この度は大変たくさんのご支援をいただき、目標の120万円を達成する事ができました。大変ありがとうございました!9/8の台風13号の被害後、この局面をどうしようかと。父親の2010年の死去をきっかけにひきこもりを脱し、今のれんこんの商品を創りあげるまで、とても長い期間がかかり、あと少しという状況での被害でした。

クラウドファンディングを実施し目標を達成できるのか半信半疑のところもありました。今回やってみて、いつも以上に色々なところに出かけ、色んな人と出会い、また将来的な経営方針をより考える機会もありました。日常業務をしながらのクラウドファンディングの対応でまだ対応しきれてない状況ですが、この場でご支援のお礼をお伝えいたします。

また、おかげさまでレンコン収穫用エンジンの手配・調達に動く事ができております。納品はまだですが、在庫がちょうどあったようで、年内の調達ができそうです。

そして、12月から繁忙期に突入いたします。リターン商品を順次発送対応が始まります。発送まで今しばらくお待ちください(*'▽')


また今月29日までのクラウドファンディング残りの期間、NEXTゴールの200万円に向けて挑戦していきたいと思います。120~200万の挑戦の部分で、

・農場紹介リーフレット
・商品梱包資材(下記写真 レシピカードの下の緩衝材)

今まで農場紹介リーフレットを用意できておらず、よりレンコンの情報をお伝えしていけるようにこの機会に用意したいと考えてます。商品梱包資材については、現在100円ショップの包装紙をカットして使用しているため、作業効率化を図りより多くの人に商品をお届けできるようにと、200万円までのNEXTチャレンジ、最後の終了まで走っていきたいと思います。





 初めまして、千葉県長南町のレンコン農家。金坂蓮魂 代表 金坂哲宏(あきひろ)と申します。私は就農以前は鉄道関係の情報処理システム部門で仕事をしていましたが、前職を辞めネットゲーマーの引きこもりという時を約3年過ごし、その後レンコン業界で有名な育種家の父親が亡くなり、就農する事となりました。就農してからも頑張れない人だったので、自分がどうやったら頑張れるのか、人生挫折して道をそれて、やっとここまできたところでした。就農前のひきこもり時代や就農後の話は、以降で詳しく記載がありますのでご覧いただけると嬉しいです(*'▽')
 
 

 
『 9/8の台風13号でレンコン収穫用エンジンが水没 新規エンジン購入費用を支援して欲しい 』

 『満天★青空レストラン』に出演したり、世界的に有名なミシュラン五つ星ホテルに扱っていただくなど、表面は華々しい所が見えますが、自分の場合は栽培技術の確立・ブランド化・宣伝先行という状況だったりします。引きこもりで収入が無い期間であったり、栽培研究で思うように収入を得られなかったところから、メディアに取り上げられ、これから販売量を増やしていき、資金を回していこうという最中の9/8の台風の水害被害でした。
 
今回、クラウドファンディングについて色々説明を受け、今までレビューとしてお客様との繋がりはありましたが、より深い今後やりたい消費者交流事業や加工品の開発・販売など、まだまだ先の事ですが、それに向かうための今回最初の第一歩として、収穫エンジンに対する支援のお願いとなります。


【First Goal】 120万へのチャレンジ中
■れんこん収穫用エンジンを1台調達したい。


  有名番組にも出演し、一流の料理人さん・
  料理店にも届くようになり、あと少し
  この苦境を乗り越えたい。


水没したレンコン収穫用エンジン(赤い船の下)


9/8台風直後の田んぼの状況



水が流れた後の用水路の状況



9/8台風 洪水時のイノシシ防護柵


9/8台風 水害後のイノシシ防護柵


9/14 ゴミの除去後 イノシシ防護柵



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  【クラウドファンディング終了後の予定】

    ■収穫体験や交流事業の受入れと
     環境整備を進めていきたい。

 9/8の台風13号でレンコン収穫用ディーゼルエンジンが1台水没、辛うじてもう1台が生き残りましたが、故障で掘れなくなり出荷に影響が出ないよう、常に2台体制で運用する必要があります。お恥ずかしながら、これから売り上げを出していくという矢先であったため、自己資金では調達できず。そのため、今回のプロジェクトではディーゼルエンジン1台の新規調達の資金の援助をお願いしたいです。

