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自己紹介

みなさん初めまして!静岡県焼津市のまぐろ・かつお専門の佃煮メーカー株式会社寺岡銈吉商店(けいきち)の四代目寺岡舞(てらおかまい)と申します!
わたしの夢は焼津のまぐろ角煮を全国のお客様に食べてもらえる商品にすること!今回リターンとしてお届けするのは2023年に開発した新商品。歴史に裏打ちされた水産加工技術と高品質な素材を組み合わせた私たちの新しい商品をぜひ皆さんにお届けしたいです。私の挑戦についてここでお話させてください!

静岡県焼津市で私は生まれました。

物心がつくまえから佃煮職人の増太郎お爺ちゃんと私の日課になっていたのが魚市場でまぐろの競りに参加することでした。家業を継ぐことに何の抵抗もなかったのは、お爺ちゃんの背中に憧れのようなもの抱いていたからかもしれません。家族が大切にしてきた家業を継ぐことで自分も役に立ちたいと考えるようになっていました。

大学進学で上京し修行のために東京築地市場に就職(現在の豊洲市場のこと)。男性社会の水産業界では珍しい女性営業マンを夢見て入社しましたが配属されたのは総務部でした。やりたいことが思うようにできなかったOL時代に区切りを付けて家族が待つふるさとに27歳の時に戻りました。


伝統製法を守り大切に佃煮をつくり続けてきました

寺岡銈吉商店(けいきち)は私の曾祖父にあたる寺岡銈吉が大正五年に創業しました。現在はまぐろ・かつお専門の佃煮メーカーですが鮮魚を売り歩く行商から商いがスタートしたようです。
まだ冷蔵庫の無かった昭和初期に地元の港で記録的な大豊漁がありました。これがきっかけになり鰹と鮪を原料にした「焼津つくだ煮」が誕生します。銈吉は本業の鰹節製造のかたわら鮮魚を日持ちさせる佃煮づくりの研究をはじめ、東京の佃煮問屋や地元かつお節商の協力のもと焼津つくだ煮「角煮」の開発に成功しました。旧焼津港創業者:寺岡銈吉(左)と寺岡増太郎(右)

「燻製まぐろ」を使用する焼津の独自製法

佃煮づくりにかかせないのが焼津加工の「まぐろ」「かつお」です。
当社では国産のまぐろの中でもメバチとよばれるお刺身用まぐろにこだわり佃煮原料に使用します。まぐろは魚体が大きいため魚をそのまま煮るだけでは煮崩れになってしまいます。そこで考えたのが「燻製まぐろ」を醤油や砂糖で煮る手法でした。
まぐろを茹でて燻製する手火山(てびやま)と言う伝統製法で佃煮づくりを大切に受け継いできました。試行錯誤を繰り返し出来上がったのが「焼津つくだ煮」通称「角煮」です。増太郎お爺ちゃんの鮪の目利き燻製まぐろ

伝統製法「燻製まぐろ」× 革新「次世代へのアプローチ」「素材のこだわり」

食べてもらえば伝わるのに「きっかけ」が中々ないのが昔ながらのまぐろ佃煮の現状です。燻す、煮込む、保存をきかせるという焼津製法を活かして見た目のかわいさを追求したびんづめ佃煮をつくれば同世代にも佃煮を食べてもらえるきっかけになるんじゃないか。そう考えた私は従来のまぐろ、かつおに加えて、新たに地元小川港のさばを原料にした佃煮の開発に挑戦しました。女性が思わず誰かに差し上げたくなる見た目と素材ごとに異なる新しい味付けが最大の特徴です。



やいづのびんづめ【soft塩まぐろ】
素材に使うのは「びん長」という淡白な味わいが特徴のまぐろです。あっさりとしていながらも脂の乗った味わいが格別で、他のまぐろに比べるとで赤身特有のクセが少ないことが最大の魅力です。
その素材から生まれる佃煮が美味しい理由は塩にあります。南アルプスの伏流水をくみ上げ、きれいでおいしい水で天日塩を溶かし、濃い海水にして平釜で炊きあげ製造された「あらしお」で素材の旨みを引きたてました。

ノンオイルなのでドレッシングやマヨネーズ、野菜やうどん等の麺類と相性抜群です!

