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りぷりんと・ネットワーク設立20周年の喜びをシニア会員の皆と分かち合いたい!

りぷりんと・ネットワークでは、500人を超えるシニア会員が絵本の読み聞かせ活動を通じて多世代共生の地域づくりを行っています。活動開始20周年の節目となる今年、村木厚子氏を迎えての「記念講演会」の開催と「20周年記念誌」の製作により新たな1歩を踏み出します。皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

現在の支援総額

150,312

30%

目標金額は500,000円

支援者数

22

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/01に募集を開始し、 22人の支援により 150,312円の資金を集め、 2024/09/15に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

150,312

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目標金額500,000

支援者数22

このプロジェクトは、2024/08/01に募集を開始し、 22人の支援により 150,312円の資金を集め、 2024/09/15に募集を終了しました

りぷりんと・ネットワークでは、500人を超えるシニア会員が絵本の読み聞かせ活動を通じて多世代共生の地域づくりを行っています。活動開始20周年の節目となる今年、村木厚子氏を迎えての「記念講演会」の開催と「20周年記念誌」の製作により新たな1歩を踏み出します。皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

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■わたしたちについて

はじめまして!私たち「NPO法人 りぷりんと・ネットワーク」は、ボランティアとして地域の中で絵本の読み聞かせ活動をしているシニア団体のネットワークです。現在、首都圏の自治体を中心に13団体が加盟しています(2024年4月時点)。りぷりんと・ネットワーク会員が約500名、関連団体を合わせると600名を超えるシニアボランティアが、絵本読み聞かせ活動を行っています。

この「りぷりんと」という名前は"世代間交流による高齢者の社会貢献に関する研究(Research of productivity by intergenerational sympathy)の頭文字REPRINTSに由来しています。2004年に、東京都老人総合研究所 社会参加とヘルスプロモーション研究チーム(現在は東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加とヘルシーエイジングチームに改称)が、東京都や厚生労働省の研究助成金を受け、子どもたちへの絵本の読み聞かせを主な活動とした、シニア世代による絵本読み聞かせボランティアの養成に着手し、シニアボランティアと子どもたちとの世代間交流が、相互にどのような影響を与え合い、双方にどのような効果をもたらすのかを調査する先駆的研究を開始しました。それこそが「りぷりんと」です。

養成講座の受講後には、同じ講座を受講した仲間たちと一緒に自主グループを立ち上げて、保育園や幼稚園、小学校、中学校、最近は高齢者施設などでも定期的な読み聞かせ活動を行っています。


■理事長より 

保育園で「かあかあ もうもう」という絵本を読んだ時のことです。カラスと牛が自慢ののどを競い合う歌合戦のお話です。一緒に組んだ女性がカラスの役で「かあかあかあ」、私が牛の役で「もうもうもう」と節をつけながら掛け合いで読んでいきます。初めのうちこそ黙って聞いていた子どもたちですが、途中から私たちと一緒に歌い始め、しまいには教室中が「かあかあもうもう」の大合唱となりました。読み終わった時、ひとりの男の子がひとこと 「新しいうたが生まれたね!」

……その素晴らしい感性に私たちは脱帽。読み聞かせをしていると、時々このような素敵な瞬間に巡り合います。 絵本の読み聞かせは私たちシニアの脳を活性化し、また子供たちの心の豊かさにつながっていくと信じています。りぷりんと・ネットワークの輪が広がり、より多くのシニアの方に読み聞かせの楽しさや感動、醍醐味を知ってほしいと願っています。


■絵本の読み聞かせ活動

主に、近隣の保育園や幼稚園、小学校、中学校などで絵本の読み聞かせをおこなっています。読み聞かせ活動を行うときには、メンバー数人で一緒に読み聞かせ場所に赴いて、15分や20分の枠で絵本を数冊読むことが多いです。読み聞かせ対象の子どもの年齢やそれぞれの季節・時期にあわせて、選書を工夫しています。4月~5月にかけての読み聞かせでは、新学期のスタートに合わせて「桜」「入園・入学」「友達」などのテーマで読み聞かせをするグループが多く見られました。

