地域おこし協力隊のためのクラファン
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初めまして。島根県奥出雲町で地域おこし協力隊をしている石亀ゴローと申します。この度、2024年7月に「SLOWでDEEPに暮らす旅in奥出雲〜人生の転機に訪れてほしい場所〜」をコンセプトにした『SLOW HOUSE@okuizumo』のオープンに向け、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

今年の7月〜空き家をお借りし、土日を使って改装作業を進めてきました。今回のクラウドファンディングを通して、地域にとっても、訪れた人にとってもより良い場所となるように作っていきたいと考えています!応援よろしくお願いします!

OPEN発表時に訪れてくれた
サウナで日本一周しているチルドックさん

私は今後「地方で挑戦する若者(仲間)を増やしたい」と考えています。地方では若者不足により、やりたいことにチャレンジできる余白やチャンスが転がっています。東京出身の私が、この地域でチャレンジ(起業)する大人達に出会うことで、選択肢が広がり将来のモヤモヤがワクワクへ変わりました。だからこそ今度は自分が「出会いのきっかけを作りたい」と考えました。

その一歩目としてまずは「SLOW HOUSE@okuizumo」を立ち上げます。2号店である奥出雲では「SLOWでDEEPに暮らす旅in奥出雲」を体験。地方の余白ある時間(SLOW)の中で、地域でチャレンジするプレイヤーと交流する(DEEP)ことで、価値観が広がる出会いのきっかけが作れるのではないかと考えています。

・SLOWHOUSEとは

SLOW HOUSEは、2022年9月にスローシティ気仙沼で「人生の転機に訪れてほしい場所」をコンセプトに立ち上げたことが始まりです。

最初の出会いは今年の7月。ゲストハウスの立ち上げを決めて動いていた際、仕事で気仙沼へ行ったことがきっかけでした。宿泊した際、オーナーである杉浦恵一さんの考え方や活動に共感し意気投合。とんとん拍子で話が進んでいきました。そして9月17日に行われたSLOW HOUSE@気仙沼1周年記念イベントにて、2号店の発表を行いました。

・SLOWでDEEPに暮らす旅とは

出雲空港から1時間弱、山奥へ進んだところに位置するDEEPなまち奥出雲。私が地域に飛び込んで経験してきた都会にはない暮らし(異日常)の体験化をしていきたいです。一泊では良さが感じきれない町だからこそ、中長期滞在ができる施設を目指します。

余白ある時間で自分と向き合う時間(SLOW)と、価値観を広げてくれる地域との交流時間(DEEP)を大切にします。
【自然サウナ&焚き火】
本音で語りやすい場づくり。

【草刈り&畑体験】
初めての体験を通して生まれる新たな気づき。

【地域イベント】
お祭りやイベントに参加しながら地域との交流。

【実践型インターンシップ】
今年の3月、関西の学生が約1ヶ月間
インターンシップを行いました。

私自身の人生の転機となり、お世話になったこの地域で「自分のやりたいことで地域にも貢献したい」という思いが募りゲストハウスの立ち上げに至りました。

私は2年半前、日本一周の旅中に「家なし、金なし、人脈なし」の状態で島根県に飛び込みました。島根で最初にお世話になったのは奥出雲町の隣にある雲南市。Community Nurse Company代表の矢田さんをはじめ、本当にお世話になりました。

奥出雲町へ仮移住したのは2021年の10月。NPO法人ともにさんが「移動販売:ともに号」を始めるタイミングとも重なり、週2回ほど販売員として働くことになりました。

移動販売は地域の方とともにご自宅へ伺います。

山の中にぽつんと建つ一人暮らしの高齢者の家を一軒一軒回り、食材や日用品を届けながら地域の方とのつながりができていきました。時には野菜をもらったり、おかずや冷蔵庫などもいただいたり。地域のあたたかさに触れる中で、次第に自分が「自分のやりたいことで地域に貢献したいと思うようになりました。

地域の方からいただいた野菜は数知れず

地域おこし協力隊として起業コーディネーター2年目を迎え、外からの刺激が内に伝わり、チャレンジの連鎖が生まれる瞬間をたくさん見てきました。どちらにとっても、訪れた人と地域の人をつなぐ拠点(ハブ)が必要で、外から来た自分の強みを活かせそうだと考え、ゲストハウスを本格的に取り組もうと決意しました。

空き家問題について地域の方と話す機会に、
背中を一押ししてもらいました。

奥出雲町は人口約1万2千人。ヤマタノオロチ伝説の舞台となった場所であり、世界で唯一、たたら製鉄が現在も稼働している歴史ある地域です。また、東の魚沼、西の仁多米と言われるほど高い評価されている米どころでもあります。出雲空港から車で約50分ほど走った広島県との県境にある地域で、自然を体感できる場所が多くあります。

みざわ集落はその中でも人口600人ほどの超過疎地域です。高齢化率は43%を超え、令和8年度で小学校も廃校が決まっています。そんな中、この集落を盛り上げようと、Uターン者を中心に少しずつ地域の「にぎわい」を作る新たな動きが生まれています。

