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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

▼自己紹介

 はじめまして 「ふとうこうカフェinせんだい・みやぎ」武山理恵です。

 現在、仙台で学校に行けない・行かない選択をした子どもたちの居場所「フリースクールふふふる~む」そして、親の会「ふとうこうカフェ」、子ども食堂「ふふふはうす」などを運営しています。

 

 ■近所の川が中学時代 私の居場所でした

 

 私自身、中学時代 学校に行けなかった経験があります。

教室がつまらない・自由がない・束縛されている感・友達同士のグループができ陰口を言いあったり、女の子同士が一緒にトイレにいったりするようなそんな雰囲気が嫌で、学校に行けなくなりました。

 当時フリースクールというものはなかったので、学校に行っていないときの最初の私の居場所は「川」でした。川が私にとっての学校のかわりであり、唯一の居場所でした。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 ■親の会・居場所を立ち上げる

 

私もそれから大人になり、私が不登校の体験があることを知って、知り合いのお母さんたちから相談を受けるようになりました。そうしたなかで「親の会」を立ち上げ、不登校で悩むお母さんたちが孤立しないよう、つながることの大切さや情報を知ることの必要性を感じました。

 

 


 親の会のなかでは様々な悩みが出されますが、その中で多く耳にしてきたのが

「小学校低学年の子どもたちの居場所がない」ことです。

 ちょうど私の子どもも小学校にあがる時期になり、学校に行かない選択をしたことも重なって、お母さんたちとともに、子ども達が通ってきやすい仙台の街の中心部「青葉区 春日町」で居場所を立ち上げ、運営をはじめました。

 

 

 ■居場所で子どもたちがどんどん元気に

 

 今年で「ふふふる~む」もオープンから3年目になりました。登録は30名以上。毎日十数名のお子さんが通ってきてくれています。お子さんのなかには、来たばかりのときは元気がなかった状態でも、次第に元気を取り戻し、のびのびして明るくなる子が多くいます。

 「ふふふる~む」は私自身が当事者ということもあり、より子どもたちの気持ちに添った活動を心がけています。

・「ルールや決まりを大人が決めない」

・「過ごし方は自由に子どもたちが選べる」

・「評価をされない・怒られることのない、安心して過ごせる空間」である事などを大事にしています。

その中で子どもたちは自分たちで学び、生き生きと元の明るさ、元気を取り戻していくことができます。お母さんたちもその子どもたちの様子を見て、「この居場所がなかったら、どうなっていたかわからない」「居場所があって本当によかった」そのようにお話してくださいます。そんな声を聞くたびに、子どもたちにとってかけがえのない場所であり、唯一の居場所はなくしてはいけないと心から思います。

 

(自分の任天堂Switchや、寄付して頂いたゲーミングPC等でも楽しく遊べる場です!順番を決めて尊重し合ったり、友達と協力したり。人間的にも成長していきます。)

(ボードゲームを持ってきて下さるボランティアのお兄さんが来ると盛り上がります!計算やコミュニケーションをうまくとるための訓練にもなります)

 (午後は近隣の西公園や勾当台公園によくお散歩にいきます!この日は宮城県庁の展望ホールから仙台の街並を見たり、展示室でジオラマや東日本大震災の資料を見たりしてきました)

 

▼プロジェクトの内容

 

 ■立ち上げから3年 財政的な危機に直面!

