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自己紹介

宮竹眞澄の人形工房(作家:宮竹眞澄、運営:宮竹博信)

独学の人形作家・宮竹眞澄は、布を使わず粘土と水彩で表現する手法や、ごく普通の人々を題材にし、時には、いじめ、戦争、飢餓、拉致など社会的な側面をもった作品群で、独特の人形の世界を作り出してきました。北海道移住後の2006年に開催された、『道展』に初入選したのを機に自立した人形作家を目指して、『宮竹眞澄・心のふる里人形展』と名付けた全国巡回展を2008年に立ち上げました。

夫婦二人だけのスタッフで行う、この人形展は、現在まで46都市で127回の開催を行い、約15万人の来場をいただき、人々の心に寄り添い励ます人形展として、来場された方から高い評価をいただいています。

月刊誌『いつでも元気』への連載
最初は1年間の予定でスタートした、月刊誌“いつでも元気”の連載は、2024年には5年目に入ります。ここでの経験、読者の
からの励ましが、このプロジェクトを発想する要因となりました。

社会貢献活動
2012年~2020年まで続けた震災被災地での慰問展や、2022年に開催した、チャリティーイベント等を通じて、社会貢献活動を続けています。

             (2022年東川町・道の駅 チャリティーイベント会場)


プロジェクト立ち上げの背景 

私たちも古希を超えました。宮竹眞澄の人形や活動を本の形で残したいとの思いは、ずっと持ち続けていたものです。昨年の人形展を終り今年の一月には、北九州での人形展を予定していたのですが、宮竹眞澄の過労による体調不良で中止のやむなきに至りました。巡回展を始めて15年間、それまで病気知らずだった家内の様子を見て、私達の活動の終焉も、そう遠くないことを自覚するものになりました。それは明日かもしれないし、数年先かもませんが確実に近づいています。宮竹眞澄の人形展の不思議な魅力を本にする構想を前倒しして進めたいと、キャンプファイヤーさんのクラウドファンディングで、支援者を募ることにし、私たちの本への思いを込めたプロジェクトを立ち上げました。期間11月29日~㋀27日間として目標金額は200万円としました。目標金額を達成すればプロジェクトは成立しますが、達成できなければ成立せず、本を作ることもせず支援者様から支援金頂くこともない、All or nothing方式としました。プロジェクトがスタートしてすぐに指摘されたことは、宮竹眞澄ののファン層は、同世代の高齢者が圧倒的に多く、スマホ、パソコン、クレジットカードとは無縁の方が殆どで、『支援したいけれどやり方が解らない』ということでした。そんな中でも、多くの方が日ごろは使わないネットの世界で、苦労をされて支援までたどりつかれました。目標額の約30%のご支援をいただきましたが、結果として、この期間に目標金額に達することはなく、プロジェクトは消滅してしまいました。ただ、期間中本当に多くの方から電話、お手紙で励ましの言葉をいただいたことは、私たちの本を作るモチベーションをより大きくしてくれました。

上記の一回目のチャレンジに続き、今回は2回目のチャレンジです。1回目はAll or nothinng方式でしたが、2回目は目標金額を達成せずとも本作ることとし、その本を中心にしたリターンを支援者の皆様にお届けする、はAll in方式で行うことにしました。一回目の期間中に頂いた、本への期待の多さを知り支援金額にかかわらず、本を作り皆様のもとにお届けするという2回目の挑戦をはじめました。期間は3月1日までとし、その間に本の編集作業は並行して進め、3月15日の発行を目指します。以上長くなりましたが2回目のチャレンジにいたった経緯を説明させていただきました。

当工房では、今までに“生きる”、“天まで届け”、“二人三脚人形の旅”、“なぁんちゃない”と名付けた、作品集を自費出版し、主に人形展の会場で販売(約5000部)してきました。いずれもすでに完売し、新たな書籍(本)の発行を来場者から求められている。この現状に応えるため新たな本を発行する必要がありました。

   (今まで発行の本:左ー二人三脚人形の旅A4-72P、右ーなぁんちゃないB5-64P)

今回作る本は、私たちにとって最後のものになるとの思いから、今までにない形の本にしたいと思っています。

もっと多くの人に知ってもらいたい

コロナ下の3年間の自粛生活で、同世代の方々の足腰は確実に衰え、コロナから解放されても外出を控える人がまだまだ多く、私どもの人形展も来場者減という問題を抱えています。この状況を少しでも改善するため、もっと多くの人に人形創作や人形展にかける思いを知ってもらいたいと、会場内に立ち読みコーナーを併設し、今まで書き溜めてきたエッセイを壁一面に貼り、活字で伝える試みを今年から取り入れました。

(立ち読みコーナーの様子ー2023札幌会場)

これが思いのほか好評で、ある時などは来場者全員が、人形を見ないで壁を見ている驚きの会場風景や、読んでいる内に滞在時間が2時間を超える方もいたり、こちらの予想以上の結果となりました。多くの方から『何気なく入って来たけれど、驚いたわ、こんな人形展は初めてです‥』、『とってもいい時間を過ごせた‥』、といっていただけ、こんな楽しみ方もあるのだと気付かされました。また、来場者からは壁に貼ったエッセイを本にしてほしいという要望も多く寄せられました。

このことがヒントとなり、今までと違った形式の本、『シニア世代向けの絵本』を、今度作る本のコンセプトとすことにしました。このプロジェクトが達成されて、新しい形式の本が出版されれば、もっと多くの人が宮竹眞澄の人形や、私たちの活動に触れることが出来、宮竹眞澄の作品の魅力を知ってもらうことが出来ると信じています。

(新刊本のイメージ画像)