ここ数年の間に古民家シェアオフィス「みらいと奥出雲」や「ともにマーケット&移動販売」、チャレンジスペース「レンタルスペース&キッチン 金吉屋」などが作られてきました。

古民家オフィス みらいと奥出雲
コワーキングスペースや
土間のホワイトボードも使用可能
ともにマーケット/ともに食堂
週2回開かれるマーケットや食堂は
地域の生活を支えるNPO法人が運営

レンタルスペース&キッチン 金吉屋
地域の人でリノベーションして作った
チャレンジスペース
コロナ禍の後、地域のお祭りにも新たな変化が起こりました。運営が若い世代に移ることで、外から出店者を募ったり、クラウドファンディングを活用し地域の一体感を生み出しました。盛り上がりとともに関わる人も少しずつ増えています。
みざわまちあかりの打ち上げ

みざわ集落にはヨソモノを受け入れる寛容性や、新しい事にチャレンジするエネルギーがあります。この地域に触れる中で「この人達と一緒にチャレンジしてみたい!」と考える人が増えていくと考えています。

私が社会人を迎えた2020年4月、ちょうど新型コロナウイルスが日本を襲ってきたタイミングでした。卒業式や入社式は中止。VUCAの時代とも言われる「いつ何が起こるかわからない社会」や「正解のわからない未来」に漠然とした不安を抱えていました。

そんな私の人生の転機となったのはこの地域との出会いでした。古民家オフィスみらいとを拠点に、地域を盛り上げようと挑戦する大人たちに出会いました。地域×起業という新たな選択肢に触れ、一気に価値観が広がった感覚がありました。

コロナ禍で自分と向き合い、方向性が定まらず旅に出た23歳の時。今振り返ると、あの時に必要だったのは自分と向き合う「余白の時間」と「新たな出会い」でした。もしかしたら今の時代、2年前の自分のような若者が他にもいるのかもしれない。だからこそ今度は自分が地域との出会いのきっかけを作りたい。

この場所から、新たな挑戦をする仲間が増えていくことを願っています。簡単な自己紹介は最後のメンバー紹介にあります!

--- ↓ もっと詳しく知りたい方はこちら ↓ ---

今年の7月〜片付けから開始し、多くの人とのつながりを生みながら進めていく予定です。ゲストハウスは2階建てで、1階にドミトリーと個室を設備。特徴として大きな縁側を作ります。交流スペースは床を抜いて土間スペースが広がるオープンな空間にします。

五右衛門風呂は綺麗にしてシャワールームへ

左はドミトリー、右は個室にします。

玄関を入ると正面にキッチン、
左には土間の交流スペース

2Fは将来、長期滞在も可能な部屋にする(予定)

これまでにも地区内外の同世代がDIYを手伝いに来てくれ、少しずつ新しい交流が生まれています。レンタルスペース金吉屋を改修した地域のお兄さんたちも、時々様子を見に来て、玄関や縁側で雑談が始まります。

「こんな面白いことしてる人いてさ」

「このデザインかっこいいよね」

地域の方も差し入れをくださったり、ゴミ捨てを手伝ってくださったり、本当に力になります。最近は土曜日の朝からDIY→お昼にマーケットでアイスを食べて午後作業→温泉+サウナ→夜は地域の週末BARで乾杯。楽しみながら作業しています。

SLOW HOUSE@okuizumoのアカウント

通常の宿泊価格はドミトリー1泊3,500円、個室1泊4,500円を予定しております。応援してくださった皆様限定で、宿泊時に現地で日帰り温泉(亀嵩温泉 玉峰山荘)チケットをお渡しいたします。

※2024年7月上旬に旅館業簡易宿所営業許可を取得予定です。

みなさまからいただいたご支援につきましては、全体の改修費の一部(電気工事&材料費)に充てさせていただきます。

【全体の改修項目(合計約400万)】
電気工事
材料費(木材、断熱材、コンクリート等)
上下水道工事(浄化槽設置)


クラウドファンディング手数料等 

東京出身の26歳。2020年に東京農業大学を卒業後、株式会社パソナグループに新卒入社し、淡路島で地方創生事業の事業開発部に所属。働く中で「もっと地域と近い距離で関わりたい」「自分だからこそできることを見つけたい」という思いが募り、退職を決断。自分の視野と価値観を広げるため、日本一周の旅へ出た中で島根と出会い、移住を決めました。移住して丸2年が経った今、新たな挑戦としてSLOW HOUSE@okuizumoを立ち上げます!
石亀ゴローのアカウント

安田彩夏のアカウント


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!10月4日で移住丸2年を迎えました。車に布団一式と段ボール2つだけ積んでスタートした仮移住は、まさにゲストハウスから始まりました。これまで地域の方に支えてもらった感謝を忘れず、自分のやりたい事で少しでも地域に貢献できるよう、精一杯頑張ります!もし共感いただけたら、ご支援やシェア、よろしくお願いいたします🙇‍♂️

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たなかった場合も、計画を実行しリターンをお届けいたします。

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