やいづのびんづめ【smoke追いかつお】
「一本釣り」という品質の高い素材を使用しています。釣れた魚は素早く血抜き処理がされ丁寧な加工がされた鰹はまさに最高品質。あっさりとしていながらも脂の乗った味わいは言うまでもなく、かつお特有の臭みがありません。

かつおを燻製し旨味を凝縮させた素材からつくられる佃煮が美味しい理由は追い足しする「かつお節」の旨みにあります。現在は日本でも数社でしか行われていない手火山という焙乾製法で手間暇かけてつくられた焼津産のかつお節で素材の旨みを引きだしました。

smoke追いかつおは酢飯をつかったちらし寿司や混ぜご飯におすすめです!

やいづのびんづめ【vinegar味噌さば】
焼津に2つある港のうちの1つが小川(こがわ)漁港。サバやアジが多く水揚げされる小川産のさばを使用したこれまでに無い佃煮です。小川さばの特徴は海外産とは異なる非常にあっさりとした肉質と味わいです。青魚特有の脂がのった旨みから生まれる佃煮が美味しい理由は焼津で製造された「あいじろ」という味噌にあります。江戸時代、愛知の八丁みそや京都の西京みそに代表されるように、日本各地でその地方の風土にあった独特の味噌(手前味噌)が造られるようになりました。静岡の穏やかな風土の中で生まれた「あいじろみそ」は、塩辛さが穏やかで、麹の香りと甘みが広がり、大豆の風味をしっかり感じる味わいです。最後に和からしで味のアクセントを加えました。vinegar味噌さばはクリームチーズやポテトとの相性が抜群です


やいづキャンプ飯【ホットサンドのための佃煮 しょうゆ味・カレー味・しお味】
佃煮の最大のメリットは調理のいらない手軽さです。この価値を活かして、アウトドアブームに乗り美味しい「キャンプ飯」としてアップデートできたら「ワクワクする」という新たな体験価値を創造することができるのではないか。佃煮を知らない世代にも焼津独自の食文化について知ってもらえるのではないか。そう考えた私たちは、試作を重ね、キャンプ場の朝食として手軽に佃煮を楽しめるパンに塗る佃煮「ホットサンドのための佃煮」を開発しました!玉ねぎ入りのしょうゆ味

お子様でも食べられる甘口カレー味さっぱりした味わいのしお味※画像は夏季限定のトマト味

ご飯にはもちろんパンに塗ってチーズと一緒にトーストでもばっちりです!

わたしが家業の佃煮屋を継いだ理由四代目と二代目の増太郎お爺ちゃん

わたしが家業を継ぐことを意識したのは中学の頃でした。佃煮づくりにかかせない大きな鮪をさばくためには熟練した技術が必要です。

深夜0時すぎから1人加工場にたち夕方まで仕事に打ち込む祖父の背中を見てきた私は
「この仕事には何かすごい価値があるに違いない」そう感じていました。

ギフトシーズンは佃煮屋の一番のかき入れ時。1人夜中まで配送準備に明け暮れ、日夜お店を切り盛りする母を見て育った私は「絶対にこの店を無くしてはいけない」そう感じていました。

せっかくここまで続いてきた家業を私が守らなくちゃ!!!

28歳で佃煮屋のアトツギに、右も左もわからず佃煮業界に飛び込みました。

お店の切り盛りをする母と増太郎お爺ちゃん

クラウドファンディングに挑戦することを決めた理由

焼津港

おさかなのまちとして親しまれてきた地元焼津。私がふるさとに戻った時には、幼いころ祖父と通った港周辺の賑わいはすっかり無くなり、華やかな都会とは対照的な寂しい街になっていました。


「焼津は人っ子一人歩いていない」
就職先で知り合った同郷の先輩の言葉は今でも忘れられません。


出典:焼津市ホームページ令和4年度版統計やいづ(第106号)

家業の担い手不足は私のふるさとに限った問題ではありません。後継者不足も相まって、佃煮屋は廃業が続いています。平成元年には焼津市内に49件あった佃煮屋さんは今では14件までに減少してしまいました。新型コロナウイルスの蔓延、戦争による燃料費と魚価の高騰、追い打ちをかけるように地元魚市場による冷凍かつおの窃盗事件が発覚。

このままでは家業を守れない
かもしれない。
焼津の暗いイメージを払拭したい!
佃煮の新たな価値を創造しなければ
私たちに明日はないと考えました!


