プロジェクトの実行者について

私たち「NPO法人セトラひろしま」は、8月6日、広島「原爆の日」の夜、原爆ドーム前を流れる元安川で行われる「とうろう流し」に合わせ、音楽演奏を奉納する「とうろう流しミュージックセレモニー」を企画し、「ピースメッセージとうろう流し実行委員会」と連携して実施します。


このプロジェクトで実現したいこと

私たちの目標は、原爆の日に合わせて行われる「とうろう流し」で、音楽演奏を奉納することです。このミュージックセレモニーを通じて、原爆死没者を供養し、平和への祈りを込めた音楽を演奏することで、多くの人々に共感を呼び起こすことを願っています。


プロジェクト立ち上げの背景

8月6日の広島、毎年原爆ドーム前を流れる元安川で行われる「とうろう流し」、厳かにも美しい光景はわたしたちの心を深く揺さぶります。数年前、平和への想いとともに「とうろう」が川面に流れゆく光景に、祈りの音楽を捧げ、多くの人々と感動を共有したいという思いから、このプロジェクトが、とうろう流し実行委員会の取り組みとしてスタートしました。そして私たち「NPO法人セトラひろしま」は当初からこのプロジェクトのコンテンツの制作を担ってまいりました。


これまでの活動と準備状況

「とうろう流しミュージックセレモニー」は、8月6日に、広島の原爆ドーム前の元安川に多くの人々が平和への想いを込めて流す「とうろう流し」の行事に合わせて音楽演奏を奉納するもので、原爆死没者の供養と平和への祈りを込めた特別なセレモニーです。このセレモニーは、広島の地から、世界平和への思いを多くの人々に共有していきたいと考えのもと、数年前から昨年まで、毎年、とうろう流し実行委員会が主催し、私たちNPO法人セトラひろしまが企画制作を担当して行っていました。ここ数年来、趣旨に賛同するジャンルを超えた演奏家の参加を募り、「とうろう流しゾリステン(下記*参照)」という名のもとにプロジェクトに参加してもらい、和洋出自の異なる演奏家たち、それぞれ個々の音楽表現が十分に発揮されるとともに、時に異ジャンルの楽器どうしのセッションを通して融合し、流れるとうろうに向け、内的な交感の内に演奏を繋ぎ、時に情を起こし、時に黙し鎮め、多様な音楽の共存のうちに心に響くような感動的な音楽の環境をとうろう流しの光景に重ねてきました。

 しかしながら今年は、諸経費高騰のため、とうろう流し実行委員会では、このセレモニーに当てる予算の確保が困難となり、これまで企画を担当していました私たちのNPOが、とうろう流し実行委員会に替わり、このセレモニーの主催者として企画実施を目指すことになりました。

今年は改めて内容を問い直し、これまでの実績に甘えず、クオリティをさらに高め、私たちの想いを込めた音楽演奏を通じて、多くの人々に平和への思いを伝えることができるよう、最善を尽くすつもりです。

*2024とうろう流しゾリステン《音楽奉献者》(予定者)

榊 記彌栄 <筝・十七弦>、福原 一閒 <篠笛・能管>、伊藤 紀江 <クラリネット>、野村彰浩<キーボード>、タケウチ フミノ<二胡・アイリッシュフィドル>、三宅珠穂<即興演奏>、小林義男<シンセサイザー>、 KOTOユニット・シャシャテン<筝・十七弦> 他

リターンについて

このプロジェクトへのご支援には、様々なリターンをご用意しております。オリジナルクリアファイル、私たちの演奏を録音編集したCD、記録動画DVDをお送りするなど、特典がついたプランをご用意しています。 また、ご支援いただいた方々全員には、私たちの心からの感謝の気持ちを込めて、とうろう流しオリジナル記念葉書2枚(その内1枚は折鶴再生紙製)付お礼状をお送りいたします。このプロジェクトの成功は、皆さまのご支援によって支えられています。ぜひ、ご支援いただけると幸いです。


実施スケジュール

今年のプロジェクトのスケジュールは以下の通りです。

2024年「とうろう流しミュージックセレモニー」の本番

日時:2024年8月6日(火) 18:00~20:45   *強雨の場合中止の場合あり

場所:元安川 平和公園内元安川護岸(原爆ドーム対岸)

私たちは、これからも準備を進め、心を込めた演奏を披露するために全力で取り組んでまいります。どうぞ、お楽しみにお待ちください。

なお本番当日、台風等強雨・強風のためプロジェクトの本番が中止となる場合があります。この場場合、ご支援いただいた支援金は、2025年の開催のために使わせていただきますこと、ご了承ください。


最後に

私たちは、音楽を通じて、被爆者の方々、そのご家族、また広島の原爆の被害を忘れず、平和への思いを胸に抱き世界の各地から訪れる多くの方々の心に寄り添いたいと考えています。 このプロジェクトの成功は、多くの方々のご支援によって支えられています。ぜひ、私たちの活動にご賛同いただき、このプロジェクトを共に実現していきましょう。心より皆さまのご支援をお待ちしております。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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