 今回のリターンにはレンコンの掘り取り体験などを入れていますが、将来的にはレンコンの収穫体験、それに繋がる交流事業などもしたいのですが、その第一歩としての収穫用ディーゼルエンジンへの支援をお願いしたいです。




 まったく農業技術を知らない所から就農しましたが、父親の品種を守るという目的だけの就農では農作業が辛く、どうしたら続けて行けるのか?辛くても自分の興味のある事・やりたい事ならやっていけるのでは?と中山間地域で生き残っていくため栽培技術の研究をし、フルーツトマト並みの高糖度レンコン(糖度9.0を記録 一般的なれんこんは7.0前後)としてブランド化、屋号となっている『金坂蓮魂』はネットゲーム仲間に付けてもらったネーミングです。一度人生を諦めたところから、メディアに出演などしていきましたが、あとちょっとこれから飛躍出来るという所まで来た段階での9/8の台風13号の災害でした。詳細は以降に詳しく書かれています。ご一読いただけると嬉しいです。


 元ネットゲーマーの引きこもりと経歴を言いますが、以外にガチの引きこもりだったと認識されないようで、色んな人と話すのが好きな、人生終わった、諦めた系の引きこもりでした。

 引きこもりからの脱出というのは、当時の心境も覚えていますがとても難しく思います。 自分自身の場合、同じITに関する仕事やシステム管理者など同様の職業は選べないなと思っていましたし、もう一度社会で働くことができる自信なかったり。今は克服していますが、メールを見る事や電話に出るのが怖くなってしまった時期がありました。 

 都内で一人暮らしで、ネットゲームをしている時も、他の人が仕事から帰ってきたであろう時間帯にログインして、ネットゲーム仲間に対して仕事をしてる風を装ってみたり、このままではいけないなと思う事も数々ありましたが、再就職で空白期間は何していましたか?と聞かれるのが想像されることで、それ以上考える事をやめていました。

 今思うと、そのように重くなる前に手をうたないといけないのかもしれないし、そういう状況になった場合は尚更、小さな一歩、軽い一歩でないと、とても重くなった心は動かせないのかもしれません。ゲームでいう、最初はレベルの低いクエストからはじまり、自身が段々成長して、面白くなっていくような、そういう経過を経て脱出できるのかなと。

 経験側として、本人側の気持ちも分かりますし、親側としてもどうしたら良いか分からず辛いものですよね。親に今のままではダメでしょ、仕事しなさいと言われても、どうしても本人は反発しますし、そのままでいけないのは本人も良く分かってる事でもありますし、心を癒す期間も必要だったりします。時間をかけてゆっくりきっかけの種を撒いていく必要もあるのかもしれませんね。


 さて、私自身の引きこもりからの脱出の経緯は、れんこん業界で育種家として有名な父親が亡くなったことが、引きこもり脱出のトリガーでした。一度ひきこもり時代に都内の部屋に父親が来たことがありまして、扉のチェーン越しで部屋には入れなかったですが、れんこんを教えてやろうか?と言われましたが『結構です』と返したのを今でも覚えています。

 ここで父親に教わっていたら、今の金坂蓮魂は無かったでしょう。『俺は他の人より理解力があるぞ』と昔、父親に言われた記憶がありますが、たぶん父親でも今の自分の栽培技術については理解は出来なかったでしょうし、短期間で直接販売の経営システムを構築もできなかったかと思います。

 話は戻りまして、父親が亡くなってから父親の事をとても意識するようになりました。生前は親とはあまり話はしないので(男親とはあまり話をしないのが一般的かもしれません)、嫌いなのかなとか思っていましたし、高校以降は勉強するのも、もういいかと辞めてて、勉強する気もないので高校卒業しても2浪してました。