また、最近では、さまざまなイベント等で地域住民向けに読み聞かせをする機会も増えてきました。団体やグループの垣根を越えた混成チームを作って、りぷりんと・ネットワークに連なる複数の団体の会員が一緒に読み聞かせ活動を行うことで、互いに切磋琢磨しながらより良い読み聞かせを目指しています。読み聞かせイベントの後には、意見交換会をおこなって他団体の取組みについて耳を傾ける時間を設けています。他団体の活動をお互いに参考にしあっています。

現在、500人を超えるシニア会員が13の地域団体を構成し、乳幼児や児童への絵本の読み聞かせ活動を通じて多世代共生の地域づくりを行っています。2023年度には保育園や児童館など259の施設で77,000人余の子どもたちや大人の方に読み聞かせを行いました。

過去の読み聞かせの様子

■書籍の出版

長年の活動の中で蓄積してきた読み聞かせをする際のさまざまなノウハウや、会員が選ぶ子どもたちに何度でも読んであげたい101冊についてまとめた書籍をこれまでに4冊出版してきました。出版にあたっては、シニアの読み聞かせ講座を運営している東京都健康長寿医療センター研究所の先生方や、実際に指導にあたってくださっているインストラクターの先生方にも原稿の多くを執筆していただきました。

■研修会・講演会

定期的に研修会や講演会を開催して、他のりぷりんと団体の取組みについて、また絵本や昨今の子どもたちのことについて学ぶ機会を作っています。すべてのりぷりんと団体の代表者が集まる「エリア交流会」は年に3~4回程度、講師を招いての講演会は年に1度実施しています。それぞれの団体で独自に講演会を開催することもあり、りぷりんとの会員であれば他のりぷりんと団体の講演イベントに参加するということも可能です。会員同士の横の繋がりも大事にしながら活動をしています。

2023年度に実施した絵本作家のたかおゆうこ氏と福音館書店の編集者との対談イベントの様子


絵本読み聞かせのボランティア活動を通して、安心・安全な地域づくりに貢献する元気なシニアの輪をもっと広めていくことを目指して、このプロジェクトでは、主に、りぷりんと・ネットワークの会員を対象にした「記念講演会」を開催して昨今の子どもたちを取り巻く社会環境についてさらなる学びを深め、「20周年記念誌」の製作・配布により会員の皆とこれまでの20年を振り返り、次の10年へと新たな一歩を踏み出すための一大企画です。

■このプロジェクトで実現したいこと

今年は、2004年に「りぷりんと」のプロジェクトが始まって20年、そして、2024年にNPO法人を設立して10年という節目の年です。プロジェクト開始から20年にわたって今なお元気に活動を続けている大ベテランから今年度会員になった新入会者まで、多くの元気なシニアがいきいきと活動する大きなネットワークに成長することができました。

この喜びをりぷりんと・ネットワークに連なる多くの会員たちと一緒に分かち合うとともに、次の10年に向けて会員の皆で心を一つにする2つの企画を実現するためにこのプロジェクトを計画しました。子どもをはじめとする地域の人たちに向けた絵本読み聞かせボランティア活動は、いわば地域を元気にするお手伝い。社会や地域への継続的な参加と次世代への貢献を続けることで、シニア自身も健康増進・認知症予防になり高いレベルで自立した生活を継続することが出来ます。

このような、子どもにも、シニア自身にも、ひいては地域にもメリットのある ”三方良し” の取組みを多くのシニア会員とともに、今後も長く続けていきたいと考えています。このプロジェクトでは、「記念講演会」で昨今の子どもたちを取り巻く社会環境についてさらなる学びを深め、「20周年記念誌」を製作して会員の皆とこれまでの20年を振り返り、次の10年へと新たな一歩を踏み出していくことで、安心・安全な地域づくりに貢献する元気なシニアの輪をもっともっと広めていきます。

■記念講演会の開催

村木厚子氏(元厚生労働事務次官)を講師にお招きして記念講演会を実施いたします。高齢者同士の集まりを越えた多世代交流を伴う「絵本読み聞かせ」のボランティア活動を行う意義や、令和時代の子育て世代が抱えている大変さについてご講演をしていただける予定です。20年の節目に、りぷりんとの取組みの意義について再確信し、これからの活動に向けての足掛かりにします。

