伊豆稲取に「お総菜や」を併設した「長期滞在も可能なゲストハウス」を2024年4月にオープンします!
【人生のRE:START。地域とそこに住む方々に貢献したい】
はじめまして。
本プロジェクト責任者の井上憲作と申します。
これまで10年以上、東京を拠点にウェブマーケティングの仕事をしてきました。
多くの方に支えられながら、2017年に独立、2019年には法人化し、現在に至ります。
これまでインターネットの世界で突っ走ってきましたが、気づけば来年は50歳。
進化の速いネット業界、これから先もずっと同じように仕事を続けていけるのだろうか…とふと考えると、人生100年時代、50歳からの後半戦は地域とそこに住む方々に貢献して「支えあって生きていく」。そんな生き方をしたいと考えるようになりました。
【すべては偶然の出会いから】
なんとなく「地域とそこに住む方々に貢献したい」とは考えていても、場所はどこなのか?どうやって地域に貢献するのか?など、具体的なことはぼんやりとしていました。
そんなある時、たまたま新橋で食事をしていた昔の仲間に話をしたところ、「東伊豆町の稲取という場所でいろんな事をやっている知り合いがいて、今度遊びに行くんだけれど。」と聞いて、すぐに東伊豆町への同行を決意。
そこでゲストハウス湊庵を運営されている荒武優希さんご夫妻に出会って、私の中ですべてが動き始めました。
【ロケーションだけではない稲取の魅力】
東伊豆町稲取は「稲取温泉」や「新鮮な金目鯛」などで有名な観光地ですが、伊豆大島など伊豆諸島が見渡せる海や、春には山菜狩り、秋にはススキの群生が見られる細野高原など、自然豊かな場所です。
もちろんこういったロケーションも魅力ではあるのですが、私が一番魅力に感じたのはこの街の人たちでした。
学生時代から街に入り込んで、現在でも街の発展に力を尽くす(私から見れば)若者たちがいると思えば、それをずっと支える地元の方がいたり…。
「地域を盛り上げよう」という熱意が溢れる方々や、外から来た人間にも優しく声をかけてくれる街の方々と接するうちに「この街の一番の魅力はこの人たちだ」と気づきました。
きっと他にも同じように魅力的な人たちが暮らす街はあるはずですが、ご縁に恵まれたこの場所を「私の人生後半戦の舞台」に選ぶ事はごく自然な流れでした。
【稲取に暮らしてみて「食べること」の実際を感じる】
昨年から東京と稲取の二拠点生活(ほとんど稲取にいます)を始めましたが、暮らしていると「食べること」に対しては不自由さを感じました。
稲取名物「肉チャーハン」が美味しいお店や、隣町には地元の魚を格安で提供してくれるお店など「外食」のお店は結構あります。
しかし「中食」という点で見ると、スーパーやコンビニなど選択肢は限られてしまいます。さんま寿司や新鮮なお刺身は美味しいのですが、毎日毎日食べるわけにもいきませんし、都市圏のように商店街のお総菜屋さんや、デパ地下に出ているようなお店も皆無なのです。
地元の方もいつもスーパーのお総菜では飽きてしまう。観光や中・長期滞在する方も、コンビニ飯では東京となんら変わらない。そこに私が「地域に貢献できる点」を見出しました。
妻がカフェの厨房で働いていたという経緯もあり、この場所で「お総菜や」を開こうと考え物件を探し始めたのが昨年3月のことです。
【かつて "ふとん屋さん" だった建物に出会う】
稲取で物件探しを始めましたが、実は気になっている物件がありました。
それが、かつてはふとん屋さんで、お店の裏側でご家族が居住されていた建物です。
二拠点生活を始める際に「売却物件で手直しがかなり必要なのですが…」という前提で見せて頂いたことがあり、街の中心部に近い立地と店舗スペース、居住スペースの広さが気になっていたのです。
「ここならお店だけでなく、関係人口(移住・居住でもなく観光でもない、継続的に地域に対して多様に関わる人)の方が中・長期滞在できるゲストハウスも作れるのでは?」
かなり手直しが必要であることや、当時のオーナーさんがよそから来た自分に家族が暮らした家を売ってくれるのかなど、様々なハードルはありましたが、荒武優希さんはじめ様々な方々のサポートによって、そのハードルを無事にクリアする事ができました。
その後、関係者の方々と何度も何度も打ち合わせを重ね、今年1月からは内装工事も始まり、今年の4月オープンできる運びとなりました。
【この場所で実現したいこと】
自分たちはどんな形でこの街に貢献ができるのか?様々な方々のアイデアも参考にして行き着いたのが "稲取の街の活性化と居住者幸福度向上への貢献" というミッションです。
観光やワーケーションプログラムなどで訪れた方がこの街を気に入って、移住体験を通じてこの街で暮らすようになったら…。そんな人が少しずつでも増えたら、きっと地域の活性化・地域への貢献に繋がるはず。
