私は日本で鍛冶屋の修行をしている者です。師匠と私だけの小さな工房です。私の師匠は80歳です。師匠とはちょうど50歳差です。10代の頃より鍛冶に携わってこられました。師匠の父も戦中、日本刀を製作する仕事をされていたのですが終戦後は刀鍛冶は失業してしまったのです。 私の師匠は現在は注文は受けておりませんが、日々私の鍛錬と指導にあたって頂いております。

 鍛冶の修行を始めて数年が経ちました。我々は小さな工房で鍛冶から木工、彫金などを一通りして製品をつくっています。 これを一作同人と言います。

 私は鍛冶屋が成り立たなくなった時代にあって尚、鍛冶の鍛錬と技術の継承にあたって頂いている師匠と支えて頂いている周りの方方の為にも、より広く多くの方に我々の活動を知って頂き、支援頂きたいと願いクラウドファンディングをはじめました。



リターンについて
スケジュール

5月  クラウドファンディング終了返礼品の製作発送開始 
2024年中に返礼品発送を完了  
資金の使い道
集まった資金は返礼品に必要な分の燃料代、材料代、資材購入、設備拡充、実店舗の年会費、新作の製作、広報の順に鍛冶屋を続けていくための資金に充てます。
最後に

小さな工房だからできるこだわりの刃物づくりを1日でも長く続けていきたいと願っております。鍛冶を通し先達の技術の高さを知りました。鍛冶屋の成り立たないと言われる時代ですがこのまま無くすのは惜しいです。どうぞご支援賜りますようよろしくお願いします。

  • 2024/05/01 22:51

    ご無沙汰しておりました。この間に支援頂いた方、関心持って頂いた56名の多くの方々にお礼申し上げあげます。残すところ10余日になりましたが、先日変わった注文を頂きましたのでそれを制作する過程を活動報告としてあげていこうと思います。注文はモンゴルの鍛冶屋さんが作っているナイフの製作の依頼です。 ヤ...

  • 2024/04/12 14:19

    初めて応援コメント頂きました。支援頂きありがとうございます。今日は砥石の事です。 これまで、どこのウェウブページを見ても砥石は絶対、平面と書かれています。砥石は使うとちびていきます。(ちびて舟型になった砥石)こうならないように砥石を平にするという事が一般常識です。しかし、一度平面は忘れて下さい...

  • 2024/04/11 09:44

    いつもご覧頂きありがとうございます。また支援頂いた方、ありがとうございました。因州小鍛冶です。今日は金床(かなとこ)の事です。金床(金敷)は焼いた鉄を叩く台の事です。これは古い日本式の金床です。これだけの鉄の塊をどうやって作ったのか。本に「昔は鉄の木端を溶かして作った」と伝承が載っていました。...

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