自己紹介

 第1目標達成お礼申し上げます。NEXT GOALへ挑みます!

皆様おひとりおひとりよりあたたかなご支援を賜り心より御礼申し上げます。

おかげさまで、4月13日第1目標300万円達成することができました。

こんなにも多くの皆様にご支援励ましのメッセージをいただき感謝の気持ちでいっぱいです。

皆様よりスタッフ一同「今日も一日頑張ろう!」と、お力を頂いております。

目標を300万円としていましたが、現状復旧の目途は未だ経っておりません。

なんとか損傷のひどい蔵の一部だけでも修復したいです。

また、お酒を仕込むために地震で壊れた醸造機械の修繕及び購入をしたいです。

ネクストゴールを550万円として引き続き挑戦して参りますので、ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

橋本酒造株式会社 蔵元十代目 橋本佳幸


はじめまして、石川県加賀市動橋町にある橋本酒造㈱の十代目 橋本佳幸(はしもとよしゆき)と申します。

 この度令和6年能登半島地震により能登で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 弊社は創業宝暦十年(西暦1760年)今年で264年目を迎える小さな造り酒屋で、私は2000年に十代目橋本重右衛門佳幸を襲名し、父九代目より社長を譲り受けました。

 当蔵も多くのお酒(貯蔵酒)が割れ、大切な醸造機械も損傷し蔵の壁が落ちるなど被害を受けました。ですが、我々の痛手はそれだけにとどまりません。経営が困難に大きく陥った要因は、先代の九代目より引き継いだ時点で既にあった5億の借金や、歴史ある母屋も競売にかかり人手に渡るなど、多岐にわたります。

 その時点で廃業も頭を過ぎりましたが、なんとか日本の伝統文化、日本酒を造り続けたいとの強い思いで、規模を縮小しながらも酒造りを続けてまいりました。

 しかしコロナ過が続く約四年間、観光蔵(大日盛酒蔵資料館)の収益が主な収入源である当蔵は「観光客0人」すなわち売上0円の日々が続き大打撃をうけました。

 それでもなんとか酒造りを続けて参りましたが、コロナもようやく終息に向かい観光客のご予約も徐々に入り始め、さあこれからと言う中、昨年5月の能登地震が起こり風評被害によりオールキャンセルとなり心が折れそうになりました。昨年の10月頃になりようやく今年の一月、二月のご予約を頂きましたが、再び今回の令和6年能登半島地震により多くのお酒が割れ、洗瓶機も修復不可能となり現在寒い中、水で手洗いしている状況です。なにより甚大な被害は、昨年同様、風評被害によるキャンセルが相次いでいることです。

 私たちは、この環境下で風前の灯ともいえる苦境を強いられています。


このプロジェクトで実現したいこと

 このプロジェクトを足掛かりに、どん底の橋本酒造を再生したいと考えています。

 先代の杜氏「前良平」が残した貴重なお酒を多くの方に知っていただき、これから私たちがつくるお酒もまた世に出回ることで、酒蔵の存続に繋がると信じております。

 また今後、観光客や海外のお客様の需要に応えるため、設備等の充実を図りたいのですが、そのためにもまず初めにお酒造りのための資金を集めたいと思っています。


プロジェクト立ち上げの背景

 先述したとおり、これまでの不景気のあおりを受けた倒産寸前の状況の中で、新型コロナや地震による被害を受けました。

 今は亡き先代の杜氏、前良平氏の貴重なお酒を世に出したい思いが強く、これから不死鳥のごとく、このお酒が広く皆様に愛されることを願ってプロジェクトを立ち上げました。

 前良平杜氏は先代より大きな借金を負わされた私共十代目の事を心配されて「酒造りも大切だが一番大切なのは自分たちの体だよ。決して無理をしないように」と常に気遣ってくれていました。

きっと杜氏は自分が醸したこのお酒で皆様にご支援頂き十代目が酒造りを続けていけたらと思ってくれている事と存じます。


リターンについて

 支援頂いた方にはお礼として、選びやすい豊富なラインナップと、通常販売していない貴重な商品をご用意いたしました。

中には、今回の地震で一部割れてしまいましたが杜氏の自信作「三十年熟成大吟醸」をはじめ、めったに世に出回らない超長期熟成酒や、益々繁盛(4.5ℓ)の純米大吟醸を大きな瓶に入れた縁起のいい商品もございます。

