しいなと思っております!


オリジナル醤油にてサポートいただいた皆様も楽しみにしていてください!

※オリジナル醤油については、どんな醤油なのか?という点を追加で後日発信いたします!

絶対に絶対に最高の醤油を作り上げます!


かめびし屋 18代目当主 岡田佳織




「むしろ麹法」を次世代に繋げたい。

その一心で製造作業を続けておりますが、課題が山積しており、他社メーカーがむしろ麹法から離れていった理由を痛感している毎日です。

人から「どうして、むしろ麹法にこだわるの。そんなに大変なら、辞めたら良いじゃない」と言われたことも有りました。それでも、むしろ麹法を辞めないのは、それだけの魅力を感じているからです。

麹法が一旦、完全に途絶えてしまうとむしろ麹法が本当に終わってしまうのではないかという危機感。先人達から、代々受け継がれてきた伝統を次の時代へ渡したいという責任感も有りますが、それ以上にむしろ麹法で造り上げた醤油は良い物ができているという自負が有ります。

色は濃いですが、しっかりした旨味、まろやかな塩味のバランスが良い、今のかめびしの味を守る為にはむしろ麹法が必要なのです。価格は他社に比べると今でも高いです。ただ、価値を認めて下さり、使って頂いている方々がいらっしゃいます。かめびしの醤油で無いと駄目という方がいらっしゃいます。弊社の醤油は色が濃く、旨味が強いため、他社の醤油を使っている方からすると違和感を覚え、扱いづらく、万人受けする物では無いかもしれません。でも、むしろ麹法でしか出せない、他の物では替えが効かない味が確かに有るのです。

ただ、現状の問題点を抱えたままでは、むしろ麹法による醤油造りを続けて行く事は大変難しく、会社として存続していく為にも変えるべきではない要点を守りながらも、新しい事に挑戦する事が必要不可欠です。醤油造り(むしろ麹法)、体験や商品を通して、興味を持って頂き、日本の伝統文化を守りつつ、良い方向へ向かうためのご協力をどうか皆様に頂けないでしょうか。オンリーワンを守るためのサポートをどうぞ宜しくお願い申し上げます。


かめびし屋についての情報やクラウドファンディングの情報は、SNSを通してチェックできるのフォローしてもらえると嬉しいです!(Instagram:https://www.instagram.com/kamebishi/)(Facebook:https://www.facebook.com/kamebishi


かめびしは香川県東かがわ市引田に有ります。東かがわ市は香川の東の玄関。人口3万人程度と決して大きな市ではありませんが、かめびしのある引田は、多くの船が出入りする風待ちの港として栄え、江戸時代から醤油醸造業も盛んで、今でも地域に昔ながらの景観を伝える町並みが残っている地域です。ただ、現在も醤油製造を続けているのはかめびしのみとなりましたが・・。醤油造りは人手が必要な工程が多く、体力や根気が無いと続ける事が出来ないものでした。そのため、1965年頃より効率化を図るために麹造りが次々と機械化されると、規模が小さい企業や他社と差別化ができない企業はどんどん淘汰され、1965年ごろからすると企業数も1/4以下迄減少しております。

そのような中、昔ながら伝統製法「むしろ麹法」や築270年を越えるもろみ蔵を守りつつ、新しい事に挑戦する事で何とか続ける事ができ、2003年に18棟の建物が有形登録文化財に、2021年には「むしろ麹法」が讃岐の醤油技術として無形民俗文化財にも指定して頂きました。


-麹は、生き物として扱う-

昔から醤油造りにおいて言われてきた言葉で、「一麹(こうじ)、二櫂(かい)、三火入れ」と味を左右する大事な工程を表す言葉が有りますが、醤油造りにおいて、特に麹の出来がもっとも重要とされるという意味です。

むしろ麹法の『むしろ』とは、

藁(わら)やイグサなどの草で編んだ敷物の事で、むしろの上に麹を寝かせることで、水分が調節され、麹はいつも適度な湿度で保たれます。

むしろ麹法で仕込んだ麹は機械で造った麹とは全く異なり、生き生きとしており、生き物として愛情をかけて育ててこそ、本来の持ち味が生まれます。数字には表せないものの、機械には出せない味が確かにあるのです。

麹造りには編み目の細かい、人の手で編んだむしろが適しているのですが、近年ではほとんど作られておらず、かなり高価になっており、消耗品であるむしろを手に入れる事もかなり難しくなっております。


《失われていく伝統を守り、後世にも紡いでいくために「むしろ麹法」の良さを知ってほしい!》

上述した通り、むしろ麹法で造られた醤油では、機械で造ったものとは明らかに違う、生き生きした大豆本来の味を楽しむことができます。

ただ、手間のかかる工程は、現代の効率を重視した生産体制では中々受け入れられず、唯一むしろ麹法を続けているのが、かめびし醤油です。

日本独自の食文化として、後世に繋いでいくことの重要性を強く感じており、あらゆる方に価値ある製法であるという事を伝え、次代へと繋げるためにお力添えを頂きたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました!



