こんにちは、はじめまして!BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)です!

私たちは、ネパール・ハルパン村で育つコーヒー豆の流通をつくり、雇用支援を行うため、2019年12月に誕生したコーヒー屋さんです。2021年には東京・文京区に実店舗をオープンしました。

本プロジェクトは私たちが取り扱うコーヒーの産地に、支援者の好きな名前を記したコーヒーの苗木を植樹する『BIKAS COFFEE VILLAGE』の第4期にあたります。

2021年5月にプロジェクトが始動してから、これまで実施したクラウドファンディングでは、3年続けて初日に達成率100%に到達し、3年間で351本のコーヒーの木を植えることができました。

苗を植えてから実になるまでの3年。支援者が植えた想いが木の成長に合わせて、どのように3年間を過ごしていくのかという経過を楽しむ。そして、農家さんが3年間大切に育んだ想いも上乗せされ、植えてから3年後に支援者の元へコーヒーが届きます。

自分のコーヒーを育てて飲むことで、森をつくる【新しいコーヒーの楽しみ方】を届けます。


日常でたくさん飲まれているコーヒーですが、日本人は平均で1週間に10杯飲んでいると言われています(農林水産省HPより)。

平日朝、眠気覚ましに飲む一杯
出勤時、でテイクアウトする一杯
ランチ後、お口直しに飲む一杯
夕方休憩時、一息をつくために飲む一杯

そんな多くのシーンで楽しむことのできるコーヒーですが、現在、ある問題に直面しています。それは「地球温暖化による生産量の減少」です。

気温や湿度の上昇により、さび病というコーヒーにとって深刻な病気が発生しやすくなり、収穫量の減少や品質低下を招きます。こうした事態が続くことで、コーヒー生産から撤退する生産者も多くなることが予想され、2050年には私たちが普段飲んでいるアラビカ種の栽培地が約50%も減少するとも言われています(A bitter cup: climate change profile of global production of Arabica and Robusta coffee)。

少し歩けば簡単に手にいれることのできるコーヒー

コーヒーによって、便利で豊かな生活を手に入れた私たちでしたがその反面、街にはたくさんのコーヒーで溢れかえり、結果として農家や環境への負荷が大きくかかりました。

そんな危機的な状況にあるコーヒーにおいて、新しい生産・消費スタイルを提案するアイディアが、ネパール・ハルパン村の農業と生活に隠されています。


通常、コーヒーの一大産地では、農地を確保するために大規模な森林伐採が行われています。いかにして効率よくコーヒーを生産するかを第一に考えた結果、重機械での大量栽培、森林伐採が手段となり、環境破壊が起きているのが現状です。

一方、私たちが仕入れているハルパン村のコーヒーの木は野菜や果物などを育てる庭の畑の中で一緒に植えられたり、森の中に植えられたりしています。これらの方法は「アグロフォレストリー」と呼ばれ、お互いの作物の特性を活かしあった「森をつくる農法」として世界から注目を集めています。

特に、ハルパン村では生活の中でコーヒーの木を育てることによって「副業」のような感覚で栽培しており、これまでの生活を無理に変えずに収入を上げ、収入源のリスク分散も可能になります。また、ハルパン村では森の中や樹木の下にコーヒーを植えることで、直射日光が苦手なコーヒーの木が成長しやすい環境を自然に生み出しています。環境を壊すことなく、それぞれの家で飼っている家畜の糞尿などを使った有機肥料を使い、環境にも、生産者にも消費者にとっても優しいコーヒー栽培を実現しています。

このハルパン村における暮らしの中に植樹プロジェクトが加わることで、持続的なコーヒーの生産と消費を促すためのエッセンスが存分に含まれていると私たちは考えております。


ネパールのコーヒーは香りの高さと、苦味の残らないすっきりとした後味が特徴です。その風味はナッツに近いと言われ、ブラックコーヒーの後引く苦味や過度な酸味が苦手な方でも、BIKAS COFFEEのコーヒーをきっかけにブラックコーヒーを飲めるようになったという声もいただきました。

しかし、一般的にネパールのコーヒー豆が日本で出回ることもほとんどありません。なぜなら、ネパールの国土の大半は山岳地帯であり、山間部の斜面や段々畑で栽培しているため機械をいれることはできず、管理が全て手作業になるなど手間がかかります。加えて、収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)を生豆にするまでに行われる洗浄や乾燥など何種類もの精製工程も手作業になるため、大量に生産をすることができないのです。

