残りわずかとなりました
全国の似顔絵捜査官は間違えなく困っています。
作成上の疑問や問題点はどうしても起こるもの
しかしそれを解決する術がありません。
周りに指導してくれる人がいないからです。
元似顔絵捜査官で、プロの似顔絵師の私が
全国の似顔絵捜査官に講習してまわるというプロジェクトです。
疑問や問題点を1つ1つ解決していきます。
似顔絵捜査官の技術が上がれば確実に検挙率もあがります。
未解決事件を出さないためのプロジェクトでもあります。
残すところあとわずかな期間となりましたが、ご支援ご協力のほどよろしくお願い致します。
元警察似顔絵捜査官で、現在はプロの似顔絵師として活動している犬塚徹也です。
広島県警で23年間勤務し、その間似顔絵捜査に携わってきました。
退職後、プロの似顔絵師となり今年で20年目に入ります。
これまで何万人ものお客様の似顔絵を作成してきました。
似顔絵教室の講師もやっています。
カルチャーなど4箇所で10年以上講師を務めさせていただいております。
似顔絵教室の生徒からはプロ似顔絵師も誕生しました。
■日本似顔絵師協会 大阪地区委員長
■似顔絵検定協会 公認似顔絵師
■テレビチャンピオン 似顔絵決定戦優勝
元似顔絵捜査官ということで、テレビ出演する機会が増えました。
主な出演暦
■各局のニュース番組
■ほこ×たて
■ザワつく金曜日
■報道真相バンキシャ
■とくダネ!
■月曜から夜ふかし
■午前0時の森
■緊急大捜索
そのほか30回以上出演させていただきました。
テレビの出演依頼は、似顔絵捜査官の腕前を見せて欲しいという要望が多いです。
ある番組では、司会の人が数日前に出会った人の似顔絵を証言から描きました。
容疑者10人が待つ部屋で、別の司会の人が似顔絵だけを頼りに捜すというもの。
別の番組では、スタッフの人の似顔絵を証言から描きました。
その似顔絵を町行く一般人に持たせ、徘徊中のスタッフを捜してもらうというもの。
いずれも無理難題でしたが、なんとか犯人(スタッフ)を見つけることができました。
自分自身、これほど的中するものかと思いましたし
さすが元似顔絵捜査官と、文字通り自画自賛したわけです。
それと同時に、今の現役似顔絵捜査官たちがこの番組で結果が出せるのか
という不安がよぎったのです。
なぜそんな不安を感じてしまったのか。
それは、今の似顔絵捜査に携わっている人たちの現状を知っているからです。
■似顔絵捜査官の現状
似顔絵捜査官は何人ぐらいいると思いますか?
実は、各警察署に似顔絵を担当する人が必要なのです。
つまり、警察署の数だけ必要なわけですので、意外と沢山の人材が必要です。
本部の鑑識課には上手な人がいます。
しかし、県内でも遠方の警察署の管内で重要事件が発生し、
しかもそれが深夜だったりすると、本部から行っていては間に合いません。
そのためにも、自署の勤務員の中から似顔絵担当者を決めておく必要があるのです。
しかし、警察官は柔道や剣道の強い人は沢山いますが
絵のうまい人はそんなにいません。
実際、私の同期のうちで似顔絵捜査に携わったのは私だけでした。
絵の上手い人がいなくても、似顔絵担当者を決めないわけにはいきません。
絵の上手い人がいないわけですから、当然似顔絵を教えてくれる人も皆無。
しかも、ほとんどの都道府県警察では「似顔絵捜査官制度」がないため専門の部署がありません。
似顔絵の担当者は、今やっている仕事と似顔絵を兼務してやっています。
実際のところ、似顔絵を練習する時間もあまりとれないのが現状です。
そんな状況では、せっかく描いても全く似てない似顔絵が出来上がる可能性もあるのです。
似ていない似顔絵は、捜査に使いえないばかりか、下手をすると捜査の足を引っ張りかねません。
■似顔絵捜査の有効性
捜査に役立たない似顔絵なら、やらない方が良いのでは?