 見かねた父親が新聞の専門学校の募集記事一覧を持ってきて『好きなとこ行くか家から出てけ』と言われ、そこで目に留まったのが情報処理専門学校のゲームプログラミングゼミでした。専門学校はプログラミング専攻で情報処理科なので、基礎的なIT関係の勉強は一通りやり、マイクロソフト系のソフトウェアの使い方は基本やりますが、現在のチラシや画像データのデザインは専門分野ではなかったので、就農してからやりながら学んでいった事になります。そんな経緯で就職 ~ 就農まで今までの流れになります。自分の人生はホントにゲームに関する事で繋がってます(笑


 父親の通夜の時、兄にもしかしたら自分が継ぐかもしれないと話しました。3人兄弟で兄・姉・自分で私が一番末っ子で、兄も姉も勤め人ですが、もし継がれたら自分のやる仕事がなくなるので、という事もありました。何もれんこん栽培については教わってなかった時でした。

 そんな流れを経て茨城で40~50日研修して、実家に戻って就農しましたが、実際に農業をやってみるとハードな辛さがあります。1か月仕事して、3か月休んで、また1か月仕事して半年休んでと、なぜ仕事を自分は頑張れないのだろう?と泣いた時期もありました。

 自分がどうしたら頑張れるのか?やりたい事であれば続けられるのでは?という事で始めたのが栽培技術研究で、今に行き着くという事になります。研修先の人には、『そんな事一人前になってからやるんだよ!』と言われ、一般的には当然なのですが、その当時の自分のモチベーション作りには必要だったのと、それがなかったら今は無かったですね。

 話は戻り、父親が亡くなってから就農決めるのに2か月ほど悩みづづけました。それは、父親はれんこん業界で有名なので『その次男の息子が継いだよ』、『やっぱり辞めたんだって』と言われるだろうと。就農したられんこんを辞め親の顔に泥を塗る事は出来ないし、普通のれんこん農家で終わりたくないし、やっぱりあの父親の息子なんだと評価されたい。今はもう叶う事は無いですが、父親に認められたい。そんな気持ちがありました。そんな事もあり、就農当初は父親が出てくる同じ夢を8回近く見ている記憶があります。

 最近は父親が夢に出てくることは無くなりました。育種を教えて欲しかった、自分の経営の支え強みが欲しかったのが、今は絶対的な自信がついたのが大きいのかもしれません。

 そんな話を詳しく聞きたい方はリターン商品のzoomで『これまでの歩み』を話す回『視点を変える事で見えてくる世界』のリターンにお申込みいただけると嬉しいです。




 フルーツトマト並みの糖度9の高糖度れんこん(通常7前後)としてブランド化、下記の分析結果でもあるように硝酸イオンが検出限界以下となるように栽培する事で、えぐみが少なくなり水に晒す必要が無くなってきます。




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      冬れんこん
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 自然栽培れんこん1kg(真空パック) 糖度9を記録した高糖度れんこんです。(通常は7前後)


お正月に食べる人が増えるため、12/20以降の需要が飛躍的に伸びるのですが、れんこんは収穫~発送までの作業が難しく、簡単に掘って商品化できないため1日の発送数に限界があります。お手伝いで初めての人が入るのが難しい所がありまして、そのため、12月初旬~の予約注文から順次発送となります。


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      夏れんこん
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 田んぼで蓮の花を見るのも良いのですが、なかなか近くで見えないものです。こちらの蓮の花切り花セットは、自宅で蓮の花が見られる商品です。到着日に花瓶に生けていただき涼しい場所に置いておくと、翌朝開花いたします。必ずしも開花しない場合もございます。蓮の実セットは、蓮の実を味わい楽しめるセットです。れんこん水圧掘り収穫体験プランの詳細は、リターンページでご確認ください。一生に1度お友達を誘って体験してみてはいかがでしょうか。





◆れんこんについて
・歯ごたえと、瑞々しさと、ほんのり渋みから
 ジンワリあと引く甘み。。。
 箸が止まりません!

