プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

サザンペンについて

サザンペンは約30年前に日本で活動をスタートさせた非営利団体です。バングラデシュ南部に暮らす少数仏教徒・ラカイン族や周辺の貧しい人々を支援するために設立されました。現在、旅行作家・下川裕治が運営の中心として活動を行っています。
これまで留学生の受け入れ、マングローブの植林、現地学生たちへの学費支援などのほか、メイン事業として、コックスバザールでウシュコラ小学校を運営しています。この小学校は貧しい子供たち向けで、基本的に授業料は無料です。余裕のある家庭からは授業料、試験の査定料などをもらい、足りない分は日本からの援助で続けています。

ウシュコラ小学校について

バングラデシュ南部のコックスバザール。そこの仏教寺院のなかにある「ウシュコラ小学校」を私たち(サザンペン)は30年以上運営してきました。コロナ禍の時期は政府の指示で休校がつづきましたが、再スタートし、いまは100人を超える生徒が通っています。

長い休校を経て、学校にも活気が戻ってきました

直面している課題

これまでマンスリー型のクラウドファンディングで、温かいご支援をいただきながら続けてきました。しかし2024年、学校で盗難があり、天井の扇風機(フライファン10台)、電気系統のコードが持ち去られてしまいました。さらにシロアリの被害によって壁がひとつ壊れた状態です。暑い時期に向けて、なんとか扇風機の設置を考えています。昨年はじめたコンピュータクラスも、電源が復旧しないと開講できない状態です。

扇風機がなくなった天井の様子

壊された校舎裏の窓

このプロジェクトで実現したいこと

<侵入を防ぐ鉄格子の設置>

夜警を雇うことを考えましたが、月に1万円近くがかかり、経費不足のなかでは難しいため、裏側の窓すべてに鉄格子をはめます。表側は改修時に鉄格子を設置しましたが、裏側は木製の窓。今回はそこを壊されて侵入されてしまいました。同時に壊れた壁も修復します。この工事にかかる費用は約20万円と見積もっています。

<扇風機の設置>

まず電気の復旧を行い、その後、天井への扇風機の設置を考えています。扇風機の種類は現地で検討していますが、台数は10。工事費を含め75万円ほどが必要になります。

<先生たちへの給与増額>

バングラデシュは経済成長期に入り、物価が2~3倍に急騰。同時に社会のさまざまな問題も浮き彫りになってきています。物価高は先生の生活を圧迫しています。9人の先生は自らアルバイトをするなどでしのいでくれていますが、なんとか先生たちの給与を増額したいと考えています。仮に1年間、先生の給与を9人で7万円ほど増額すると、84万円ほどの資金が必要です。

ウシュコラ小学校での授業のひとコマ

スケジュールと資金の使い道

扇風機の設置など、まずは暑くなる時季を目安に資金を集めたいと考えています。
●スケジュール
3月 実行委員会の立ち上げ
4月 クラウドファンディング開始
5月 扇風機設置に向けた現地との調整(費用、台数の決定)
6月 クラウドファンディング終了  
7月 窓と壁の修繕費用に向けた現地との調整(費用、修繕箇所の決定)
    扇風機設置、修繕
8月 窓と壁の修繕開始

●費用
鉄格子の設置:約20万円
扇風機の設置:約75万円
先生の給与:上記以外

最後に

2024年3月には既存のマンスリー型支援者とともに学校を訪問。生徒たちと一緒にゴミ拾いしました

現在、学校支援のマンスリー型クラウドファンディングを継続し、22人の方から支援をいただいています。このネットワークをさらに広げていくことを考える一方で、一時的ではありますが、緊急支援を募り、先生の給与を支援していければと考えます。鉄格子と扇風機設置に加え、1年間の先生の給与の増額のために、計200万円を目標にCAMPFIRE for Social Goodでの運営費援助をお願いできればと考えています。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

社会課題の解決を
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