醤油は日本発祥の文化であり、日常的な物ながら海外にも誇れる食品です。

ただ、普段から口にする醤油だからこそ、その造り方や手間、歴史まで意識して考えることは少ないと思います。

蔵としても、守るべき伝統はしっかり見定めつつ、色々な挑戦を行っておりますが、皆様にさらに醤油に興味を持って頂くために「KAMEBISHI  Lab」を発足いたします。

「KAMEBISHI  Lab」では、かめびしの醤油造りの一員になり、醤油や体験を通じ、醤油に対する理解を深めたり、事業のミーティングに参加するなど、色々なプランが目白押しです。



2023年11月初旬頃から、築270年以上経つ醸造蔵にかめびし屋の歴史上無かった、オリジナル醤油を仕込む予定です。

KAMEBISHI Labでは、醤油が出来上がるまでの約2年間、「桶主」になれるオーナー権を発行させていただきます。

・桶のオーナーとして現地の視察ができる

・桶主として、かめびしを紹介したり、案内する事ができる(スタッフも案内に同行させていただきます)

・お歳暮等、贈答品用にオリジナルパッケージの醤油を造ることができる

・新しい商品やサービスなどを提案することができる

等々

あらゆるオーナー権利をご用意しております。

※各種オーナー権によって携わっていただく内容が異なりますのでご注意くださいませ。


《KAMEBISHI Labの展開スケジュール(お醤油ができるまで)》

2023年11月初旬よりKAMEBISHI Labとしての活動開始となり、実際の醤油造りのスケジュールと共にオーナー様へコンテンツのご案内をさせていただきます。

*醤油造りの工程(http://kamebishi.shop/?mode=f2#dekirumade)


【特別「桶主」プラン】    

※法人/個人の2択

※法人の場合5名まで参加可能

※特別プランを選択される方は決済後、個々にご案内をさせていただきます

※研修のプランによっては、体験のみならず、お食事、宿泊を兼ねたプランも予定しておりますが、こちらは別途費用がいたします。


■100万円(個人/50万円 ※醤油のリターンは、法人プランの半分量となります)

・オリジナル醤油(500ml×100本分)

※パッケージを変えたOEM製品にする事ができる

※お歳暮等、贈答品にも活用可

・文化財として登録される伝統的な醤油造りの現地での研修を受けることができる権利

・登録有形文化財でもある醤油蔵内を、オーナーのような形で一般の方をご案内する事ができる権利

・醤油造りに関する進捗報告や知見の共有、醤油を活用した新たな事業アイデアなどのディスカッションを行うミーティングに参加する事ができる権利

・かめびし屋のwebサイトに、サポーターとして名前が記載される権利(http://kamebishi.shop/)

・非売品をもらう事ができる権利(30年物の醤油等)


■50万円(個人/25万円 ※醤油のリターンは、法人プランの半分量となります)

・オリジナル醤油(500ml×50本分)

※パッケージを変えたOEM製品にする事ができる

※お歳暮等、贈答品にも活用可

・文化財として登録される伝統的な醤油造りの現地での研修を受けることができる権利

・登録有形文化財でもある醤油蔵内を、オーナーのような形で一般の方をご案内する事ができる権利

・醤油造りに関する進捗報告や知見の共有、醤油を活用した新たな事業アイデアなどのディスカッションを行うミーティングに参加する事ができる権利

・かめびし屋のwebサイトに、サポーターとして名前が記載される権利(http://kamebishi.shop/)

・非売品をもらう事ができる権利(30年物の醤油等)


■30万円(個人/15万円 ※醤油のリターンは、法人プランの半分量となります)

・オリジナル醤油(500ml×30本分)