 

 子どもたちの笑顔あふれる居場所を継続していかなくては! そんな思いでがんばっていますが、実は今財政的に非常に大きなピンチを迎えています

 

 大きくは3年間の期限付きの助成金が切れること、また現在共同で借りているビルを単独で借りなくてはならなくなり、家賃が2倍に増えること、人数も増え、週2日ではなくもっと回数を増やす必要が出ていることなど、大変な局面にぶつかっています。

 

 私自身、ボランティアで動いていることも多いのですが、家賃や光熱費など絶対にかかる費用が発生してしまいます。現在、週2日利用で利用料の上限1万円/月というなるべく負担をかけないような利用金額に設定していますが、これ以上値上がりしたら通えなくなるという悲痛な声をお母さんたちから聞くと、とても利用料を値上げすることはできません。週の回数を増やすとなると、人件費だってどうしてもかかります。

 

 フリースクールは学校と同じように税金で賄われていると思っている方も多いのですが、ごく一部の地方自治体を除き今の所、民間のフリースクールには、行政からの補助金や助成金は一切ありません。全国のフリースクールの運営は、みなさんからのご寄付や運営する団体が応募し続けている民間の助成金頼み(多くが単年度のもの)なのが切実な現状です。子どもたちの笑顔を守るためにご支援お願いします!

 

 全国的に不登校の数が増えている中、仙台市も同様の状況で、不登校全体の人数も、小学生の人数も増え続けています。

 

※以下、仙台市HPより

 

  

 さらに、文科省からこの秋HPで公表になった数は

令和4(2022)年度の全国の不登校の小学生数は 10万5112人

不登校の小中学生数は 29万9048人 となり、またさらに大幅に増えたようです。


 これらの約30万人の子ども達が安心して過ごせる居場所がそれに対応して増えていたり、家庭で安心して過ごせていれば良いのですが、現実的にはそうはなっていません。


 仙台の場合は、特に小学校の低学年の受け入れをしている・できる行政の居場所が、ほとんどありません。宮城県全体でも、まだまだ少ない状態です。

 「何とかして学校に通わせた方が子どものためになる」と考える先生方、行政職員などがまだまだ多かったり、偏見も根強く、たくさんの子どもがとりわけ初期に「学校に何とか行かされる」結果、非常に心が傷つき、死にたいとまで思い詰めてしまうケースも後を絶ちません。

 そして多くが、居場所にも親の会にもつながれず、学校をとりまくコミュニティからも断絶して、孤立しています。

 やっとの思いでネット検索などでフリースクールや親の会に辿り着いた保護者の皆さんが口を揃えておっしゃるのは「もっと早く知りたかった」「不登校になった時、最初に学校から教えてほしかった…」という言葉です。

 

 高学年や中学校では一人で留守番もある程度できるようになりますが、小学校の低学年では一人で家においておくことはできないので、親が仕事を辞めなければならないという状況も生まれています。

 そのために「ふふふる~む」はそうした子どもたち・親たちにとってもなくてはならない居場所なのです。

 

 (昨年の写真。日経などたくさんの新聞に記事を掲載して頂いたのと、2周年とが重なって、ささやかなお祝いをしました)


▼プロジェクトの展望・ビジョン


 来年度の活動資金が底をつけば、最悪の場合フリースクールを閉じなければなりません。

 

 今回、私達は初めてクラウドファンディングに挑戦します。

 

 家賃・光熱費・人件費合わせて当面1年間の活動が継続できるよう、250万円を目標にしました。

 どうか私たちの居場所を守るために、継続できるように、ご支援をよろしくお願いします!!

 

 

250万円の使い道

 ・リターンにかかる費用                 10万円      

 ・家賃           月10万円×12か月     120万円

 ・ボランティア謝金・交通費 月10万円×12か月       120万円

 

                            計250万円

 

 250万円は、高いと思いますか?

 

 

 本来、居場所を運営するには、到底この金額ではできない位、お金がかかります。

 ボランティアベースで計算して、この金額です。

 通常の学校と比べて考えてみて頂きたいのです。

 教員の人件費、校舎などの設備の費用。公立の学校へ投入されている税金は、この比ではない事は、皆さんお分かりになるかと思います。行政でやっている適応指導教室、教育支援センターなどでも、一ヶ所に数千万単位の予算があります。