そんなコーヒーの2050年問題を解決する力を持つアグロフォレストリー農法やハルパンの村人によって丁寧に育てられた、世界的に貴重なネパールコーヒーを私たちはお届けしています。


苗を植えてから実がなるまで約3年と言われています。3年後に収穫をしたコーヒーは植樹1本につき500gの豆を支援者の元へお届けします。また、植樹してから3年間、ネパールのコーヒー農園の様子やコーヒー農家さんの声などをまとめた「ハルパン村からのお便り」を定期的にお送りしながら、皆さまが植えたコーヒーの木が実を結ぶまで大切に育てます。

植樹する際には、ご自身のコーヒーの木に名前をつけることができます。自分の名前をつけるのもよし。3年後の自分に向けたメッセージでもよし。植えたコーヒーの木にオリジナルの名前をつけることができます。


2021年から数えてこれまで3回植樹してきましたが、3年間で合計266人が参加し、351本の木がハルパン村で今もスクスクと育っています。2024年2月には、2021年度に植えたBIKAS COFFEE VILLAGE1期の方々のコーヒー豆の収穫をしに、3年前に支援していただいたオーナーの方々と一緒にネパールまで行ってきました。


▼収穫に関する詳しい様子はこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000099441.html


そして2024年4月、1期で植えた木から収穫したニュークロップのお豆をはじめてオーナーの皆さまにお届けすることができました。1期オーナーの方々からも大変嬉しいお声をいただいております。

「元々コーヒーが好きで、自分が植えた木から3年後にコーヒーが届くという体験に興味を持ったのがきっかけで参加しました。転職のタイミングも重なって、新しい生活やキャリアに対する不安もあった人生の分岐点で3年後がちょうど30歳になるタイミング。30代の自分に送るエールとしてコーヒーが届いたらいいなと思っていました。実際に3年後、収穫に行った時にはとても感慨深かったです。行くまでは、どこか遠い国の遠い話で自分のコーヒーの木が本当に実在するのか、どこか現実離れな話でしたが、コーヒーの木が本当にネパール・ハルパン村に実在していて、見つけた時は声を上げるぐらい感動しました。3年の月日を経て、実がなっているという事実にじわっとくるものがありました。自分で収穫して、農家さんたちにも触れて、届いたコーヒーは自分も楽しみたいけどいろんな人に振る舞いたい気持ちが生まれました。自身の収穫体験も伝えながら、いろんな人と一緒に飲みたいと思っています!」


「新卒で会社に入ったばかりの3年前、社会の荒波に飲まれないぞという覚悟を持って初任給でプロジェクトに参加しました。この3年間で初任給の使い道は会社でも友達でも話題になり、植樹をした話をする度に初心を思い出すことができました。コーヒーが届く前からリターンを受け取っている気持ちです。ハードワークで大変だったこともあったけれど『頑張ろう!と決めたじゃん!』と何度も自分を奮い立たせて、目標としている人に近づくために今も日々楽しく働いています。そんな3年間を思い返しながら、大切にコーヒーを味わおうと思います!」


「娘の誕生記念に植樹しました。娘の成長記録を見返しながら、3年間をじっくり振り返る時間を楽しもうと思います。この3年間は、育児に翻弄したあっという間の月日でした。コロナ全盛期だったということもあり、悩みに悩んで仕事を退職し、娘の成長と共に育児に翻弄する時間は、これまで経験したことのない貴重な毎日でした。不慣れながら右往左往したり、娘との接し方など全てが上手く歩めた訳ではなく、思い悩んだりした時もたくさんありました。そんな時、娘と同じように成長してくれている記念樹に思いを馳せながら日々を過ごしていました。3年という時間は、新しい門出です。娘の入園式は、収穫した豆でいただくコーヒーでスタートしようと思います。」


また、これまでTVをはじめとするたくさんのメディアにも取り上げていただき、密かに今コーヒー好きの間でブームになろうとしている、今注目のエンターテインメントになりつつあります。


<代表的なメディア露出のURL>
テレビ東京「全力イノベーターズ」:YouTube動画
Pen Online:記事
Life Hugger:記事
ELEMINIST:記事
TABI LABO:記事