※パッケージを変えたOEM製品にする事ができる

※お歳暮等、贈答品にも活用可

・文化財として登録される伝統的な醤油造りの現地での研修を受けることができる権利

・醤油造りに関する進捗報告や知見の共有、醤油を活用した新たな事業アイデアなどのディスカッションを行うミーティングに参加する事ができる権利


【クラファン限定 「桶主」プラン】

■5万円

オリジナル醤油×5本+かめびし屋の非売品Tシャツ+かめびし屋のvintage看板


■3万円

オリジナル醤油×3本+かめびし屋の非売品Tシャツ


■1万円

オリジナル醤油×1本


■5000円

応援いただいた皆様へのお礼メッセージ


【かめびし醤油 入門プラン】

■A - 8000円

・三年醸造醤油200ml×1本

・にがり入りこいくち醤油200ml×1本

・かめびししょうゆ娘 ほんのり甘口×1個

・かめびし屋の非売品Tシャツ×1枚


■B - 8000円

・にがり入りこいくち醤油200ml×1本

・生チョコ「JISUKE」(ダーク)×1個

・かめびししょうゆ娘 醤油だけ×1個

・かめびし屋の非売品Tシャツ 1枚

今回のクラウドファンディングで、皆様からご支援いただいた費用は、伝統的製法を守り続けていくための活動資金(既存設備の改修も含む)として活用させていただきたいと思っております。

冒頭でも記載させていただいた通り、むしろ麹法を次世代に繋げたいと、その一心で製造作業を続けておりますが、沢山の課題が山積になっております。

まずは気候。むしろ麹法は自然の気候に合わせて行っており、気温が高いうちは取り掛かるができません。以前は9月中旬から5月末まで行っていたのですが、温暖化の影響か気温が高い日が多くなってきており、気温が高過ぎて麹造りが失敗した事が何度か有る事から、昨年は麹造りが10月3週から4月3週までしか行う事が出来ませんでした。むしろ麹法の場合、麹が出来上がるまで4日間かかり、週1回しか行う事ができません。施設が大きくなれば、1回の量を増やすことは可能ですが、そのためには麹造りの全ての設備を変更する必要が有り、さらに人員を増やす必要もあるため、現実的には難しい状況で、毎年の仕込み量はなりゆきまかせにせざるを得ないというのが正直なところです。

既存の設備。例えば、むしろ。麹を育てるのに欠かす事ができない物ですが、麹造りに適した昔ながらのむしろを手に入れる事はとても難しくなってきています。昔は農家の方が閑散期に道具を使い、編んでくれていたのですが、今ではほとんど作られておらず、流通しているむしろは機械編みの物がほとんどになってきており、機械編みの物は編み目が粗く、傷むのが早く、何度も失敗した事も有り、麹造りにはあまり適していないように感じます。そこで弊社ではSNS等でむしろを必要としている事を告知して、使わなくなったむしろを持っている方の情報を頂き、遠い所では奈良県まで頂戴しにお伺いした事も有ります。

他にもむしろ麹法に使う棒や簾(す)といった道具や麹室といった設備も弊社内で製作、整備する必要が有ります。ただ、他社には道具の作成や修繕のノウハウが無いため、スタッフ間で対応し、前例が無いトラブルが起こった場合も社内で頭を突き合わせて四苦八苦しながら、何とか対応している状況です。

また、醤油造りに必要な豆蒸し機、麦煎り機、圧搾機といった醸造機械も段々と年季が入り、修繕につぐ修繕が必要になってきております。ただ、修繕ばかりでは限界があり、新品の購入を検討しているですが、醸造機械はただでさえ高価なうえ、弊社のような零細企業の仕様にして頂くにはさらに費用と納期が必要で、新品の機械を1つ購入するだけでも、数千万円の金額と数ヶ月から半年近くの期間が必要になります。

さらには建物。かめびしの建物はありがたいことに登録有形文化財に指定頂いております(2003年)。ただ、貴重な建物を維持していくのは、かなーり大変です。弊社は海に近く、潮風があたることで建物や設備が傷みやすく、さらに風よけになる物もない事から台風による被害が、ほぼ毎年出ております。過去には蔵の壁が崩れたり、瓦が飛び、下に置いていた機械が全損したり、電柱が傾き、電線が切れそうになり、電柱自体を取り換えた事も有りました。また、古い家屋に精通した、技術ある大工、左官の減少に伴い、修繕費用も高騰しており、保険には加入しているのですが、近年の相次ぐ自然災害の増加の影響により、年々金額が膨れ上がってきています。今では保険料だけで正社員数人が雇える程までになってしまいました。建物自体を新しい物に変えればと言われることも有りますが、建物が変わると蔵に200年以上住み着いている酵母菌や乳酸菌にどのような悪影響が出るか分かりませんし、また昔ながらの風情が有る引田という土地の景観を守るためにも、約270年前(江戸時代)の建物は継続して管理していく必要があると考えております。