そんなことはありません。
似顔絵捜査は、数ある捜査手法の中でも素晴らしい有効性を持っています。
現代の捜査手法は、ハイテクを駆使したりしてどんどん進化しています。
それに比べ似顔絵捜査は、昔からあるとてもアナログな手法と言えるでしょう。
しかし、アナログだからこその強みや、アナログだからこそ可能なことがあるのです。
○ 迅速な手配が可能
似顔絵同様、犯人像を特定する手法として、防犯カメラの映像が効果を上げています。
犯人像を的確にとらえているわけですから、これ以上のものはありません。
しかし、犯人が映っていなければ使えません。
仮に犯人が映っていたとしても
まずは、犯人が映っていそうな位置に設置してあるカメラを探さないといけません。
更に、沢山のカメラ映像を確認するのに膨大な時間がかかります。
すぐに手配したくても、時間をかけないと使えない。
これが防犯カメラの弱点です。
その点似顔絵は、すぐに着手することができます。
私が現役のころは、30分以内の作成を心がけていました。
犯人像を特定するのに時間がかからず、迅速な手配が可能です。
○ 犯人像を目に見える形で提示
捜査員は、聞き込みをする前に予め犯人の人相を聞いてから現場に向かいます。
その時、口頭で聞いただけでは不十分でしょう。
似顔絵があれば、より明確な犯人像が分かります。
その後の聞き込みにも似顔絵を活用することができます。
実は、似顔絵は捜査員が聞き込みのときに使うことがほとんどです。
ポスターにして町に貼るという使い道は、ほんのわずかな数なのです。
○大掛かりな機材が不要
昔モンタージュ写真という手法がありました。
有名なものでは「3億円事件」の犯人の写真がモンタージュにより作成されました。
モンタージュとは、目や鼻などの顔のパーツごとに沢山の写真が用意されていて
その中から似てるパーツを選んで1つの顔を作るといったものです。
専用の機械がないと作成できませんし、特別な知識がないと扱えません。
その点似顔絵は、大掛かりな機材は全く必要ありません。
紙と鉛筆と消しゴムさえあれば描けるのですから。
○機動力が活かせる
モンタージュは、証言者に機会のあるところまで来てもらわないといけません。
その点似顔絵は、大掛かりな機材がいらないのでとても身軽です。
必要があれば現場に赴いて作成することもできます。
似顔絵担当者が出向いていけばいいだけの話です。
場所を選ばず、どこでも作成できることも似顔絵の利点です。
○コストがかからない
似顔絵作成に必要なのは、紙と鉛筆と消しゴムです。
非常にコストのかからない捜査手法です。
以上のとおり、本来似顔絵捜査はいろいろな面で優れています。
とても有効な捜査手法です。
こんな良いこと尽くめの捜査手法を使わない手はありません。
あとは似顔絵捜査員の腕前次第だということです。
私は、警察似顔絵捜査官を経てプロの似顔絵師となり、これまでいろいろな経験をしてきました。今では「元似顔絵捜査官」という肩書きが、私の代名詞になっています。
そのおかげで何度もテレビ出演することができました。
テレビに呼んでもらえるのは、それだけ珍しい肩書きだということでしょう。
似顔絵の仕事では、お客様の似顔絵を何万人も描いてきました。
沢山の似顔絵を描いていくうちに、ふと気付いたことがあります。
不思議なことに、現役のときに抱いていた疑問や悩みが全て解消されていたのです。
大量に描いてきたからこそ分かることがあったということです。
そんな自分の経歴を自己分析してみると
○ 元警察似顔絵捜査官として、現役の方々の悩みや気持ちに添える
○ プロの似顔絵師であり、作画の技術的な解析ができる
○ 似顔絵教室の講師を長くやっていることで、人に似顔絵の指導ができる
という三つにまとめられます。
こんな特殊な経歴を持っている人を他に知りません。
日本で私一人だと思います。
私の持つ三つの経歴が一番活かせるものは何か。
それは、現役の似顔絵捜査官の技術向上をお手伝いするということだと閃きました。
「これほどの適任者は他にいない!」
「というか、これは私にしかできないことではないのか!」
全く謙虚さのカケラもないですね。
はなはだ自信過剰な思いです。
思いは更に加速し、似顔絵捜査官の技術が向上すれば
○ 早期の事件解決により、被害回復や円滑な捜査活動が維持できる