このプロジェクトで実現したいこと

今までの活動の集大成となる本の発行を実現すること。そしてその本は、新たな形態(シニア世代向けの絵本)の本としたい。

具体的には、人形創作の背景、思い出の記、今も続く人形の旅、を綴ったエッセイを中心に、これに人形の写真を挿絵的に添えることによって、人形展に来なくても、人形展に来たような気分にさせてくれるものにします。本の構成は以下の2部構成とすることを考えています。

第1部‥宮竹眞澄の人形の原点である思い出や、九州に生まれ~東京、神奈川~北海道へ渡った彼女の日々の思いを、その都度の作品と共に綴ったエッセイ集。

第2部‥高度成長期に上京し、そして出会い結婚したごく普通の夫婦が、人形展を開催しエンタメ業界の片隅で活動し、そこでの経験を綴ったエッセイ集。

とにかく、面白く肩の凝らない『シニア世代向けの絵本』を作りたいと思っています。


現在の準備状況

クラウドファンディングの宣伝・広報活動、過去の支援者や人形展来場者へのDM作成、新しい本の編集作業に着手しています。


リターンについて

制作した書籍を中心に以下をご用意しました。

➀このプロジェクトの成果である “新書籍”  新書籍に人気のオリジナル一筆箋をプラスして大変お得感があるものです。
 2月18日に本の表紙画像を決めました。1月の能登沖地震の惨状をみて13年前の東北大震災の事を改めて思い出しました。3年続いたコロナ下のダメージもボディブローのように現れています。「負けてたまるか‥」こんな力強いメッセージを込めたものにしたいと表紙の画像を決めました。東北の朝市で頑張るイサバのカッチャと、東北大震災の翌日にがれきの中から立ち上がったご夫婦を題材にした作品の画像です。今は見かけなくなりましたが、北海道の雪道を走る馬橇と子供たちの姿を添えました。

ー新刊本の表紙イメージー

➁手作り小物 “子地蔵さん“ 3種類の限定数。 宮竹眞澄手作りで、人形展の会場で人気の記念グッズです。

③宮竹眞澄の創作人形 
 今まで各地の人形展会場を彩ってくれた、宮竹眞澄を代表する作品たちです。『販売はしないのですか?』多くの声をいただ     いてきましたが、昨年と今年の地元でチャリティオークション以外はなく稀な機会となります。

➃2024年上期開催の人形展(秋田、函館)の入場券 秋田、函館とも6年ぶりの開催になります。


スケジュール

リターンの発送まで、以下のスケジュール予定しています。

2024年 1月28日 プロジェクトの公開

2024年 2月15日 本の編集完了

2024年 3月 1日 募集終了

2024年 3月15日 本の発行

2024年 3月31日 全てのリターンの発送を完了


資金の使い道

【支援金の使用用途】

印刷、製本費        620,000円

写真編集費             10,000円

リターン製作費       50,000円

リターン送料        150,000円

手数料(17%) 170,000円

の計1,000,000円を予定しています。


最後に

 「宮竹眞澄・心のふる里人形展」を夫婦二人だけのスタッフで始めて15年が経過しました。元々、自立した作家活動として“有料の巡回展開催”を強く推したのは私でした。家内は「無名の人形作家の有料展に、人なんか来ないわよ‥」と反対の立場でした。何回かの話し合いの経て、ようやく第一回の開催を地元の小さなギャラリーで行うことになりましたが、来る日も来る日も来場者は0~5人ほど、家内の言った言葉が重く甦ります。そんなある日、来場された一人のご婦人が、ある人形の前で佇んだまま中々動きません。私の方からは背中しか見えない‥。それにしても長い。ようやく退場される時に、黙って頭を下げていかれた。その時かいま見た彼女の涙の跡‥。このことがなかったら、人形展を続けられなかったかもしれません。

                  (東川町キトウシ森林公園ギャラリーで)

その後も人形展を継続していくのは決して平たんな道ではありませんでした。時としてくじけそうになる時にいつも力を与えてくれるのは、「人形展で涙が出たのは初めてです‥」、「感動しました、こんな人形展は初めてです、続けてくださいね」、と言葉をかけくれる来場者が全国各地にいること。そして今なお創作意欲を失わない作家(家内)がいることです。

                  (2023年の新潟展会場で‥)

 私たちも今は元気ですが、お互い古希を過ぎ、いつ何があってもおかしくない年齢になりました。 “宮竹眞澄の人形の不思議な魅力は何所からくるのか”を、 “夫婦二人だけのスタッフで開催してきた人形展のユニークさ”を、本の形で残したいと思っています。その本は宮竹眞澄の作り出した作品を挿絵的に使った「シニア世代向けの絵本」のようなものにして、ページを開ければ人形展会場に来たような思いに浸れるものにしたいと思っています。

このプロジェクトへの、多くの皆様のあたたかいご支援と応援をお願いいたします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/03/01 09:35

    昨日はサイト訪問者が97人、支援者5人でした。感謝申し上げます。今日は3月1日ですが、本日が最終日です。少しでも多くのご支援を頂ければ幸いです。新刊書の第2部の表紙です。

  • 2024/02/27 09:38

    昨日のデイリーレポートです。中々ご支援までたどり着けない方が多いように感じています。そんな中、ご支援いただいた方には感謝です。『パソコン』で支援しようと何度もチャレンジしたけれど、結局うまくいかなかった。多くの方から電話をいただきました。3月1日まで2日間余り、少しでも支援の上積みをめざしてが...

  • 2024/02/26 16:30

    期限まで3日余りとなりました。支援者37人、達成率ほぼ42%です。最終日に向けて今一層のご支援をお願いいたします。連日「支援したいが支援の仕方が難しい」というご指摘を受けています。キャンプファイヤーさんのクラファンは約10年前にもチャレンジしたことがあります。惨憺たる結果で、無名作家のクラファ...

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