さらにさらに度重なる物価高騰。今までも原材料の値上げは有りましたが、近年の上がり方は異常です。全ての原料や資材が容赦なく価格改定され、しかも品によっては年に複数回上がる物も。例を上げると大豆、塩は40%、小麦は30%という値上げ幅。容器は15%~50%。他にも電気代や水道代など、商品の製造に不可欠な物がどんどん値上がりしております。ただ、弊社では商品への価格転嫁はまだ行っておりません。

かめびしの商品は製造に手間がかかり、熟成にも長い年月がかかる事から他社に比べると、もともと決して安い物では有りませんので、原価が上がっているからと安易に商品の値上げに踏み切るのではなく、色々な方法を探して、試して、皆様へ変わらない価値を提供し続けるために、今回のプロジェクトでご支援いただいた資金を設備費用を中心に活用させていただく所存です。

※募集方式について本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします


ここでは、日頃お世話になっている方や、むしろ麹法に対して高い評価をいただける有識者の方からのメッセージをご紹介させてください!(敬称略)


本来の伝統製法で作られた醤油が危機にたたされています。

かめびし醤油の270年の建物が登録有形文化財に指定されました。

蔵には200年以上住み着いた酵母菌や乳酸菌がおり醤油づくりに欠かせない菌たちです。この蔵や醤油づくりに必要な醸造機械も段々と年季が入り修繕ばかりでは限界があります。このままだと持続可能な醤油づくりの見通しが暗いのです。そこでこの由緒ある、かめびし醤油を継続させようではありませんか!

ぜひ日本古来の伝統の味と風味、かめびし醤油を貴方の力で応援して下さい!


むしろ麹法は次世代に受け継がれるべき、食の世界遺産。

醤油や日本で唯一残っている伝統製法の体験を通じ、発酵食品に対する理解や興味を深めようとするのは面白い試みである。

発酵文化の発展に繋がる事を望んでいる。


伝統を守ることは容易ではありませんが、その価値は計り知れません。むしろ麹法での醤油造りが、日本の食文化の中で、どれだけ重要な役割を果たしているかを知る者として、この伝統が途絶えることなく、次の世代に受け継がれていくことを心から願っています。

先人達から代々受け継がれてきた技術と情熱を、今の時代の課題と向き合いながらも、変わらずに守り続ける姿勢には、深い敬意を感じます。気候変動の影響、道具の調達の困難さ、そして物価の上昇。これらの困難に直面しても、最高品質の醤油を提供し続けるかめびし醤油さんの姿勢は、多くの人々にとって大きなインスピレーションとなることでしょう。

私、堀江貴文としても、日本の伝統技術や文化を守り、次世代へと繋げるための取り組みを応援したいと思っています。このクラウドファンディングを通じて、多くの方々がかめびし醤油さんの取り組みを知り、サポートしてくれることを心より期待しています。伝統を守ること、そして新しいことに挑戦すること。その両方を大切にして、未来へと繋いでください。私たちは、かめびし醤油さんの側に立ち、応援しています。


私がかめびし醤油に出会ったのは15年ほど前のJean Georgesと言うNYのレストランで働いている時でした。

今でも忘れない、その思い出が今日までのかめびしさんとの色んな取り組みのきっかけになりました。

その当時は名前を聞いた事ある程度でしたが、調べたり、プロダクトを食したりしながら、私自身、かめびし醤油さんにどんどんのめり込んでいきました。

歴史もそうですが、作り方の拘りや食材選び。そしてそれがしっかりと味に反映されています。

たかが醤油ですが、我々日本人にとってはされど醤油。

でも、本当の意味での理解はまだまだ出来ていないのかもしれません。

かめびし醤油さんの様に食材を吟味し、時間をかけて麹を作り、熟成をさせて、本来の醤油の味をここまで追及している蔵は他にも類を見ないのではないでしょうか?

そして、それは我々日本人が未来に残すべき、本当に貴重かつ大切な文化だと感じています。正確にはかめびし醤油に出会ってからその想いがとても強くなりました。

当たり前の様に様々な調味料が身近にありますが、本当の意味での醤油、味噌、酢という基本調味料が文化として、また味わいとして未来の日本の食卓から消滅してしまうかもしれない。

そんな文脈さえも現実味になってきてしまっている昨今。出来る事があるのであれば、日本人としてしっかりとサポートをし、その文化を子供や孫に継承していきたいと強く思います。

かめびし醤油さんの様な醤油蔵は本当の意味での日本の食文化を支えている、今からでは絶対に作る事の出来ない文化です。我々の食文化を根底で支えているお醤油。

この取り組みによって沢山の方に届き、大切な食文化が自分たちの手により救済でき、美味しい醤油が食卓を豊かにしてくれると思います。

ずっと応援しています。


私たちはWAGYUMAFIAグループとして、かめびし醤油の取り組みの素晴らしさを心から尊敬しています。むしろ麹法を守りながら醤油づくりに情熱を注ぎ、伝統を守りつつ新たな挑戦に立ち向かっている姿勢に深い感銘を受けています。