また、加賀市が発案した武将3Dエンターテイメント『斎藤実盛』をラベルにした純米原酒もございます。

 これを機に是非弊社のお酒をお楽しみ頂ければと存じます。


スケジュール

 私たちは酒蔵の復興に向け、以下のスケジュールで活動を進めてまいります。

・3月16日:クラウドファンディングの開始

・4月30日:クラウドファンディングの終了

・5月上旬以降リターンの発送準備

・6月上旬:リターンの発送開始

 私たちはできるだけ迅速に作業を進め、リターンの発送を行います。ご支援いただいた皆様には、早急にお礼の品をお届けできるよう努めてまいります。


資金の使い道

 酒米などの原材料の仕入れ、設備修理資金などの運転資金に活用させていただきます。


原材料費    200万円

 酒米などの原材料の仕入れに必要な資金です。 

設備資金 350万円 

【内訳】

・洗瓶機 約200万円 

 1800㎖、720㎖、500㎖、300㎖、180㎖瓶を洗浄します。 コロナ禍の中、最小限のメンテナンスでなんとか稼働してきましたが、地震の影響により修復不可能となってしまいました。

 ・蔵の壁、売り場の修復費用  約100万円

 ・ボイラーの配管修復費用 約50万円

 

 わたしたちは、この550万のうちまずは、300万をご支援いただきたいと考えています。

※皆様のあたたかなご支援により、2024年4月13日に300万円達成しました。550万円を目標に引き続きご支援をお願いしております。ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。


橋本酒造のお酒

 伝統的な手作りにこだわり、今もなお昔から受け継がれてきた道具が活躍しています。特に、もろみをしぼるための木槽(きぶね)は大正15年から大事に使い続けています。

 酒米は、兵庫県の山田錦や、石川県の五百万石を使用。麹菌によって糖化され、酵母によってアルコール発酵したもろみは酒袋に入れられ、袋吊りや、木槽しぼりで時間をかけてしぼります。これが澄み切った雑味の少ないお酒をつくりだします。

 時間をかけて手作業で行う酒造りのため、また、数少ない社員と行っているので、つくれる量は多くありません。私たちは本当においしいと思う方法で、こだわりをもった酒造りを続けています。


最後に

 最後に、先代より大きな借金を被り言葉で言い表せない苦労をかけている妻に心より感謝しております。

 前良平杜氏が引退する際「一人落ち着いた人間がいないと良い酒は造れない。奥さんにまかせたぞ。」

と託された妻は、それこそ蔵に入り杜氏の教えをスタッフに伝え一緒に酒造りをして分析をし、ひたすら良いお酒になる様に精魂を傾けています。

 利酒師としても、お酒造りからお酒の特徴、お料理とのペアリングなどお客様とお話ししながら試飲体験を楽しんで頂いております。大病をわずらいながらも笑顔で頑張ってくれる妻に、そして苦しい中ついてきてくれたスタッフのみんなに恩返しをしたいと思っております。

 このままでは終われません。皆様のご支援心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/04/30 18:03

    あと残り6時間となりました。応援して頂きありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。最後まで応援よろしくお願いします。橋本酒造㈱蔵元十代目 橋本佳幸

  • 2024/04/29 12:40

    いつも応援して頂きありがとうございます。早速のご支援頂き励ましのメッセージ本当に嬉しかったです。感謝の気持ちでいっぱいです。皆様の心からのエールを力に変えて再生に向けて一歩一歩進めていきたいと思います。いつの日か皆様にお会いできる日を楽しみにしております。あと36時間となりました。最後まで応援...

  • 2024/04/28 13:16

    ここまでご支援いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。プロジェクト終了まで残り2日となりました。募集終了日は2024年04月30日です。当初予測していたより、今のままでは現状復旧は厳しいです。なんとか損傷のひどい蔵の一部だけでも修復したいです。またお酒を仕込む為に、地震で壊れた醸造機械の修...

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