~資金の使い道~

今回みなさまからご支援いただいた金額については販売促進費用、商品改良費として大切に使わせて頂く予定です。


〜事業のスケジュール〜

2024年1月上旬 クラウドファンディング開始
2024年3月中旬 クラウドファンディング終了
2024年3月下旬以降 リターン発送

最後に


私と一緒に「佃煮」のもつ新たな「可能性」を信じていただけませんか!!
四代目の挑戦を「一緒に」楽しんでいただけませんか!!


自らに課した新たな挑戦状。どうぞご支援をよろしくお願い致します。

最後まで読んでいただき本当に本当にありがとうございました!!


店舗営業時間・アクセス

株式会社寺岡銈吉商店
〒425-0026 静岡県焼津市焼津6-4-16
平日:10:00~17:00 土曜:10:00~14:00 日曜祝日定休

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


応援メッセージ
岩崎蒟蒻店 四代目 岩崎真紗美さんより]

舞さんとは、焼津市で伝統産業を受け継ぐアトツギ仲間です。日本有数のさかなのまち焼津市の伝統産業を守るため、まだまだ旧態依然とした男性主体の佃煮業界で奮闘する舞さん。柔らかな雰囲気とは裏腹に先代の想いや業界を活性化したいという情熱を強く持つ芯がある女性です。
いつだったか、彼女が発した言葉「焼津を若者たちにとって夢のあふれるまちにしたい。そのために伝統産業を魅力的にイノベーションして、若者たちに夢を与えられるように頑張りたい。」私もその想いに賛同し、彼女の取り組みを応援します。
一緒に頑張ろう!!!

[焼津市議会議員 河合一也さまより]

私は舞さんの高校時代の担任で、現在は焼津市議会議員をしています。楽しい学校生活の中で、高3になって受験勉強にスイッチを入れてからの気迫には驚かされました。そして大学卒業後に創業100年以上の佃煮屋、寺岡銈吉商店を継ぎ、立派にがんばっている姿にまた驚かされています。伝統の味を大事にしつつも舞さんらしい新風を吹かせて焼津の老舗が今新たな未来へ踏み出しています。焼津の活性化のためにも皆さんのご支援をお願いします。


HASパロミノポニークラブ所属プロライダー 伊藤壽梨さんより]


私は舞さんの幼馴染で浜岡にあるパロミノポニークラブという乗馬クラブで幼少期を楽しく過ごしました。私はアメリカに移住し乗馬や馬術について勉強してきました。大人になって私たち2人は日本で再会してとても嬉しいです。小さい時からとても真面目で一つ一つの事に全力で取り組む舞さん。創業100年以上の佃煮店の四代目のタイトルは他の方には難しいと思います。でも、私は舞さんには相応しいタイトルだと思います。私たちは別々のビジネスですが、頑張る舞さんの姿を見て私も頑張る力をもらいました。これからも私ができるだけ舞さんの応援をしていきたいです!


[イラストレーター やまむらともよさんより]

私たちは同級生で焼津で生まれ育ちました♪寺岡銈吉商店さんは、昔からの伝統を受け継ぎつつ新しい試みをされていて、これから幅広い世代でもっとファンが増えていくんじゃないかと思います。 今回こちらのお店をはじめて知った方、美味しい佃煮をぜひぜひ食べてみてください。 ごはんが更に美味しくなりますよ〜! 舞さんの挑戦がたくさんの方にひろがりますように。

  • 2024/03/17 10:02

    皆様にご報告いたします3/16にクラウドファウンディングは目標金額を大きく上回る129%を達成し終了となりました。たくさんのご支援を誠にありがとうございました。年明けの挑戦を躊躇するような大きな出来事もありました。不安と期待の入り混じる私の挑戦を最後まで支えてくださった支援者の皆さま本当にあり...

  • 2024/03/01 12:11

    こんにちは。先日、クラウドファンディングで掲げた目標金額を達成することができました!これまでご支援くださった皆様本当にありがとうございました。クラウドファンディングは3/16まで引き続き挑戦しています。この取組がきっかけとなり焼津独自の産業を多くの方に知って頂けましたら幸いです。私の挑戦はまだ...

  • 2024/02/22 12:00

    プロジェクトオーナーの寺岡舞です!おかげさまで、達成率90%を超えることができました。あたたかなご支援本当にありがとうございます。これからも静岡のこと、焼津のこと、四代目の取組みを発信しながらたくさんの方に寺岡けい吉商店の佃煮の味を知ってもらえるように、活動していきたいと思います。引き続き、応...

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