かめびし醤油がWAGYUMAFIAのDNAの一部として、全世界中のWAGYUMAFIA店舗に広まり、和牛カツサンドのベース醤油として愛されていることを知り、その歴史と価値を垣間見ることができました。かめびしさんの努力と情熱によって育まれる醤油の味わいは、ただの調味料以上のものであり、その深い旨味とバランスの取れた風味は他では得られないものです。

挑戦と困難が山積していることを知りながらも、むしろ麹法の価値を守り抜く決意を貫く姿勢は素晴らしいです。気候の変化や伝統的な道具の不足など、数々の問題に直面しながらも、その価値を見極め、伝統を次世代に繋げるために奮闘していることに感銘を受けています。

私たちは、かめびし醤油が抱える課題に向き合い、その美味しさと価値を守り、次の時代へ引き継いでいくための一翼を担いたいと思っています。日本の伝統文化を守りつつ、新たな可能性を追求することは決して簡単なことではありませんが、皆さんの情熱と努力があれば、その困難も乗り越えていけると信じています。

私たちはかめびし醤油のクラウドファンディングに対して、WAGYUMAFIAグループとして心からの支援を送ります。皆さんの想いと挑戦を応援し、日本の伝統を次世代へ繋げるお手伝いができれば幸いです。むしろ麹法にこだわり続ける姿勢が、多くの人々に感銘を与え、美味しさの追求が新たな扉を開くことを信じています。

CLASSIC NEVER DIES!

これからもぜひ、かめびし醤油の魅力を広めていく活動を続けてください。私たちも、全力で応援し続けます。


私はかめびし屋さんにこれまで何十回と直接足を運び、かめびし屋さんの歴史、伝統、世界唯一無二の製法、そして18代目佳織さんやスタッフの皆さんの想いを知ってもらうべく、日本中の方々を何百人とお連れしてきました。

これは、東かがわ市のアドバイザーという職務を超えて、私一個人がかめびし屋さんの大ファンだからです。ユネスコの無形文化遺産にも登録される日本が世界に誇れる「和食」。その味、香りのベースとなる醤油は、世界中から認められる調味料であり、日本人の心であり誇りです。

その醤油のなかでもかめびし屋さんのそれは、創業270年ものあいだ継続された人々の努力とそれにより培われた世界で唯一無二の自然と調和した大量生産できない独自製法。そして数百種類の菌が織りなす発酵の芸術。それらが生み出す味わい、香りは、どの醤油屋さんにもない、世界で唯一のものであり、日本が世界に誇るべき価値の高いものです。

いま、日本中のその土地土地の醤油づくりは危機を迎えています。かめびし屋さんも例外ではなく、むしろ、その伝統と独自性と希少性により、それを維持・承継するためのコストは他の醤油屋さんを大きく凌ぎます。私はこの時代に生まれた日本人として、日本が世界に誇れるかめびし屋さんの醤油とその醤油づくりを絶対に絶やしたくない!!その一心で、18代目の佳織さんに、今回のクラウドファンディングとサロンによるかめびし屋さんの認知の向上と、応援者を募ることを提案させていただきました。

重要無形民族文化財(むしろ麹製法)・重要有形民族文化財(建物)として共に文化庁に登録されている「日本人としての誇り」を未来に継承できるかどうかは、このページを見てくださった皆様お一人おひとりにかかっています。このプロジェクトを通して、一人でも多くの方々が、かめびし屋、かめびし醤油という日本の宝を知ってくださり、様々なご支援につながり、新たな関係性が生まれることを心より願っております。


  • 2023/10/11 21:02

    みなさま、改めまして、たくさんのご支援本当にありがとうございます!おかげさまで当初の目標金額を達成し、新たな目標を立てることができております!このクラウドファンディングも早いもので残り4日となりましたが、引き続き沢山の方にかめびし屋の醤油を味わっていただきたいという想いから、テレビ朝日様のグッ...

  • 2023/09/28 07:30

    みなさま、改めまして、たくさんのご支援本当にありがとうございます!残り17日となりましたが、もっともっと沢山の方にかめびし屋の醤油を味わっていただきたいという想いから、NHK高松放送局様に取材いただきました。地域限定の放送とはなってしまいますが、該当地域のみなさま、是非ご覧いただけたらとても嬉...

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