そう考えています。
暮らしている住民の方に向けて「中食の選択肢」を作る総菜販売、観光などで稲取を気に入ってくれた方が中・長期滞在できるゲストハウス、観光客の方が街歩きしやすいようなサービスの提供、この3つ関係人口の人向け事業のサイクルをこの場所で展開します。
[関係人口 = 移住・居住でもなく観光でもない、継続的に地域に対して多様に関わる人]
"地元の人たちや観光客の人たちなどが気軽に立ち寄れる" そんなアットホームな場所にしていきたいと考えています。
【「なぎ」というお店の名前に込めた想い】
お総菜販売、ゲストハウスの名前は「なぎ」。
普通に漢字で書くと「凪」。風がやんで波もなくなった "穏やかな海" を指す言葉です。
そしてもう一つ「和ぎ」。これで "なぎ" と読みます。なごむ、穏やかな状態を表す表現です。
ここに「和ぎ」の「和」を「輪」と読み替えて、「人の輪が生まれ、それぞれが穏やかに過ごせる空間」という意味を込めて命名しました。
【稲取でのこれまでの活動】
稲取にあるシェアキッチン「ダイロクキッチン」を利用して、昨年11月から毎週月・火曜日にチャレンジショップお総菜や「なぎ」を運営しています。
このチャレンジショップでは、今年4月の本オープンに向けて、とても多くの事を経験させてもらっています。
・商品の単価、お客様1人あたりの単価が把握できました
・1日の客数とご来店の波が何時ごろにあるのか、イメージが固まりました
・店舗オペレーションを毎回改善して、かなり効率化することができました
・地元の方で常連になってくれる方がたくさんできました
特に地元の方々とお知り合いになる事ができたのは、チャレンジショップ運営の大きな収穫だと思います。
「これ美味しかったよ」や「また来るね」という言葉もたくさんかけて頂き、本当に励みになります。
チャレンジショップの運営は今年3月いっぱいで終了しますが、"ダイロクキッチン卒業生"として、これから稲取で何かをチャレンジしたいという方のお役に立ちたい、何らかの形でダイロクキッチンに恩返しができたらと、関係者の方々とお話をさせて頂いています。
【資金の使い道と今後のスケジュール】
クラウドファンディングで得た資金は、すべて施設内の備品調達に充てます。
調達する備品とは…
・カフェスペースの椅子やテーブル(長時間座っても疲れにくいもの)
・ゲストハウス各部屋の寝具やワークデスクなど(質の高い睡眠、悪天候時にも仕事ができる環境)
・中長期で滞在する方が使用する洗濯機や冷蔵庫などの家電(日常生活が施設内で完結できる環境)
スケジュール
2024年1月:内装工事開始
2024年3月:内装工事完了、備品調達と施設内への設置
2024年4月:オープン
【リターンについて】
応援して頂いた方へのリターンとして、「お総菜や なぎ」のランチ券や「ゲストハウス なぎ」の宿泊券、滞在券をご用意しました!
■純粋支援
「リターンは要らないよ!ただただ応援!」という方はこちらをお選びください。
・御礼メッセージ【3,000円】
■なぎお惣菜券リターン
1枚でなぎのお惣菜1品を交換できるチケットを10枚ご提供します。
・なぎお惣菜券(10枚)【5,000円】
■稲取うまいもん詰め合わせリターン
稲取特産の商品から、私が「おいしい!」と思った商品を詰め合わせてご自宅にお届けします。
・稲取特産品うまいもんセットリターン【10,000円】
■稲取のんべぇ詰め合わせリターン
「のんべぇ視点」で「おいしい!」と思った商品を詰め合わせてご自宅にお届けします。
・稲取特産品のんべぇセットリターン【10,000円】
■宿泊券リターン
ご宿泊は2名様まで、なぎのお総菜で朝食をご用意します。
・なぎ宿泊券(1泊2日 x 1枚)【10,000円】
・なぎ宿泊券(1泊2日 x 3枚)【30,000円】
・なぎ宿泊券(1泊2日 x 5枚)【50,000円】
■稲取滞在リターン
1名様向け個室。「お総菜なぎ」の営業日は夕食をご用意します。
・なぎ滞在券(1週間)【50,000円】
・なぎ滞在券(2週間)【80,000円】
【さいごに】
ここまでお読みいただきありがとうございます。
このクラウドファンディングを通じて、様々な方々に稲取の魅力を知って頂き、交流が始まるきっかけになれれば嬉しいです。
ただ、こういったプロジェクトは最初だけでなく「永く続けていくこと」も大切だと思いますので、地元の方々にも永く愛される場所にしていけるように頑張ります。
どうか皆様のご支援、よろしくお願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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