自己紹介
浅間山麓、信州小諸市で兼業農家としてサツマイモ(紅はるか)を育てています。
市川量久(イチカワ カズヒサ)と言います。
普段は建設業で汗を流しながら干し芋が好き過ぎて年々作付けを増やしています。
このプロジェクトで実現したいこと
自分が納得できる本当に美味しい焼き芋から作った干し焼き芋をたくさんの方に食べてほしい。そのために一度にもっとたくさん焼き芋が焼ける大きな石窯を作りたいのです。昨シーズン作った石窯で焼けるのは一度に28本(それを繰り返して一日に70本程)ですが、それだと干し芋4kg程にしかなりません。
そこで耐熱煉瓦を積んで直径1.2mの窯を作り一日200本程焼けるようにします。
円筒形の石窯の真ん中に煙突が通り、下の炉で焚いた炎が煙と一緒に煙突を通り二次燃焼により石窯の内部が高温になります。石窯の中に専用の器具でサツマイモを吊るして焼きます。ロケットストーブを応用した大きな壷焼き芋のような窯です。
また今までの小さな雨除けハウスではなく5.5m×3.5mの干し場のハウスも造り効率良く干し焼き芋ができるようにします。
サツマイモは4m×2.5m深さ1.5mの大きな地下ムロで保存する事で熟成されより甘くなります。
収穫、保存に使うコンテナBOXも100個用意します。
そうやって自分で育てた紅はるかをじっくりと熟成させ、自作の石窯でとろける焼き芋にして、冷たく乾いた小諸高原の冬の空気と天日にさらされて出来上がった無添加、天然の甘みの干し焼き芋を是非ともたくさんの方に味わっていただきたいと思います。
商品・お店が作られた背景、実績
私が干し芋を作り始めたのは13年位前です。家の畑で育てた紅はるかで干し芋を作った時に、今まで食べた干し芋と全く違うその甘さとねっとりとした食感にすっかりはまってしまいました。
それからは毎年作付けを増やし、熟成による糖化やゆっくり加熱する事の効果などを聞きかじり、最近は自家用に作るだけとは思われないほどの芋を育てほとんどを干し芋にしていました。
友人にあげても「これはもう売れるレベルだよ」など言ってもらい喜ばれていました。
ずっと蒸かした紅はるかで作っていたのですが、数年前に焼き芋を使って干し芋を作るとメチャクチャ美味しいと聞き、是非とも作ってみたいと思ったのですが家庭で焼き芋を作るのはなかなかハードルが高くて、しかも大量につくるのは不可能とチャレンジはせずにいました。
しかしどうしても諦められず何かいい方法がないか考えていた時に壷焼き芋のことを知り、それをヒントにして更に少なく安い燃料で効率良く加熱できるようにロケットストーブの原理も加えて去年石窯を自作しました。
そうやって焼けた焼き芋の美味しさとそれを干して出来た干し芋の味わいは自分でも感動モノでした。
昨シーズンは友人を中心に販売をしました。中には「今ある分を全部売ってくれ」とまで言ってくれる友人もいて、それならばと保健所に確認したり食品成分分析に出したりパッケージを作ったりして準備をしているうちにサツマイモが終わってしまいました。
しかしながら今年は借りた畑も含めて約4.5aの畑に1,000本の苗を植えて順調に育っています。
10月中旬頃には1.5~2t位の収穫を見込んでいます。
ご協力を頂いた皆様には本当に美味しい干し焼き芋をたっぷりと味わっていただきたいです。
私たちの商品・お店のこだわり
私が作るのは干し焼き芋、つまり干した焼き芋です。
まずは美味しい焼き芋を作ることからなのですが、その為にはいい土を作り元気なサツマイモを育てることは言うまでもありません。
収穫されたお芋さんは地下のムロに貯蔵します。一般的にサツマイモの貯蔵適温は13~15℃ですが、それより少し低い10℃位だと、超長期の保存はできないですが早く糖化が進むと言われます。
標高700m、真冬は朝の気温が-10℃を下回ることもある高冷地の小諸市では地下のムロがこの条件に当たります。
そうやって甘みが増した紅はるかを石窯でじっくりと焼くことで美味しい焼き芋になります。
石窯の輻射熱と遠赤外線効果で本当に美味しい焼き芋です。この焼き芋も食べてほしいくらいです。
焼き芋は一日冷やしてから皮や焦げたところを取り除きスライスかスティックにして天日で一週間程干して完成です。
まさに家内制手工業的な作り方ですが自分が納得でき、美味しくて食べたい干し芋はこれしかないと思っています。
リターンについて
5,000円一口につき180g入り600円の干し焼き芋8袋(送料含めて約5,500円)を12月から3月までの間に一度お送りいたします。複数口の場合はお送りする回数を口数に応じて増やします。干し焼き芋は冷蔵で2か月、冷凍で4か月保存できます。
我が家に取りに来ていただける方は干し焼き芋1袋と焼き芋2本も合わせてお渡しします(要予約)
スケジュール
8月12日 地下のムロ完成
10月20日 クラウドファンディング終了
10月中旬~下旬 サツマイモの収穫、保存
11月上旬 乾燥用ハウス作成
11月中旬~下旬 石窯の作成
12月中旬~ 干し焼き芋生産販売開始
12月下旬~リターン発送
資金の使い道
石窯の材料費 40,000円
焼き芋専用器具 60,000円
収穫保存コンテナ100個 70,000円
ハウス材料費 100,000円
地下ムロ材料費 70,000円
リターン発送運賃 60,000円
手数料(17%+税) 93,500円
作成は全て自分でできるので材料費だけです。
ハウスも骨組みは親戚の農家から使わなくなった物を譲ってもらったのでビニールのみです。
最後に
只々自分が最高に美味しいと思える、自分自身が食べたいと思える
そんな干し芋を追いかけてたどり着いた ”干し焼き芋” です。
本当に美味しいんです。
是非ともたくさんの方に食べていただきたい。美味しい~って言って笑顔になっていただきたい。
そして私も笑顔になりたい、幸せな気持ちになりたいのです。
空前とも言われるサツマイモブーム、焼き芋ブームです。美味しい焼き芋やサツマイモを使ったスイーツなどがたくさんあります。
そんな中でも私の”干し焼き芋”も決して劣るものではないと自負しております。
仕事柄必要な物は全部自分で作れます。地下のムロも出来上がりました。費用は材料費のみ、しかも使わなくなったハウスの骨組みを譲ってもらったり再利用できるものを使って極力抑えました。
石窯の燃料も合板以外の木材なら何でも使えて自分で集められる物ばかりです。
そうやって経費もできるだけ抑え価格に反映出来ていると思います。
小諸市は決して大きなサツマイモ産地ではありませんが活火山浅間山の麓の高原に広がり、排水の良い火山灰土と昼夜の寒暖差が大きく、とてもいいサツマイモができます。
今小諸市では従来の野菜栽培に加えてワイン葡萄や南高梅などの栽培が増えています。
皆さんのご協力でこのプロジェクトが成功し、いつか小諸市がサツマイモ、焼き芋、”干し焼き芋”の産地になることまで夢見ています。
是非ともたくさんの方のご協力をよろしくお願いいたします。
そして私の”干し焼き芋”を食べてください。
店舗はありませんがシーズンは毎週日曜日は焼き芋焼いてます。
お近くにお越しの際は寄ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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