・皮もむかず水にもさらさなくて良いとのこと
 なので、調理も楽でした。

・今まで購入していた物とは全然違う、
 みずみずしくてジューシーなれんこんでした。
 スーパーではこの美味しさには出会えません。

・甘さに「え⁉︎」っと声が出るくらい
 美味しかったです。今まで食べてたれんこん
 とは別物でした!

・今まではきんぴらや煮物で食べてましたが
 ステーキ……何でしなかったんだろうと
 思う程簡単で美味しいですね。


◆お子さんにも人気
・娘は一歳で、あまり野菜そのものだけは
 食べないのですが、れんこんステーキになると
 私と取り合いです(笑)

・いつも野菜は食べたがらない息子も
 喜んで食べてくれました。

◆真空パックについて
・袋を開けると生栗のようなほんのり甘い香り。

・真空パックで鮮度保持もできますし、生産者
 の方から届くから元々の鮮度もいいですね。

・2人家族なので少量づつ真空パックされている
 のが大変助かります。

◆梱包について
・綺麗な包装紙を緩衝材にして下さっている
 のも嬉しいポイントです。
 友人にお裾分けするのにもちょうどいいです。

・届いた時の梱包材も工夫されていて、
 可愛くてテンションあがりました!



【9月下旬以降~3月末】
 この時期の完熟れんこんは、オリーブオイルで焼き、黒コショウと岩塩で味付けする、レンコンステーキをお奨めしています。

◆レンコンステーキ



◆レンコンステーキ レシピ


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【夏れんこん  7月~9月中旬 】
 通常は煮物はありきたりでお奨めいたしませんが、この時期の頭側から1節目のレンコンはとても柔らかく煮物をお奨めしています。この時期しか食べられない食感をお楽しみください。

◆新れんこんの煮物 レシピ



10月初旬   クラウドファンディング開始
11月末頃   終了

12月初旬~  年末のリターン商品を発送開始。
12月~1月頃 ディーゼルエンジンの手配・確保。
2024年 8月~  夏れんこんや収穫体験など順次対応になります。

 まずは多くの皆さんに商品が届けられるよう、収穫機材や農場の整備、発送梱包資材のオリジナル資材作成による発送作業の効率化を進めていきます。将来的には収穫体験など交流事業の開始と受入れ環境整備。引きこもり経験者としての引きこもり支援事業や、れんこんの加工品の開発・販売をしていきたいと考えています。

 クラウドファンディング終了後の予定は下記のように考えてます。短期的にはSTAGE1の通り、出荷体制に関わる部分の整備。中期的にはSTAGE2の通り、体験・交流事業に関わる受入れ環境整備、元ひきこもり経験者としてのそれに関する交流や受入れについて。長期的にはSTAGE3の通り、れんこんの加工品の開発を考えてます。また、様々な人に必要とされる地域の産業と雇用を守る地域商社に発展させていきたいと考えてます。


 今回のクラウドファンディングでは、皆さまからいただいた資金を、
収穫用ディーゼルエンジン一式(エンジン+給水ポンプ+台座など)の購入費、
リターン品の送料・梱包費、CAMPFIREの手数料などにあてさせていただきます。

また、応援いただいた皆さまにはリターン品で還元いたします。
あと少しここを乗り越えれば、面白い未来が見えてきます。是非皆さまのお力をお貸し願います。


【資金の使い道 内訳計画案】
収穫用ディーゼルエンジン 一式:約40万円
※給水ポンプ・台座・組み立て費用などを含む

(100ケースとして)
送料・クール費用     :約15万円
梱包資材         :約 2万円
手数料(17%+税)     :約19万円
クラウドファンディング経費: 16万円
作業スタッフ人件費    : 28万円
合計           :120万円


 
 メディア出演や名だたるお店・料理人さんに扱っていただくなど、自分でも想像できない展開になってきました。この先まだまだ想像を超える展開になっていくのだろうと思ってます。全国の皆さんに安定的に商品供給をできるよう、会社体制をこれから徐々に作っていき、農業体験や農泊などの交流事業や、いつか加工品などそれに適任のスタッフさんが集まったら、色々な事ができるのかなと思っておりますが、まずはそこへの第一歩のご支援をよろしくお願いいたします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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