○ 未解決事件が減る
○ すぐに逮捕されることが浸透すれば犯罪の予防にも繋がる
など、思いはどんどん膨らんできます。
それだけの力が似顔絵には力があると私は知っているからです。
現代の犯罪は益々凶悪化し、ニュースで殺人事件を聞かない日がないほどです。
早期に犯人を検挙し事件を解決する必要があります。
私の持つ知識とスキルを、全国の似顔絵捜査官に知ってもらうことで全国の似顔絵捜査官の技術を向上させていきたい。
そんな使命感が、今回のプロジェクトをするきっかけになったということです。
■これまでの講習
私が現役時代、年に一度「似顔絵講習会」がありました。
各警察署の似顔絵担当者が本部に集まり似顔絵の描き方を習うのです。
そのときの内容は
○顔の各パーツの描き方の講義
○隣同士がペアとなり、お互いの顔を描きあう
○証言者を囲み、質問しながら似顔絵を完成させる
というものでした。
講師は毎回同じ人でしたので、おのずといつも同じような内容になります。
講師に作成上の疑問点や、効果的な練習法を尋ねると
「練習あるのみ。」と言われてしまいます。
それはそうなのですが・・・
申し訳ないと思いますが、講習会を受講したからといって
似顔絵が上達したとは思えませんでした。
■担当者の悩みを吸い上げる
似顔絵担当者でれば、誰しも疑問や困っていることがあるはずです。
私ももちろんありました。
自分なりに解決してきましたが、退職まで解明できなかったこともあります。
例えば
○ 毎回なんとなく同じような顔になってしまう
○ 修正していくうちに顔や髪が伸び、紙からはみ出てしまう
○ 紙の中心に描けず、全体像が片寄ってしまう
○ 何から描き始め、どのような手順で描くのが正解なのか
○ 効果的に上達するような練習方法はないか
○ もっと早く描く方法はないか
○ 早く絵のクオリティを上げたい
など、きっと悩みは尽きないはずです。
このような悩みや疑問点には解決策がありますので、一つずつ解説していきます。
■顔の各パーツの描き方
人の顔は千差万別、一人として同じ顔はありません。
そうであるなら、毎回同じ目や鼻を描いてはいけないのです。
基本的なパーツの描き方はありますが、基本に囚われすぎてはいけないということです。
似顔絵をより似せるために、パーツの描き方よりもっと大事なことをお教えします。
■効果的な練習法を実践
似顔絵は、沢山描けば描くほど上達します。
それは間違いないのですが、闇雲に練習していては上達までに時間がかかります。
できれば短期間に上達し、少しでも早く捜査に役立てたいところです。
抜群に効果的な練習法を体験していただきます。
もちろん、そのときだけやってすぐに効果が出るものではないので
講習が終わった後で続けてやっていただきたいと思います。
■資料の配布
講習会では全員にテキストを配布させてもらう予定です。
資料の内容は既に完成しています。
講習会が終わった後でも何度も読み返していたでけるよう作成いたしました。
■講習希望場所
○ 各都道府県の警察本部
(似顔絵講習会)
(専科教養・初任科教養)
○ 各都道府県の警察署
(訓示日・教養日など)
○ 地域ごとの管区警察学校
東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州管区警察学校
及び四国警察支局警察学校
(似顔絵指導者育成専科)
今回のプロジェクトをスタートするのあたり、既にプレ開催を実施しています。
■広島中央警察署
■安佐北警察署
の二箇所で、大勢の署員の方に似顔絵捜査の講習をしてきました。
しかし、その後コロナ禍となり、一時ストップを余儀なくされました。
ようやくコロナも落ち着いてきたということで、本格的な始動となりました。
■リターン内容
私は似顔絵師ですので、リターンも似顔絵に関連したものになります。
リターンの中の書籍類は販売しているものではありません。
似顔絵教室で使ったり、興味のある人にお配りしているものです。
■Q&A
Q1:決済方法は何がありますか?
A1:各種クレジットカード、銀行振込(Pay-easy払い)、コンビニ払い、キャリア決済等がご使用になれます。
詳しくはCAMPFIREヘルプページからご確認ください。
Q2:リターン品の到着日の指定はできますか?