<2021年実績>
総支援額:1,961,890円
達成率:392%
総支援者数:111人
https://camp-fire.jp/projects/view/417645

<2022年実績>
総支援額:1,550,500円
達成率:310%
総支援者数:82人
https://camp-fire.jp/projects/view/562837

<2023年実績>
総支援額:1,123,000円
達成率:224%
総支援者数:73人
https://camp-fire.jp/projects/view/654444


ここまでお読みいただきありがとうございます!コーヒーの新しい楽しみ方を味わいたいと思ってくださった皆さまへ、今回は7種類のリターンをご用意いたしました。

まずおすすめしたいのは、自分のコーヒーの木を植えられる植樹パック。ひとりで楽しみたいという方にも、ご家族や恋人、ご友人と一緒に楽しみたいという方にもお応えするため、複数プランをご用意しました。さらに、今回のプロジェクトでしか買えない限定オリジナルTシャツをゲットできるプランや、この機会にBIKAS COFFEEを飲んでみたい!という方に向けたプランも、複数ご用意しました。詳細はリターン文章をご覧ください。


目標金額:50万円
現地管理費:約35万円
仕入れ:約3万円
リターン準備費:約3.5万円
手数料:約8.5万円

All-in方式で実施します。
なお、目標金額を超えた資金に関しましては、農具や技術の提供をはじめとする以下の用途に使わせていただきます。

・コーヒーの生産管理費(農具や技術の提供など)
・コーヒー豆輸入関連
・国内加工(焙煎・グラインド・パッキング・輸送など)
・今後の事業拡大に向けた資金


「BIKAS(ビカス)」とはネパール語で「発展」という意味を持ちます。

ネパールの山奥にアグロフォレストリーで育つ、希少かつ上質なコーヒー豆がありました。この流通を健全化し雇用支援と地域開発を行うために誕生したコーヒーそれが “BIKAS COFFEE”です。味や香りだけではなく意味で選んでもらうことを理念に、生産から消費に関わるすべてのヒトの顔が見えるトレーサビリティの高いコーヒーのD2Cを目指しています。2021年10月、東京・江戸川橋に実店舗をオープンし、2024年4月から移動販売が可能なキャンピングカー事業をスタートいたしました。

▼詳しい物語はこちら
https://www.notion.so/bikascoffee/16d245a1555b457c98f5fc7547522b0c?pvs=4

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<BIKAS COFFEE 東京・江戸川橋(実店舗)>
BIKAS COFFEEの世界観やコミュニティをリアルに体験できるコーヒーショップ。
1杯に込められた10の物語と一緒に飲めるコーヒーを提供しています。

営業時間:
平日  9:30-17:00
土日祝 10:00-18:00

アクセス:
〒112-0014 東京都文京区関口1丁目23−6 プラザ江戸川橋 112
有楽町線 江戸川橋駅 徒歩1分

マップ:https://goo.gl/maps/CfWmpNT3nQ1jQHyZ6

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<会社情報>
会社名:合同会社 BIKAS COFFEE
本社所在地:〒112-0014 東京都文京区関口1丁目23−6 プラザ江戸川橋 112
事業内容:ネパールコーヒーの販売 など


最後までお読みいただき、そしていつも応援いただきありがとうございます。

「日常の中で楽しみながらコーヒーを飲むことが、生産者や環境改善にもつながる」そんな夢を抱いて3年前に始まったこの植樹プロジェクト。

開始から3年、私たちの想いに共感していただける支援者が増え、木を植えるたびに、ハルパン村との繋がりを強く持つことができ、農家さん自身が自分たちの生活を誇りに思う気持ちが強くなったように感じます。ハルパン村へ行くたびに歓迎も深くなり、村の人たちとの信頼関係を築けていることをとても実感します。

それもこれまで支援していただいた一人ひとりの3年間、3年後への想いが少しずつ実になってきている証明だと思っています。特に最近は、ハルパン村の農家さんから「あんなことしたい!こんなことしたい!」と自主的に新しいアイディアも出てきています。様々な想いを持った支援者や農家さんの成長を一緒に叶えていくことで、関わる皆さまの期待にこれからも応え続けていきたいと思います。

BIKAS COFFEE
ブランドマネージャー
菅勇輝(ビカス)

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