 今まで、仙台のこのアクセスの良い街中で、ふふふる~むは、年間たったの100万円の助成金1本で運営してきました。ものすごく、安かったと思います。

 これができてきたのは、多くの方のボランティアの努力の結晶とご家庭の負担によるもので、「奇跡」のようなものです。

 でも、本当はこれでは良くないのです。本来なら受けられるべき税金の恩恵を、不登校の子どもは、全く受けられていません。

 (国は「教育機会確保法」という法律を作りました。しかしまだこの法律には、理念だけで、予算がついていません。子ども一人一人、学びの保障として、自宅学習でもフリースクールでもどこで学んでも受けられるようにするべきなのです。)


 今回も、目標金額をクラファンで集められたとして、その資金の他に、実際には光熱費、Wifi代、駐車場代、備品代、教材費、食費、人をさらに雇えば人件費などかかる見込みです。

 しかし、あまりにゴールのハードルが上がってしまうので、そちらはここには入れませんでした…。

 

 本当であれば、学校がのびのび過ごせる場であれば家庭で負わなくても済んだ学費の負担…フリースクール代も無料にしてあげたいのです。並行して、今後も助成金やご寄付を募って工夫をしていきます。セカンドゴールなどが目指せる位、ご支援が頂けるか、国・自治体からの財政支援が得られるようになりましたら、きっと利用料も無料化する事ができると思います。

 国や自治体からの家庭と居場所双方への経済支援については、今までも宮城県(※1)や全国のネットワーク(※2)の皆でも訴えて参りました。

 ※1 多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク(通称みやネット)

 ※2 NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク


 そちらも続けていきたいと思っていますが、まずは、それらが実現するまでの間、最低限1年間私達が居場所を続けていけるだけの、家賃などの運営費のご支援に、皆さんのお力をお貸しいただけないでしょうか。

 どうぞよろしくお願いいたします!



リターンについて

ご支援いただいた方には、ささやかながらリターンをご用意しています。フリースクールの活動を支えていただいた証として、感謝の気持ちを込めて特別なプレゼントをお送りします。子どもたちと制作した手作りのメッセージカードなどをご提供いたします。どうか少しでも多くの方にご支援いただき、子供たちへの未来への希望を届けるお手伝いをしていただければ幸いです。


実施スケジュール

クラウドファンディングは本日より開始し、12/22までの期間限定で行います。期間中は定期的に進捗状況を報告し、皆様にご協力いただいた分を透明かつ具体的にお伝えいたします。締め切り後、すぐに資金を集計し、フリースクールの運営費用として活用させていただきます。ご支援いただいた方々には、運営の報告や感謝のメッセージをお送りさせていただく予定です。


最後に

フリースクールの運営費用のご支援にご協力いただき、誠にありがとうございます。子供たちにとって、フリースクールは学びや成長の場だけでなく、希望や夢をつなぐ大切な存在です。ご支援いただいた資金を通じて、子供たちがより良い未来を築くための一助となります。どうか、少しでも多くの方にこのプロジェクトへのご支援を呼びかけていただければ幸いです。


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    皆様こんばんは!何ということか、、、もう最終日になってしまいました。泣たくさんのご支援を頂いて19:24現在のご支援総額が2,311,500円、92%達成という所までまいりました。本当にありがとうございます。昨日はふふふる~むでのクリスマス会でした。通ってくれている子ども達がお母さんに「僕のお...

  • 2023/12/12 19:48

    【クラファン15日までに100万円達成を目指します!】●「大人」って誰なのか?先日紹介したあるお子さんの発した言葉「クラファンって達成したの?大人が頑張ってもらわないと…。ぼく困るんだよ!る~むがなくなると…。僕も拡散とかしてもいいのかなぁ?」をFacebook・Twitterで投稿させて頂い...

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    【Youtube公開収録のライブ配信に出演させて頂きました】クラファンを見て下さった人気Youtubeチェンネル「れのれらTV」のおパパさんから、「応援したいので何か企画をしたい!」とのありがたいお申し出を頂き、新しいチャンネル「JOYFUL MIYAGI PROJECT」の記念すべき初回ゲス...

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