A2:誠に恐れ入りますが、到着日の指定は出来かねますのでご了承ください。
Q3:間違ったリターンを選んでしまいました。キャンセル出来ますか?
A3:原則キャンセルはお受けすることが出来ませんので予めご了承ください。
Q4:一人で複数回支援することは可能ですか?
A4:同一の方による複数のご支援は可能です。
支援画面にて支援金額を変更する「上乗せ支援」も可能です。Q5:海外からの支援は可能ですか?
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
設定したゴール以上支援額が集まった場合、次のストレッチゴール(目標金額)を設定させていただく予定です。
クラウドファンディングでいただいたご支援金は、各関係者と相談しながら、
テキストの作成費・交通費宿泊費・広告宣伝費などに活用していきます。
目標金額:500万円目標金額のうちCAMPFIRE手数料:66万円
テキストの作成費・交通費宿泊費・広告宣伝費・活動費など:434万円
【クラウドファンディング期間】
2月27日〜4月7日まで
【プロジェクト実施期間】
講習会の日程が決まり次第すぐに開始します。
このプロジェクトの目的は、似顔絵捜査官の技術向上は元より指導者の育成にあります。
全国を一巡しただけでは叶わないと考えています。
後継者の育成には、少なくとも10年をめどにやり続けなければと想定しています。
今回支援をいただいた資金が尽きようと、私の活動は続いていくことになります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
似顔絵講習の必要性を感じていただければ幸いです。
この先、凶悪事件の未解決事案が深刻な問題となってくることは必至です。
人事ではなく、いつ自分の身に降りかかってもおかしくありません。
そうならないために、早期の対策が必要です。
このプロジェクトをとおして、私の夢があるんです。
全国の似顔絵捜査官が超一流となり、検挙率が格段に上がり
世界が羨むような「日本警察のお家芸」と言われる捜査手法を確立するということです。
日本警察に似顔絵捜査あり!
他の国が似顔絵を教えてほしいと言ってくるかもしれません。
そのときは、既に育っているであろう後継者にお任せします。
最新の活動報告
もっと見る終了しました
2024/04/08 11:16午前0時をもちましてご支援の募集が終了いたしました。ご支援いただいた方には心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。既に講習会用のテキストの発注をしておりますので当面その費用にあてさせていただこうと思っております。クラウドファンディングは終わりましたが、本当のスタートはこれからです。一人でも多くの似顔絵捜査官に私のスキルを伝え、警察の捜査力の底上げに少しでも貢献できればという思いです。いろんな場面でそのご報告ができると思いますので、今後ともよろしくお願い致します。 もっと見る
本日最終日です
2024/04/07 10:34今回のプロジェクトは前々からぼんやりと考えていたことでした。現実のものと意識しはじめたのは、私の年齢が還暦を迎えたためです。高校を卒業して警察官となり似顔絵捜査に携わって23年。退職後に似顔絵師となり丸19年。この間に得た似顔絵のスキルをこの先いかに活用していくか。自分のできること、自分がやらなければならないことをこのまま何もせず埋もれさせていいのか。60歳となり人生の先がなんとなく見えてきた今、のんびり構えていてはいけないなと思った次第です。問題は、残された時間と資金の調達ということで今回クラウドファンディングにチャレンジしました。残り数時間となりましたが、私の想いに共感していただければ、暖かいご支援をどうかよろしくお願いします。 もっと見る
似顔絵捜査官と似顔絵師の違い
2024/03/24 08:52時折似顔絵捜査官にプロの似顔絵師が講習したというニュースを見ることがあります。警察内部だけでなく部外の専門家の講習を受けるのは とても有効です。しかし、プロの似顔絵師たちは捜査似顔絵を描いたことがありません。似顔絵そのものの描き方は教えられても、捜査似顔絵の描き方を教えることができません。決定的に違うのは見て描くか、聞いて描くか。似顔絵の極意は観察にあります。プロの似顔絵師は顔を細部にわたり観察し、特徴点をとらえて似せていきます。しかし、捜査似顔絵は見て描くわけにいきません。犯人は逃げちゃってますから。プロの似顔絵師が描く似顔絵と捜査似顔絵は 似て非なるものなのです。通常の似顔絵と捜査似顔絵の両方の経験がなければならないというわけです。 もっと見る
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