■20周年記念誌の製作

当初3つのエリア団体からはじまったりぷりんと・ネットワークですが、2024年4月現在、13のエリア団体が加盟するほどに大きく成長してきました。これまでの20年の軌跡を記念誌という形でまとめ、配布することで、新入会員の方にもりぷりんと・ネットワークとそこに連なるそれぞれの団体の歩みについて知ってもらう機会にしたいと思います。これからの活動をリードする会員たちが本誌を参考にして、互いに切磋琢磨することで、絵本読み聞かせ活動を通じたよりよい地域づくりに寄与していきます。

製作した記念誌の冊子は会員のみならず、自治体や社会福祉協議会の支援者、絵本読み聞かせを行っている施設の方々にもご覧いただくことで、地域の中で日頃よりお世話になっている皆さんにりぷりんとの活動についてより深く知っていただき、絵本読み聞かせ活動を通じてより地域に貢献していきます。


■資金の使い道

<記念講演会の開催のための費用:約35万円>
「会場の施設利用料及び備品使用料」「講師へお支払いする謝礼金や交通費」「事前の準備や打合せ時の会議室利用料」「イベントの広報用チラシ等の制作及び印刷費」「講演会の記録(要旨集)の製作」などを想定しています。

<20周年記念誌の製作のための費用:約10万円>
「企画委員会の打合せ時の会議室使用料」「記念誌の冊子印刷費」などを想定しています。

<リターン送付のための費用:約5万円>
「記念講演会の招待状送付」「20周年記念誌の送付」「ニュースレターの送付」「書籍(地域を変えた「絵本の読み聞かせ」のキセキ[改訂版])の提供」などを想定しています。


■リターンの紹介


状況に応じて変わる可能性はありますが、このプロジェクトは、下記のようなスケジュールで進行していく計画にしています。

2024年5月26日    2024年度通常総会で20周年記念プロジェクトに関する紹介
2024年8月中旬     クラウドファンディング開始
2024年8月末頃     クラウドファンディング終了・支援者へ御礼のメッセージ送付
2024年10月中旬    記念冊子の製作
2024年10月末頃     講演会出席者への案内状発送、記念冊子の発送
2024年12月6日    村木厚子氏による講演会の開催


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

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  • クラファン開始から5日が経ちました。現在までに6名の方から34,312円の支援をいただいております。あたたかなご支援に心よりの感謝をいたします!20周年記念誌の編集会議記念誌編集委員会は、シニア理事4名と健康長寿医療センター研究所のスタッフ1名の5名で細々と進めています。実は記念誌は10周年と15周年にも発行したため3冊目となります。しかし、過去に発行した記念誌の製作にかかわったメンバーがいない為、5人とも手探りで進めています。記念誌では、これまでのプロジェクトの軌跡をまとめるページや、最近の各グループの活動紹介の他、これまでにお世話になった方々や団体からもメッセージをいただけるよう準備をすすめています。どんな冊子が出来上がるか乞うご期待!5,000円以上のご支援をしていただけると、記念誌が完成したら1冊ご提供いたします。 もっと見る

  • いよいよスタートしました!シニアの絵本読み聞かせ団体「りぷりんと・ネットワーク」として初めてのチャレンジとしてこのクラウドファンディングを立ち上げました。2004年のプロジェクト開始から20年、そして2014年のNPO設立から10年の節目となる今年、これまでの歩みを振り返りつつ、次の10年に向けて新たな一歩を踏み出します。8月1日、委員長会のなかでページの最終確認をおこない、無事にプロジェクトをスタートさせることが出来ました。プロジェクト開始直後の様子このプロジェクトは、9月15日まで1ヶ月半にわたって続きます。偶然なのですが、暦を見るとプロジェクト開始日の8月1日も終了日の9月15日も「友引」なのだそう。文字通り、絵本の読み聞かせボランティア活動による世代間交流をおこなう私たちの活動に応援の気持ちをもって支援をしてくださる仲間たちが次々と現れたら嬉しいなと思います。どうか、あたたかなご支援をよろしくお願いいたします! もっと見る

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